私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪128~“バラバラ”だからこそ、うまく回ることもある(かも)~
1月18日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪128に更新されました。
新年最初の回はその年のわたモテを象徴するエピソードになる。
これはちょうど1年前に私が唱えた説です。
少なくとも、2015年(喪71「モテないし出発する」)、2016年(喪90「モテないし将来について考える」)、そして2017年(喪109「モテないし 雪の日の学校」)と、ここ3年は立証できているのではと自負しています。
ただ、総集編・後半の最後でも触れましたが、
今年ばかりは現在「遠足編」が進行中ですし、必ずしもそうなるとは限らないかもなあと思っていたんです。
ほぼ100%「遠足編」の続きであることは約束されているわけで、そこに特別な意味を見いだすのは無理筋もいいところですから。
しかし、もうひとつ気になる「説」というか「法則」がありました。
それは「11話に1回のペースでオムニバスがやってくる」ということ。
前回のオムニバスが喪117「モテないし2年生の終わり」でしたから、ちょうど今回の喪128がそれに当たるんです。
修学旅行編でも体育祭編でもやらなかったオムニバス形式。
果たして、遠足編が続いている真っ只中で入れてくるかどうか。
そこに、今年を占う意味があるような気がしていました。
オムニバスでなければ、私の説はここで途切れる。
もしオムニバスであったなら、そこには何か意味があるのではないか。
そう考えて、総集編・後半でも言及していたわけです。
結果としては、確かにオムニバスでした。
一応、私の予想が当たったわけです。
とは言え、何か深い考察の上ではなく単純に方程式に当てはめただけですから、それほど威張れることでもないんですけどね。
まあそれは差し置いても、どうも素直に喜べないというか、なんだかもやもやする気持ちもあるんですよ。
今回のオムニバス回は、これまでのとは違うような気がするんです。というのも……
…いや、前置きはこの辺にしておいたほうがいいですね。
まずは、ひとつひとつ見ていきましょうか!
サムネでも使われていたこの絵を最初に見た段階では「あ、オムニバスじゃないのか」と思ってしまいました。
というのも、これも私の勝手な説ですが、「オムニバス回には必ず“表紙”がある」はずなんですよ。
まず最初に「青春の1ページ」的な抒情感溢れる表紙があって、そこから各エピソードに移っていく形式なんです。
なのでこれを見たときには、普通に遠足編の続きで、うっちーと吉田さんが絡む話なのかなと思ったんですね。
ただひとつ気になることがありました。それは左柱にあるコピー。
遠足でのそれぞれの出来事…。
なんの工夫もない無味無臭なアオリも違和感がありますが、何より「それぞれの」という言葉がどうも引っかかります。
やっぱりオムニバスなのか?と思わざるを得ないようなニュアンスがありますよね。
それはさておき、うっちーは一体何をしているんでしょう?
吉田さんだけはその不穏な(笑)佇まいに気がついたようですが……
ていうか、スマホ持ってんじゃねーかw
まこっちに見られたらどうすんだw
WWWなるほどw うっちー、意外と用意周到だなw
それにしても自分が回収されないように先回りとは、意外に状況が見えていたんですね。
ここから一人一人離脱していくのでは、という巷の予想を否定するかのようなこの先手打ちには、ある意味感心しましたよ。
しかし、言い訳がひどいw
完全なる嘘偽りじゃねーかw
一人どころか、今、黒木組は雌猫たちよりも人数多いぞw
これ、鉢合わせでもしたら最悪ですよねw
うーん、やっぱり状況が見えていないかもw
でも考えてみれば、「例のあの人」が気になっていることを、もうここでカミングアウトしているんですよね。
さすがに「好きな人いる」とは言えないので「同情心」を言い訳にしているんでしょうけど、
それを宮崎さんたちにはわかってもらえると信じてのLINEなわけです。
ただ、これどういう流れでこうなっているんだろうなあ。
何も言わずに群れから離脱したのか、それとも最初から一人で行動していたのか、はたまた、あれこれ理由を付けて一時的に別行動をしている状態なのか…
それによっても、宮崎さんたちの反応も変わってくるような気がしますよね。
(ていうかそもそも、それほどうっちーのことを心配していないようですが…w)
あと、雌猫がみんな揃って付けている星型?の耳がなんか面白いw
こういう異星人の集団なのかと思ってしまいますw
でも、もこっちたちがそれぞれ自分たちの好きな耳を付けているのに比べて、
彼女たちは同じ耳をつけることによって一体感を出そうとしているのが、なんだか象徴的だなとも思いましたね。
というわけで、今回は「モテないし回る」。
タイトルに季節感もありませんし、これは普通に「遠足編」の続きだなと思ったのですが……
「当然だと思ってた」

……いきなり、ここからサブタイトルがついています。そう、やっぱりオムニバスだったんですね。
正直、ちょっとびっくりしましたよ。そこまでしてローテを必死で守ろうとするその変な意地は一体何なんだ、とw
11話という数字から、おそらく単行本1巻につきオムニバスを一回は入れたいという趣旨があるようには思いますけど、それにしても、何もそこまで正確に守らなくても……という気持ちになりましたね。
しかも、そこまでペースにはこだわるのに、肝心の中身はこれまでのオムニバスとはかけ離れているわけです。
「表紙」もないですし、タイトルも季節感がなく、オムニバスらしさがありません。
果たしてこれはどういうことでしょう?
「遠足編」の中に半ば無理やり入れ込んだために、こんな今までにないスタイルにせざるを得なかったのでしょうか。
……いや、今までに一回だけありましたね。
バレンタイン三部作の最後になる、喪114「モテないしバレンタインデーを送る③」。
あまりに「変則」的だったためにオムニバスとカウントしていませんでしたが、あの形に今回のこれは似ているんです。
表紙の代わりにまず冒頭1ページに導入部分があって、そこから各エピソードにつながっていく。
この場合の導入部分は落語の「まくら」のような役目でしょうか。
バレンタインの時は、もこっちが真子にチョコをあげる話がそうでしたが、
今回でいえば、うっちーが雌猫グループにLINEを送っているのがそれなのでしょう。
なぜ、うっちーが「まくら」なのかはさておき(笑)、どうやら今回は通常のオムニバスではなく、かなり特殊なものであるようです。
となれば、単にローテを守るためにオムニバスにしたというより、やはりそこには何か狙いがあると考えた方がよさそうですね。
さて、ネズミーランドの遠足もようやくお昼の時間となったようです。
ネモと吉田さんがけっこう仲良さげに会話しているのが新鮮ですね。
グループ合流した直後や、ジェットコースターに乗る前あたりまでは、ネモが吉田さんに引いている感じがまだありましたけど、午前中回っている間に打ち解けたんでしょうか。
それにしても、さすがネズミーマスターの吉田さん、絶好のスポットはすべて把握しているかのようですねw
彼女が言うには、メインは夜のパレードだからその時は間近で見ようというのですが……
WWWゆりちゃんの素のつっこみに、吉田さんの素の返しwww
どちらも普通の会話のつもりなんですけど、なんかおかしいんですよねw
もこっちたちが食べているのは、ミッ●ーホットサンドでしょうか。
まさかネズミーサンドという名前ではないと思いますが…w(そんなサンド食べたくないw)
WWWWWそりゃあ「え!?」ってなるよなあw
もこっちはもう始めから分かっていたようですがw
そもそも「再入場」ってそんな簡単にできるものなのか?…と思って、軽く検索してみたら、
ハンドスタンプとチケットさえあれば当日再入場はできるようですね。
当然、吉田さんも知っていたのでしょう。
でも、それはさておき、そこまでする?という感じですよねw
おおおおお!!
なんですか、このあまりに尊い表情は!
もうこの時点で個人的今回のベストシーン決定!ですよ!(&ベスト吉田さんも同時決定!)
しかし、こんなかわいいヤンキーがいるとは……
これには、さすがのゆりちゃんも気を遣わざるを得ませんねw
「一緒に撮る」
WWWWWいやいや、こんなかわいいヤンキー、いるかよwww
もはやギャルじゃねーかw
真子が普通にピースしているのに比べ、吉田さんはギャルっぽい今時のポーズを決めてるしw
この二人も前回あたりからすごく仲良くなったようですね。
ネズミーランドの中にいると、みんな吉田さんと仲良くなれるのかも?(だったら俺も行きたいw)
WWWおお、再びうっちーが積極的に!
でもやっぱり、どもってしまうんですねwそこがまたいじらしいというか笑えるというか…w
ネモと吉田さんの構図は前の「当然だと思ってた」と似ていますね。
特にネモの表情はほとんど同じです。
すでにこういうやり取りが当たり前のようになっているのでしょう。
ていうか、真子と吉田さんを撮ったのはネモだったんだ。
この感じだと、吉田さんがネモにお願いしたんでしょうね。
WWW一瞬、何をやろうとしているのかわかりませんでしたよw
背負い投げでもするつもりかとw
WWWWWなんだこれwww
右腕だけじゃなく、もこっち側の左腕も押さえているのかwww腕力ありすぎんだろw
最初は、まさか両方ともうっちーが締めているとは思わなくって、
クマの中の人が怒って二人を締めあげている図に見えてしまいましたよw
ていうか、こんな労力使うくらいなら普通に寄り添えw
WWWWWまさに力ずくwww
クマの中の人もわかっているなら力貸してやれよw
うっちーも限界が近そうなのがまた笑えるwww
まこっち、ゆっくりでいいよーw
ゆりまこを吉田さんが撮ってあげるという構図がいいですよね。
スマホの構え方にも気合が入っているというか、いいショットを撮ってやるぞという気持ちが感じられます。
真子が吉田さんの時と同じポーズだけに、ゆりちゃんの棒立ちが妙に目立ちますねw
でも、真子に言わせれば「ゆり、楽しそう」なのかもしれませんw
一方、隣では……
WWWWW一瞬、よくわからなったんですが、なるほど、腕でハートマークになっているわけですね。
てっきり、シェーのポーズかと思いましたよw
…ところで、これはうっちーが撮っているんですよね?
どんな顔して撮っているのかすごく気になりますw
ゆりちゃんWWWWW
もはや、表情が変わっていないのが逆に怖いですよねw
WWWWW しかし、クマの中の人も災難だなwww
ていうか、着ぐるみの上からでも痛いのかよw
どれだけ力あるんだwそういう意味でも怖いわw
でも、この「一緒に撮る」は面白い構図でしたね。
うっちーでオチかと思いきや、このゆりちゃんへの“前フリ”だったとは。
方向性は少し違いますが、意外と似た者同士なのかもしれませんw
「ゲーマーズ」
WWWWWあかん、もうこれだけで吹くw
今回は制服着用だから、さすがに出てくるだけで笑いは取れないだろうと思っていたらw
これ、ここだけではなく、ランド内をこれで回っているということですよね?すごくないですかw
絶対コスプレバイトか何かと思われますよw
…まあ、修学旅行の
これに比べたら、かわいいものですけどw
WWW伊藤さんは伊藤さんで、これまたインパクトがあるなw
小宮山さんの影に隠れていますけど、彼女もけっこうパンチの効いたセンスをしているんですよねw
WWWWWWWいたたたたたwwww
それこそ、「めっちゃ早口で言ってそう」って煽りが思い浮かびましたよw
「~が基本で~」「要するに~」という言い回しがまた何ともきついw
こっちはこっちで、また痛そうなやつがいるなw
ゲームが得意とネモに自慢気に話していたのかと思うと、自分のことのようにむず痒くなってしまいますw
WWWWWWWWWゼロインってwwwwまるで申し合わせたかのようにwww
伊藤さんのツッコミとこみちゃんのバツの悪そうな顔がまた笑いを誘いますw
ほんと、近親憎悪だよなあw
それにしても、先ほどの話ではうっちーとゆりちゃんが似ているのを示唆していましたが、次がこの二人というのも中々面白い構図ですよね。
ちなみに、ここが今回の一番笑ったシーンになります。
(同時にベストもこっちでもありますねw)
これも一瞬誰なのかわからなったんですけど、ポテンシャルさんかよwww
ていうか、横向きだと随分イメージが変わるなw
そして、何と!
名前判明シリーズ第何弾なのかはもうよくわかりませんけど(笑)、ついにポテンシャルさんの名前がここで発覚!
その名も「二木」。
以前、コメント欄でポテンシャルさんの名前が話題になった際、ロッテファンであるRyouさんに、
> うーん、そうなると二木か平沢でしょうか。二木は急成長の期待の星で、平沢も将来のスター候補です。
とのコメントをいただいたのですが、まさに「急成長の期待の星」ピッタリの名前ですよねw
それにしても、ここまでくると、どうやらこの遠足編の裏テーマとして「名前」というのがありそうですね。
次辺り、ケントスキーとメカクシの名前も判明するかも?
WWW相変わらず謎が多いな二木さんw
無言で記念バッヂを渡すのも謎ですけど、なんで伊藤さんなんでしょうw
そこはせめて隣の席の小宮山さんだろw(喪122のこのシーンを参照)
さらに謎すぎるwww
どういう知り会いなんだこれw
実はゲーム好き男子にちやほやされているオタサー姫かと思いきや、
良く見ると、この子たち制服じゃなく私服ですもんね?
ということは、同じ高校の生徒じゃなくって、たまたまネズミーで知り会って意気投合したゲーム仲間ということなんでしょうか?
でも、さきほど、「二木」と呼ばれていましたけど、出会って間もないのにいきなりそんな呼び捨てできるほどの仲になるものなんでしょうか。
となると、元々友達で、遠足の時間に合わせて園内で遊ぶことを約束していた?
うーん、でも他校生だとすると、同じ日にたまたま休みがかぶるというのも不自然ですし…もしかして、こいつらニートか?
ますます謎が深まるばかりの、ポテンシャルさん改め二木さんの今後の動向が注目されますね!
さて、「笑い」の時間はここまで。
「バラバラ」
ここからが今回の最大の“肝”、女子高生たちによるドロドロの愛憎劇(?)の始まりです。
遠足編の冒頭では岡田・加藤組に必死で食らいついていた南さんですが、お昼までなんとか一緒にいられたようですね。
しかし、この絵面、なんかおかしくないですか?
なんで南さん、一人だけガッツリ食べているんだよw食いしん坊キャラか!
でも、三者三様の実に興味深い情景ですね。
岡田はジュースだけで不機嫌そうにしているし、
南さんは食べることに専念するかのように、ホットケーキ?にナイフとフォークを入れていて(まさかステーキ的なものじゃないでしょうw)、
そして加藤さんはセレブよろしく、優雅に紅茶をいただいているという……。
この一コマだけでサブタイトルの「バラバラ」を見事に描写しています。
早くも黒木組とニアミス!
しかも偶然にも(笑)、ゆりまこうっちーの3人はトイレに行っていて、たまたまこの3人だけを見かけることになるわけですね。
加藤さんの言う通り、確かにこの3人の組み合わせは珍しいw
個人的な印象ですけど、どうも加藤さんはもこっちとネモが一緒にいることを始めから想定していたように思えます。
ただ「それに吉田さん?」は想定外だったのでしょうねw
吉田さんの名前に自信がない感じが、ちょっと面白かったです。
ここでゆりまこを見せないというのも、なんともニクイ演出です。
この時点では南さんはまったく興味を示すことなく、食べることに専念できるわけですからw
それにしても、ネモすごく楽しそうだな…
もこっちだけでなく、吉田さんともすっかり仲良くなったようですね。
加藤さんの表情が絶妙ですね。
やっぱり、ネモとの確執のことを彼女もよくわかっているのでしょう。
だからこそ、岡田に「黒木さんと根元さん」「珍しい組み合わせ」と問いかけたはずです。
岡田の様子を窺っている彼女がそれを物語っているのではないでしょうか。
一方、南さんの浮き加減w
ほんと、食いしん坊キャラか!
ほとんど母娘みたいですよねw
変に気を回した言い方をせずに、まっすぐな言葉をかける加藤さんは慈愛にあふれています。
反面、岡田は子どもの反論そのものw
ガキって、こういう言い訳にもならない嘘丸わかりのことを言いますよねw
岡田って意外と幼いんだなあと、これを見て思いましたよ。
逆に言えば、まだ清濁併呑できない性分だからこその「正義感」だったのでしょう。
南さんのこの顔!
それまで食べることに夢中で、一切興味を示さなかった子がこれですよw
まるで宝物を見つけた子どものようです。
彼女はこの表情も含めてすごくかわいいとは思いますけど、
そのかわいさは弱いものへの憐れみからくる“かわいさ”のような気がします。
ほんと、南さんて小物なんです。悪役でもないんですよ。
悪だくみとか謀略とか、そういうものが一切ない、ある意味純粋な眼をしているじゃないですか。
いたずら好きの無邪気な子どもですよね。
小学生並の「正義感」を持っている岡田と、小学生並の「無邪気」な南さん。
意外とこの二人、似ているようにも思いますね。
ああ、この楽しそうな顔……
普通に考えたら、すっごくムカつくキャラなんですけど、
南さんって、どうもそこまで憎めないんですよね。
この「悪口」も悪意からくるものではなくって、
岡田たちと仲良くなるための潤滑剤というとらえ方しかしていないと思うんです。
だからこそ、悲しい。
そう、憤慨とか不快だとかじゃなく、南さんってなんだか悲しいなあと感じるシーンですね。
このシーンを見て、南さんこそ「空気読めてない」じゃんというツッコミもあるでしょう。
でも私が見るに、空気は読めているとは思うんです。
そうでなきゃ、岡田の「あいつなんで黒木なんかと」にあそこまでシュバッとはできないですよw
ただ、「空気」って、自分が知っている空気しか読めないんですよ。
彼女は今まで、「人の悪口」をとっかかりにして仲良くなれる空気しか知らなかったんです。
「悪口」で空気が悪くなることなんて想像もできなかったんでしょうね。
だからこそ、加藤さんや岡田がまとっている空気を読み取ることができなかったのです。
もっと言うなら、今まで上滑りするような会話しかしてこなかったのでしょう。
言葉そのものでしか判断ができないからこそ、
岡田のセリフの裏にある複雑な思いに気づくことができなかったのではないでしょうか。
それにしても、二人の反応はまるで凍てつくようですね。
特に加藤さんの目が怖いw
うわあ…
さすがにこれは見てられませんね。このタイミングでネモの陰口は最悪の手ですよ。
今まで自分とその周りの空気だけしか見てこなかったツケが、ここで一気に返ってきていますね。
何かおかしいと思いつつも、自分の方法しか知らないゆえに今さら方向転換もできないんです。
わかっていても、地雷を踏んでいくしかない悲しさ。
引きつった笑顔を浮かべるしかない南さんに対する想いは、これしか出てきません。
同じ「なんでいんの?」でも、吉田さんの時とはまったく違いますね。
この言葉には、明らかな「攻撃」の意志が込められています。
単に、南さんを窘めたいだけなら、「人の悪口ばかり聞かされたくないよ」とか「もっと楽しい話をしない?」とか言えばいいでしょう。
南さんがここにいるとかいないとか、会話の流れからしても不自然です。
つまり、南さんが一番傷つく事は何かということを知っていて、あえてこう言い方をすることで会話を遮断したわけです。
そういった意味では、南さんより岡田の方が“悪役”にふさわしいでしょう。
南さんが発した「悪口」には、誰かを傷つける意図よりも、むしろ岡田たちと距離を縮めたい気持ちがありました。
一方、岡田は、南さんを傷つけることを目的として、わざとこういう言葉を投げかけているわけです。
これも自分の「正義」を振り回すことしか知らない人間の悲しさでしょう。
それにしても、この岡田の表情はすさまじいものがあります。
構図からしても、これが南さんの目を通した岡田なんでしょうね。
ベストシーン、とはさすがに言えませんけど、今回でもっとも印象的だったシーンかもしれません。
おそらく多くの人が、この心象風景には胸をグサッとやられたのではないでしょうか。
…しかし、見れば見るほど吸い込まれていくようですね。ウルトラQのオープニング的な禍々しささえ感じますw
言葉では表現しきれない感情って、やっぱりあるんですよね。
ここはむしろ、すっきりした気持ちになりました。
ようやく、南さんが爆発してくれたな、とw
やっぱり、どこかで胸の内をさらけ出さないと人間おかしくなります。
潤滑油としての「悪口」でない、本心からの悪態をつけるようになったなら一歩前進だと思いますよ。
そんな南さんの爆発で、もこっちたちが初めて気づくというのもなんか象徴的だなあという気がします。
それにしても、捨て台詞の中でも「空気」とか言っているのにはなんだか滑稽ですらありますね。
「あんたなんかについてきてない」というのも、岡田の「仲良くないし」を彷彿とさせますよ。
どう見ても子どものケンカにしか思えないw
ばーか ばーかwwwwwああ、やっぱり子どもだw
もこっちとネモの反応も気になりますね。
ネモは果たしてこの光景をどう思っているのでしょうか。
なるほど、やっぱり南さんへの心証は二人とも良くなかったのですね。
ていうか、南さんって、本当に悪口しか言わないのか……
二人があまりに子どもっぽいので、加藤さんの大人っぷりがよけいに際立ちますw
加藤さんのこういう所がまた大人ですよねw
普通の女子高生なら、そうそうあいつって……と乗ってくるところじゃないですか。
相手の否定をせず、受け流してのこの返しは、芸術的ですらありますよ。
本来、空気を読んでの会話っていうのは、こういうことなんだと思いますね。
一方、岡田の反論がおかしいw
「してないし」ってw
絶対、ネモへの愚痴しか口にしてなかったのがバレバレですよw
事実を突きつけられた時ただオウム返しに否定するだけでは、そもそも反論にもなってないですから。
加藤さんが「自覚ないの?」と言うのも当然ですw
そんな岡田にしびれを切らした加藤さんは、荒療治に出ましたw
これはまた、随分乱暴なやり方を持ってきたなあ。
何か策があるとも思えないんですけど、これ、出たとこ勝負のつもりなんでしょうか?
それにしても、名前もうろ覚えだった吉田さんにも物怖じせずに突進していくんですね、加藤さんw
まさかオムニバス回中に、この二人が対面することになるとは……
やっぱり、普通のオムニバスではなかったですね。
ネモが一切目を合わせようとしないのを見ていると、何とも言いようがない気持ちにさせられます。
そんなネモを見つめるもこっちも気になりますよね。
果たして、彼女は何を思うのか…
ああ、そういうことか。
3人組に見えたからこそ、加藤さんも声を掛けやすかったんですね。
え?ということは、このままみんな合流するんでしょうか?
いったいどういう展開が待っているのか、本当に目が離せなくなってきましたよ。
え、何この連ドラ的な引き。
こんなの、続きが気になって仕方ないに決まっているじゃないですか!
喪119「モテないし打ち上げに行く」 のヒキなんか比べものにならないくらいですよ。
まさか、わたモテでこういうストーリーマンガさながらの手法を見せられるとは……
ゆりまこうっちーの3人というのがまたすごい組み合わせですよね。
誰がどういう反応を示すのか想像できません。
普通に考えたら、真子が声をかけそうなものですけど、ゆりちゃんがいますからね。
うっちーの時同様(笑)、スルーする可能性もあるような気がします。
でも、それだと、このヒキにした意味がなくなりますからね。
何らかのアクションはあるんじゃないでしょうか。
でも、もし、真子たちが南さんを連れて行くとなると、もうカオスどころの話じゃなくなりますよね。
遠足編は、一人また一人と離脱していって、最終的には修学旅行班のみ残るんじゃないかという予想がされていましたし、私もそう考えていたのですが、
ひょっとすると、これ、逆にどんどん合流していって、最終的にはクラス全員がひとつのグループになって夜のパレード、というオチもあり得るような気がしてきましたw
いやあ、今年一発目で良かったですね。
これをもし、去年最後の更新でやられたら最悪の年越しでしたw
ここまで続きが気になるヒキもそうそうないですよw
ていうか、これは果たしてオムニバス回だったといっていいのか、くらいな気分ですよ。
前半と後半とで空気がまったく違いますからね。全体を貫くテーマもあるのかどうか…
…いや、そういえば、冒頭の「まくら」。
あれが実は大きな意味を持っているのかもしれませんね。
あの雌猫グループのお揃いの耳って、喪126に出てきた
このことを象徴しているような気もするんですよ。
空気への同調圧力そのものを意味していたとするなら、
黒木組のそれぞれが違う“バラバラ”の耳を付けているのも、また何かの象徴であるんじゃないでしょうか。
となると、後半の「バラバラ」という一見ネガティブなタイトルがついたエピソードも、また違った見方ができるようにも思えるんです。
ネモはあの時、
「あーちゃんは違った」
こうも言っていました。
他人に合わせることなく、各々が自分たちの好きな耳をつけるもこっちグループ。
そこには“バラバラ”だからこそ、うまく回ることもあるということを表しているのかもしれません。
そう考えると、やっぱりこれはオムニバス回ではあるんでしょうね。
全体を貫くテーマはそこにあるのでしょう。
あと、どのエピソードも似た者同士がいたような気がします。
「一緒に撮る」のうっちーとゆりちゃん。
「ゲーマーズ」のこみちゃんともこっち。
そして、「バラバラ」の南さんと岡田。
これも裏テーマだったりするのでしょうか。
……ああ、どうもうまくまとまらないなあ。
どう書いてもいくら書いても、なんかすっきりしないというか、言いきれない気持ちが残ります。
こういう「ヒキ」の回はやりずらいですね。次を見ないとなんとも言えない部分がどうしてもありますから。
ただ、次回がどういう展開を見せるのかはまったくわかりませんね。
真子がスルーするとも思えないし、かといって、ゆりちゃんがいるのに南さんを誘うとも思えません。
ていうか、あの状態で南さんが声かけられたとしても素直についていくはずもないんだよなあw
あと、うっちーがあそこにいるというのも、ちょっとしたフックになりそうな気もするんですよね。
なんで、ゆりまこと一緒にトイレに行ったのかもよくわかりませんしw
うーん、どのパターンもありそうな気もするし、どのパターンもないような気もしますね。
今回の話が、今年のわたモテを象徴する話になるかどうかはまだわかりません。
というか、それがわかるのは、今年が終わりに近づき、振り返って見るときでしょう。
ただ、今までのオムニバスとは明らかに違っていました。
そこには何らかの意図があったようには感じました。
次回がどういう展開を見せるかによって、この話の言いたかったことが見えてくるのは間違いないような気がします。
いよいよ、コミックス12巻が2月22日に発売されます!
新年最初の回はその年のわたモテを象徴するエピソードになる。
これはちょうど1年前に私が唱えた説です。
少なくとも、2015年(喪71「モテないし出発する」)、2016年(喪90「モテないし将来について考える」)、そして2017年(喪109「モテないし 雪の日の学校」)と、ここ3年は立証できているのではと自負しています。
ただ、総集編・後半の最後でも触れましたが、
今年ばかりは現在「遠足編」が進行中ですし、必ずしもそうなるとは限らないかもなあと思っていたんです。
ほぼ100%「遠足編」の続きであることは約束されているわけで、そこに特別な意味を見いだすのは無理筋もいいところですから。
しかし、もうひとつ気になる「説」というか「法則」がありました。
それは「11話に1回のペースでオムニバスがやってくる」ということ。
前回のオムニバスが喪117「モテないし2年生の終わり」でしたから、ちょうど今回の喪128がそれに当たるんです。
修学旅行編でも体育祭編でもやらなかったオムニバス形式。
果たして、遠足編が続いている真っ只中で入れてくるかどうか。
そこに、今年を占う意味があるような気がしていました。
オムニバスでなければ、私の説はここで途切れる。
もしオムニバスであったなら、そこには何か意味があるのではないか。
そう考えて、総集編・後半でも言及していたわけです。
結果としては、確かにオムニバスでした。
一応、私の予想が当たったわけです。
とは言え、何か深い考察の上ではなく単純に方程式に当てはめただけですから、それほど威張れることでもないんですけどね。
まあそれは差し置いても、どうも素直に喜べないというか、なんだかもやもやする気持ちもあるんですよ。
今回のオムニバス回は、これまでのとは違うような気がするんです。というのも……
…いや、前置きはこの辺にしておいたほうがいいですね。
まずは、ひとつひとつ見ていきましょうか!

サムネでも使われていたこの絵を最初に見た段階では「あ、オムニバスじゃないのか」と思ってしまいました。
というのも、これも私の勝手な説ですが、「オムニバス回には必ず“表紙”がある」はずなんですよ。
まず最初に「青春の1ページ」的な抒情感溢れる表紙があって、そこから各エピソードに移っていく形式なんです。
なのでこれを見たときには、普通に遠足編の続きで、うっちーと吉田さんが絡む話なのかなと思ったんですね。
ただひとつ気になることがありました。それは左柱にあるコピー。
遠足でのそれぞれの出来事…。
なんの工夫もない無味無臭なアオリも違和感がありますが、何より「それぞれの」という言葉がどうも引っかかります。
やっぱりオムニバスなのか?と思わざるを得ないようなニュアンスがありますよね。
それはさておき、うっちーは一体何をしているんでしょう?
吉田さんだけはその不穏な(笑)佇まいに気がついたようですが……
ていうか、スマホ持ってんじゃねーかw
まこっちに見られたらどうすんだw

WWWなるほどw うっちー、意外と用意周到だなw
それにしても自分が回収されないように先回りとは、意外に状況が見えていたんですね。
ここから一人一人離脱していくのでは、という巷の予想を否定するかのようなこの先手打ちには、ある意味感心しましたよ。
しかし、言い訳がひどいw
完全なる嘘偽りじゃねーかw
一人どころか、今、黒木組は雌猫たちよりも人数多いぞw
これ、鉢合わせでもしたら最悪ですよねw
うーん、やっぱり状況が見えていないかもw
でも考えてみれば、「例のあの人」が気になっていることを、もうここでカミングアウトしているんですよね。
さすがに「好きな人いる」とは言えないので「同情心」を言い訳にしているんでしょうけど、
それを宮崎さんたちにはわかってもらえると信じてのLINEなわけです。
ただ、これどういう流れでこうなっているんだろうなあ。
何も言わずに群れから離脱したのか、それとも最初から一人で行動していたのか、はたまた、あれこれ理由を付けて一時的に別行動をしている状態なのか…
それによっても、宮崎さんたちの反応も変わってくるような気がしますよね。
(ていうかそもそも、それほどうっちーのことを心配していないようですが…w)
あと、雌猫がみんな揃って付けている星型?の耳がなんか面白いw
こういう異星人の集団なのかと思ってしまいますw
でも、もこっちたちがそれぞれ自分たちの好きな耳を付けているのに比べて、
彼女たちは同じ耳をつけることによって一体感を出そうとしているのが、なんだか象徴的だなとも思いましたね。
というわけで、今回は「モテないし回る」。
タイトルに季節感もありませんし、これは普通に「遠足編」の続きだなと思ったのですが……
「当然だと思ってた」

……いきなり、ここからサブタイトルがついています。そう、やっぱりオムニバスだったんですね。
正直、ちょっとびっくりしましたよ。そこまでしてローテを必死で守ろうとするその変な意地は一体何なんだ、とw
11話という数字から、おそらく単行本1巻につきオムニバスを一回は入れたいという趣旨があるようには思いますけど、それにしても、何もそこまで正確に守らなくても……という気持ちになりましたね。
しかも、そこまでペースにはこだわるのに、肝心の中身はこれまでのオムニバスとはかけ離れているわけです。
「表紙」もないですし、タイトルも季節感がなく、オムニバスらしさがありません。
果たしてこれはどういうことでしょう?
「遠足編」の中に半ば無理やり入れ込んだために、こんな今までにないスタイルにせざるを得なかったのでしょうか。
……いや、今までに一回だけありましたね。
バレンタイン三部作の最後になる、喪114「モテないしバレンタインデーを送る③」。
あまりに「変則」的だったためにオムニバスとカウントしていませんでしたが、あの形に今回のこれは似ているんです。
表紙の代わりにまず冒頭1ページに導入部分があって、そこから各エピソードにつながっていく。
この場合の導入部分は落語の「まくら」のような役目でしょうか。
バレンタインの時は、もこっちが真子にチョコをあげる話がそうでしたが、
今回でいえば、うっちーが雌猫グループにLINEを送っているのがそれなのでしょう。
なぜ、うっちーが「まくら」なのかはさておき(笑)、どうやら今回は通常のオムニバスではなく、かなり特殊なものであるようです。
となれば、単にローテを守るためにオムニバスにしたというより、やはりそこには何か狙いがあると考えた方がよさそうですね。
さて、ネズミーランドの遠足もようやくお昼の時間となったようです。
ネモと吉田さんがけっこう仲良さげに会話しているのが新鮮ですね。
グループ合流した直後や、ジェットコースターに乗る前あたりまでは、ネモが吉田さんに引いている感じがまだありましたけど、午前中回っている間に打ち解けたんでしょうか。
それにしても、さすがネズミーマスターの吉田さん、絶好のスポットはすべて把握しているかのようですねw
彼女が言うには、メインは夜のパレードだからその時は間近で見ようというのですが……

WWWゆりちゃんの素のつっこみに、吉田さんの素の返しwww
どちらも普通の会話のつもりなんですけど、なんかおかしいんですよねw
もこっちたちが食べているのは、ミッ●ーホットサンドでしょうか。
まさかネズミーサンドという名前ではないと思いますが…w(そんなサンド食べたくないw)

WWWWWそりゃあ「え!?」ってなるよなあw
もこっちはもう始めから分かっていたようですがw
そもそも「再入場」ってそんな簡単にできるものなのか?…と思って、軽く検索してみたら、
ハンドスタンプとチケットさえあれば当日再入場はできるようですね。
当然、吉田さんも知っていたのでしょう。
でも、それはさておき、そこまでする?という感じですよねw

おおおおお!!
なんですか、このあまりに尊い表情は!
もうこの時点で個人的今回のベストシーン決定!ですよ!(&ベスト吉田さんも同時決定!)
しかし、こんなかわいいヤンキーがいるとは……
これには、さすがのゆりちゃんも気を遣わざるを得ませんねw
「一緒に撮る」

WWWWWいやいや、こんなかわいいヤンキー、いるかよwww
もはやギャルじゃねーかw
真子が普通にピースしているのに比べ、吉田さんはギャルっぽい今時のポーズを決めてるしw
この二人も前回あたりからすごく仲良くなったようですね。
ネズミーランドの中にいると、みんな吉田さんと仲良くなれるのかも?(だったら俺も行きたいw)

WWWおお、再びうっちーが積極的に!
でもやっぱり、どもってしまうんですねwそこがまたいじらしいというか笑えるというか…w
ネモと吉田さんの構図は前の「当然だと思ってた」と似ていますね。
特にネモの表情はほとんど同じです。
すでにこういうやり取りが当たり前のようになっているのでしょう。
ていうか、真子と吉田さんを撮ったのはネモだったんだ。
この感じだと、吉田さんがネモにお願いしたんでしょうね。

WWW一瞬、何をやろうとしているのかわかりませんでしたよw
背負い投げでもするつもりかとw

WWWWWなんだこれwww
右腕だけじゃなく、もこっち側の左腕も押さえているのかwww腕力ありすぎんだろw
最初は、まさか両方ともうっちーが締めているとは思わなくって、
クマの中の人が怒って二人を締めあげている図に見えてしまいましたよw
ていうか、こんな労力使うくらいなら普通に寄り添えw

WWWWWまさに力ずくwww
クマの中の人もわかっているなら力貸してやれよw
うっちーも限界が近そうなのがまた笑えるwww
まこっち、ゆっくりでいいよーw

ゆりまこを吉田さんが撮ってあげるという構図がいいですよね。
スマホの構え方にも気合が入っているというか、いいショットを撮ってやるぞという気持ちが感じられます。
真子が吉田さんの時と同じポーズだけに、ゆりちゃんの棒立ちが妙に目立ちますねw
でも、真子に言わせれば「ゆり、楽しそう」なのかもしれませんw
一方、隣では……

WWWWW一瞬、よくわからなったんですが、なるほど、腕でハートマークになっているわけですね。
てっきり、シェーのポーズかと思いましたよw
…ところで、これはうっちーが撮っているんですよね?
どんな顔して撮っているのかすごく気になりますw

ゆりちゃんWWWWW
もはや、表情が変わっていないのが逆に怖いですよねw

WWWWW しかし、クマの中の人も災難だなwww
ていうか、着ぐるみの上からでも痛いのかよw
どれだけ力あるんだwそういう意味でも怖いわw
でも、この「一緒に撮る」は面白い構図でしたね。
うっちーでオチかと思いきや、このゆりちゃんへの“前フリ”だったとは。
方向性は少し違いますが、意外と似た者同士なのかもしれませんw
「ゲーマーズ」

WWWWWあかん、もうこれだけで吹くw
今回は制服着用だから、さすがに出てくるだけで笑いは取れないだろうと思っていたらw
これ、ここだけではなく、ランド内をこれで回っているということですよね?すごくないですかw
絶対コスプレバイトか何かと思われますよw
…まあ、修学旅行の

これに比べたら、かわいいものですけどw

WWW伊藤さんは伊藤さんで、これまたインパクトがあるなw
小宮山さんの影に隠れていますけど、彼女もけっこうパンチの効いたセンスをしているんですよねw

WWWWWWWいたたたたたwwww
それこそ、「めっちゃ早口で言ってそう」って煽りが思い浮かびましたよw
「~が基本で~」「要するに~」という言い回しがまた何ともきついw

こっちはこっちで、また痛そうなやつがいるなw
ゲームが得意とネモに自慢気に話していたのかと思うと、自分のことのようにむず痒くなってしまいますw

WWWWWWWWWゼロインってwwwwまるで申し合わせたかのようにwww
伊藤さんのツッコミとこみちゃんのバツの悪そうな顔がまた笑いを誘いますw
ほんと、近親憎悪だよなあw
それにしても、先ほどの話ではうっちーとゆりちゃんが似ているのを示唆していましたが、次がこの二人というのも中々面白い構図ですよね。
ちなみに、ここが今回の一番笑ったシーンになります。
(同時にベストもこっちでもありますねw)

これも一瞬誰なのかわからなったんですけど、ポテンシャルさんかよwww
ていうか、横向きだと随分イメージが変わるなw
そして、何と!
名前判明シリーズ第何弾なのかはもうよくわかりませんけど(笑)、ついにポテンシャルさんの名前がここで発覚!
その名も「二木」。
以前、コメント欄でポテンシャルさんの名前が話題になった際、ロッテファンであるRyouさんに、
> うーん、そうなると二木か平沢でしょうか。二木は急成長の期待の星で、平沢も将来のスター候補です。
とのコメントをいただいたのですが、まさに「急成長の期待の星」ピッタリの名前ですよねw
それにしても、ここまでくると、どうやらこの遠足編の裏テーマとして「名前」というのがありそうですね。
次辺り、ケントスキーとメカクシの名前も判明するかも?

WWW相変わらず謎が多いな二木さんw
無言で記念バッヂを渡すのも謎ですけど、なんで伊藤さんなんでしょうw
そこはせめて隣の席の小宮山さんだろw(喪122のこのシーンを参照)

さらに謎すぎるwww
どういう知り会いなんだこれw
実はゲーム好き男子にちやほやされているオタサー姫かと思いきや、
良く見ると、この子たち制服じゃなく私服ですもんね?
ということは、同じ高校の生徒じゃなくって、たまたまネズミーで知り会って意気投合したゲーム仲間ということなんでしょうか?
でも、さきほど、「二木」と呼ばれていましたけど、出会って間もないのにいきなりそんな呼び捨てできるほどの仲になるものなんでしょうか。
となると、元々友達で、遠足の時間に合わせて園内で遊ぶことを約束していた?
うーん、でも他校生だとすると、同じ日にたまたま休みがかぶるというのも不自然ですし…もしかして、こいつらニートか?
ますます謎が深まるばかりの、ポテンシャルさん改め二木さんの今後の動向が注目されますね!
さて、「笑い」の時間はここまで。
「バラバラ」

ここからが今回の最大の“肝”、女子高生たちによるドロドロの愛憎劇(?)の始まりです。
遠足編の冒頭では岡田・加藤組に必死で食らいついていた南さんですが、お昼までなんとか一緒にいられたようですね。
しかし、この絵面、なんかおかしくないですか?
なんで南さん、一人だけガッツリ食べているんだよw食いしん坊キャラか!
でも、三者三様の実に興味深い情景ですね。
岡田はジュースだけで不機嫌そうにしているし、
南さんは食べることに専念するかのように、ホットケーキ?にナイフとフォークを入れていて(まさかステーキ的なものじゃないでしょうw)、
そして加藤さんはセレブよろしく、優雅に紅茶をいただいているという……。
この一コマだけでサブタイトルの「バラバラ」を見事に描写しています。

早くも黒木組とニアミス!
しかも偶然にも(笑)、ゆりまこうっちーの3人はトイレに行っていて、たまたまこの3人だけを見かけることになるわけですね。
加藤さんの言う通り、確かにこの3人の組み合わせは珍しいw
個人的な印象ですけど、どうも加藤さんはもこっちとネモが一緒にいることを始めから想定していたように思えます。
ただ「それに吉田さん?」は想定外だったのでしょうねw
吉田さんの名前に自信がない感じが、ちょっと面白かったです。
ここでゆりまこを見せないというのも、なんともニクイ演出です。
この時点では南さんはまったく興味を示すことなく、食べることに専念できるわけですからw
それにしても、ネモすごく楽しそうだな…
もこっちだけでなく、吉田さんともすっかり仲良くなったようですね。

加藤さんの表情が絶妙ですね。
やっぱり、ネモとの確執のことを彼女もよくわかっているのでしょう。
だからこそ、岡田に「黒木さんと根元さん」「珍しい組み合わせ」と問いかけたはずです。
岡田の様子を窺っている彼女がそれを物語っているのではないでしょうか。
一方、南さんの浮き加減w
ほんと、食いしん坊キャラか!

ほとんど母娘みたいですよねw
変に気を回した言い方をせずに、まっすぐな言葉をかける加藤さんは慈愛にあふれています。
反面、岡田は子どもの反論そのものw
ガキって、こういう言い訳にもならない嘘丸わかりのことを言いますよねw
岡田って意外と幼いんだなあと、これを見て思いましたよ。
逆に言えば、まだ清濁併呑できない性分だからこその「正義感」だったのでしょう。

南さんのこの顔!
それまで食べることに夢中で、一切興味を示さなかった子がこれですよw
まるで宝物を見つけた子どものようです。
彼女はこの表情も含めてすごくかわいいとは思いますけど、
そのかわいさは弱いものへの憐れみからくる“かわいさ”のような気がします。
ほんと、南さんて小物なんです。悪役でもないんですよ。
悪だくみとか謀略とか、そういうものが一切ない、ある意味純粋な眼をしているじゃないですか。
いたずら好きの無邪気な子どもですよね。
小学生並の「正義感」を持っている岡田と、小学生並の「無邪気」な南さん。
意外とこの二人、似ているようにも思いますね。

ああ、この楽しそうな顔……
普通に考えたら、すっごくムカつくキャラなんですけど、
南さんって、どうもそこまで憎めないんですよね。
この「悪口」も悪意からくるものではなくって、
岡田たちと仲良くなるための潤滑剤というとらえ方しかしていないと思うんです。
だからこそ、悲しい。
そう、憤慨とか不快だとかじゃなく、南さんってなんだか悲しいなあと感じるシーンですね。

このシーンを見て、南さんこそ「空気読めてない」じゃんというツッコミもあるでしょう。
でも私が見るに、空気は読めているとは思うんです。
そうでなきゃ、岡田の「あいつなんで黒木なんかと」にあそこまでシュバッとはできないですよw
ただ、「空気」って、自分が知っている空気しか読めないんですよ。
彼女は今まで、「人の悪口」をとっかかりにして仲良くなれる空気しか知らなかったんです。
「悪口」で空気が悪くなることなんて想像もできなかったんでしょうね。
だからこそ、加藤さんや岡田がまとっている空気を読み取ることができなかったのです。
もっと言うなら、今まで上滑りするような会話しかしてこなかったのでしょう。
言葉そのものでしか判断ができないからこそ、
岡田のセリフの裏にある複雑な思いに気づくことができなかったのではないでしょうか。
それにしても、二人の反応はまるで凍てつくようですね。
特に加藤さんの目が怖いw

うわあ…
さすがにこれは見てられませんね。このタイミングでネモの陰口は最悪の手ですよ。
今まで自分とその周りの空気だけしか見てこなかったツケが、ここで一気に返ってきていますね。
何かおかしいと思いつつも、自分の方法しか知らないゆえに今さら方向転換もできないんです。
わかっていても、地雷を踏んでいくしかない悲しさ。
引きつった笑顔を浮かべるしかない南さんに対する想いは、これしか出てきません。

同じ「なんでいんの?」でも、吉田さんの時とはまったく違いますね。
この言葉には、明らかな「攻撃」の意志が込められています。
単に、南さんを窘めたいだけなら、「人の悪口ばかり聞かされたくないよ」とか「もっと楽しい話をしない?」とか言えばいいでしょう。
南さんがここにいるとかいないとか、会話の流れからしても不自然です。
つまり、南さんが一番傷つく事は何かということを知っていて、あえてこう言い方をすることで会話を遮断したわけです。
そういった意味では、南さんより岡田の方が“悪役”にふさわしいでしょう。
南さんが発した「悪口」には、誰かを傷つける意図よりも、むしろ岡田たちと距離を縮めたい気持ちがありました。
一方、岡田は、南さんを傷つけることを目的として、わざとこういう言葉を投げかけているわけです。
これも自分の「正義」を振り回すことしか知らない人間の悲しさでしょう。
それにしても、この岡田の表情はすさまじいものがあります。
構図からしても、これが南さんの目を通した岡田なんでしょうね。

ベストシーン、とはさすがに言えませんけど、今回でもっとも印象的だったシーンかもしれません。
おそらく多くの人が、この心象風景には胸をグサッとやられたのではないでしょうか。
…しかし、見れば見るほど吸い込まれていくようですね。ウルトラQのオープニング的な禍々しささえ感じますw
言葉では表現しきれない感情って、やっぱりあるんですよね。

ここはむしろ、すっきりした気持ちになりました。
ようやく、南さんが爆発してくれたな、とw
やっぱり、どこかで胸の内をさらけ出さないと人間おかしくなります。
潤滑油としての「悪口」でない、本心からの悪態をつけるようになったなら一歩前進だと思いますよ。
そんな南さんの爆発で、もこっちたちが初めて気づくというのもなんか象徴的だなあという気がします。
それにしても、捨て台詞の中でも「空気」とか言っているのにはなんだか滑稽ですらありますね。
「あんたなんかについてきてない」というのも、岡田の「仲良くないし」を彷彿とさせますよ。
どう見ても子どものケンカにしか思えないw

ばーか ばーかwwwwwああ、やっぱり子どもだw
もこっちとネモの反応も気になりますね。
ネモは果たしてこの光景をどう思っているのでしょうか。

なるほど、やっぱり南さんへの心証は二人とも良くなかったのですね。
ていうか、南さんって、本当に悪口しか言わないのか……
二人があまりに子どもっぽいので、加藤さんの大人っぷりがよけいに際立ちますw

加藤さんのこういう所がまた大人ですよねw
普通の女子高生なら、そうそうあいつって……と乗ってくるところじゃないですか。
相手の否定をせず、受け流してのこの返しは、芸術的ですらありますよ。
本来、空気を読んでの会話っていうのは、こういうことなんだと思いますね。
一方、岡田の反論がおかしいw
「してないし」ってw
絶対、ネモへの愚痴しか口にしてなかったのがバレバレですよw
事実を突きつけられた時ただオウム返しに否定するだけでは、そもそも反論にもなってないですから。
加藤さんが「自覚ないの?」と言うのも当然ですw

そんな岡田にしびれを切らした加藤さんは、荒療治に出ましたw
これはまた、随分乱暴なやり方を持ってきたなあ。
何か策があるとも思えないんですけど、これ、出たとこ勝負のつもりなんでしょうか?
それにしても、名前もうろ覚えだった吉田さんにも物怖じせずに突進していくんですね、加藤さんw

まさかオムニバス回中に、この二人が対面することになるとは……
やっぱり、普通のオムニバスではなかったですね。
ネモが一切目を合わせようとしないのを見ていると、何とも言いようがない気持ちにさせられます。
そんなネモを見つめるもこっちも気になりますよね。
果たして、彼女は何を思うのか…

ああ、そういうことか。
3人組に見えたからこそ、加藤さんも声を掛けやすかったんですね。
え?ということは、このままみんな合流するんでしょうか?
いったいどういう展開が待っているのか、本当に目が離せなくなってきましたよ。

え、何この連ドラ的な引き。
こんなの、続きが気になって仕方ないに決まっているじゃないですか!
喪119「モテないし打ち上げに行く」 のヒキなんか比べものにならないくらいですよ。
まさか、わたモテでこういうストーリーマンガさながらの手法を見せられるとは……
ゆりまこうっちーの3人というのがまたすごい組み合わせですよね。
誰がどういう反応を示すのか想像できません。
普通に考えたら、真子が声をかけそうなものですけど、ゆりちゃんがいますからね。
うっちーの時同様(笑)、スルーする可能性もあるような気がします。
でも、それだと、このヒキにした意味がなくなりますからね。
何らかのアクションはあるんじゃないでしょうか。
でも、もし、真子たちが南さんを連れて行くとなると、もうカオスどころの話じゃなくなりますよね。
遠足編は、一人また一人と離脱していって、最終的には修学旅行班のみ残るんじゃないかという予想がされていましたし、私もそう考えていたのですが、
ひょっとすると、これ、逆にどんどん合流していって、最終的にはクラス全員がひとつのグループになって夜のパレード、というオチもあり得るような気がしてきましたw
いやあ、今年一発目で良かったですね。
これをもし、去年最後の更新でやられたら最悪の年越しでしたw
ここまで続きが気になるヒキもそうそうないですよw
ていうか、これは果たしてオムニバス回だったといっていいのか、くらいな気分ですよ。
前半と後半とで空気がまったく違いますからね。全体を貫くテーマもあるのかどうか…
…いや、そういえば、冒頭の「まくら」。
あれが実は大きな意味を持っているのかもしれませんね。
あの雌猫グループのお揃いの耳って、喪126に出てきた

このことを象徴しているような気もするんですよ。
空気への同調圧力そのものを意味していたとするなら、
黒木組のそれぞれが違う“バラバラ”の耳を付けているのも、また何かの象徴であるんじゃないでしょうか。
となると、後半の「バラバラ」という一見ネガティブなタイトルがついたエピソードも、また違った見方ができるようにも思えるんです。
ネモはあの時、

「あーちゃんは違った」
こうも言っていました。
他人に合わせることなく、各々が自分たちの好きな耳をつけるもこっちグループ。
そこには“バラバラ”だからこそ、うまく回ることもあるということを表しているのかもしれません。
そう考えると、やっぱりこれはオムニバス回ではあるんでしょうね。
全体を貫くテーマはそこにあるのでしょう。
あと、どのエピソードも似た者同士がいたような気がします。
「一緒に撮る」のうっちーとゆりちゃん。
「ゲーマーズ」のこみちゃんともこっち。
そして、「バラバラ」の南さんと岡田。
これも裏テーマだったりするのでしょうか。
……ああ、どうもうまくまとまらないなあ。
どう書いてもいくら書いても、なんかすっきりしないというか、言いきれない気持ちが残ります。
こういう「ヒキ」の回はやりずらいですね。次を見ないとなんとも言えない部分がどうしてもありますから。
ただ、次回がどういう展開を見せるのかはまったくわかりませんね。
真子がスルーするとも思えないし、かといって、ゆりちゃんがいるのに南さんを誘うとも思えません。
ていうか、あの状態で南さんが声かけられたとしても素直についていくはずもないんだよなあw
あと、うっちーがあそこにいるというのも、ちょっとしたフックになりそうな気もするんですよね。
なんで、ゆりまこと一緒にトイレに行ったのかもよくわかりませんしw
うーん、どのパターンもありそうな気もするし、どのパターンもないような気もしますね。
今回の話が、今年のわたモテを象徴する話になるかどうかはまだわかりません。
というか、それがわかるのは、今年が終わりに近づき、振り返って見るときでしょう。
ただ、今までのオムニバスとは明らかに違っていました。
そこには何らかの意図があったようには感じました。
次回がどういう展開を見せるかによって、この話の言いたかったことが見えてくるのは間違いないような気がします。
いよいよ、コミックス12巻が2月22日に発売されます!
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