私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪120~胸の痛みはまだ続く?~
9月7日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪120に更新されました。
わたモテの更新週の木曜日は、お昼にわたモテを読んで過ごすのが日課になっています。
で、午後は仕事をきっちりこなしつつも、頭の中では感想記事の構想を練っているわけなんですね。
(何度も言うようですが、わりと融通がきくんですよ!さぼっているわけじゃありませんよ!)
というわけで、7日木曜日の昼休み。
私はいつものように、ブラウザを立ち上げて最新話をチェックしようとしていました。
でも、
このサムネを見た瞬間、思わずそっとウィンドウを閉じてしまったんですよ。
今回はヤバイぞ、と。
これを読んでしまったら、午後の仕事が手につけられなくなると、私の中のJアラートが鳴ったんです。
いや~、我ながらこの「危機回避能力」は冷静で適格だったと褒めてやりたいですね。
おかげで、午後はしっかり仕事に集中できましたから。
今思うと、本当にあの時、今回の話を読まなくて良かったですよ。
……といっても、実は帰ってからがっつり読みふけってしまい、次の日に差し障ることになってしまったんですけどねw(持続力はD…)
でもまあ、考えてみれば、そもそもトップページを開くまでもなく、
今回は特に気持ちを落ち着つかせてから読むべき回だったんですよね。
前回の感想を読んでいただければわかりますが、相当動揺していましたから。
穏便に終わりそうもない雰囲気の中でのあの突然の“ヒキ”は本当に心臓に悪くて、どう考えてもまったりと気軽に読めるような続きになっているはずがないんです。
実際、今回の話を読み終えてからというもの、もうずっと胸が痛いです。むしろ息苦しいくらいです。
あの1年のクリスマス会にも匹敵するくらいに私の中で大きな傷跡を残した話になりましたね。
というわけで、その傷ばかりが気になって、いまだうまく気持ちが整理できていない面もありますが、
まずはひとつひとつ見ていくことにしましょう。
ついに「打ち上げ」が始まりました。まずは元祖リア充グループの乾杯からスタートです。
まあとにかく、普通に岡田がいるところにまずはホッとしましたw
(つーか、前回姿が見えなかったのはいったいなんだったんだ…)
なんだかパイナップルの上に手が生えているようにも見えますが…w
ネモのこぼれそうな笑顔がいいですね。本当に楽しそうです。
で、そのすぐ後ろにこの二人。
サムネで見たときも「あ、これはやばい」と感じましたが、やっぱりこの構図は胸にきます。
こういうグループごとに盛り上がり度に差がくっきり出る感じがすごくリアルで、もう見ているだけで「あーーー」ってなってしまいますよ。
しかし、真後ろにネモかあ。これきっと、会話とか聞こえているんだろうなあ。
それでも、もう当たり前のように吉田さんが隣にいることに心がなごみますね。(機嫌が悪そうに見えますが、これは誘われたから来たんであって、別に来たくてきたわけじゃないアピールなんでしょうねw)
というわけで、今回のタイトルは「モテないし打ち上げる」 。
なるほど、前編後編とか1・2でなかったのはこういうことだったのですね。
確かに「打ち上げ」本番なら“行く”ではなく、「打ち上げる」です。
前回は本番前の前説みたいなものだったのでしょう。
あ、普通にまこっちもいるんだ。
てっきり、まずは南さんたちのほうへ行くものだと思っていたので、ここは少しほっとしました。
ていうか、もこっちに関しては南さん絡みで引け目もあるし、その反動でいまだに「すごくいい人」(笑)だと思っているのでしょうから、当然といえば当然なのかもしれませんね。
真子の満面の笑みに対して、もこっちのぎこちなさ、そしてゆりちゃんのじと目も印象的です。
そういえば、お店は焼肉屋でしたね。岡田主催のときもそうでしたが、今の高校生にはやっぱり定番なんでしょうか。
もこっちは「陽キャはBBQとか肉焼くの本当好きだな」とか言ってましたねw
でも私が思うには、肉が好きというよりそのほうが親睦を深めやすいという利点のほうが大きいからじゃないですかね?
ただ食べるだけじゃなく、何かを焼いたりすることで会話がしやすくなるじゃないですか。
必ず仕切り役みたいな人も出てきますし、コミュニケーションが自然に生まれやすいセッティングなんですよね。
あ、でもそういえば、あの滅多に怒らない温厚なタモリを森脇健児が怒らせたという話を思い出しました。
なんでも焼肉屋で肉をどんどん焼いて仕切っていた森脇に「俺のペースで食わせろ!」とむちゃくちゃ切れたとか…。いかにもタモリらしいエピソードですよねw
でもまあ、気持ちはわかります。
焼肉って、確かにそれほど親しくない人とでも楽に会話できる便利なツールではありますけど、逆に人それぞれのこだわりみたいなものもはっきりとさせますからね。
集まるには安心のコースではありますけど、一歩間違うと人間関係にひびが入りかねない危うい一面もあるように思いますね。
手際よく仕切るまこっちに対して、なんともそっけない返しの二人。
「何でもいい」という答えが一番困るんだけど!って母親に言われなかったのでしょうかw
てか、焼き肉で何でもいいってけっこうすごくないですか?
タンとかレバーならまだしも、内臓系もみんないけるんでしょうかね?
私はハツとかはけっこう好きなんですけど、腸系はちょっと…なんですよ。味うんぬんというより食感的に。
あ、でもホルモンってむしろ美容にいいとかで女の子の方が好きだったりするのかも。
3000円くらいむしろ良心的だろwと思ったりもしたのですが、よく考えてみれば高校生にしたら大金ですよね。お酒もないはずですし、確かにぼったくりだと思うのも無理ないことかもしれません。
でも、今時焼き肉なら食べ放題がデフォですからね。
まあ、もこっちにはきっと初めての「打ち上げ」でそういうことに疎いんでしょう。なんだかちょっと切なくもなりますね。
まこっちの手慣れた感じがまたよけいにそれを際立たせます。
ああ、これはわかるなあ。まさに焼き肉あるあるですね。
こういうのって、なんの合図もなくてもいつの間にかやる人がなんとなく決まっていますよね。
で、ただ見ているだけというか手持ち無沙汰なのも気まずいので、タイミングを図って何かやろうとは思うんですよ。
でも、たいていの場合、単に邪魔になるだけなんですよねw ああ、そんなに乗せなくていいから!とか言われてしまうんですw
まったく森脇健児のこと笑えませんよ。(何の話だ?)
バックのイメージwなぜそのチョイスなんだw(めぞんの響子さんを思い出すなあw)
プチまこの体がヒヨコに見えてちょっとキモかわいいw
ありがとうにも「あっ」をつけてしまうもこっちになぜだか安心感すら覚えますw
いまだメンチ切っている吉田さんもおかしいですし、
もこっちの「クラスの打ち上げじゃなくても~」もいろいろ感じるところもあるわけですが……
もう、ね。
ここは左側の人がすべて持っていてしまいましたよw
ちゃっかりもこっちの隣に座ってるとかw
しかも、一言もしゃべらずに黙々と肉を焼いているだけとか、なんだかよくわからないけど怖いわw
これ、もこっち、うっちーの存在に全く気付いていないですよね?
最初の席順って、たぶん好きな人同士のグループで、という感じだったんでしょうけど、
それでこの配置ってなんだか恐ろしいまでの策略の匂いを感じてしまいますw
きっと、もこっちたちがどの位置に行くか狙いを定めつつ、さりげなく「あそこにしようよ」とか言ってたんだろうなあ。
そういえば、うっちーと真子ってけっこう仲がよかったと思うんですけど、あの設定はどこ行ったんでしょうw
もうこの時点で、笑いをこらえることができませんでしたw
ぱっつんたちの「真剣に焼きすぎー」というツッコミも一切聞こえていないようですw
WWWWW
なんかお肉が輝いているんだがwww
たれじゃなく、塩こしょうというところが「ああいい肉なんだな」と思わせますw
WWWWW
なんだよこれwwwいったいどういうアピールなんだwww
思わず私も、一緒に「え!?」と叫びそうになりましたよw
いや~、まことに不本意ながら、ここが今回の一番笑ったシーンになりますw
またかよと思われるのはもう百も承知なんですけど、こればかりはねー。
もう、このシーンから
ここに戻るとよけいに笑えますねw
何、いい感じに味付けしてんだよってw
やべえ、何かかわいいというか、すごくいじらしく思えてきた…
もはや、好きな人に気持ちを打ち明けられない純情乙女と化していますよね。
って、もこっちも反応それかよw
まったく報われないなあw
まあ、気づかれないように入れたんだから当たり前なんですけどw
ていうか、前髪ぱっつんらももういい加減気づけよ!
弟の件とか、満員電車の件とか、もう十分に材料はそろってるじゃねーかw
ひょっとすると、こいつらとんでもなく鈍感というか、馬鹿なんじゃないかという気がしてきましたよw
突然、ぽつりと漏らすゆりちゃん。
さきほど、もこっちが「クラスの打ち上げじゃなくても~」と気楽に考えていたことと比べると、なんだか切なくなりますね。
もこっちにしてみれば、クラスうんぬんはもはや関係なく、一緒にいるのが当たり前になっているのに、ゆりちゃんにとってはそうではなかったんです。
ゆりちゃんにとってこの4人でいることは、いつの間にか彼女の中ですごく特別なことになっていたのですね。
吉田さんにとって、これは本音なんでしょう。
そもそもケントスキーたちがいる彼女にとって、仲間とはクラスが一緒というのはなんの意味も持たないはずです。
あと、意外かもしれませんが、吉田さんを見るもこっちがなんだかすごく好きですね。(今回の個人的ベストもこっち!)
どういう気持ちで吉田さんの言葉を聞いていたのだろうと考えると、胸の奥がざわざわします。
こういうことを本人の前で、ためらいなく言えるのがゆりちゃんらしいですね。
まあ、逆に考えれば、二人のことをよくわかっているとも言えるわけですが、
普通に聴けばやっぱりちょっと角が立ちますよね。
「今日だって二人ともいつも通り帰ろうとしていたし」
この言い方なんか、ちょっと拗ねている感じでなんだかいじらしくも思えますが、
聴きようによっては、なんだか責めているようにも聞こえてしまうのが彼女の損なところなのかもしれません。
ていうか、やっぱり前回の「私はどっちでもいいんだけど」は本心じゃなかったんですね。
ちょっと微妙な空気になりつつあるのを察して、フォローを入れるまこっち。
こういうところはやっぱり普段、陽キャグループと付き合いのある彼女らしい気遣いですね。
しかし、なるほど。
思えば、卒業式前編からずっとクラス替えの話が言及されてきましたけど、
それって、今回の話をやるための振りだったのかもしれませんね。
キャラクターの再配置や3年生編再スタートへの伏線というよりも、
実はここでのゆりちゃんの心情を描きたいがためのネタフリだったのかなという気がしてきました。
つーか、4人とも文系で選択科目も一緒なのか。
ただ、高校にもよるでしょうけど、文系ってクラスが理系よりも多くなりがちですよね…
そんなまこっちの言葉にもどこか生返事のゆりちゃん。
きっと、これまでもずっと悩んでいたんでしょうね。
思えば、バレンタインの「友チョコ」。
あの頃から、いつかくる別れのときを憂いていたのかもしれません。
そして、そんなゆりちゃんの憂鬱をあざ笑うかのような、主催者・雌メガネの無慈悲な呼びかけが。
この段階でなんだか嫌な予感がしてくるわけですが……
ああ……
なるほど、こうなるわけですか。
完全にバラバラになるんじゃなくって、ゆりちゃんともこっちだけが向かい合わせというのもなんだかいやらしいですね。
(てか、この席替えは誰の策略だ?まったくのランダムとは思えないんだが)
視線を合わせようとしないゆりちゃん。何も考えていなさそうな南さん。
そしてそんなただならぬ雰囲気を察しているようなもこっち。
もう、この構図だけで、心臓が苦しくなってきますよ。
(しかし、南さんはなんでこんな顔をしてられるんだ?)
で、ひたすら後ろのまこっちと話し出す南さん。
これはゆりちゃんじゃなくても辛いですよね。
(この構図は野球部応援のバスの中でのうっちーもちょっと思い出しますがw)
しかもここで「修学旅行」の話を持ちだすとか、さすがにちょっと性格が悪すぎますよ。
まこっちもちょっと困っていますよね。
まあ、初登場のときから、田村さん不在を狙ってまこっちを誘ったりと、もともと陰険なところが見えていた子ではありましたが、本人目の前でこれはさすがにちょっといただけませんね。
でも、表情や仕草だけをみるとすっごく可愛く見えるんだよなあ。これは無意識に男を駄目にするタイプだわw
ああ、やっぱりこういう展開を持ってきたか……というのがまずは素直な感想です。
荒れそう荒れそうと予想しつつも、意外と平和に進んでいて安心していたところでのこの流れはちょっときついですね。
ただ食べることに集中するゆりちゃんがもう自分のことのように胸が痛みますよ。(自分にもこういう経験はあるので…)
かける言葉も見つからないもこっちも辛いところですよね。どんな言葉もかえって傷を広げることになりかねませんし。
それにしても、もこっちもゆりちゃんと南さんの確執?に気付いていたんですね。
もこっちの様子からして、ここで初めて知ったというより、以前から認識していた感じがします。
逆にそこはちょっとうれしいかも。彼女もゆりちゃんのことを「わかってきている」ということですからね。
そんなことより、南さん!ここで「裏切る」というワードは禁句だろうが!
そんな南さんに対して、もはや神々しくすらある加藤さんの心配り。
焼き肉って、こういうところで人柄の違いがはっきり見えるからある意味怖いですよねw
wwwほんと、お母さんポジションですよねw
みんなの飲み物の状態をきちんと把握して即座に対応できる人は、どんな会合でも天下取れますよw
しかもひとつひとつの仕草が自然なんですよね。嫌みがないというか。
これみよがしに「かわいそー私が焼いたやついるー?」とかいう人とはえらい違いですw
いや、これはもう、経験とかそういう次元の話じゃなくって、生まれ持ったものなんじゃないですかね。
最初から差がついているものなんですよ、この世界は。(…と、分かった風なことを言ってみるw)
でも、加藤さんに憧れるもこっちというのはなんかすごくいいなと思います。
今江さんやネモとはまた違った感情なんでしょうね。
って、なんで柿沼じゃなくって、メガネデブのほうなんだw
柿沼も体育祭のときネモに顔赤らめていたけど、ほんとこいつら免疫なさすぎるw
こういうタイプは、女の子に声かけられただけで勘違いしちゃうから加藤さんも気を付けないと…。
加藤さんみたいな子は誰とも分け目なく平等に優しくしちゃうので、かえって心配になりますよ。
WWWWW
目にもとまらぬ速さで配ってどうするw
タモリじゃないけど「自分のペースで食べさせろ」やw
てか、別に速さを競ってるわけじゃないだろw
WWWほら、アブないからw
こういう斜め下の発想の暴走からやらかすもこっちというのもなんだか久しぶりですね。
しかし、もこっちのリアクションって、絵になりますよね。
「うおお!!?」って、いちいち反応が面白すぎるw
こういう素の感じを自然に出していければ、周りと打ち解けられる土壌は持っている子なんですよね。
ああ、なんかすごく和む場面ですね。
加藤さんも隣のイケメンも本当にいい笑顔をしています。
実は、変にかっこよく見せようとするよりも、ヘタを打った自分を話のタネとして昇華できるほうが、うまく会話も弾むんですよね。
もちろんやり過ぎると単なるうざい自虐になってしまうのでそこはさじ加減が必要ですけど、こういう本人の意図しないところでうまく笑いにつなげられると後が楽になるんです。
どうやらもこっちはまたひとつ、階段を上ったようですね。
ああ、こいつ、体育祭のときのあのイケメンか!正直、二人三脚といわれるまでまったく気づきませんでしたw
あのときは、自分たちだけで盛り上がっていて、一切もこっちを見ていなかった彼に少しばかりの嫌悪感を抱いたものでしたが、
ここでしっかりもこっちの目を見て会話している姿には少し好感が持てますね。
単なる「イケメン装置」に過ぎなかった彼に血が通いだした瞬間なのかもしれません。
(って、もこっち、クラス内のこんなイケメンの名前も知らねーのかよw)
WWWWW
さすが2年生の「打ち上げ」、かつてのいろんなキャラや事件が掘り下げられますねw
でもあれ?あのときって「ほんの一部の女子にだけ」一目置かれただけですんだんじゃなかったのかw(コミックス5巻 喪43「モテないし裸に興味を持つ」参照)
「最後だからあえて」とか言ってましたけど、1年近くずっと気になっていたんでしょうかねw
スマホでち●こ画像を見ている女子高生というのは、お前にとってそこまで衝撃的だったのかw
しかし、そうか。あれから1年かあ。
あのあとすぐに、小宮山さんと再会するんですよね。
思えば、本当にいろんなことがあった2年生でした…。
WWWWWいきなりそれかw
しかし、この流れるようなテンポはすごいですね。
かつてのもこっちなら、むちゃくちゃテンパるか、キョドっておかしな言動に走るところでしょうけど、
もう即座に「作戦開始!」ですからw
こんなところにも、この1年の彼女の成長ぶり?がうかがえますね。
それにしても、いったいどうごまかすのやら…
WWWWW爽やかな顔して何言ってんだwww
お前が変態シスターズじゃねーかw
でもまあ、弟にち●ちん見せて、から始まったんだし、あながちウソでもないかw
でも「自撮り」はさすがにヤバいだろw
WWWWWどうだ!じゃねーよwwwだからその笑顔はやめろwww
しかも、「なぜか世界の外人から」って、もはや言い訳どころじゃないぞw
普通に「いや、ちょっと興味があって…」と言った方がよっぽど傷が浅いわw
……って、これ、谷川、お前のことじゃねーかwwwwふざけるのもいい加減にしろwww(コミックス2巻のあとがき参照w)
そうそう確かに悪くはない……って、悪いわ!WWWWW
アカウントばれるとか、そんな問題じゃねーw
なぜドヤ顔www
まあ、さっきのよりはまだましだけど、勝ち誇るようなことじゃねーだろw
ああ、なんか、陽キャラならばの返しだなあ。
こういうのって、下手な奴が言うと、すごく嫌みというか、ゲスな感じになってしまいがちなんですよね。意外と高度な会話スキルが要求される流れだと思います。
それにしても、ゆうちゃん久しぶりに話題が出てきたと思ったらこれかよw
いろいろと扱いがひどすぎるw(まあ今に始まったことじゃありませんけどw)
これは、クリスマスのカラオケの時に撮ったんでしょうか、3人で収まっている姿にちょっとぐっときてしまいますね。(小宮山さんの見切れ具合はひどいですけどw)
ゆうちゃんを見るもこっちの目線がまたいい味を出しています。
それにしても、こいつやっぱりチャラいんですね。
いきなり、紹介してとか、私には異世界人の言葉としか思えません……。
そんなナンパなイケメンに「するかボケ!」と一蹴するもこっちになんだか感慨深いものがありますね。(まあ実際には声に出していませんが)
う~ん、冷静で的確かあ…?
ていうか、スマホを出すとき、どう見てもテンパっているとしか思えないんだがw
まあでも、確かに成長の後は感じられますよね。
1年の頃では考えられないですよ。
自然に加藤さんにスマホ見せているところも含めて、
なんか普通にリア充同士のじゃれ合いですよね。
“えーみせてみせて”とか、もはや普段から仲良しに見えるくらいではないでしょうか。
まさに「暗転」。
ここのコントラストは本当、リアルに痛みを感じたほどでした。
みんなから話題にしてもらえる“ぼっち”と、誰からも見てももらえない“ぼっち”。
どちらも似たような経験がある私にとっては、とてもじゃないですけど、冷静に見ることはできませんでしたよ。
席替えといっても、本人は動かなかったゆりちゃんともこっち。
だからこそでしょうか、向かい合わせで自分との違いを見せつけられると辛いですよね。
目線だけで吉田さんを追いかけて、その先に岡田と話している姿を認めるところもあまりに切ない。
「…………」のフキダシがまた、読んでいる人間の心の中をかき乱すんです。
それにしても、ここで、前々回の流れを生かすとはニクイ演出ですね。
吉田さんと岡田。
どちらが声をかけたのかはわかりませんが、この二人は意外とウマが合いそうな気がします。
こういう1次会から2次会へのインターバルみたいな時間が、私はすごく苦手です。
1次会はある意味、参加は義務みたいなものですから気が楽なのですが、2次会は有志の自由が建て前ですからね。
で、残るにせよ、帰るにせよ、一言ことわるタイミングがすごく難しいじゃないですか。
周りはおしゃべりに夢中で、なかなか「じゃあ、自分はここで」と言いだせない雰囲気があるんですよ。
で、仕方なく、まあ2次会に参加してもいいかみたいに割り切ってもそこからがまた気まずいというか、居心地が悪さにしんどくなるんです。
話にも加われずに、ただなんとなく、そこにいる。
このいたたまれなさはけっこう引きずりますよ。
雌猫グループ内のこの立ち位置もちょっと気になりますね。
うっちーはどうなんだろ…もこっちの動向を気にしているんでしょうか。
ていうか、カラオケって、焼き肉以上に神経を使うので要注意なんですよね。
「歌」というのは個人の嗜好性や価値観があからさまに見えますから。
私なんか本当に嫌な思い出ばかりですよ。
「なにこれ、こんな歌誰もしらねーよ」といきなりキャンセルされたり、
はたまた、調子に乗って「高木ブー伝説」だの「港のヨーコ ヨコハマ ヨコスカ」を絶叫してむちゃくちゃ引かれたり……
…まあもはや遠い過去というか、みんないい思い出ですけどねw
そんな中、何も言わずに一人帰ろうとするゆりちゃんに気付いた真子。
南さんとのっぺら子がそばにいる中、彼女はどちらを選ぶのでしょうか。
うーん、やっぱり、真子の立ち位置をテーマとして描いてきましたね。
ここはもう、真子とゆりちゃん、どちらにも感情移入できるんでよけいにドキドキしましたよ。
いやいや南さん、空気っていうなら、さっきのあんたの態度はなんだよw
隣の人が醸し出していたあの空気を、あなたは少しでも読むことができましたか?
つーか、だいたい「空気読めよ」というやつに限って、空気読めないと相場は決まっているんですけどね。(個人的な偏見ですw)
でもまあ、この拗ねた感じはいかにも“女の子”って感じでちょっと魅力的でもあります。
(南さんって将来、魅力的な悪女になりそうだなあ…)
それにしても、ここは真子、一世一代の勇気を振り絞りましたね。彼女なりに、本当に頑張ったんだと思います。
まるで、かつてのトレンディドラマ(死語)を見ているようなドラマチック的なシーンですね。(キムタクの「ちょ、待てよ」みたいなクサさも若干ありますがw)
前回では真子との関係に一抹の不安も感じていたのですが、ひとまずここは安心しました。ありがちな展開ではありますけど、それでもやっぱりここは胸にきましたね。
うあああああああああ!南さん!!!!
ちょっと小さくてわかりずらいですが、南さんがそんな二人を見つめていますよね?
なにやら眉をひそめている感じですよね?
もうぞくぞくが止まりませんよ!
まったく、感動的な場面の次に、こういう感じでさらっと不穏な種を蒔いていくんだから、谷川さんも相変わらず意地が悪い!
でも、こういうところに彼女たちのリアルな存在感みたいなものを感じ取ることができるのですよね。
見逃しやすいところですけど、わたモテの深さを味わうのに欠くことのできない重要なカットだと思います。
ああなるほど。ここが前回、吉田さんとの会話の伏線だったんですね。
具体的な内容なんてなんでもいいんです。
要するに「4人でご飯食べるのはこれで最後かもしれない」とゆりちゃんは思っていたんですよ。
だからこそ、なんとかして黒木さんと吉田さんを誘いたかった。
「4人だけでもうちょっとだけいれればよかったかな……」
後悔にも似たこの独白を、真子に伝えるゆりちゃんの心情を想像するだけで、
今は心の奥底に埋もれていた何かが蘇ってくるようです。
何も言わずにただ隣に寄り添う吉田さんの優しさがとにかく、嬉しくもあり、また切なくもありますね。
本当にあのゲーセンでの会話の内容なんて、もはやどうでもいいんです。
吉田さんはただそこにいることで、しっかりと応えているのですから。
(卒業式のこのシーンを少し思い出します)
この空気感は見事ですね。
「祭りのあと」独特のなんとも言えない寂寥感がよく出ています。
吉田さんの立ち方や向きとかもすごくリアルに感じられますね。
ここでもこっちが合流する演出がまた素晴らしい。
ゆりちゃんを追いかけて、というより、偶然のように見せることによって、「運命の導き」を感じさせるのですよね。
WWWWW
やべえ、完ぺきなリスクマネジメントだw
昔のもこっちだったら、絶対にカラオケで名誉挽回を目指そうとして自爆していましたよね。
クリスマスのときにゆうちゃんらとカラオケに行ったこともいい経験になっていたのかも?(のどの調子が…とか言っていたしw)
まあ本当にカラオケはなるべく避けた方がいいですよ。
歌がうまいへた以前の問題でやらかす可能性が高いですから。
(それにしても、焼肉屋ではうまくやれてた……のか?w)
WWW冷静で適格って、それ気に入ってんのかw
イケメン相手に言い訳していたときもそれ言ってたよなw
でも確かに「危機回避能力」も含め、本当に目に見える形で成長しましたよね。
隣に座るゆりちゃんと比べると、その違いに愕然としますよ。
だって、もこっち、焼肉屋ですごく楽しそうでしたし。
逆にゆりちゃんのほうが、“ぼっち”主人公としての存在感がありましたよね。
下手すると、ここで主人公交代となってしまわないかとちょっと複雑な気持ちにもさせられますw
夜の、人がほとんどいないホームに電車が入ってくるシーンって、なんだかすごく好きなんですよね。
もの悲しい気分がかえって心地よいというか、不思議なノスタルジーに浸れるんです。
真子の「今度は3年だね」というセリフも、なんだかとても悲しい響きを帯びているんですけど、それでもなぜか心があったかくもなるんですよ。
個人的にはここを今回のベストシーンにあげたいですね。
ああ、こう締めるんだ…
ひょっとすると、あの今年初めてのエピソード、喪109「モテないし雪の日の学校」から話はまだ続いているのかもしれない。
そんな気にすらさせられるくらい、この笑いで落とさなかったラストにはいろんなことを考えさせられてしまいました。
単に「切ない」という言葉では到底言い表せない、リアルな痛覚すら感じてしまうようなラストだったと思います。
あとここは正直、「クラスが別々」になる布石のような気もしてしまいました。
岡田の回とは真逆ですね。あの時は、私にはクラスが一緒になる前フリに思えたのですが、今回のこのゆりちゃんの言葉には、哀惜にすら近いニュアンスに聞こえてしまったんですよ。
もちろん、このままゆりちゃんたちとお別れになる展開はあり得ないと思いますし、
いったん、シリアスに見せてからけっきょく元の鞘に、というのもギャグの基本なので、その辺に期待もしているわけですが、
いずれにしても、何らかの関係性の変化は免れないかなという気はしています。
前回、いろいろと気になるところをたくさん挙げて、とても一話では収まらないのでは?と、心配していましたが、
ふたを開けてみれば、ピンポイントで攻めてきましたね。
そう、今回の「打ち上げ」は完全に「ゆりちゃんの想い」に絞っていました。
前回の“前説”も含め、ほぼゆりちゃんが主役の話だったといっていいでしょう。
真子も南さんもその流れから派生した話の一環ととらえたほうがよさそうです。
でも、変に「打ち上げ」だ「お祭り」だと気張ってあれもこれも詰め込むよりは、この形の方が焦点が定まり、より深い読後感が味わうことができたので、かえってよかったのではないでしょうか。
もこっちとの新旧ぼっち対比も複雑な思いに駆られましたね。
わたモテの三大要素として「笑い」「痛さ」「切なさ」があるというのは、何度も触れてきたことですが、
今回、もこっちは「笑い」担当に徹していて、「痛さ」と「切なさ」は、ほぼゆりちゃんでしたからね。
ある意味、主人公交代か?と思ってしまうほど、ゆりちゃんの存在が大きく感じた今回の「打ち上げ」回だったわけですが、「笑い」にできないという点で、彼女は致命的な弱点を持っています。
そこはやっぱり、もこっちでないとわたモテという“ギャグマンガ”は成り立たないわけです。
ただ、わたモテって、わかりやすいギャグ“オチ”ばかりじゃなかったんですよね。
1年時の文化祭の準備回とかBOCHI先輩の卒業式、サボリーマン回のようなペーソスにあふれた痛さと切なさを兼ね備えた“落とし方”を何度も見せてきた特殊なギャグマンガでもあったんです。
そう考えれば、今回のこの“オチ”もそれほど意外なものではないのかもしれません。
それにしても、3年生編がますます楽しみになるのと同時に、なんだか怖くなってきました。
今回、ネモや岡田関連の話が一切なかったのは、3年生でじっくりやるから後回しにする意図があったように思うのですが、ゆりちゃんのほうはどうなんでしょうね。
少なくとも、南さんとの確執はここからが本番のような気がしてならないのですが……
うーん、どうやら、胸の痛みはしばらく続きそうです。
もこっちが初めてカラオケに行った話(特別編7)も読めるコミックス11巻は絶賛発売中です!
わたモテの更新週の木曜日は、お昼にわたモテを読んで過ごすのが日課になっています。
で、午後は仕事をきっちりこなしつつも、頭の中では感想記事の構想を練っているわけなんですね。
(何度も言うようですが、わりと融通がきくんですよ!さぼっているわけじゃありませんよ!)
というわけで、7日木曜日の昼休み。
私はいつものように、ブラウザを立ち上げて最新話をチェックしようとしていました。
でも、

このサムネを見た瞬間、思わずそっとウィンドウを閉じてしまったんですよ。
今回はヤバイぞ、と。
これを読んでしまったら、午後の仕事が手につけられなくなると、私の中のJアラートが鳴ったんです。
いや~、我ながらこの「危機回避能力」は冷静で適格だったと褒めてやりたいですね。
おかげで、午後はしっかり仕事に集中できましたから。
今思うと、本当にあの時、今回の話を読まなくて良かったですよ。
……といっても、実は帰ってからがっつり読みふけってしまい、次の日に差し障ることになってしまったんですけどねw(持続力はD…)
でもまあ、考えてみれば、そもそもトップページを開くまでもなく、
今回は特に気持ちを落ち着つかせてから読むべき回だったんですよね。
前回の感想を読んでいただければわかりますが、相当動揺していましたから。
穏便に終わりそうもない雰囲気の中でのあの突然の“ヒキ”は本当に心臓に悪くて、どう考えてもまったりと気軽に読めるような続きになっているはずがないんです。
実際、今回の話を読み終えてからというもの、もうずっと胸が痛いです。むしろ息苦しいくらいです。
あの1年のクリスマス会にも匹敵するくらいに私の中で大きな傷跡を残した話になりましたね。
というわけで、その傷ばかりが気になって、いまだうまく気持ちが整理できていない面もありますが、
まずはひとつひとつ見ていくことにしましょう。

ついに「打ち上げ」が始まりました。まずは元祖リア充グループの乾杯からスタートです。
まあとにかく、普通に岡田がいるところにまずはホッとしましたw
(つーか、前回姿が見えなかったのはいったいなんだったんだ…)
なんだかパイナップルの上に手が生えているようにも見えますが…w
ネモのこぼれそうな笑顔がいいですね。本当に楽しそうです。

で、そのすぐ後ろにこの二人。
サムネで見たときも「あ、これはやばい」と感じましたが、やっぱりこの構図は胸にきます。
こういうグループごとに盛り上がり度に差がくっきり出る感じがすごくリアルで、もう見ているだけで「あーーー」ってなってしまいますよ。
しかし、真後ろにネモかあ。これきっと、会話とか聞こえているんだろうなあ。
それでも、もう当たり前のように吉田さんが隣にいることに心がなごみますね。(機嫌が悪そうに見えますが、これは誘われたから来たんであって、別に来たくてきたわけじゃないアピールなんでしょうねw)
というわけで、今回のタイトルは「モテないし打ち上げる」 。
なるほど、前編後編とか1・2でなかったのはこういうことだったのですね。
確かに「打ち上げ」本番なら“行く”ではなく、「打ち上げる」です。
前回は本番前の前説みたいなものだったのでしょう。

あ、普通にまこっちもいるんだ。
てっきり、まずは南さんたちのほうへ行くものだと思っていたので、ここは少しほっとしました。
ていうか、もこっちに関しては南さん絡みで引け目もあるし、その反動でいまだに「すごくいい人」(笑)だと思っているのでしょうから、当然といえば当然なのかもしれませんね。
真子の満面の笑みに対して、もこっちのぎこちなさ、そしてゆりちゃんのじと目も印象的です。
そういえば、お店は焼肉屋でしたね。岡田主催のときもそうでしたが、今の高校生にはやっぱり定番なんでしょうか。
もこっちは「陽キャはBBQとか肉焼くの本当好きだな」とか言ってましたねw
でも私が思うには、肉が好きというよりそのほうが親睦を深めやすいという利点のほうが大きいからじゃないですかね?
ただ食べるだけじゃなく、何かを焼いたりすることで会話がしやすくなるじゃないですか。
必ず仕切り役みたいな人も出てきますし、コミュニケーションが自然に生まれやすいセッティングなんですよね。
あ、でもそういえば、あの滅多に怒らない温厚なタモリを森脇健児が怒らせたという話を思い出しました。
なんでも焼肉屋で肉をどんどん焼いて仕切っていた森脇に「俺のペースで食わせろ!」とむちゃくちゃ切れたとか…。いかにもタモリらしいエピソードですよねw
でもまあ、気持ちはわかります。
焼肉って、確かにそれほど親しくない人とでも楽に会話できる便利なツールではありますけど、逆に人それぞれのこだわりみたいなものもはっきりとさせますからね。
集まるには安心のコースではありますけど、一歩間違うと人間関係にひびが入りかねない危うい一面もあるように思いますね。

手際よく仕切るまこっちに対して、なんともそっけない返しの二人。
「何でもいい」という答えが一番困るんだけど!って母親に言われなかったのでしょうかw
てか、焼き肉で何でもいいってけっこうすごくないですか?
タンとかレバーならまだしも、内臓系もみんないけるんでしょうかね?
私はハツとかはけっこう好きなんですけど、腸系はちょっと…なんですよ。味うんぬんというより食感的に。
あ、でもホルモンってむしろ美容にいいとかで女の子の方が好きだったりするのかも。

3000円くらいむしろ良心的だろwと思ったりもしたのですが、よく考えてみれば高校生にしたら大金ですよね。お酒もないはずですし、確かにぼったくりだと思うのも無理ないことかもしれません。
でも、今時焼き肉なら食べ放題がデフォですからね。
まあ、もこっちにはきっと初めての「打ち上げ」でそういうことに疎いんでしょう。なんだかちょっと切なくもなりますね。
まこっちの手慣れた感じがまたよけいにそれを際立たせます。

ああ、これはわかるなあ。まさに焼き肉あるあるですね。
こういうのって、なんの合図もなくてもいつの間にかやる人がなんとなく決まっていますよね。
で、ただ見ているだけというか手持ち無沙汰なのも気まずいので、タイミングを図って何かやろうとは思うんですよ。
でも、たいていの場合、単に邪魔になるだけなんですよねw ああ、そんなに乗せなくていいから!とか言われてしまうんですw
まったく森脇健児のこと笑えませんよ。(何の話だ?)

バックのイメージwなぜそのチョイスなんだw(めぞんの響子さんを思い出すなあw)
プチまこの体がヒヨコに見えてちょっとキモかわいいw
ありがとうにも「あっ」をつけてしまうもこっちになぜだか安心感すら覚えますw

いまだメンチ切っている吉田さんもおかしいですし、
もこっちの「クラスの打ち上げじゃなくても~」もいろいろ感じるところもあるわけですが……
もう、ね。
ここは左側の人がすべて持っていてしまいましたよw
ちゃっかりもこっちの隣に座ってるとかw
しかも、一言もしゃべらずに黙々と肉を焼いているだけとか、なんだかよくわからないけど怖いわw
これ、もこっち、うっちーの存在に全く気付いていないですよね?
最初の席順って、たぶん好きな人同士のグループで、という感じだったんでしょうけど、
それでこの配置ってなんだか恐ろしいまでの策略の匂いを感じてしまいますw
きっと、もこっちたちがどの位置に行くか狙いを定めつつ、さりげなく「あそこにしようよ」とか言ってたんだろうなあ。
そういえば、うっちーと真子ってけっこう仲がよかったと思うんですけど、あの設定はどこ行ったんでしょうw

もうこの時点で、笑いをこらえることができませんでしたw
ぱっつんたちの「真剣に焼きすぎー」というツッコミも一切聞こえていないようですw

WWWWW
なんかお肉が輝いているんだがwww
たれじゃなく、塩こしょうというところが「ああいい肉なんだな」と思わせますw

WWWWW
なんだよこれwwwいったいどういうアピールなんだwww
思わず私も、一緒に「え!?」と叫びそうになりましたよw
いや~、まことに不本意ながら、ここが今回の一番笑ったシーンになりますw
またかよと思われるのはもう百も承知なんですけど、こればかりはねー。
もう、このシーンから

ここに戻るとよけいに笑えますねw
何、いい感じに味付けしてんだよってw

やべえ、何かかわいいというか、すごくいじらしく思えてきた…
もはや、好きな人に気持ちを打ち明けられない純情乙女と化していますよね。
って、もこっちも反応それかよw
まったく報われないなあw
まあ、気づかれないように入れたんだから当たり前なんですけどw
ていうか、前髪ぱっつんらももういい加減気づけよ!
弟の件とか、満員電車の件とか、もう十分に材料はそろってるじゃねーかw
ひょっとすると、こいつらとんでもなく鈍感というか、馬鹿なんじゃないかという気がしてきましたよw

突然、ぽつりと漏らすゆりちゃん。
さきほど、もこっちが「クラスの打ち上げじゃなくても~」と気楽に考えていたことと比べると、なんだか切なくなりますね。
もこっちにしてみれば、クラスうんぬんはもはや関係なく、一緒にいるのが当たり前になっているのに、ゆりちゃんにとってはそうではなかったんです。
ゆりちゃんにとってこの4人でいることは、いつの間にか彼女の中ですごく特別なことになっていたのですね。

吉田さんにとって、これは本音なんでしょう。
そもそもケントスキーたちがいる彼女にとって、仲間とはクラスが一緒というのはなんの意味も持たないはずです。
あと、意外かもしれませんが、吉田さんを見るもこっちがなんだかすごく好きですね。(今回の個人的ベストもこっち!)
どういう気持ちで吉田さんの言葉を聞いていたのだろうと考えると、胸の奥がざわざわします。

こういうことを本人の前で、ためらいなく言えるのがゆりちゃんらしいですね。
まあ、逆に考えれば、二人のことをよくわかっているとも言えるわけですが、
普通に聴けばやっぱりちょっと角が立ちますよね。
「今日だって二人ともいつも通り帰ろうとしていたし」
この言い方なんか、ちょっと拗ねている感じでなんだかいじらしくも思えますが、
聴きようによっては、なんだか責めているようにも聞こえてしまうのが彼女の損なところなのかもしれません。
ていうか、やっぱり前回の「私はどっちでもいいんだけど」は本心じゃなかったんですね。

ちょっと微妙な空気になりつつあるのを察して、フォローを入れるまこっち。
こういうところはやっぱり普段、陽キャグループと付き合いのある彼女らしい気遣いですね。
しかし、なるほど。
思えば、卒業式前編からずっとクラス替えの話が言及されてきましたけど、
それって、今回の話をやるための振りだったのかもしれませんね。
キャラクターの再配置や3年生編再スタートへの伏線というよりも、
実はここでのゆりちゃんの心情を描きたいがためのネタフリだったのかなという気がしてきました。
つーか、4人とも文系で選択科目も一緒なのか。
ただ、高校にもよるでしょうけど、文系ってクラスが理系よりも多くなりがちですよね…

そんなまこっちの言葉にもどこか生返事のゆりちゃん。
きっと、これまでもずっと悩んでいたんでしょうね。
思えば、バレンタインの「友チョコ」。
あの頃から、いつかくる別れのときを憂いていたのかもしれません。
そして、そんなゆりちゃんの憂鬱をあざ笑うかのような、主催者・雌メガネの無慈悲な呼びかけが。
この段階でなんだか嫌な予感がしてくるわけですが……

ああ……
なるほど、こうなるわけですか。
完全にバラバラになるんじゃなくって、ゆりちゃんともこっちだけが向かい合わせというのもなんだかいやらしいですね。
(てか、この席替えは誰の策略だ?まったくのランダムとは思えないんだが)
視線を合わせようとしないゆりちゃん。何も考えていなさそうな南さん。
そしてそんなただならぬ雰囲気を察しているようなもこっち。
もう、この構図だけで、心臓が苦しくなってきますよ。
(しかし、南さんはなんでこんな顔をしてられるんだ?)

で、ひたすら後ろのまこっちと話し出す南さん。
これはゆりちゃんじゃなくても辛いですよね。
(この構図は野球部応援のバスの中でのうっちーもちょっと思い出しますがw)
しかもここで「修学旅行」の話を持ちだすとか、さすがにちょっと性格が悪すぎますよ。
まこっちもちょっと困っていますよね。
まあ、初登場のときから、田村さん不在を狙ってまこっちを誘ったりと、もともと陰険なところが見えていた子ではありましたが、本人目の前でこれはさすがにちょっといただけませんね。
でも、表情や仕草だけをみるとすっごく可愛く見えるんだよなあ。これは無意識に男を駄目にするタイプだわw

ああ、やっぱりこういう展開を持ってきたか……というのがまずは素直な感想です。
荒れそう荒れそうと予想しつつも、意外と平和に進んでいて安心していたところでのこの流れはちょっときついですね。
ただ食べることに集中するゆりちゃんがもう自分のことのように胸が痛みますよ。(自分にもこういう経験はあるので…)
かける言葉も見つからないもこっちも辛いところですよね。どんな言葉もかえって傷を広げることになりかねませんし。
それにしても、もこっちもゆりちゃんと南さんの確執?に気付いていたんですね。
もこっちの様子からして、ここで初めて知ったというより、以前から認識していた感じがします。
逆にそこはちょっとうれしいかも。彼女もゆりちゃんのことを「わかってきている」ということですからね。
そんなことより、南さん!ここで「裏切る」というワードは禁句だろうが!

そんな南さんに対して、もはや神々しくすらある加藤さんの心配り。
焼き肉って、こういうところで人柄の違いがはっきり見えるからある意味怖いですよねw

wwwほんと、お母さんポジションですよねw
みんなの飲み物の状態をきちんと把握して即座に対応できる人は、どんな会合でも天下取れますよw
しかもひとつひとつの仕草が自然なんですよね。嫌みがないというか。
これみよがしに「かわいそー私が焼いたやついるー?」とかいう人とはえらい違いですw

いや、これはもう、経験とかそういう次元の話じゃなくって、生まれ持ったものなんじゃないですかね。
最初から差がついているものなんですよ、この世界は。(…と、分かった風なことを言ってみるw)
でも、加藤さんに憧れるもこっちというのはなんかすごくいいなと思います。
今江さんやネモとはまた違った感情なんでしょうね。
って、なんで柿沼じゃなくって、メガネデブのほうなんだw
柿沼も体育祭のときネモに顔赤らめていたけど、ほんとこいつら免疫なさすぎるw
こういうタイプは、女の子に声かけられただけで勘違いしちゃうから加藤さんも気を付けないと…。
加藤さんみたいな子は誰とも分け目なく平等に優しくしちゃうので、かえって心配になりますよ。

WWWWW
目にもとまらぬ速さで配ってどうするw
タモリじゃないけど「自分のペースで食べさせろ」やw
てか、別に速さを競ってるわけじゃないだろw

WWWほら、アブないからw
こういう斜め下の発想の暴走からやらかすもこっちというのもなんだか久しぶりですね。
しかし、もこっちのリアクションって、絵になりますよね。
「うおお!!?」って、いちいち反応が面白すぎるw
こういう素の感じを自然に出していければ、周りと打ち解けられる土壌は持っている子なんですよね。

ああ、なんかすごく和む場面ですね。
加藤さんも隣のイケメンも本当にいい笑顔をしています。
実は、変にかっこよく見せようとするよりも、ヘタを打った自分を話のタネとして昇華できるほうが、うまく会話も弾むんですよね。
もちろんやり過ぎると単なるうざい自虐になってしまうのでそこはさじ加減が必要ですけど、こういう本人の意図しないところでうまく笑いにつなげられると後が楽になるんです。
どうやらもこっちはまたひとつ、階段を上ったようですね。

ああ、こいつ、体育祭のときのあのイケメンか!正直、二人三脚といわれるまでまったく気づきませんでしたw
あのときは、自分たちだけで盛り上がっていて、一切もこっちを見ていなかった彼に少しばかりの嫌悪感を抱いたものでしたが、
ここでしっかりもこっちの目を見て会話している姿には少し好感が持てますね。
単なる「イケメン装置」に過ぎなかった彼に血が通いだした瞬間なのかもしれません。
(って、もこっち、クラス内のこんなイケメンの名前も知らねーのかよw)

WWWWW
さすが2年生の「打ち上げ」、かつてのいろんなキャラや事件が掘り下げられますねw
でもあれ?あのときって「ほんの一部の女子にだけ」一目置かれただけですんだんじゃなかったのかw(コミックス5巻 喪43「モテないし裸に興味を持つ」参照)
「最後だからあえて」とか言ってましたけど、1年近くずっと気になっていたんでしょうかねw
スマホでち●こ画像を見ている女子高生というのは、お前にとってそこまで衝撃的だったのかw
しかし、そうか。あれから1年かあ。
あのあとすぐに、小宮山さんと再会するんですよね。
思えば、本当にいろんなことがあった2年生でした…。

WWWWWいきなりそれかw
しかし、この流れるようなテンポはすごいですね。
かつてのもこっちなら、むちゃくちゃテンパるか、キョドっておかしな言動に走るところでしょうけど、
もう即座に「作戦開始!」ですからw
こんなところにも、この1年の彼女の成長ぶり?がうかがえますね。
それにしても、いったいどうごまかすのやら…

WWWWW爽やかな顔して何言ってんだwww
お前が変態シスターズじゃねーかw
でもまあ、弟にち●ちん見せて、から始まったんだし、あながちウソでもないかw
でも「自撮り」はさすがにヤバいだろw

WWWWWどうだ!じゃねーよwwwだからその笑顔はやめろwww
しかも、「なぜか世界の外人から」って、もはや言い訳どころじゃないぞw
普通に「いや、ちょっと興味があって…」と言った方がよっぽど傷が浅いわw
……って、これ、谷川、お前のことじゃねーかwwwwふざけるのもいい加減にしろwww(コミックス2巻のあとがき参照w)

そうそう確かに悪くはない……って、悪いわ!WWWWW
アカウントばれるとか、そんな問題じゃねーw

なぜドヤ顔www
まあ、さっきのよりはまだましだけど、勝ち誇るようなことじゃねーだろw

ああ、なんか、陽キャラならばの返しだなあ。
こういうのって、下手な奴が言うと、すごく嫌みというか、ゲスな感じになってしまいがちなんですよね。意外と高度な会話スキルが要求される流れだと思います。
それにしても、ゆうちゃん久しぶりに話題が出てきたと思ったらこれかよw
いろいろと扱いがひどすぎるw(まあ今に始まったことじゃありませんけどw)

これは、クリスマスのカラオケの時に撮ったんでしょうか、3人で収まっている姿にちょっとぐっときてしまいますね。(小宮山さんの見切れ具合はひどいですけどw)
ゆうちゃんを見るもこっちの目線がまたいい味を出しています。
それにしても、こいつやっぱりチャラいんですね。
いきなり、紹介してとか、私には異世界人の言葉としか思えません……。
そんなナンパなイケメンに「するかボケ!」と一蹴するもこっちになんだか感慨深いものがありますね。(まあ実際には声に出していませんが)

う~ん、冷静で的確かあ…?
ていうか、スマホを出すとき、どう見てもテンパっているとしか思えないんだがw
まあでも、確かに成長の後は感じられますよね。
1年の頃では考えられないですよ。
自然に加藤さんにスマホ見せているところも含めて、
なんか普通にリア充同士のじゃれ合いですよね。
“えーみせてみせて”とか、もはや普段から仲良しに見えるくらいではないでしょうか。

まさに「暗転」。
ここのコントラストは本当、リアルに痛みを感じたほどでした。
みんなから話題にしてもらえる“ぼっち”と、誰からも見てももらえない“ぼっち”。
どちらも似たような経験がある私にとっては、とてもじゃないですけど、冷静に見ることはできませんでしたよ。
席替えといっても、本人は動かなかったゆりちゃんともこっち。
だからこそでしょうか、向かい合わせで自分との違いを見せつけられると辛いですよね。
目線だけで吉田さんを追いかけて、その先に岡田と話している姿を認めるところもあまりに切ない。
「…………」のフキダシがまた、読んでいる人間の心の中をかき乱すんです。
それにしても、ここで、前々回の流れを生かすとはニクイ演出ですね。
吉田さんと岡田。
どちらが声をかけたのかはわかりませんが、この二人は意外とウマが合いそうな気がします。

こういう1次会から2次会へのインターバルみたいな時間が、私はすごく苦手です。
1次会はある意味、参加は義務みたいなものですから気が楽なのですが、2次会は有志の自由が建て前ですからね。
で、残るにせよ、帰るにせよ、一言ことわるタイミングがすごく難しいじゃないですか。
周りはおしゃべりに夢中で、なかなか「じゃあ、自分はここで」と言いだせない雰囲気があるんですよ。
で、仕方なく、まあ2次会に参加してもいいかみたいに割り切ってもそこからがまた気まずいというか、居心地が悪さにしんどくなるんです。
話にも加われずに、ただなんとなく、そこにいる。
このいたたまれなさはけっこう引きずりますよ。
雌猫グループ内のこの立ち位置もちょっと気になりますね。
うっちーはどうなんだろ…もこっちの動向を気にしているんでしょうか。
ていうか、カラオケって、焼き肉以上に神経を使うので要注意なんですよね。
「歌」というのは個人の嗜好性や価値観があからさまに見えますから。
私なんか本当に嫌な思い出ばかりですよ。
「なにこれ、こんな歌誰もしらねーよ」といきなりキャンセルされたり、
はたまた、調子に乗って「高木ブー伝説」だの「港のヨーコ ヨコハマ ヨコスカ」を絶叫してむちゃくちゃ引かれたり……
…まあもはや遠い過去というか、みんないい思い出ですけどねw

そんな中、何も言わずに一人帰ろうとするゆりちゃんに気付いた真子。
南さんとのっぺら子がそばにいる中、彼女はどちらを選ぶのでしょうか。
うーん、やっぱり、真子の立ち位置をテーマとして描いてきましたね。
ここはもう、真子とゆりちゃん、どちらにも感情移入できるんでよけいにドキドキしましたよ。

いやいや南さん、空気っていうなら、さっきのあんたの態度はなんだよw
隣の人が醸し出していたあの空気を、あなたは少しでも読むことができましたか?
つーか、だいたい「空気読めよ」というやつに限って、空気読めないと相場は決まっているんですけどね。(個人的な偏見ですw)
でもまあ、この拗ねた感じはいかにも“女の子”って感じでちょっと魅力的でもあります。
(南さんって将来、魅力的な悪女になりそうだなあ…)
それにしても、ここは真子、一世一代の勇気を振り絞りましたね。彼女なりに、本当に頑張ったんだと思います。

まるで、かつてのトレンディドラマ(死語)を見ているようなドラマチック的なシーンですね。(キムタクの「ちょ、待てよ」みたいなクサさも若干ありますがw)
前回では真子との関係に一抹の不安も感じていたのですが、ひとまずここは安心しました。ありがちな展開ではありますけど、それでもやっぱりここは胸にきましたね。

うあああああああああ!南さん!!!!
ちょっと小さくてわかりずらいですが、南さんがそんな二人を見つめていますよね?
なにやら眉をひそめている感じですよね?
もうぞくぞくが止まりませんよ!
まったく、感動的な場面の次に、こういう感じでさらっと不穏な種を蒔いていくんだから、谷川さんも相変わらず意地が悪い!
でも、こういうところに彼女たちのリアルな存在感みたいなものを感じ取ることができるのですよね。
見逃しやすいところですけど、わたモテの深さを味わうのに欠くことのできない重要なカットだと思います。

ああなるほど。ここが前回、吉田さんとの会話の伏線だったんですね。
具体的な内容なんてなんでもいいんです。
要するに「4人でご飯食べるのはこれで最後かもしれない」とゆりちゃんは思っていたんですよ。
だからこそ、なんとかして黒木さんと吉田さんを誘いたかった。
「4人だけでもうちょっとだけいれればよかったかな……」
後悔にも似たこの独白を、真子に伝えるゆりちゃんの心情を想像するだけで、
今は心の奥底に埋もれていた何かが蘇ってくるようです。

何も言わずにただ隣に寄り添う吉田さんの優しさがとにかく、嬉しくもあり、また切なくもありますね。
本当にあのゲーセンでの会話の内容なんて、もはやどうでもいいんです。
吉田さんはただそこにいることで、しっかりと応えているのですから。
(卒業式のこのシーンを少し思い出します)

この空気感は見事ですね。
「祭りのあと」独特のなんとも言えない寂寥感がよく出ています。
吉田さんの立ち方や向きとかもすごくリアルに感じられますね。

ここでもこっちが合流する演出がまた素晴らしい。
ゆりちゃんを追いかけて、というより、偶然のように見せることによって、「運命の導き」を感じさせるのですよね。

WWWWW
やべえ、完ぺきなリスクマネジメントだw
昔のもこっちだったら、絶対にカラオケで名誉挽回を目指そうとして自爆していましたよね。
クリスマスのときにゆうちゃんらとカラオケに行ったこともいい経験になっていたのかも?(のどの調子が…とか言っていたしw)
まあ本当にカラオケはなるべく避けた方がいいですよ。
歌がうまいへた以前の問題でやらかす可能性が高いですから。
(それにしても、焼肉屋ではうまくやれてた……のか?w)

WWW冷静で適格って、それ気に入ってんのかw
イケメン相手に言い訳していたときもそれ言ってたよなw
でも確かに「危機回避能力」も含め、本当に目に見える形で成長しましたよね。
隣に座るゆりちゃんと比べると、その違いに愕然としますよ。
だって、もこっち、焼肉屋ですごく楽しそうでしたし。
逆にゆりちゃんのほうが、“ぼっち”主人公としての存在感がありましたよね。
下手すると、ここで主人公交代となってしまわないかとちょっと複雑な気持ちにもさせられますw

夜の、人がほとんどいないホームに電車が入ってくるシーンって、なんだかすごく好きなんですよね。
もの悲しい気分がかえって心地よいというか、不思議なノスタルジーに浸れるんです。
真子の「今度は3年だね」というセリフも、なんだかとても悲しい響きを帯びているんですけど、それでもなぜか心があったかくもなるんですよ。
個人的にはここを今回のベストシーンにあげたいですね。

ああ、こう締めるんだ…
ひょっとすると、あの今年初めてのエピソード、喪109「モテないし雪の日の学校」から話はまだ続いているのかもしれない。
そんな気にすらさせられるくらい、この笑いで落とさなかったラストにはいろんなことを考えさせられてしまいました。
単に「切ない」という言葉では到底言い表せない、リアルな痛覚すら感じてしまうようなラストだったと思います。
あとここは正直、「クラスが別々」になる布石のような気もしてしまいました。
岡田の回とは真逆ですね。あの時は、私にはクラスが一緒になる前フリに思えたのですが、今回のこのゆりちゃんの言葉には、哀惜にすら近いニュアンスに聞こえてしまったんですよ。
もちろん、このままゆりちゃんたちとお別れになる展開はあり得ないと思いますし、
いったん、シリアスに見せてからけっきょく元の鞘に、というのもギャグの基本なので、その辺に期待もしているわけですが、
いずれにしても、何らかの関係性の変化は免れないかなという気はしています。
前回、いろいろと気になるところをたくさん挙げて、とても一話では収まらないのでは?と、心配していましたが、
ふたを開けてみれば、ピンポイントで攻めてきましたね。
そう、今回の「打ち上げ」は完全に「ゆりちゃんの想い」に絞っていました。
前回の“前説”も含め、ほぼゆりちゃんが主役の話だったといっていいでしょう。
真子も南さんもその流れから派生した話の一環ととらえたほうがよさそうです。
でも、変に「打ち上げ」だ「お祭り」だと気張ってあれもこれも詰め込むよりは、この形の方が焦点が定まり、より深い読後感が味わうことができたので、かえってよかったのではないでしょうか。
もこっちとの新旧ぼっち対比も複雑な思いに駆られましたね。
わたモテの三大要素として「笑い」「痛さ」「切なさ」があるというのは、何度も触れてきたことですが、
今回、もこっちは「笑い」担当に徹していて、「痛さ」と「切なさ」は、ほぼゆりちゃんでしたからね。
ある意味、主人公交代か?と思ってしまうほど、ゆりちゃんの存在が大きく感じた今回の「打ち上げ」回だったわけですが、「笑い」にできないという点で、彼女は致命的な弱点を持っています。
そこはやっぱり、もこっちでないとわたモテという“ギャグマンガ”は成り立たないわけです。
ただ、わたモテって、わかりやすいギャグ“オチ”ばかりじゃなかったんですよね。
1年時の文化祭の準備回とかBOCHI先輩の卒業式、サボリーマン回のようなペーソスにあふれた痛さと切なさを兼ね備えた“落とし方”を何度も見せてきた特殊なギャグマンガでもあったんです。
そう考えれば、今回のこの“オチ”もそれほど意外なものではないのかもしれません。
それにしても、3年生編がますます楽しみになるのと同時に、なんだか怖くなってきました。
今回、ネモや岡田関連の話が一切なかったのは、3年生でじっくりやるから後回しにする意図があったように思うのですが、ゆりちゃんのほうはどうなんでしょうね。
少なくとも、南さんとの確執はここからが本番のような気がしてならないのですが……
うーん、どうやら、胸の痛みはしばらく続きそうです。
もこっちが初めてカラオケに行った話(特別編7)も読めるコミックス11巻は絶賛発売中です!
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