私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪119~まさかの“以下、次号!”に動揺を隠せない、気になるポイント満載回~
8月17日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪119に更新されました。
えー、私は前回、このシーンで
次回あたりに「終業式」の話を持ってくる可能性もありますね。
こうコメントしています。
でもこれは、別段確信があってのことじゃなかったんですよ。
単なる思いつきであって、それほど本気に考えていたわけじゃなかったんです。
だってほら、「終業式」ってそれだけじゃあ、ネタにしづらいじゃないですか。
卒業式と違って祝辞とか特別なことがあるわけでもないですし。
しかも前々回が「2年生の終わり」で、前回は言わばそれの「補足回」だったわけですからね。
さすがにもう、この後は「2年生編」としてやることも残っていないだろうと踏んでいたんです。あっても「春休み編」くらいかなと。
だから、このガンガンONLINEトップバナーの
「高校2年生、本当に最後のイベント開催!!」の文字を見た時、本当にびっくりしたんです。
え!?まだ何かあるのかよ?ってねw
(てか、もはや「2年生の終わり」は看板に偽りありだろw)
まさか「卒業式3部作」のあと、ここまで2年生編を引っ張るとは思ってもみませんでしたよ。
うーん、前回で「肩すかし」の谷川ニコはもういないなんて、もっともらしいことを言いましたがちょっと不安になってきましたw
確かに展開的には王道路線なんですけど、それだって、ずっと意味ありげに「クラス替え」が伏線かのように見せているだけですからね。
もはや「クラス替えあるぞあるぞ詐欺」なんじゃないかとw(けっきょく、何事もなくみんな一緒で3年生編が始まったら、ある意味伝説ですねw)
というわけで、「高校2年生、最後のイベント」とはいったい何なのか。
さっそく見てまいりましょう!
本当に「終業式」を持ってくるとはなあw
前回のネモの言葉通りの流れですからある意味王道なんですけどね。でもなんか腑に落ちないわw
それにしても、この荻野の挨拶はなんだかしみじみしちゃいますね。
谷川ニコさんから読者へ向けての言葉のようにも受け取れます。
ここしばらく思わせぶりを続けているけど、そのうち満を持して「3年生編」を始めるからまあ待ってろって、という感じでしょうか。(ただし「春休み編」は挟むけどな!ともw)
それはさておき、今回のタイトルは「モテないし打ち上げに行く」。
なるほど、“打ち上げ”ですか、確かにそれがあるといえばありましたね。さすがに「終業式」でひとつの話は厳しいですしw
しかし、“打ち上げ”かあ。今の高校生って、学年上がるたびにそんなことをやっているんでしょうかね?
私が高校の時はそんな雰囲気はなかったですよ。まあ4、5人程度の小規模なら各自のグループでやっていたかもしれませんが。
高校卒業の時はクラスみんなで行った記憶がありますけど、さすがに進級するくらいではねえ。
でもまあ、今はそれくらいネットワークが大事なのかもしれませんね。
なんでもSNSつながりだったりしますし。
もこっち以外の周りで一斉に着信音。
隣のネモ、前席に南さんと加藤さんというこの配置も、けっきょくあまり描かれることもなく、これが見納めでしょうか。
もっとこの組み合わせを生かした話も読みたかったですね。
しかし、周りがみんな鳴って、自分だけが鳴らないってのは辛いなあ…
このネモの表情ともこっちの反応!
なんてことないところですが、自然な感じがよく出ていて印象的です。探り探りの段階はもう過ぎたんだなという気がしますね。
描かれていなかっただけで、きっと今までもこんなやり取りがあったんだろうなと思わせます。
てか、ネモのスマホ、これはなんだwもはや何を盛っているのかよくわからんぞw
(…って、今気づきましたけど、これ、ファービーかw)
それはさておき、「みんなーちょっといいー」という声は、あの1年のクリスマス会、岡田の呼びかけを思い出させてなんだか心がざわつきますね…(コミックス4巻所収「特別編2」参照)
今回の打ち上げは岡田じゃなく、“雌猫”グループ主催なんですね。なんだかよけいに不穏な匂いを感じてしまうのですが……
てか、スマホ持ってない人やライン届かなかった人は…という言い方がなんともやらしい!
知らなかった人は別にハブしてたわけじゃないんだよ私たちのせいじゃないからね、というエクスキューズにしか聞こえん…。
あと、メガネの子以上に、左端の子の表情がなんか妙にイラッとさせます。
ドヤ顔とも違う、変な自己愛的なニュアンスを感じてしまうんですよね。
(そういえばこいつ、喪77で廊下でカズキくんと話していたやつだ…)
やめろ。その話はするな。
いえ、個人的にわたモテ史上最大のトラウマ回なんですよ、あのクリスマスは。
雨宿り回よりも土下座回よりも何よりもあの話は辛いですね。
ネモに他意はないんでしょう。
実際、もこっちが実は待ち合わせ場所まで来ていたことは知る由もないわけですからね。
だけど、この笑顔を見ていると、なんだか古傷をえぐられているような嫌な感覚を覚えますよ。
よくもこっちは平気だなと思いますね。
「いや…行ったけどな…」という呟きは、一応笑いどころなんでしょうけど、とてもじゃないですけど、私には笑うことはできません。
(でも今回のベストもこっちですね。なんともいい表情をしています!)
ここからゆりちゃんのターン。
正直、ここは意外な感じがしました。てっきり、ネモや加藤さんがもこっちを「せっかくなんだし行こうよ」と誘ってくる展開を予想していたので。
でも、最後まで読んでみるとわかるのですが、今回の「打ち上げ回」はどうやらゆりちゃんの立ち位置が主題のようなんですよね。
今、知ったしな……(だから笑えないから!)
そういえば、岡田主催の打ち上げは、前もってプリントを配って告知していましたよね。
地味なところですけど、雌猫と岡田の気配りの差が伺えます。
「えーと どうだろう…」という返しがネモのときと同じなのが、またよけいに切なさを加速させます。
ゆりちゃんの言葉にも注目ですね。
「私はどっちでもいい」「真子は行こうって」
この二つの項目から引き出される答えは……
「黒木さんが行かないなら私もやめるけど」
この台詞は、喪84「モテないしとある秋の一日」の「BBQ」における、伊藤さんの
「ことが参加しないなら私も行かない」
この言葉を思い出さずにはいられません。
二人の関係も少し変わりつつあるのかもしれませんね。
…というより、真子をふくめた3人の関係が、かな。
修学旅行の件は彼女たちの中でどういう形で落ち着いたんでしょうか。
って、南さん!
普通に誘うんだ?これってゆりちゃんもいる前でなんでしょうかね?もはや隠すつもりもないのかな。
うーん、見えないところでなんだか人間関係に変動が起こっているような感じがして気になりますね。
なんかもう、自然なやり取りですよね、南さんとまこっち。
南さんはともかく、これ、まこっちはどうなんだろうなあ。もうわだかまりはないんでしょうか。
どういう気持ちでゆりちゃんに「行こう」と言ったのかと考えると少しモヤモヤしますね。
時間つぶししながら考えようというもこっちの提案により、一行はゲームセンターへ。
ゆりちゃんってゲームをやるタイプじゃないんでしょうか、初めて来たというのは少し意外でしたね。
って、まこっちが当たり前のようにこちら側にいることに違和感がw
あの後、南さんとは「じゃあまたあとでね」という感じで、ゆりちゃんたちと合流したんでしょうかね?
なんか、じじいには計り知れない、若い子ならばの感覚に少しビビりますw

ちょっwwwポテンシャルさんwwwww
相変わらずポテンシャル見せつけまくりなんですがwwwww
アンタ何者だ!アンタ本当何者なんだ!?
しかし、これは本当に意表を突かれましたねw
なぜこのタイミングで、と思わずにはいられませんよ。
てか、本編では一コマしか登場していませんからね。(喪88参照)
(ポテンシャルさん?と疑問に思った方はぜひコミックス9巻を買ってね!)
まあどう考えても、ここが今回一番笑ったシーンになりますね。
(うっちー、どうした?ついに君のパチもんみたいな子に取られてしまったぞw)
ゆりちゃんたちが妙に冷静なところがまたおかしいですねw
てか、「騎馬戦で上になった人」ってwwwさすがに失礼だろw一緒に戦ったのに名前も知らないんかwww
www前回に続いて、あのゲーセン回を思い出させますねえw相変わらず違和感ゼロw
ていうか、よっぽど好きなんですね。
うーん、将来、車の中に子供を置き去りにするような母親にだけはならないようにお願いしたいものです。(ヤンキーとはいえ、吉田さんなら大丈夫だとは思いますが…)
なんかいいですね、このシーン。
この二人が、学校外でこんな風に話せる感じになったことになんだか感慨を覚えます。
さきほど「吉田さんは帰っちゃったし」と言っていたゆりちゃんですが、本当は「どっちでもいい」わけじゃなかったんじゃないでしょうか。
もこっちと吉田さんという修学旅行を一緒に回った仲間となら、一緒に行きたかったのかなと思わせる場面ですよね。
何も言わず、隣に座るゆりちゃん。
ちょっとわかりづらいですが、
二人の表情にだけトーンがなく、白く浮き上がっているところに注目。
谷川さん的に、このときの二人の顔をしっかりと見せたかったのでしょうか。
真子が思いもしなかった、ゆりちゃんの提案。
「そんなの」といった手前、まずは自分がそれを経験してみて、打ち上げよりも大事なことなのかどうか確認しようということなんでしょうね。
こういうところにゆりちゃんの“価値観”というか、物の考え方の片鱗が見えて興味深いです。
こっちはこっちで、よっぽどクレーンが好きなんだなw
ゲーセン初めて来たゆりちゃんたちをほったらかしでそれかよw
“てく てく”という歩き方もなんだか久しぶりに見た気がします。
WWWWW
三人が後ろ姿をみせているだけなのになんでこんなに面白いんでしょうねw
(関係ないですけど、ゆりちゃん後ろでマフラー結んでいるんですね。これってけっこう難しくないですか?)
WWWWWW
まあ、知り合いが3人とも同じ台を打っている姿をいきなり目にしたら、何だこいつら!?となって当然ですよねw
ここはあえて会話内容を伏せているわけですが、次回以降の伏線になるのでしょうか?ちょっと気になりますね。
ていうか、離れているっていっても真子の席を挟んで一つ先なだけですよね?何でもこっち聞こえないんだよw
もしかすると、周りに訊かれたくないような内緒話的なトーンだったのでしょうか。
二人の表情になんとなくヒントが隠れているような……
あらかじめお互いに答えが分かっていたかのように、
あっさりと「行くんだろ?」と立ち上がる吉田さんと、口元にわずかな微笑みを携えながら「うん」と応えるゆりちゃん。
いったい、ゆりちゃんはどんな魔法を使ったのでしょう?
なんとも不思議な印象を残すシーンですね。
ここのゆりちゃんの表情もまた絶妙ですね。
わかっていてあえて聞いているというか、ここまでの流れすべてがゆりちゃんの思惑通り通りに進んでいるかのようです。(ていうか、もこっちがすでに隣にいることも知っているんですよね)
場を支配しているというか、
この場合のもこっちはもう、一つの返事しか答えようがないわけです。
ある意味、誘導尋問ですよねw
もう何から何までゆりちゃんの掌の上w
「正直どっちでもいいんだが」と言っていたもこっちが「せっかくだし」ですよ。
こうした流れを見ていると、ゆりちゃんって少なくともコミュ症ではないですよね。
本当はすごく空気も読める子なんだと思います。
ただ彼女の中でひとつの基準というか、他よりも優先するべき大事なものがあって、それに従って行動しているだけのような気がします。
なるほど、始めに気付くのはやはりネモですか…って、うっちーwwwww
(すみません、ここはやはり反応せざるを得ないんですw)
にしても、ネモは隣にいるゆりちゃんをどう思ったんでしょうか?
というより、ネモってゆりちゃんたちをどう認識しているんでしょう?
考えてみれば、ゆりちゃんらとネモってここまでまったく絡むことがありませんでしたよね。
なんだか、これだけ多彩なキャラが増えた割には、今まで特定の組み合わせしかなかったことに改めて驚かざるをえません。
うーん、今回の「打ち上げ会」は、わたモテにおいてすごく重要なイベントになるような気がします。
気の合う仲間がそれぞれ思い思いに談笑にふける光景を、まるで俯瞰するかのように見つめるもこっち。
もしかすると、あの時のクリスマスを思い出していたのかもしれませんね。
ここは、なぜか泣きそうになりました。
1年の時の……みたいなの……
この一瞬の間に、もこっちのいろんな思いがつまっているように思えて……
あと、これは余談ですけど、「お母さん」と呼び方がなんだかグッときてしまうんですよね。
「ママ」とかじゃなくって「お母さん」。
ここにもこっちの本質があるような気がしてなりません。
ああ、アイコンが……
「モテないしいつかの冬休み」 のあの夏休み頃のもこっちでしょうか。
若いお母さんとのツーショットをお母さんのアイコンにしているところがなんとも泣かせます。(地味なところですが、今回の個人的ベストシーンですね)
……え?
ちょっ、ちょっと待って、これってまったくオチていないというか、はっきりいうと「ヒキ」ですよね?
まさに「以下、次号!」ってやつですよね?
この3人の足だけを見せる演出とか、誰の呼びかけだったのかとか、気になるポイントもありますが、もうそれどころじゃありませんよ。なんですかこれ?
しかもタイトルは、バレンタインのようにナンバリングしているわけでも、卒業式のように「前編」「後編」となっているわけでもないんですよ。
普通のタイトルだったからこそ、こんなラストはまったく想定もしていなかったんです。
本当に不意打ちでしたね。
今まで、こんな形はありませんでした。修学旅行編でも体育祭編でも一話一話はそれぞれまとまっていましたからね。
いったい次回はどういう展開が待っているんでしょう。
楽しみであると同時になんだか怖い気もしますね。
すみません、今までにない事態に少し動揺しています。
いや、これでタイトルが「モテないし打ち上げに行く1」とか「モテないし打ち上げに行く(前編)」というなら、そこまで驚かないんですよ。
まさか続きものだとは思っていなかっただけに、最後で思考停止状態に陥ってしまいましたw
うーん、正直、次回を見てみないと判断しかねる部分もありますね。
気になる点というか、伏線ぽいものはけっこうあるんですよね。
雌猫グループが主催の「打ち上げ」。
予約は多めにとってるとは言いますが、いったいどんなスタイルの会なんでしょう?
席の配置とかあらかじめ決めているような感じなのか、それとも箱だけ押さえている感じなのか。
ゆりちゃんと吉田さんの交わした会話。
あそこではどういうやり取りがあってああいう“答え”に至ったのか。
思わせぶりなあの演出はやはり次回以降の伏線のように思えてなりません。
そして、真子。
実は彼女は今回、微妙な立ち位置なんですよね。
「南さんグループ」と「もこっちグループ(笑)」を掛け持ちしているんですからw
他に複数の派閥に所属している人がいるかはわかりませんが、それほど多くはないでしょう。
普通に考えても荒れるような気がしませんか?
ゆりちゃんの立ち位置が今回の隠れテーマだったことを踏まえても、なんだか不穏な前触れを感じてしまいます。
あとはやはりうっちーw
うっちーがクラスの打ち上げという場でどういう行動をとるのか。
ただ遠くから見つめているだけ(笑)というのもなくはないでしょうけど、やっぱり一同に会する場ですからね。
彼女なりのリアクションを期待せざるを得ませんw
加藤さんと岡田の姿がいっさいなかったのも気になりますね。
彼女らが不参加というのは考えづらいですし、なんらかの絡みがあって当然だと思うんですけどね。
いずれにしても、この打ち上げ会はいろんな要素があり過ぎるんですよ。
今まで接点がなかったキャラクターたちが勢ぞろいするはずですしね。
とても2話3話程度で収まるスケールとも思えないんです。
しかも今回も6ページと、相変わらずペースを抑えているというか、
ぶっちゃけ、小出しモードじゃないですか。
例えば、本来なら16ページの話を6ページ、5ページ、5ページと刻んでいるような感じがしてしまうんですね。
今回に限ってはオチもつけずに「続く!」ですから。
はっきりいって、こういう形の進め方はあまり感心しませんけど。
ただ、それならなぜタイトルに前編後編とかナンバリングをしないのか、気になりますね。
次回のタイトルがどうなるのか、そこも注目ポイントでしょうか。
ひょっとすると、あっと驚く仕掛けがあるのかもしれませんし。
とにかく、次回がこれほど気になる話もなかなかありません。
とても、6~8ページの話で収まるような話になりそうもないですからね。
ひょっとすると、「打ち上げ会」編として何話かに渡っていくのかなあ……
トップバナーの「退くも地獄?進むも地獄!?」というキャッチにもなんだか不安を駆り立てられるようですよね。
これで3週間お預けは殺生ですよ、まったく!
もこっちが小学生だったあの夏休み、そして高校最後の3学期と、どこかセンチメンタルなわたモテを堪能できるコミックス11巻は絶賛発売中です!
えー、私は前回、このシーンで

次回あたりに「終業式」の話を持ってくる可能性もありますね。
こうコメントしています。
でもこれは、別段確信があってのことじゃなかったんですよ。
単なる思いつきであって、それほど本気に考えていたわけじゃなかったんです。
だってほら、「終業式」ってそれだけじゃあ、ネタにしづらいじゃないですか。
卒業式と違って祝辞とか特別なことがあるわけでもないですし。
しかも前々回が「2年生の終わり」で、前回は言わばそれの「補足回」だったわけですからね。
さすがにもう、この後は「2年生編」としてやることも残っていないだろうと踏んでいたんです。あっても「春休み編」くらいかなと。
だから、このガンガンONLINEトップバナーの

「高校2年生、本当に最後のイベント開催!!」の文字を見た時、本当にびっくりしたんです。
え!?まだ何かあるのかよ?ってねw
(てか、もはや「2年生の終わり」は看板に偽りありだろw)
まさか「卒業式3部作」のあと、ここまで2年生編を引っ張るとは思ってもみませんでしたよ。
うーん、前回で「肩すかし」の谷川ニコはもういないなんて、もっともらしいことを言いましたがちょっと不安になってきましたw
確かに展開的には王道路線なんですけど、それだって、ずっと意味ありげに「クラス替え」が伏線かのように見せているだけですからね。
もはや「クラス替えあるぞあるぞ詐欺」なんじゃないかとw(けっきょく、何事もなくみんな一緒で3年生編が始まったら、ある意味伝説ですねw)
というわけで、「高校2年生、最後のイベント」とはいったい何なのか。
さっそく見てまいりましょう!

本当に「終業式」を持ってくるとはなあw
前回のネモの言葉通りの流れですからある意味王道なんですけどね。でもなんか腑に落ちないわw
それにしても、この荻野の挨拶はなんだかしみじみしちゃいますね。
谷川ニコさんから読者へ向けての言葉のようにも受け取れます。
ここしばらく思わせぶりを続けているけど、そのうち満を持して「3年生編」を始めるからまあ待ってろって、という感じでしょうか。(ただし「春休み編」は挟むけどな!ともw)
それはさておき、今回のタイトルは「モテないし打ち上げに行く」。
なるほど、“打ち上げ”ですか、確かにそれがあるといえばありましたね。さすがに「終業式」でひとつの話は厳しいですしw
しかし、“打ち上げ”かあ。今の高校生って、学年上がるたびにそんなことをやっているんでしょうかね?
私が高校の時はそんな雰囲気はなかったですよ。まあ4、5人程度の小規模なら各自のグループでやっていたかもしれませんが。
高校卒業の時はクラスみんなで行った記憶がありますけど、さすがに進級するくらいではねえ。
でもまあ、今はそれくらいネットワークが大事なのかもしれませんね。
なんでもSNSつながりだったりしますし。

もこっち以外の周りで一斉に着信音。
隣のネモ、前席に南さんと加藤さんというこの配置も、けっきょくあまり描かれることもなく、これが見納めでしょうか。
もっとこの組み合わせを生かした話も読みたかったですね。
しかし、周りがみんな鳴って、自分だけが鳴らないってのは辛いなあ…

このネモの表情ともこっちの反応!
なんてことないところですが、自然な感じがよく出ていて印象的です。探り探りの段階はもう過ぎたんだなという気がしますね。
描かれていなかっただけで、きっと今までもこんなやり取りがあったんだろうなと思わせます。
てか、ネモのスマホ、これはなんだwもはや何を盛っているのかよくわからんぞw
(…って、今気づきましたけど、これ、ファービーかw)
それはさておき、「みんなーちょっといいー」という声は、あの1年のクリスマス会、岡田の呼びかけを思い出させてなんだか心がざわつきますね…(コミックス4巻所収「特別編2」参照)

今回の打ち上げは岡田じゃなく、“雌猫”グループ主催なんですね。なんだかよけいに不穏な匂いを感じてしまうのですが……
てか、スマホ持ってない人やライン届かなかった人は…という言い方がなんともやらしい!
知らなかった人は別にハブしてたわけじゃないんだよ私たちのせいじゃないからね、というエクスキューズにしか聞こえん…。
あと、メガネの子以上に、左端の子の表情がなんか妙にイラッとさせます。
ドヤ顔とも違う、変な自己愛的なニュアンスを感じてしまうんですよね。
(そういえばこいつ、喪77で廊下でカズキくんと話していたやつだ…)

やめろ。その話はするな。
いえ、個人的にわたモテ史上最大のトラウマ回なんですよ、あのクリスマスは。
雨宿り回よりも土下座回よりも何よりもあの話は辛いですね。
ネモに他意はないんでしょう。
実際、もこっちが実は待ち合わせ場所まで来ていたことは知る由もないわけですからね。
だけど、この笑顔を見ていると、なんだか古傷をえぐられているような嫌な感覚を覚えますよ。
よくもこっちは平気だなと思いますね。
「いや…行ったけどな…」という呟きは、一応笑いどころなんでしょうけど、とてもじゃないですけど、私には笑うことはできません。
(でも今回のベストもこっちですね。なんともいい表情をしています!)

ここからゆりちゃんのターン。
正直、ここは意外な感じがしました。てっきり、ネモや加藤さんがもこっちを「せっかくなんだし行こうよ」と誘ってくる展開を予想していたので。
でも、最後まで読んでみるとわかるのですが、今回の「打ち上げ回」はどうやらゆりちゃんの立ち位置が主題のようなんですよね。

今、知ったしな……(だから笑えないから!)
そういえば、岡田主催の打ち上げは、前もってプリントを配って告知していましたよね。
地味なところですけど、雌猫と岡田の気配りの差が伺えます。
「えーと どうだろう…」という返しがネモのときと同じなのが、またよけいに切なさを加速させます。
ゆりちゃんの言葉にも注目ですね。
「私はどっちでもいい」「真子は行こうって」
この二つの項目から引き出される答えは……

「黒木さんが行かないなら私もやめるけど」
この台詞は、喪84「モテないしとある秋の一日」の「BBQ」における、伊藤さんの

「ことが参加しないなら私も行かない」
この言葉を思い出さずにはいられません。
二人の関係も少し変わりつつあるのかもしれませんね。
…というより、真子をふくめた3人の関係が、かな。
修学旅行の件は彼女たちの中でどういう形で落ち着いたんでしょうか。
って、南さん!
普通に誘うんだ?これってゆりちゃんもいる前でなんでしょうかね?もはや隠すつもりもないのかな。
うーん、見えないところでなんだか人間関係に変動が起こっているような感じがして気になりますね。
なんかもう、自然なやり取りですよね、南さんとまこっち。
南さんはともかく、これ、まこっちはどうなんだろうなあ。もうわだかまりはないんでしょうか。
どういう気持ちでゆりちゃんに「行こう」と言ったのかと考えると少しモヤモヤしますね。

時間つぶししながら考えようというもこっちの提案により、一行はゲームセンターへ。
ゆりちゃんってゲームをやるタイプじゃないんでしょうか、初めて来たというのは少し意外でしたね。
って、まこっちが当たり前のようにこちら側にいることに違和感がw
あの後、南さんとは「じゃあまたあとでね」という感じで、ゆりちゃんたちと合流したんでしょうかね?
なんか、じじいには計り知れない、若い子ならばの感覚に少しビビりますw

ちょっwwwポテンシャルさんwwwww
相変わらずポテンシャル見せつけまくりなんですがwwwww
アンタ何者だ!アンタ本当何者なんだ!?
しかし、これは本当に意表を突かれましたねw
なぜこのタイミングで、と思わずにはいられませんよ。
てか、本編では一コマしか登場していませんからね。(喪88参照)
(ポテンシャルさん?と疑問に思った方はぜひコミックス9巻を買ってね!)
まあどう考えても、ここが今回一番笑ったシーンになりますね。
(うっちー、どうした?ついに君のパチもんみたいな子に取られてしまったぞw)
ゆりちゃんたちが妙に冷静なところがまたおかしいですねw
てか、「騎馬戦で上になった人」ってwwwさすがに失礼だろw一緒に戦ったのに名前も知らないんかwww

www前回に続いて、あのゲーセン回を思い出させますねえw相変わらず違和感ゼロw
ていうか、よっぽど好きなんですね。
うーん、将来、車の中に子供を置き去りにするような母親にだけはならないようにお願いしたいものです。(ヤンキーとはいえ、吉田さんなら大丈夫だとは思いますが…)

なんかいいですね、このシーン。
この二人が、学校外でこんな風に話せる感じになったことになんだか感慨を覚えます。
さきほど「吉田さんは帰っちゃったし」と言っていたゆりちゃんですが、本当は「どっちでもいい」わけじゃなかったんじゃないでしょうか。
もこっちと吉田さんという修学旅行を一緒に回った仲間となら、一緒に行きたかったのかなと思わせる場面ですよね。

何も言わず、隣に座るゆりちゃん。
ちょっとわかりづらいですが、

二人の表情にだけトーンがなく、白く浮き上がっているところに注目。
谷川さん的に、このときの二人の顔をしっかりと見せたかったのでしょうか。

真子が思いもしなかった、ゆりちゃんの提案。
「そんなの」といった手前、まずは自分がそれを経験してみて、打ち上げよりも大事なことなのかどうか確認しようということなんでしょうね。
こういうところにゆりちゃんの“価値観”というか、物の考え方の片鱗が見えて興味深いです。

こっちはこっちで、よっぽどクレーンが好きなんだなw
ゲーセン初めて来たゆりちゃんたちをほったらかしでそれかよw
“てく てく”という歩き方もなんだか久しぶりに見た気がします。

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三人が後ろ姿をみせているだけなのになんでこんなに面白いんでしょうねw
(関係ないですけど、ゆりちゃん後ろでマフラー結んでいるんですね。これってけっこう難しくないですか?)

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まあ、知り合いが3人とも同じ台を打っている姿をいきなり目にしたら、何だこいつら!?となって当然ですよねw


ここはあえて会話内容を伏せているわけですが、次回以降の伏線になるのでしょうか?ちょっと気になりますね。
ていうか、離れているっていっても真子の席を挟んで一つ先なだけですよね?何でもこっち聞こえないんだよw
もしかすると、周りに訊かれたくないような内緒話的なトーンだったのでしょうか。
二人の表情になんとなくヒントが隠れているような……

あらかじめお互いに答えが分かっていたかのように、
あっさりと「行くんだろ?」と立ち上がる吉田さんと、口元にわずかな微笑みを携えながら「うん」と応えるゆりちゃん。
いったい、ゆりちゃんはどんな魔法を使ったのでしょう?
なんとも不思議な印象を残すシーンですね。

ここのゆりちゃんの表情もまた絶妙ですね。
わかっていてあえて聞いているというか、ここまでの流れすべてがゆりちゃんの思惑通り通りに進んでいるかのようです。(ていうか、もこっちがすでに隣にいることも知っているんですよね)
場を支配しているというか、
この場合のもこっちはもう、一つの返事しか答えようがないわけです。
ある意味、誘導尋問ですよねw

もう何から何までゆりちゃんの掌の上w
「正直どっちでもいいんだが」と言っていたもこっちが「せっかくだし」ですよ。
こうした流れを見ていると、ゆりちゃんって少なくともコミュ症ではないですよね。
本当はすごく空気も読める子なんだと思います。
ただ彼女の中でひとつの基準というか、他よりも優先するべき大事なものがあって、それに従って行動しているだけのような気がします。

なるほど、始めに気付くのはやはりネモですか…って、うっちーwwwww
(すみません、ここはやはり反応せざるを得ないんですw)
にしても、ネモは隣にいるゆりちゃんをどう思ったんでしょうか?
というより、ネモってゆりちゃんたちをどう認識しているんでしょう?
考えてみれば、ゆりちゃんらとネモってここまでまったく絡むことがありませんでしたよね。
なんだか、これだけ多彩なキャラが増えた割には、今まで特定の組み合わせしかなかったことに改めて驚かざるをえません。
うーん、今回の「打ち上げ会」は、わたモテにおいてすごく重要なイベントになるような気がします。

気の合う仲間がそれぞれ思い思いに談笑にふける光景を、まるで俯瞰するかのように見つめるもこっち。
もしかすると、あの時のクリスマスを思い出していたのかもしれませんね。

ここは、なぜか泣きそうになりました。
1年の時の……みたいなの……
この一瞬の間に、もこっちのいろんな思いがつまっているように思えて……
あと、これは余談ですけど、「お母さん」と呼び方がなんだかグッときてしまうんですよね。
「ママ」とかじゃなくって「お母さん」。
ここにもこっちの本質があるような気がしてなりません。

ああ、アイコンが……
「モテないしいつかの冬休み」 のあの夏休み頃のもこっちでしょうか。
若いお母さんとのツーショットをお母さんのアイコンにしているところがなんとも泣かせます。(地味なところですが、今回の個人的ベストシーンですね)

……え?
ちょっ、ちょっと待って、これってまったくオチていないというか、はっきりいうと「ヒキ」ですよね?
まさに「以下、次号!」ってやつですよね?
この3人の足だけを見せる演出とか、誰の呼びかけだったのかとか、気になるポイントもありますが、もうそれどころじゃありませんよ。なんですかこれ?
しかもタイトルは、バレンタインのようにナンバリングしているわけでも、卒業式のように「前編」「後編」となっているわけでもないんですよ。
普通のタイトルだったからこそ、こんなラストはまったく想定もしていなかったんです。
本当に不意打ちでしたね。
今まで、こんな形はありませんでした。修学旅行編でも体育祭編でも一話一話はそれぞれまとまっていましたからね。
いったい次回はどういう展開が待っているんでしょう。
楽しみであると同時になんだか怖い気もしますね。
すみません、今までにない事態に少し動揺しています。
いや、これでタイトルが「モテないし打ち上げに行く1」とか「モテないし打ち上げに行く(前編)」というなら、そこまで驚かないんですよ。
まさか続きものだとは思っていなかっただけに、最後で思考停止状態に陥ってしまいましたw
うーん、正直、次回を見てみないと判断しかねる部分もありますね。
気になる点というか、伏線ぽいものはけっこうあるんですよね。
雌猫グループが主催の「打ち上げ」。
予約は多めにとってるとは言いますが、いったいどんなスタイルの会なんでしょう?
席の配置とかあらかじめ決めているような感じなのか、それとも箱だけ押さえている感じなのか。
ゆりちゃんと吉田さんの交わした会話。
あそこではどういうやり取りがあってああいう“答え”に至ったのか。
思わせぶりなあの演出はやはり次回以降の伏線のように思えてなりません。
そして、真子。
実は彼女は今回、微妙な立ち位置なんですよね。
「南さんグループ」と「もこっちグループ(笑)」を掛け持ちしているんですからw
他に複数の派閥に所属している人がいるかはわかりませんが、それほど多くはないでしょう。
普通に考えても荒れるような気がしませんか?
ゆりちゃんの立ち位置が今回の隠れテーマだったことを踏まえても、なんだか不穏な前触れを感じてしまいます。
あとはやはりうっちーw
うっちーがクラスの打ち上げという場でどういう行動をとるのか。
ただ遠くから見つめているだけ(笑)というのもなくはないでしょうけど、やっぱり一同に会する場ですからね。
彼女なりのリアクションを期待せざるを得ませんw
加藤さんと岡田の姿がいっさいなかったのも気になりますね。
彼女らが不参加というのは考えづらいですし、なんらかの絡みがあって当然だと思うんですけどね。
いずれにしても、この打ち上げ会はいろんな要素があり過ぎるんですよ。
今まで接点がなかったキャラクターたちが勢ぞろいするはずですしね。
とても2話3話程度で収まるスケールとも思えないんです。
しかも今回も6ページと、相変わらずペースを抑えているというか、
ぶっちゃけ、小出しモードじゃないですか。
例えば、本来なら16ページの話を6ページ、5ページ、5ページと刻んでいるような感じがしてしまうんですね。
今回に限ってはオチもつけずに「続く!」ですから。
はっきりいって、こういう形の進め方はあまり感心しませんけど。
ただ、それならなぜタイトルに前編後編とかナンバリングをしないのか、気になりますね。
次回のタイトルがどうなるのか、そこも注目ポイントでしょうか。
ひょっとすると、あっと驚く仕掛けがあるのかもしれませんし。
とにかく、次回がこれほど気になる話もなかなかありません。
とても、6~8ページの話で収まるような話になりそうもないですからね。
ひょっとすると、「打ち上げ会」編として何話かに渡っていくのかなあ……
トップバナーの「退くも地獄?進むも地獄!?」というキャッチにもなんだか不安を駆り立てられるようですよね。
これで3週間お預けは殺生ですよ、まったく!
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