私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪132~もこっちが“主人公”を意識する。いよいよ核心に迫ってきました~
4月5日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪132に更新されました。
いや~、すごく気合の入った回でしたね。
長期シリーズになった「遠足編」が終わった直後ですし、一回くらいインターバルを挟んでくるかとも考えていたのですが、最近の谷川さんは本当にとどまることを知りません。
コミックス12巻も絶好調のようで、本人もノリに乗っているんでしょうね。
そうそう、コミックスといえば、今回は1ページ目でまず度肝を抜かれました。
一瞬、「え、表紙巻頭カラー?」と思ってしまいましたよw
まさか本編の前にCMを入れてくるとは、編集ともどもイキっていますねw
「遠足編完全収録!」というキャッチを見れば、力の入りようがわかります。
しかも、12巻にあった当初の予定「2018年秋頃」を前倒しにしての「7月21日発売」。
12巻発売当初のあのお祭り騒ぎを見て、この商機を逃す手はないと思い直したんでしょうね。(逆に言えば、12巻制作時はまだネットの盛り上がりに半信半疑だったのかも)
もちろん、何より気合の入っていたのは本編。
予想以上の力作ぶりに、少し気負けしてしまいそうなくらいです。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
喪122「モテないし3年生になる」以来、実に半年ぶりになる“表紙”。
このこと自体、今回の力の入りっぷりが見て取れるというものです。
「3年生の学校生活」が描かれるのも、実質、今回からが初めてなわけで、ある意味、「3年生編」本編はここから始まるといってもいいのかもしれません。
それにしても、相変わらず「日常の一コマ」を切り取るのが絶妙ですね。
これだけで、ひとつの作品といってもいいくらいです。
本当に、毎回表紙を付けてくれないかなあといつも思いますよ。
今回も見ていて飽きません。情報量が多いというか、深いんですよね。ひとりひとりのキャラの息吹が伝わってくるようです。
うつらうつらしているもこっちと、それを密かな楽しみを見つけたかのように眺めているネモもいいですが、やはりここは南さんに注目ですね。
なんと、ゆりちゃんの隣の席ですよ!ホント、五十音順が絶妙すぎます。
しかも、南さん、夢中でなにやら書き写していますね。心なしかけっこう楽しそうに。意外と勉強好きなんでしょうか。それとも、意気揚々と悪口ネタリストを執筆中とか?w
加藤さんとお揃いのペン立て?ケースも印象的ですね。遠足前の買い物で合わせて買ったのかな?そう考えるとちょっと切ない気も…。
ていうか、これ何本入れているんだよwぎっしりじゃないですか。食堂の箸入れじゃないんだからw
一方の加藤さんは、何やら横目でのぞき見していますね。まさか、カンニング?…って、別に試験中じゃないかw
最初見たときは手鏡を見ているのかなと思ったのですが、よーく見ると、どうやらスマホのようですね。LINEでしょうか、ちょっと意外な気もします。
ゆりちゃんの缶ペンケースもなかなからしくていいw昔はけっこう使っている人が多かったですけど、今の学生さんはどうなんでしょうねえ…
というわけで、今回は「モテないし先輩後輩の関係」。
(さすがに今回は「モテないし」をつけてきたかw)
“関係”というと、遠足編の前日譚、喪124「モテないし友達の関係」がありましたね。
遠足編を挟んだふたつの“関係”。
うーん、どうしても深読みしたくなってしまうw
イベントが終わって日常に戻った中、“関係”が変わったといえば、この子たちでしょう。
この光景から入ることで、この世界が「遠足」後であることを意識させる演出が素晴らしいですね。三人とも本当にいい笑顔をしています。
「友達の関係」の冒頭におけるあのギスギスした空気を思い出すと、ちょっと感動的でもありますね。
ああ、そういえば、あの時、この人もいましたねw
思えば、「遠足」を経て一番世界が変わったのは、南さんかもしれません。
ていうか、この期に及んで、今さら悩みだすのかよw
やっぱり、遠足のフィナーレの時は現実逃避していたんだなw
でもまあ、ちょっと安心もしましたよ。ああ、一応、現実を把握できる能力はあるんだなとw前回までの能天気ぶりからして、ひょっとしてこの子は鳥頭なのかなと心配になってきたところでしたからw
学校生活において、お昼をどう過ごすのかというのは、大人が考えている以上にきっと重要な問題なんだと思います。南さんには是非、とことん悩んで足掻いてほしいですね。周りを巻き込んでもいいですから、彼女の本気を見てみたいです。(そういえば、遠足前は誰と食べていたんでしょう?加藤さん?)
それにしても、話の導入部分に南さん関係の話を持ってくるパターンが目立ちますね。
それでいて、どの話も南さん主体になることはなく、別の“関係”に話題が移っていくのも共通しています。
今後もこの流れが続いていくのかどうか注目ですね。
まこっちと食べたいけど、邪魔なのが二人いるし……と思いながらも、ひそかに「あいつらと仲良くなるしかないのかな…」と葛藤する南さん。
ここはなかなか興味深いところで、南さんって何が何でもゆりちゃんとは仲良く出来ないと考えているわけでもなさそうなんですよね。
あくまで自分最優先で、そのためには特にこだわりがあるわけでもないようです。
こういうところからも、彼女の悪口癖というのは、「憎しみ」や「悪意」からくるものではなく、「楽しさ」優先なのだということが透けて見えます。
さて、ここで今回の最重要キーワードが出てきました。
それは、「少女漫画」。
真子がもこっちに勧めるという構図も含めて、今回の大きなポイントかなという気がします。
語りだしたw
ていうか、“だいたい”って…w
昔ならともかく、さすがに今はそれなりに多様化しているんじゃないかなあ。
まあでも、わかりますけどね。
最初に読んだマンガって、刷り込み効果がありますから。それによって、全体のイメージが決まってしまうのはよくあることだと思います。
一度、そういうテンプレが気になってしまうと、もう他のパターンが目に入らなくなってしまうんですよね。
自分の偏見に引っ張られてしまうというか、何を見てもその亜流に見えてしまう感じなのでしょう。
それはともかく、漫画を貸してくれたことに何か言ってやれよw
WWW今時ここまで露骨な漫画ってあるのか?
「ブスのくせに調子のんなよ」ってwww
知性のかけらもないようなセリフwこんなん、言ってるほうがいじめられるだろw
むしろ一周回って、逆に面白そうな気もしてきましたよw
ていうか、このヒロイン、もこっちですよね?少女漫画風にはなってますけどw
ちょっと“黒の淑女”を思い出しましたw(喪97「モテないし学食で食べる」参照)
ああ、なるほどねw
言いたいことがわかってきましたw
ていうか、この漫画はなんなんだw
「同じ人を好きになった同志だよ」ってwww
別に仲良くなってもいいけど、あまりにも理由が狂い過ぎw
この後、二人で好きな人をシェアしましょうねってなるのか、これ?
普通なら、同じ人に恋しているならよけいにイジメがひどくなるパターンだと思うのですが。
少女漫画うんぬんの問題じゃなくって、単純にこの漫画がおかしいだけなんじゃなかろうか…
(そういえば、昔「幸せはんぶんこ」という少女漫画があったなあ。あれはこんな漫画じゃなく名作でしたけどw)
確かにわからないでもないですけどねw
でも、こういう構図って、少女漫画特有でもなくってけっこう物語の定番なんじゃないかなあ。
まあ、けっきょくは見せ方次第だという気もしますけどね。
「ライバル」が仲間になったり、意外な悪役が助けてくれたりという展開は他でもけっこう見ますけど、個人的にはそこまで嫌な感じは受けません。
少女漫画の場合、許す側のヒロインの描き方に難があることが多いような気がします。何も考えていないかのような「純粋さ」が善とされてしまうと、確かにイラッとしてしまいますね。
それより、いきなりの漫画論に貸した真子が戸惑っているだろw
いい加減、礼のひとつでも言ってやれよw
WWWWW
最近、真子のツッコミのキレが増しているような気がするwww
意図的に突っ込んでいるのではなくって、思わず出てしまったという感じだからこそよけいに破壊力がありますw
滅多に同意しないってw
でもまあ、だからこそ、これは変な忖度なんかじゃなくって、本心からの同意なんでしょうね。
何か思うところがあるのでしょうかw
南さんWWWWW
いやあ、さすがですね。南さん地獄編といっても全然陰湿な感じにならず、こんなにも笑わせてくれるのですからw
南さんのこの表情を見ているだけでじわじわきますよw
彼女も何か思うところがあったのでしょうかw
ていうか、あの想像上の漫画通りの展開を期待していたんでしょうかね、南さんはwちょっとかわいいかもw
もこっちの話が、心ならずも南さんへの牽制になっている構図も面白いですね。
メタ目線的には、南さん救済の要望に対する作者からの回答にもなるのかな?
まだまだ南さんの受難は続きそうですね。
でも、サチのところに行く話も面白いかもしれませんね。何しろあのクラスにはうっちーたちもいるしw
南さんが悪口を言っているのをうっちーが耳にして……といった展開が期待できるかもw
もこっちは少年漫画が気にならないと言っていますが、個人的はなんだかなあと思うこともあります。
昔から「拳で語る友情」的な話にはどうも納得できませんでしたよ。
「お前やるじゃねーか」と言いながら草むらで男2人が笑いあって認め合うとか。
まあ、さすがにその手の奴は、ネタでしか見なくなりましたがw
自分を殺そうとした奴が仲間になるのが気にならないのは、あまりに非現実的すぎるからじゃないですかね?
ピンと来ないというか、リアルな日常からかけ離れすぎると逆に素直に受け入れられるところがあるような気がします。
少女漫画は「共感」重視ですから、その点で難しい部分があるのかもしれません。
というわけで、その“お昼”になりました。すでに三人で食べた後のようですね。
もこっちは今でもあの「日課にしてる食後の散歩」を続けているのでしょうかw(喪82「モテないし日常に戻る」参照)
ネモは予告どおり、嫌でもからんでいますね。でも一応、三人が食べ終わるのを待っているところに彼女なりの遠慮があるのかも?
あと、関係ないですけど、真子の食事の一服感がすごく好きw
この中庭のベンチは、今ではもこっちの指定席なんでしょうか。この席はかつては吉田さんの場所でしたがw
それにしても、なんだかんだ言って、しっかり読みふけっているもこっちwけっこう嵌ってるんじゃないかw
それと、「私みたいな本当の地味女」には、ちょっと議論の余地があるかな~w
まあ、かつて中学時代くらいに、その手の漫画に憧れた痛い思い出があるのかもしれませんね。
こういうのは、(という設定)がミソなんですけどw
(今や、読むことも難しい「キャンディキャンディ」も、本当に最初は“ブス”設定でしたからね。どう見てもイライザよりキャンディのほうが可愛く描かれていたのに納得がいかなかったことを覚えています)
何か、特定の作品をディスってんのか、これw
そんなこと言って、わたモテが実写化されたらどうすんだw今後のためにあまり全方位に喧嘩売らない方が身のためだぞw
でも、教室で読まずに、いつもの場所で一人で読むというところにもこっちなりのこだわりがあるように思いましたね。
本来なら、その場でポーズだけでもざっと目を通して、貸してくれた友達と一緒に漫画の話題で盛り上がるところなんでしょうけど、そういうなれ合いはしたくないんでしょう。なんというか、本当の漫画読みなんだなという気がしましたよ。
さて、ここからが「モテないし先輩後輩の関係」の本筋。
「少女漫画」はいわば、ネタふりになるわけですね。
というわけで、喪110「モテないし受験者を応援する」で登場した新入生“クズ子”。
満を持しての再登場です!
それにしても、けっこうイメージが変わりましたね。
まあ、中学から高校あたりが一番変わる時期ですから、特にイメチェンというわけでもなく、自然にあか抜けたのかも。
でも、これが「少女漫画みたいな学校生活」かはともかく、本当に派手めな女なら1か月もあれば男ぐらい余裕な気もしますけどね。二人も侍らかせているのはどうかと思いますがw
もこっちは覚えていませんでしたが、もちろんクズ子のほうは覚えていました。
なるほど、「平沢雫」ですか。“しずく”ならぬ、“シクズ”呼ばわりされそうw
ええええ!?一言も挨拶なしかよw
やばい、マジで「クズ子」じゃん!
今からでもいいから、「ごめんなさい、ちょっと世話になった先輩と話したいので、また今度ね」くらい断りのひとつ入れなさいよ。
ていうか、「一緒にお昼ごはん食べてもらっただけ」って……
(※ところで、普通に男子女子って言うんですね…どうやら、私の感覚がおかしかったようです。まあ、昔からお互いをそう呼び合う習慣はありましたけど、どうも自分は違和感がぬぐえないんですよね。若いころから使ったことがほとんどないんです。たぶん単なる意識過剰ですね。どうでもいい話ですみません)
WWWそりゃあ、もこっちも引っかかるよなw
というより、そもそもあの二人はそれで納得してるんだろうか…
やっぱり、あわよくば、という気持ちはあると思うんですけどね。
どうやら、この子は本人が意図しないところで「クズ」になっているようです。
うーん、一番始末に負えないタイプだなあ…
うんwそうだろうねw
でも、こういうちょっとデリケートな問題を、お世話になったとはいえ出会ったばかりのよく知らない先輩に、簡単に打ち明けられるガードの甘さは、少女漫画の「天然ヒロイン」ぽい気がしますね。
WWWWWさすがのもこっちも言葉がないかwww
ていうか、ニワトリが先か卵が先かみたいな認識なんだなwそういう問題じゃないんだがw
さらっと「それで男子に一緒にいてもらって」と言えるその感覚がすごすぎるw
男子うんぬんじゃなくって、そういうとこだぞ!なんですけどねw
このもこっちの顔www
“少女漫画”なシクズちゃんと、実にいい比較になっていますね。
でも、こちらのほうが表情豊かに見えるのはなぜなんでしょう?
このもこっちのモノローグは面白いですね。
自分の顔から漫画を選ぶという発想はなかったわw
ということは、もしもこっちが少女漫画風の派手な顔立ちだったら、彼女は少女漫画の主人公になっていたのでしょうか?
(それこそ「私がモテてどうすんだ」というタイトルになったりしてw)
さて、ここでまたシクズちゃんの天然行動が発動されました。
会ったばかりの先輩を「一緒にいてもらう男子」替わりになってくださいと誘う、その神経!
こういう子って、ホント、対処に困りますよね。
悪気がないというのは実に厄介です。
下手すると、こちらのほうが悪者扱いにされかねませんから、よけいに気を遣うはめになってしまうんですよ。
なるべく向こうが傷つかないように慎重に…、って、なんでこっちが疲れなきゃならないんだとなってしまうわけです。
WWWWWまあ、それは自意識過剰だと思うけどもw
でも、この感じは、ちょっと昔のもこっちを思い出させて、なんだか懐かしい気持ちにもさせられますね。
この思考パターンこそ、もこっち!と妙にうれしくも感じてしまいます。
モノローグ長えな、おいw
この間、ずっと黙ったまんまかよwOKかNGか、返事くらいしてやれってw
でも、考えていることはすごく興味深いですね。
自分の行動を「漫画の主人公」かどうかで決めるというその発想がすごいというか、さすが“主人公”というか…w
ていうか、やっぱり前回の「モブとサブキャラと主人公」は、今回の話への伏線だったようです。
「少女漫画」なら、たしかに雫ちゃんが主人公なんですよね。
そして、不幸なヒロインを助けてくれる優しい“サブキャラ”がもこっちになるわけです。
ここでのもこっちの葛藤は、「わたモテとは何なのか」という問いかけにもなっていて、なんだか、いよいよ物語の核心に迫っていたなという緊張感すら漂います。
吉田さん、実に穏やかでいい表情をしていますね。(「おい!」という呼びかけとのギャップがすごいw)
そういえばこの席は、元々吉田さんのお昼寝スポット(?)だったわけで、これまでももこっちと一緒になることがあったのかもしれませんね。
おお、あのキーホルダー、吉田さんにもあげていたんですね。
で、貢物ゲットとか、完全に天然ジゴロw
3個で800円のキーホルダーが高級プリンに変わるんですからw
吉田さんも義理堅いよなあ。
さすがの雫ちゃんも初対面の吉田さんには警戒心を隠しません。
考えてみれば、もこっち以外の先輩と会うのはこれが初めてなのかもしれませんね。
部活に入っているかどうかはわかりませんけど、同級生以上に上級生から嫌われそうなタイプな気もします。
って、もこっち、さっそく食べてるのかwまあ、生ものだから早めに食べた方がいいとは思うけどさあw
でもプリンって、確かに値段によってすごく変わりますよね。
100円のプッチンプリンしか知らなかった時分に初めて食べた高級ブランドのプリンの味はいまだに忘れられませんよ。
WWWWWもこっちの脳内ツッコミもキレキッレだなwww
この辺は、もはやいつものことという感じがして、かえって和みますね。
最初の頃は、もこっちもけっこうビビッていたと思うのですが、もうすっかり馴染んでしまったようですw
それにしても、初対面の人間にいきなり難癖つけるとはさすがヤンキーw
卒業式の時の、智貴への「何ガンつけてんだ?」を思い出させますw

プリン頭がプリンあげたらWWWWW
いったいどうしたんだ、急に面白コメント炸裂なんだがwww
なんか、もこっちに往年のギャグセンスが戻って来たようで、うれしくなってしまいますねw
「物珍しげに見るだろ」とか、すごくもこっちらしさを感じてしまいます。
てか、“ぼっち先輩”って、それは1年の卒業式に出会った先輩のことだろw
でも、考えていることとは裏腹に、実際に声にしたフォローは見事ですね。
それこそ清田あたりが言いそうな心遣いあふれる言葉じゃないですか。
それを、あのもこっちがとっさに口にできたということに、奇妙な感慨を覚えます。
もこっち争奪戦に吉田さんまで参入かよ、と思ってしまうようなシーンですねw
まあ、吉田さんに言わせれば、元々ここは自分の席だと言い張るかもしれませんがw
1年にしてみれば、生きた心地がしないと思いますよ。
それと吉田さん、そのスカートの短さで足は組まない方が……
まあ、悪い人ではないですよね。怖い人ではありますがw
それにしても、不思議な光景だwもこっちはプリンに夢中だしw(まあ、話すこともないんでしょうけど)
さて、そんな中、また誰かが近づいてくるようですが…
相変わらずゆりちゃん、“黒幕”感を醸し出しているなあw
手下の吉田さんに何か頼みごとか?w
まあ実際は、もこっちと吉田さんに会いに来たら知らない子がいて、ちょっとご機嫌斜め、といったところでしょうか。
雫ちゃんwww
まあ、今となっては、間違っていないなwもはや、かなり友達が多い側に入るかもw
それにしても、このゆりちゃんは興味深いですね。
興味なさそうにしていましたが、ネモの「あれ?クロは?」にしっかり応えていたのでしょうか。
それとも、これは、もこっちたちに会うための口実に過ぎないのでしょうか。
まあ、本人的にもよくわからないのかもしれませんね。
両方の意味合いがあるというか、どちらでもあるし、どちらでもないような気がします。
こういう瞬間って、少し緊張しますよね。
特に1年生は先輩への初挨拶になるわけですし、ここはゆりちゃんのほうから歩み寄るべきかなとも思います。
ただ、この子はあまり気にしてなさそうですがw
(ていうか、吉田さんとは挨拶交わしていないよな?)
まあ本来なら、お互いの知り合いであるもこっちが仲介役になるべきなんですけどね。
WWWWWこれはひどいwww
さすがに、これは雫ちゃんも間が持たないというか、バツが悪いと思いますよ。
自分の挨拶の行き場がないじゃないですかw(バックの花がむなしいw)
ていうか、ゆりちゃん!さっき“ちら”と見ただろ!
完全に「主人公にイジワルしてくるライバルの女」役になってるじゃねーかw
ああ、なるほどねwこういう子なんだw本当に本人に自覚がないって罪だよなあw
この後のモノローグ、
「でも今は男子と話していないのにどうして……」
がすべてを表していますよね。
“男子”うんぬんじゃなくって、その際の自分の振舞いにこそ問題があるということに思いがよらないんです。
これでは、「少女漫画」はともかく、少なくとも「わたモテ」の主人公は務まらないですね。
やはりこの世界では「サブキャラ」なのでしょう。
それにしても、、ゆりちゃんたちの会話がひどすぎるwww
「黒木さん それ何食べてるの?」
「プリン」
「吉田さんは何してるの?」
「なんも」
全部ぶつ切りというか、これじゃあラリーになりようがないw
まあ、でもこれが彼女たちにとって心地よいんでしょうね。
以前、ゆりちゃんが「無理して話さなくていいから楽」(喪112「モテないしバレンタインデーを送る1」より)と言っていましたが、こういうことなのかもしれません。
しかし、本当に次から次へとやってくるなあw
そりゃ、雫ちゃんもびっくりですよねw
「また新しい人だ」がすごくじわじわきますよw(なんか矛盾した言い方ですがw)
ネモとゆりちゃんのやり取りがまた面白いw
ネモは困ったような笑顔が似合いますね。荻野に将来のことをばらされた時を思い出しましたw(喪90「モテないし将来について考える」より)
ゆりちゃんのこの“天然”も困ったものですw
意外と雫ちゃんと通じるものがあるのかもしれませんねw
でも、そうはいっても、「根元さん探してたよ」とも伝えていたわけで、
彼女なりのツンデレ的歩み寄りとも言えるのかも?
いずれにしても、この二人の関係も今後が楽しみになってきました。
さすが、ネモwこういうところはそつがないですね。
雫ちゃんが答えやすい空気を作ってあげる感じがうまいです。
バックの演出もいいですよね。やっぱり、ネモは花よりも星の方が合っています。
明るくていい人そうwうーん、間違ってはいないけど正しくもないかなw
というか、「意外……」ってw
さりげなく、人をラベリングしてんじゃねーかw
雫ちゃん、そういうとこだぞ!
ネモも自然な会話を装いながら、しっかりリサーチしてきますよね。
こういうテクはすごいなあと感心してしまいます。
で、何も知らない雫ちゃんは素直に「入学試験で~」と答えるわけですが……

WWWWWほんと、どこに地雷が埋まっているか分からないから会話って怖いですよねw
特にネモは、こういう空気の変え方がはっきりしてそうですから、雫ちゃんにもわかりやすかったんでしょう。
彼女の周りには今までいなかったタイプでしょうから、新鮮に感じるところがあるかも。
この二人の関係もちょっと期待しちゃいますね。
WWWWW入試の度にナンパしているかのような言い方はやめろwww
ていうか、「入試の度に」ってw
そんなに頻繁にあるイベントでもないだろw
(なお、ちょっと意外かもしれませんが、ここが今回一番笑ったシーンになります)
対して、ふたりともなんのことやらわからないという構図がまたおかしいw
ここの演出がまた素晴らしい。
雫ちゃんのモノローグに合わせて、ネモを「モブ」に見せることで、“主人公”感が深まりますよね。
もちろん、この場合の主人公は平沢雫になるわけです。
ここで、いったん落とすのがまた見事ですね。
雫ちゃん目線でも「え?」となるところですが、読者目線というか、“わたモテ”目線からしてもここは一瞬「え?」とさせられます。
なにしろ、お昼はゆりまこと過ごしていることが最初に示唆されているわけですから。
果たしてもこっちの判断の真意は?
こう思わせるのが「ヒロイン」としての風格ですよねw
そういえばあの時、モノローグばかりで何も言わなかったよな、もこっちw
これはスルーされたと思っても仕方ないw
でも、全然可哀想に思えないのはいったいなぜなんだろうw
うーん、これではやっぱりヒロインにはなれないかなあ…
ゆりちゃん怖いwつーか、これ普通に修羅場なんじゃ……
「別にいいけど」は怖いですよねえ。
さきほど、ネモも口にしていましたけど、なんでしょう、女性特有のニュアンスが含まれているんでしょうかね?
これに対して、「別にいいならいいだろ」と答えた日には…
というか、これはもこっちやネモのほうに賛同してしまいますね。
なにもそこまで頑なにグループを固定化することもないと思うのですが。
まあ、ゆりちゃんにしてみれば、3人で食べることがひとつの拠り所なのかもしれません。
それを誰にも邪魔されたくないんでしょうね。
ネモの誘いへの強い拒絶に、そんなことを感じざるをえません。
もこっちも罪な女だよなあw
もうこうなったら、曜日別にローテーションを組めばいいのにw(ハーレム系エロ漫画とかでありそうなシチュエーションw)
しかし、雫ちゃんのモノローグはイラっとさせられますねw
悪い子じゃないからこそよけいにムカつくということもあるんだなあと改めて思わされます。
まあ、これは「少女漫画」的なものへの皮肉でもあるんでしょう。
きれいなもこっちwww
いやあ、3年生になったもこっちはやっぱり違いますね。
肩を落とす後輩にためらうことなく声をかけて、こんな優しい表情ができるのですから。
長い時間をかけて、ここまで少しずつ成長してきた人間だけが持つ貫禄みたいなものを感じますよ。
これが「主人公」のオーラなのかもしれません。
この微妙な斜めのコマ割りが実に印象的ですね。
「少女漫画」空間に入ったことを読者に認識される効果が抜群です。
もこっちの表情も少女漫画風になっていますね。(基本、少女漫画って白いというか、淡いんですよね)
これは雫ちゃんの主観でもあるんでしょう。
つまり、彼女が「主人公」の物語から見たもこっちということになるわけです。
ああ、これは少女漫画だw
作画さんが楽しんで描いている様が目に浮かびます。
ぜったいこれ、笑いながら描いているに違いないw
雫ちゃんのポエムも、なんかいかにもって感じで、笑っちゃいますね。
「やさしいけど遠い人」とかw
WWWWW唐突に「わたモテ」に戻るなってwww
落差が激し過ぎるだろw
でも、やっぱり、こっちのもこっちがいいですね。
ゲスでクズでも、これでこそもこっちという気持ちにさせられます。
「少女漫画」ではヒロインになれなくても、この漫画のヒロインは彼女なんだと改めて確信させられますね。
(もちろん、これが今回の個人的ベストもこっち!)
ここのラスト近くになっての唐突なうっちー登場には、一瞬、は?と思ってしまいました。
さすがに、この闇落ち方はないんじゃないのと戸惑いましたよ。
でも、実は、ちゃんと流れを汲んでいたんですね。
雫ちゃんの後ろの木の影に…w

他にも、こことか
こんなところにも↓(笑)
もう、完全に「うっちーを探せ」ですよねw
難易度高すぎですよ。いっそのこと、ファンブックとして絵本化しても面白いんじゃないでしょうかw(売れるかどうかは別としてw)
実をいうと、オチを見てから、「これはうっちーが前もって描かれているシーンがあるに違いない!」と思って、必死に探したんですよ。なんの理由もなく、うっちーがこんなことをするわけがないと(笑)
でもけっきょく、自力では見つけることができませんでした。
恥ずかしながら、まとめサイトで「答え合わせ」をしてしまいましたよ。
最初のはともかく、後の2つは、自分ひとりでは絶対に見つけられなかったと思います。
(本当は感想を書く前は見ないようにしているんですけどね。どうしても載っている意見に引っ張られがちになってしまうので)
しかし、みなさん、本当によく見つけますよね。
前回のゆりちゃんのイヤホンもコメントで教えてもらいましたし、
つくづくわたモテのファン力はすごいなあと感心させられます。
WWWなるほど、うっちーがこの役なのねw
まあ、「ブスのくせに調子にのんなよ」に比べれば、はるかにましかw
いやあ、見事なオチでしたね。
もこっちの少女漫画論からここに繋がるとか、芸術的な美しささえ感じました。
ただ、勘がいい人はお気づきかもしれませんが、ここが「今回一番笑ったシーン」ではないんですねえ。
うっちー推しの自分には、ちょっと気になるというか、今後のうっちーの行く末を案じてしまって、素直に笑うことができませんでした。まあ、一部の心配をよそに、うっちーの思いが色あせることなかったのはうれしいんですけどね。
そうでなくっても、今回は途中の小ネタがどれもすごく面白かったんですよ。
結果的にはネモに軍配があがりましたけど、それも便宜上なことで、吉田さんでもゆりちゃんでも良かった部分があるんです。
どのキャラでも物語を作れるし、笑いも取れる。
まさに、全方位死角なし!といった回になっていたと思います。
前回のまとめで、
「遠足」を経た後の次回こそが、今後の試金石になりそう
と書きましたが、まさか、こんな大きな石になるとは思いませんでした。
初芝の「モブとサブキャラと主人公」とか、完全に今回の話に直結しているじゃないですか。
むしろ、「帰るまでが遠足」はここへの序章だったくらいに感じますよ。
内容的には「少女漫画」へのあてこすりというか、パロディ的な話になっていましたけど、
それ以上に、「わたモテ」とは何かというテーマを感じずにはいられませんでしたね。
いよいよ、核心に迫ってきたという印象を受けました。
もこっちが語る「主人公」論も興味深いものがありましたね。
確かに「少女漫画」なら雫ちゃんが主人公でもこっちはサブキャラになるかもと思わせられましたよ。
でも、実際はもこっちが“主人公”なんですよね。
もこっちがそれに気づかずに、「主人公」ならどうするかという行動原理に基づいているこの不思議な構造が実に面白かったです。
もこっちは「わたモテ」という漫画の“主人公”です。
それはどんな世界なのか。「少女漫画」ではないなら何なのか。
私ならもちろん、それは「ギャグ漫画」だと答えます。
では、「ギャグ漫画」とは何なのか。主人公はどうあるべきなのか。
いや、そもそも、主人公は自分の「漫画」のジャンルや世界にとらわれる必要があるのか。
そんなことすら考えさせられる、実に深い「漫画論」、いや、「わたモテ」論になっていたと思います。
そうそう、今回の個人的ベストシーンを決めていませんでしたけど、
悩んだ末、最後の「見開き」そのものに決めました。
(スマホだと単ページごとなのでわかりづらいのが難点ですけど…)
見てください、この左と右とのコマ割りのズレ。
まるで、雫ちゃんが漫画のジャンルの垣根を飛び越えて走ってきている感じがするじゃないですか。
今回のテーマそのものを象徴しているかのようで、すごく心に残りましたね。
一筋縄ではいかない「わたモテ」という漫画の奥深さが、ここにはあるような気がしてなりません。
平沢雫ちゃんの初登場回も読める12巻は絶賛発売中です!
ゆりまこもこっちの3人が、まだぎこちないお昼を過ごしている様を味わえるのは9巻で!
いや~、すごく気合の入った回でしたね。
長期シリーズになった「遠足編」が終わった直後ですし、一回くらいインターバルを挟んでくるかとも考えていたのですが、最近の谷川さんは本当にとどまることを知りません。
コミックス12巻も絶好調のようで、本人もノリに乗っているんでしょうね。
そうそう、コミックスといえば、今回は1ページ目でまず度肝を抜かれました。

一瞬、「え、表紙巻頭カラー?」と思ってしまいましたよw
まさか本編の前にCMを入れてくるとは、編集ともどもイキっていますねw
「遠足編完全収録!」というキャッチを見れば、力の入りようがわかります。
しかも、12巻にあった当初の予定「2018年秋頃」を前倒しにしての「7月21日発売」。
12巻発売当初のあのお祭り騒ぎを見て、この商機を逃す手はないと思い直したんでしょうね。(逆に言えば、12巻制作時はまだネットの盛り上がりに半信半疑だったのかも)
もちろん、何より気合の入っていたのは本編。
予想以上の力作ぶりに、少し気負けしてしまいそうなくらいです。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!

喪122「モテないし3年生になる」以来、実に半年ぶりになる“表紙”。
このこと自体、今回の力の入りっぷりが見て取れるというものです。
「3年生の学校生活」が描かれるのも、実質、今回からが初めてなわけで、ある意味、「3年生編」本編はここから始まるといってもいいのかもしれません。
それにしても、相変わらず「日常の一コマ」を切り取るのが絶妙ですね。
これだけで、ひとつの作品といってもいいくらいです。
本当に、毎回表紙を付けてくれないかなあといつも思いますよ。
今回も見ていて飽きません。情報量が多いというか、深いんですよね。ひとりひとりのキャラの息吹が伝わってくるようです。
うつらうつらしているもこっちと、それを密かな楽しみを見つけたかのように眺めているネモもいいですが、やはりここは南さんに注目ですね。
なんと、ゆりちゃんの隣の席ですよ!ホント、五十音順が絶妙すぎます。
しかも、南さん、夢中でなにやら書き写していますね。心なしかけっこう楽しそうに。意外と勉強好きなんでしょうか。それとも、意気揚々と悪口ネタリストを執筆中とか?w
加藤さんとお揃いのペン立て?ケースも印象的ですね。遠足前の買い物で合わせて買ったのかな?そう考えるとちょっと切ない気も…。
ていうか、これ何本入れているんだよwぎっしりじゃないですか。食堂の箸入れじゃないんだからw
一方の加藤さんは、何やら横目でのぞき見していますね。まさか、カンニング?…って、別に試験中じゃないかw
最初見たときは手鏡を見ているのかなと思ったのですが、よーく見ると、どうやらスマホのようですね。LINEでしょうか、ちょっと意外な気もします。
ゆりちゃんの缶ペンケースもなかなからしくていいw昔はけっこう使っている人が多かったですけど、今の学生さんはどうなんでしょうねえ…
というわけで、今回は「モテないし先輩後輩の関係」。
(さすがに今回は「モテないし」をつけてきたかw)
“関係”というと、遠足編の前日譚、喪124「モテないし友達の関係」がありましたね。
遠足編を挟んだふたつの“関係”。
うーん、どうしても深読みしたくなってしまうw

イベントが終わって日常に戻った中、“関係”が変わったといえば、この子たちでしょう。
この光景から入ることで、この世界が「遠足」後であることを意識させる演出が素晴らしいですね。三人とも本当にいい笑顔をしています。
「友達の関係」の冒頭におけるあのギスギスした空気を思い出すと、ちょっと感動的でもありますね。

ああ、そういえば、あの時、この人もいましたねw
思えば、「遠足」を経て一番世界が変わったのは、南さんかもしれません。
ていうか、この期に及んで、今さら悩みだすのかよw
やっぱり、遠足のフィナーレの時は現実逃避していたんだなw
でもまあ、ちょっと安心もしましたよ。ああ、一応、現実を把握できる能力はあるんだなとw前回までの能天気ぶりからして、ひょっとしてこの子は鳥頭なのかなと心配になってきたところでしたからw
学校生活において、お昼をどう過ごすのかというのは、大人が考えている以上にきっと重要な問題なんだと思います。南さんには是非、とことん悩んで足掻いてほしいですね。周りを巻き込んでもいいですから、彼女の本気を見てみたいです。(そういえば、遠足前は誰と食べていたんでしょう?加藤さん?)
それにしても、話の導入部分に南さん関係の話を持ってくるパターンが目立ちますね。
それでいて、どの話も南さん主体になることはなく、別の“関係”に話題が移っていくのも共通しています。
今後もこの流れが続いていくのかどうか注目ですね。

まこっちと食べたいけど、邪魔なのが二人いるし……と思いながらも、ひそかに「あいつらと仲良くなるしかないのかな…」と葛藤する南さん。
ここはなかなか興味深いところで、南さんって何が何でもゆりちゃんとは仲良く出来ないと考えているわけでもなさそうなんですよね。
あくまで自分最優先で、そのためには特にこだわりがあるわけでもないようです。
こういうところからも、彼女の悪口癖というのは、「憎しみ」や「悪意」からくるものではなく、「楽しさ」優先なのだということが透けて見えます。
さて、ここで今回の最重要キーワードが出てきました。
それは、「少女漫画」。
真子がもこっちに勧めるという構図も含めて、今回の大きなポイントかなという気がします。

語りだしたw
ていうか、“だいたい”って…w
昔ならともかく、さすがに今はそれなりに多様化しているんじゃないかなあ。
まあでも、わかりますけどね。
最初に読んだマンガって、刷り込み効果がありますから。それによって、全体のイメージが決まってしまうのはよくあることだと思います。
一度、そういうテンプレが気になってしまうと、もう他のパターンが目に入らなくなってしまうんですよね。
自分の偏見に引っ張られてしまうというか、何を見てもその亜流に見えてしまう感じなのでしょう。
それはともかく、漫画を貸してくれたことに何か言ってやれよw

WWW今時ここまで露骨な漫画ってあるのか?
「ブスのくせに調子のんなよ」ってwww
知性のかけらもないようなセリフwこんなん、言ってるほうがいじめられるだろw
むしろ一周回って、逆に面白そうな気もしてきましたよw
ていうか、このヒロイン、もこっちですよね?少女漫画風にはなってますけどw
ちょっと“黒の淑女”を思い出しましたw(喪97「モテないし学食で食べる」参照)

ああ、なるほどねw
言いたいことがわかってきましたw
ていうか、この漫画はなんなんだw
「同じ人を好きになった同志だよ」ってwww
別に仲良くなってもいいけど、あまりにも理由が狂い過ぎw
この後、二人で好きな人をシェアしましょうねってなるのか、これ?
普通なら、同じ人に恋しているならよけいにイジメがひどくなるパターンだと思うのですが。
少女漫画うんぬんの問題じゃなくって、単純にこの漫画がおかしいだけなんじゃなかろうか…
(そういえば、昔「幸せはんぶんこ」という少女漫画があったなあ。あれはこんな漫画じゃなく名作でしたけどw)

確かにわからないでもないですけどねw
でも、こういう構図って、少女漫画特有でもなくってけっこう物語の定番なんじゃないかなあ。
まあ、けっきょくは見せ方次第だという気もしますけどね。
「ライバル」が仲間になったり、意外な悪役が助けてくれたりという展開は他でもけっこう見ますけど、個人的にはそこまで嫌な感じは受けません。
少女漫画の場合、許す側のヒロインの描き方に難があることが多いような気がします。何も考えていないかのような「純粋さ」が善とされてしまうと、確かにイラッとしてしまいますね。
それより、いきなりの漫画論に貸した真子が戸惑っているだろw
いい加減、礼のひとつでも言ってやれよw

WWWWW
最近、真子のツッコミのキレが増しているような気がするwww
意図的に突っ込んでいるのではなくって、思わず出てしまったという感じだからこそよけいに破壊力がありますw
滅多に同意しないってw
でもまあ、だからこそ、これは変な忖度なんかじゃなくって、本心からの同意なんでしょうね。
何か思うところがあるのでしょうかw

南さんWWWWW
いやあ、さすがですね。南さん地獄編といっても全然陰湿な感じにならず、こんなにも笑わせてくれるのですからw
南さんのこの表情を見ているだけでじわじわきますよw
彼女も何か思うところがあったのでしょうかw
ていうか、あの想像上の漫画通りの展開を期待していたんでしょうかね、南さんはwちょっとかわいいかもw
もこっちの話が、心ならずも南さんへの牽制になっている構図も面白いですね。
メタ目線的には、南さん救済の要望に対する作者からの回答にもなるのかな?
まだまだ南さんの受難は続きそうですね。
でも、サチのところに行く話も面白いかもしれませんね。何しろあのクラスにはうっちーたちもいるしw
南さんが悪口を言っているのをうっちーが耳にして……といった展開が期待できるかもw
もこっちは少年漫画が気にならないと言っていますが、個人的はなんだかなあと思うこともあります。
昔から「拳で語る友情」的な話にはどうも納得できませんでしたよ。
「お前やるじゃねーか」と言いながら草むらで男2人が笑いあって認め合うとか。
まあ、さすがにその手の奴は、ネタでしか見なくなりましたがw
自分を殺そうとした奴が仲間になるのが気にならないのは、あまりに非現実的すぎるからじゃないですかね?
ピンと来ないというか、リアルな日常からかけ離れすぎると逆に素直に受け入れられるところがあるような気がします。
少女漫画は「共感」重視ですから、その点で難しい部分があるのかもしれません。

というわけで、その“お昼”になりました。すでに三人で食べた後のようですね。
もこっちは今でもあの「日課にしてる食後の散歩」を続けているのでしょうかw(喪82「モテないし日常に戻る」参照)
ネモは予告どおり、嫌でもからんでいますね。でも一応、三人が食べ終わるのを待っているところに彼女なりの遠慮があるのかも?
あと、関係ないですけど、真子の食事の一服感がすごく好きw

この中庭のベンチは、今ではもこっちの指定席なんでしょうか。この席はかつては吉田さんの場所でしたがw
それにしても、なんだかんだ言って、しっかり読みふけっているもこっちwけっこう嵌ってるんじゃないかw
それと、「私みたいな本当の地味女」には、ちょっと議論の余地があるかな~w
まあ、かつて中学時代くらいに、その手の漫画に憧れた痛い思い出があるのかもしれませんね。
こういうのは、(という設定)がミソなんですけどw
(今や、読むことも難しい「キャンディキャンディ」も、本当に最初は“ブス”設定でしたからね。どう見てもイライザよりキャンディのほうが可愛く描かれていたのに納得がいかなかったことを覚えています)

何か、特定の作品をディスってんのか、これw
そんなこと言って、わたモテが実写化されたらどうすんだw今後のためにあまり全方位に喧嘩売らない方が身のためだぞw
でも、教室で読まずに、いつもの場所で一人で読むというところにもこっちなりのこだわりがあるように思いましたね。
本来なら、その場でポーズだけでもざっと目を通して、貸してくれた友達と一緒に漫画の話題で盛り上がるところなんでしょうけど、そういうなれ合いはしたくないんでしょう。なんというか、本当の漫画読みなんだなという気がしましたよ。

さて、ここからが「モテないし先輩後輩の関係」の本筋。
「少女漫画」はいわば、ネタふりになるわけですね。
というわけで、喪110「モテないし受験者を応援する」で登場した新入生“クズ子”。
満を持しての再登場です!
それにしても、けっこうイメージが変わりましたね。
まあ、中学から高校あたりが一番変わる時期ですから、特にイメチェンというわけでもなく、自然にあか抜けたのかも。
でも、これが「少女漫画みたいな学校生活」かはともかく、本当に派手めな女なら1か月もあれば男ぐらい余裕な気もしますけどね。二人も侍らかせているのはどうかと思いますがw

もこっちは覚えていませんでしたが、もちろんクズ子のほうは覚えていました。
なるほど、「平沢雫」ですか。“しずく”ならぬ、“シクズ”呼ばわりされそうw

ええええ!?一言も挨拶なしかよw
やばい、マジで「クズ子」じゃん!
今からでもいいから、「ごめんなさい、ちょっと世話になった先輩と話したいので、また今度ね」くらい断りのひとつ入れなさいよ。
ていうか、「一緒にお昼ごはん食べてもらっただけ」って……
(※ところで、普通に男子女子って言うんですね…どうやら、私の感覚がおかしかったようです。まあ、昔からお互いをそう呼び合う習慣はありましたけど、どうも自分は違和感がぬぐえないんですよね。若いころから使ったことがほとんどないんです。たぶん単なる意識過剰ですね。どうでもいい話ですみません)

WWWそりゃあ、もこっちも引っかかるよなw
というより、そもそもあの二人はそれで納得してるんだろうか…
やっぱり、あわよくば、という気持ちはあると思うんですけどね。
どうやら、この子は本人が意図しないところで「クズ」になっているようです。
うーん、一番始末に負えないタイプだなあ…

うんwそうだろうねw
でも、こういうちょっとデリケートな問題を、お世話になったとはいえ出会ったばかりのよく知らない先輩に、簡単に打ち明けられるガードの甘さは、少女漫画の「天然ヒロイン」ぽい気がしますね。

WWWWWさすがのもこっちも言葉がないかwww
ていうか、ニワトリが先か卵が先かみたいな認識なんだなwそういう問題じゃないんだがw
さらっと「それで男子に一緒にいてもらって」と言えるその感覚がすごすぎるw
男子うんぬんじゃなくって、そういうとこだぞ!なんですけどねw

このもこっちの顔www
“少女漫画”なシクズちゃんと、実にいい比較になっていますね。
でも、こちらのほうが表情豊かに見えるのはなぜなんでしょう?

このもこっちのモノローグは面白いですね。
自分の顔から漫画を選ぶという発想はなかったわw
ということは、もしもこっちが少女漫画風の派手な顔立ちだったら、彼女は少女漫画の主人公になっていたのでしょうか?
(それこそ「私がモテてどうすんだ」というタイトルになったりしてw)
さて、ここでまたシクズちゃんの天然行動が発動されました。
会ったばかりの先輩を「一緒にいてもらう男子」替わりになってくださいと誘う、その神経!
こういう子って、ホント、対処に困りますよね。
悪気がないというのは実に厄介です。
下手すると、こちらのほうが悪者扱いにされかねませんから、よけいに気を遣うはめになってしまうんですよ。
なるべく向こうが傷つかないように慎重に…、って、なんでこっちが疲れなきゃならないんだとなってしまうわけです。

WWWWWまあ、それは自意識過剰だと思うけどもw
でも、この感じは、ちょっと昔のもこっちを思い出させて、なんだか懐かしい気持ちにもさせられますね。
この思考パターンこそ、もこっち!と妙にうれしくも感じてしまいます。

モノローグ長えな、おいw
この間、ずっと黙ったまんまかよwOKかNGか、返事くらいしてやれってw
でも、考えていることはすごく興味深いですね。
自分の行動を「漫画の主人公」かどうかで決めるというその発想がすごいというか、さすが“主人公”というか…w
ていうか、やっぱり前回の「モブとサブキャラと主人公」は、今回の話への伏線だったようです。
「少女漫画」なら、たしかに雫ちゃんが主人公なんですよね。
そして、不幸なヒロインを助けてくれる優しい“サブキャラ”がもこっちになるわけです。
ここでのもこっちの葛藤は、「わたモテとは何なのか」という問いかけにもなっていて、なんだか、いよいよ物語の核心に迫っていたなという緊張感すら漂います。

吉田さん、実に穏やかでいい表情をしていますね。(「おい!」という呼びかけとのギャップがすごいw)
そういえばこの席は、元々吉田さんのお昼寝スポット(?)だったわけで、これまでももこっちと一緒になることがあったのかもしれませんね。

おお、あのキーホルダー、吉田さんにもあげていたんですね。
で、貢物ゲットとか、完全に天然ジゴロw
3個で800円のキーホルダーが高級プリンに変わるんですからw
吉田さんも義理堅いよなあ。

さすがの雫ちゃんも初対面の吉田さんには警戒心を隠しません。
考えてみれば、もこっち以外の先輩と会うのはこれが初めてなのかもしれませんね。
部活に入っているかどうかはわかりませんけど、同級生以上に上級生から嫌われそうなタイプな気もします。
って、もこっち、さっそく食べてるのかwまあ、生ものだから早めに食べた方がいいとは思うけどさあw
でもプリンって、確かに値段によってすごく変わりますよね。
100円のプッチンプリンしか知らなかった時分に初めて食べた高級ブランドのプリンの味はいまだに忘れられませんよ。

WWWWWもこっちの脳内ツッコミもキレキッレだなwww
この辺は、もはやいつものことという感じがして、かえって和みますね。
最初の頃は、もこっちもけっこうビビッていたと思うのですが、もうすっかり馴染んでしまったようですw
それにしても、初対面の人間にいきなり難癖つけるとはさすがヤンキーw
卒業式の時の、智貴への「何ガンつけてんだ?」を思い出させますw

プリン頭がプリンあげたらWWWWW
いったいどうしたんだ、急に面白コメント炸裂なんだがwww
なんか、もこっちに往年のギャグセンスが戻って来たようで、うれしくなってしまいますねw
「物珍しげに見るだろ」とか、すごくもこっちらしさを感じてしまいます。
てか、“ぼっち先輩”って、それは1年の卒業式に出会った先輩のことだろw
でも、考えていることとは裏腹に、実際に声にしたフォローは見事ですね。
それこそ清田あたりが言いそうな心遣いあふれる言葉じゃないですか。
それを、あのもこっちがとっさに口にできたということに、奇妙な感慨を覚えます。

もこっち争奪戦に吉田さんまで参入かよ、と思ってしまうようなシーンですねw
まあ、吉田さんに言わせれば、元々ここは自分の席だと言い張るかもしれませんがw
1年にしてみれば、生きた心地がしないと思いますよ。
それと吉田さん、そのスカートの短さで足は組まない方が……

まあ、悪い人ではないですよね。怖い人ではありますがw
それにしても、不思議な光景だwもこっちはプリンに夢中だしw(まあ、話すこともないんでしょうけど)
さて、そんな中、また誰かが近づいてくるようですが…

相変わらずゆりちゃん、“黒幕”感を醸し出しているなあw
手下の吉田さんに何か頼みごとか?w
まあ実際は、もこっちと吉田さんに会いに来たら知らない子がいて、ちょっとご機嫌斜め、といったところでしょうか。

雫ちゃんwww
まあ、今となっては、間違っていないなwもはや、かなり友達が多い側に入るかもw
それにしても、このゆりちゃんは興味深いですね。
興味なさそうにしていましたが、ネモの「あれ?クロは?」にしっかり応えていたのでしょうか。
それとも、これは、もこっちたちに会うための口実に過ぎないのでしょうか。
まあ、本人的にもよくわからないのかもしれませんね。
両方の意味合いがあるというか、どちらでもあるし、どちらでもないような気がします。

こういう瞬間って、少し緊張しますよね。
特に1年生は先輩への初挨拶になるわけですし、ここはゆりちゃんのほうから歩み寄るべきかなとも思います。
ただ、この子はあまり気にしてなさそうですがw
(ていうか、吉田さんとは挨拶交わしていないよな?)
まあ本来なら、お互いの知り合いであるもこっちが仲介役になるべきなんですけどね。

WWWWWこれはひどいwww
さすがに、これは雫ちゃんも間が持たないというか、バツが悪いと思いますよ。
自分の挨拶の行き場がないじゃないですかw(バックの花がむなしいw)
ていうか、ゆりちゃん!さっき“ちら”と見ただろ!
完全に「主人公にイジワルしてくるライバルの女」役になってるじゃねーかw

ああ、なるほどねwこういう子なんだw本当に本人に自覚がないって罪だよなあw
この後のモノローグ、
「でも今は男子と話していないのにどうして……」
がすべてを表していますよね。
“男子”うんぬんじゃなくって、その際の自分の振舞いにこそ問題があるということに思いがよらないんです。
これでは、「少女漫画」はともかく、少なくとも「わたモテ」の主人公は務まらないですね。
やはりこの世界では「サブキャラ」なのでしょう。
それにしても、、ゆりちゃんたちの会話がひどすぎるwww
「黒木さん それ何食べてるの?」
「プリン」
「吉田さんは何してるの?」
「なんも」
全部ぶつ切りというか、これじゃあラリーになりようがないw
まあ、でもこれが彼女たちにとって心地よいんでしょうね。
以前、ゆりちゃんが「無理して話さなくていいから楽」(喪112「モテないしバレンタインデーを送る1」より)と言っていましたが、こういうことなのかもしれません。

しかし、本当に次から次へとやってくるなあw
そりゃ、雫ちゃんもびっくりですよねw
「また新しい人だ」がすごくじわじわきますよw(なんか矛盾した言い方ですがw)
ネモとゆりちゃんのやり取りがまた面白いw
ネモは困ったような笑顔が似合いますね。荻野に将来のことをばらされた時を思い出しましたw(喪90「モテないし将来について考える」より)
ゆりちゃんのこの“天然”も困ったものですw
意外と雫ちゃんと通じるものがあるのかもしれませんねw
でも、そうはいっても、「根元さん探してたよ」とも伝えていたわけで、
彼女なりのツンデレ的歩み寄りとも言えるのかも?
いずれにしても、この二人の関係も今後が楽しみになってきました。

さすが、ネモwこういうところはそつがないですね。
雫ちゃんが答えやすい空気を作ってあげる感じがうまいです。
バックの演出もいいですよね。やっぱり、ネモは花よりも星の方が合っています。

明るくていい人そうwうーん、間違ってはいないけど正しくもないかなw
というか、「意外……」ってw
さりげなく、人をラベリングしてんじゃねーかw
雫ちゃん、そういうとこだぞ!
ネモも自然な会話を装いながら、しっかりリサーチしてきますよね。
こういうテクはすごいなあと感心してしまいます。
で、何も知らない雫ちゃんは素直に「入学試験で~」と答えるわけですが……

WWWWWほんと、どこに地雷が埋まっているか分からないから会話って怖いですよねw
特にネモは、こういう空気の変え方がはっきりしてそうですから、雫ちゃんにもわかりやすかったんでしょう。
彼女の周りには今までいなかったタイプでしょうから、新鮮に感じるところがあるかも。
この二人の関係もちょっと期待しちゃいますね。

WWWWW入試の度にナンパしているかのような言い方はやめろwww
ていうか、「入試の度に」ってw
そんなに頻繁にあるイベントでもないだろw
(なお、ちょっと意外かもしれませんが、ここが今回一番笑ったシーンになります)
対して、ふたりともなんのことやらわからないという構図がまたおかしいw

ここの演出がまた素晴らしい。
雫ちゃんのモノローグに合わせて、ネモを「モブ」に見せることで、“主人公”感が深まりますよね。
もちろん、この場合の主人公は平沢雫になるわけです。

ここで、いったん落とすのがまた見事ですね。
雫ちゃん目線でも「え?」となるところですが、読者目線というか、“わたモテ”目線からしてもここは一瞬「え?」とさせられます。
なにしろ、お昼はゆりまこと過ごしていることが最初に示唆されているわけですから。
果たしてもこっちの判断の真意は?
こう思わせるのが「ヒロイン」としての風格ですよねw

そういえばあの時、モノローグばかりで何も言わなかったよな、もこっちw
これはスルーされたと思っても仕方ないw
でも、全然可哀想に思えないのはいったいなぜなんだろうw
うーん、これではやっぱりヒロインにはなれないかなあ…

ゆりちゃん怖いwつーか、これ普通に修羅場なんじゃ……
「別にいいけど」は怖いですよねえ。
さきほど、ネモも口にしていましたけど、なんでしょう、女性特有のニュアンスが含まれているんでしょうかね?
これに対して、「別にいいならいいだろ」と答えた日には…
というか、これはもこっちやネモのほうに賛同してしまいますね。
なにもそこまで頑なにグループを固定化することもないと思うのですが。
まあ、ゆりちゃんにしてみれば、3人で食べることがひとつの拠り所なのかもしれません。
それを誰にも邪魔されたくないんでしょうね。
ネモの誘いへの強い拒絶に、そんなことを感じざるをえません。
もこっちも罪な女だよなあw
もうこうなったら、曜日別にローテーションを組めばいいのにw(ハーレム系エロ漫画とかでありそうなシチュエーションw)
しかし、雫ちゃんのモノローグはイラっとさせられますねw
悪い子じゃないからこそよけいにムカつくということもあるんだなあと改めて思わされます。
まあ、これは「少女漫画」的なものへの皮肉でもあるんでしょう。

きれいなもこっちwww
いやあ、3年生になったもこっちはやっぱり違いますね。
肩を落とす後輩にためらうことなく声をかけて、こんな優しい表情ができるのですから。
長い時間をかけて、ここまで少しずつ成長してきた人間だけが持つ貫禄みたいなものを感じますよ。
これが「主人公」のオーラなのかもしれません。

この微妙な斜めのコマ割りが実に印象的ですね。
「少女漫画」空間に入ったことを読者に認識される効果が抜群です。
もこっちの表情も少女漫画風になっていますね。(基本、少女漫画って白いというか、淡いんですよね)
これは雫ちゃんの主観でもあるんでしょう。
つまり、彼女が「主人公」の物語から見たもこっちということになるわけです。

ああ、これは少女漫画だw
作画さんが楽しんで描いている様が目に浮かびます。
ぜったいこれ、笑いながら描いているに違いないw
雫ちゃんのポエムも、なんかいかにもって感じで、笑っちゃいますね。
「やさしいけど遠い人」とかw

WWWWW唐突に「わたモテ」に戻るなってwww
落差が激し過ぎるだろw
でも、やっぱり、こっちのもこっちがいいですね。
ゲスでクズでも、これでこそもこっちという気持ちにさせられます。
「少女漫画」ではヒロインになれなくても、この漫画のヒロインは彼女なんだと改めて確信させられますね。
(もちろん、これが今回の個人的ベストもこっち!)

ここのラスト近くになっての唐突なうっちー登場には、一瞬、は?と思ってしまいました。
さすがに、この闇落ち方はないんじゃないのと戸惑いましたよ。
でも、実は、ちゃんと流れを汲んでいたんですね。
雫ちゃんの後ろの木の影に…w

他にも、こことか

こんなところにも↓(笑)

もう、完全に「うっちーを探せ」ですよねw
難易度高すぎですよ。いっそのこと、ファンブックとして絵本化しても面白いんじゃないでしょうかw(売れるかどうかは別としてw)
実をいうと、オチを見てから、「これはうっちーが前もって描かれているシーンがあるに違いない!」と思って、必死に探したんですよ。なんの理由もなく、うっちーがこんなことをするわけがないと(笑)
でもけっきょく、自力では見つけることができませんでした。
恥ずかしながら、まとめサイトで「答え合わせ」をしてしまいましたよ。
最初のはともかく、後の2つは、自分ひとりでは絶対に見つけられなかったと思います。
(本当は感想を書く前は見ないようにしているんですけどね。どうしても載っている意見に引っ張られがちになってしまうので)
しかし、みなさん、本当によく見つけますよね。
前回のゆりちゃんのイヤホンもコメントで教えてもらいましたし、
つくづくわたモテのファン力はすごいなあと感心させられます。

WWWなるほど、うっちーがこの役なのねw
まあ、「ブスのくせに調子にのんなよ」に比べれば、はるかにましかw
いやあ、見事なオチでしたね。
もこっちの少女漫画論からここに繋がるとか、芸術的な美しささえ感じました。
ただ、勘がいい人はお気づきかもしれませんが、ここが「今回一番笑ったシーン」ではないんですねえ。
うっちー推しの自分には、ちょっと気になるというか、今後のうっちーの行く末を案じてしまって、素直に笑うことができませんでした。まあ、一部の心配をよそに、うっちーの思いが色あせることなかったのはうれしいんですけどね。
そうでなくっても、今回は途中の小ネタがどれもすごく面白かったんですよ。
結果的にはネモに軍配があがりましたけど、それも便宜上なことで、吉田さんでもゆりちゃんでも良かった部分があるんです。
どのキャラでも物語を作れるし、笑いも取れる。
まさに、全方位死角なし!といった回になっていたと思います。
前回のまとめで、
「遠足」を経た後の次回こそが、今後の試金石になりそう
と書きましたが、まさか、こんな大きな石になるとは思いませんでした。
初芝の「モブとサブキャラと主人公」とか、完全に今回の話に直結しているじゃないですか。
むしろ、「帰るまでが遠足」はここへの序章だったくらいに感じますよ。
内容的には「少女漫画」へのあてこすりというか、パロディ的な話になっていましたけど、
それ以上に、「わたモテ」とは何かというテーマを感じずにはいられませんでしたね。
いよいよ、核心に迫ってきたという印象を受けました。
もこっちが語る「主人公」論も興味深いものがありましたね。
確かに「少女漫画」なら雫ちゃんが主人公でもこっちはサブキャラになるかもと思わせられましたよ。
でも、実際はもこっちが“主人公”なんですよね。
もこっちがそれに気づかずに、「主人公」ならどうするかという行動原理に基づいているこの不思議な構造が実に面白かったです。
もこっちは「わたモテ」という漫画の“主人公”です。
それはどんな世界なのか。「少女漫画」ではないなら何なのか。
私ならもちろん、それは「ギャグ漫画」だと答えます。
では、「ギャグ漫画」とは何なのか。主人公はどうあるべきなのか。
いや、そもそも、主人公は自分の「漫画」のジャンルや世界にとらわれる必要があるのか。
そんなことすら考えさせられる、実に深い「漫画論」、いや、「わたモテ」論になっていたと思います。
そうそう、今回の個人的ベストシーンを決めていませんでしたけど、
悩んだ末、最後の「見開き」そのものに決めました。
(スマホだと単ページごとなのでわかりづらいのが難点ですけど…)

見てください、この左と右とのコマ割りのズレ。
まるで、雫ちゃんが漫画のジャンルの垣根を飛び越えて走ってきている感じがするじゃないですか。
今回のテーマそのものを象徴しているかのようで、すごく心に残りましたね。
一筋縄ではいかない「わたモテ」という漫画の奥深さが、ここにはあるような気がしてなりません。
平沢雫ちゃんの初登場回も読める12巻は絶賛発売中です!
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