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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪118~一度気になってしまったら、もう戻れない~

7月20日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪118に更新されました。

前回でついに「2年生の終わり」を迎え、いよいよ最終ステージ「3年生編」への期待は膨らむ一方ですが、
いつもの谷川ニコさんなら、ここで一発「肩すかし」を食らわすところなんですよね。
それこそ、もこっちオンリーの日常回や春休みに遊びに来たきーちゃん回とか、そんな感じで一度“熱”を冷ますかのような展開を一回挟むのではないでしょうか。

ただここ最近は意外なほどにドラマを動かしてくるので、あえて足踏みすることなく話を前に進めてくるかもという気もしていました。
これは個人的な印象かもしれませんが、どうも2年の3学期になってから若干作風が変わったようにも思えるんですよ。
あえて王道路線というか、奇をてらわず素直に物語を進めていこうという方向性が感じられるんです。
そんな中、前回が「モテないし2年生の終わり」で、まさに2年生編の総集編といった感じの話になっていたわけですから、
このまま素直に3年生編へと突入するのではという考え方もできるわけです。

でもひとつ気になることがあったんですよね。
コメントでも指摘されている方がいましたが、前回吉田さんがまったく登場しなかったんですよ。
あれは確かに不自然でした。2年生編を総括する上で吉田さんを外せるわけがありません。
そう考えると、「3年生編」に入る前になんらかの形で吉田さんフォロー回が入るような予感も一方ではしていたんです。

だから、
mo118_samune.png 
このサムネを見たときには我が意を得たりとばかりに思わず膝を叩いてしまったんですw
やっぱり、前回吉田さんがいなかったのはこのためだったんだと。
今回はいわば「2年生の終わり(裏側)」。
二度あることは三度あるとばかりにバレンタイン、卒業式でやったあの方式をここでもぶつけてきたんだと思ったんですね。

以前の谷川さんなら、こちらのそういった予想や期待をあえて裏切ってきたかもしれません。
でもここ最近のわたモテを見ていると、それにきちんと応えてくれるような気もしていたんですね。
今のわたモテはそういう「王道路線」なんじゃないかと。

あの「肩すかし」の谷川ニコはもういない。
それはそれで少しさみしい気もするけれど(笑)、今後は読者の期待にしっかり応えてくれるニュー谷川ニコがこれからのわたモテを作っていくんだ!と、ひとり盛り上がっていたわけなんですよ。
……この時点では。

そう、私はまだわかっていませんでした。
谷川ニコという漫画家の本当の恐ろしさを……

すみません、前置きが長くなってしまいました。
いったい、谷川ニコは変わったのか変わっていないのか。さっそく見てまいりましょう!



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……もうね。この外し方はもはや神業ですね。
あのサムネで、しかもタイトルが「モテないしオラつく」で、誰が今回の“岡田回”を予想できます?

そう、今回はがっつり「岡田回」なんですよ。
しかも完全“岡田主観”仕様ですからね。
確かに初期のわたモテからずっと出ていた古参(?)キャラではありますが、まさか今さら、その人間性にスポットが当たるとは!

しかも別に「肩すかし」ではないんですよね。
確かに前回吉田さんがいなかったことを踏まえて、ちゃんと吉田さんフォロー回という性格も備えてはいるんです。

以前、「期待は外してはくるけど、肝心のところは外さない」と書いたことがありましたが、今回はそんなもんじゃないですからね。
言うなれば「期待には応えつつ、その上で意表を突いた構成で驚かせ、なおかつ本筋は決して見失わない」といったところでしょうか。もう何が何だかよくわからなくなっていますがw

それにしても、こうして岡田の正面アップを改めて見るとすごく新鮮ですね。

ここまで決してもこっちの物語に関わることがなかった、いわば「モブレギュラー」みたいな存在だったわけですよ。
冒頭を飾るのも初めてならば、ひとコマに単体で収まるのも初めて、ましてや正面アップで大きく描かれることなんて今まで皆無でしたからね。なんか変にドキドキしてしまいますw

しっかし、改めて見ても本当に変な髪型ですねw
でもまあ考えてみれば、ずっと変えずに2年以上もこのパイナップル頭を貫いているわけですから、本人的にはよっぽどのお気に入りなのかもしれません。

…いやむしろ、このパイン頭こそが「岡田本体」なのかも?
あの髪型を解いたら、全く別人格になったりしたらちょっと怖いですねw

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そんな彼女が、ここで初めてもこっちを認識します。

そう、“認識”なんですよ。
まさに岡田はここで初めて「黒木智子」という人間を知ったんです。

リア充4人組がもこっちと絡む話はあの学食回をはじめ何度かありましたが、岡田だけはなぜか一切関わろうとしませんでした。
嫌悪とか軽蔑といった、そういうマイナス的な感情すらそこには見ることができませんでしたからね。
まるでもこっちの姿が見えていないかのごとく「無関心」そのものだったんです。

まあ強いていえば、体育でバスケをやっている時、もこっちのポカに対して「ちょっと何やってんの!」と叫んだことはありましたが、あれだって「黒木さん」と認識しての発言ではなかったような気がするんですね。(コミックス7巻所収喪56「モテないし匂いを気にする」参照)
誰だかよく知らないけど真面目にやってよ、というスポーツ好き少女の正義感(?)から出た言葉だと思うんです。

もちろん、クラスメイトに「黒木智子」という人がいることは知っているでしょうし、清田やネモが時々話しかけているのも意識はしていたことでしょう。
でも、そのことに対して彼女がどう感じていることすらこれまでまったく描かれてこなかったんですよね。
否定的な感情も肯定的な感情も何一つ伝わってはこなかったんです。

そういった意味では、このシーンは歴史的なひとコマですよ。

果たして、岡田はもこっちをどういう風に見ていて、どう思っているのか?
いよいよ彼女の口から語られる時がきたのかもしれないのですから。

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ああ、やっぱり、ネモ(陽菜)とたまに話している人という感じなんだ。

しかし、彼女はいつでも「陽菜」なんですね。
こんなところでぼーっとしているのもネモと待ち合わせをしているからですし、前回の「クラス替え」といい、どうも彼女の方がネモに依存しているような気がします。

逆にネモは表向きとは裏腹に、どこかドライな感じですよね。
声優志望の件を岡田に隠そうとするところからして、心許していないところがあるはずです。

唯一無二の親友のように見えながら、この温度差がなんともリアルで面白いですね。

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このシーンは妙に心に残りますね。表情をあえて見せないでストローを咥える口元だけで語らせる演出が実にうまいです。(今回の個人的ベストシーン


このモノローグは本音なんでしょう。
「陽菜」が時々話しているからなんとなく気には留めていたけど、それ以外にはなんの思いはまったく何もないわけで、それはつまり「どうでもいい」(無関心)ということです。

…ただ、「まあ……別にいいけど」のところはなんとなく、
修学旅行(喪77)でのうっちーの「いや別にそこまで気にならないけどね…」を思い出させますがw

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WWWW
そういえば、岡田に気に取られていたけど、もこっちは一体何をやっているんだwww

なんだかまるで、一人でサイレントコントをしているかのようですよねw
こうしてみると、表情や仕草が実に豊かで見ていて飽きません。
待たされている岡田にもいい暇つぶしになったのではないでしょうかw
(どうでもいいけど、フキダシ内のミニ岡田がすごくかわいい♡)

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ああ、やっぱりこれ、コントだわw
白目を剥いて引きずられていくもこっちの「ギャグマンガ」感が素晴らしいですw

絵に合わせての「?」「!?」「…………」がまたいい味出していますよね。

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さて、ようやく陽菜と合流したというのに岡田はなんだか思案中。
陽菜の言葉も頭に入ってこないようです。

というか、ネモには今見たことを「ああ別に」とごまかしてしまうんですね。
ここはちょっと意外でした。
ネモには一切の隠し事はしないし、ネモにもそれを求めているような気がしていましたから。

逆に言えば、ここではじめて岡田のキャラが立ったようにも感じますね。
そう、ネモが声優志望という夢を岡田に隠していたときと同様に、なんだか人間的な奥行きをそこに見ることができるんです。

この時点では、なぜネモに話題の種にしないのか定かではありませんが、この岡田のまっすぐな眼に彼女の本質が隠れているに違いありません。

あと、そうか、これって「終業式」前日なんですね。
となると、次回あたりに「終業式」の話を持ってくる可能性もありますね。
(てか、まだ「2年生の終わり」じゃないじゃんw)

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やばい、かっこいいw
ここだけ見ればまるで彼女が主人公ですよw
ネモには話さず、自分一人で乗り込もうというところに「ヒーロー属性」的なものを感じざるを得ません。

もともと、バスケをやっていたり、クリスマス会を企画主催したりと、みんなのリーダー的な活発少女風には描かれてきていましたが、心意気まで「漢」気質なんですね。
少なくとも、ネモや清田がもこっちと仲良くしようとしていることに対して含むところは一切なかったことがこれではっきりしました。
ただ、あまりに自分とは違う世界を持っている「黒木智子」という人間に興味が持てないだけだったのでしょう。

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WWWはい、ようやくサムネの画像に到達ですw

この吉田ネックハンギングは、喪92「モテないし突然ゲームに巻きこまれる」オチを髣髴とさせますね。(後にわかりますが、実際にあのゲーム回からのつながりという面もあります)

しかし、穏やかでないセリフといい、吉田さんの鬼気迫る表情と言い、本来なら緊張感が走る場面だと思うんですけど、なんでしょう、このコミカル感w

まあ、今までの二人の関係性を知っているからこその安心感なんでしょうね。
もこっち可哀想という気がまったく起こりませんw

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ああ、ますます「吊り」がオチっぽくw
なんとなく間が抜けた「おらー!!」もさることながら、
もこっちの足wwwマスコット人形みたいになってるじゃねーかw

その一方でゆりちゃんの「黒幕」感は一体何なんだw
これじゃあ、主導権はゆりちゃんが握っている風にしか見えんw
自分は手を汚さずに手下の吉田さんに指示している裏番的ポジションじゃねーかwww(ポケットに手を突っ込んで背中しか見せない演出がまた絶妙にはまってるwww)

さて、そんな中、あの人が近づいてきます……

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いやあ、最高にいい場面ですね。読んでいて高揚感を抑えることができませんでしたよ。
緊張感もさることながら、ついにもこっちグループと岡田が直接対峙するというこのワクワク感!

ここだけみると、完全に岡田がヒロインで吉田さんが小悪党、ゆりちゃんがラスボスという感じですけどねw
(で、もこっちが一話限りのモブか?w)

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岡田、かっこいいですね。
昔、それこそ今はいじられキャラになっている前園が「いじめ、カッコ悪い」とかやっていましたけど、
ああいう体育会系的な正義漢タイプなんですね、彼女は。

いじめは良くないとか間違っている、とかじゃなくって、
「かっこ悪い」とか「ダサい」という言い方で否定するのもなんだか今時の感覚でリアリティがあります。

「そっちのも見てるだけでそいういうの一番ムカつくんだけど」というセリフがまた、彼女の価値観がうかがえるいい言葉ですね。
まあ、このシーンだけ見れば、だれだって吉田さん以上にゆりちゃんに嫌悪感を抱くことでしょう。

普段の彼女の言動もこういう誤解を受けやすいことがあるのかもしれませんね。
本人は自覚がないのに、「なんか感じ悪い」と思われてしまう人っているじゃないですか。ゆりちゃんもそういう“天然系”なのかもしれませんよ。(実際はまったく天然ではないんですけどね)

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岡田のここの返しはなかなか興味深いですね。
あっさり「知らないよあんたのことなんか」と言えるところに揺るがない自我みたいなものを感じさせます。
例えば、まこっちなら「確かになんの事情も知らないのに私の感情だけで否定していいのだろうか…」と逡巡してしまうのではないでしょうか。

「荻野に伝える」というのも印象的です。
荻野はもこっちやネモにとって最悪の先生ですが、彼女にとっては意外と頼りになる担任なのかもしれませんね。

考えてみれば、7月に体育館でバスケとか頭おかしいのかともこっちがいっていたときも、岡田は楽しそうにバスケにいそしんでいましたし、同じ体育会系としてむしろ荻野にシンパシーを感じるところもあるのかも?

ただ、彼女のこの正義然とした感じは荻野のそれとはどこか違うようにも思えます。
もちろん、井口さんの友達、紗弥加のようなタイプとも違うんですよね。
変に気負っていないというか、もっと自然な感情から出てきている行動のような気がします。

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うんwまあそうだろうなw
吉田さんのあせった表情に、もうその答えが透けて見えますよねw

てか、なんでゆりちゃんが言い訳するんだw
やっぱり「黒幕」感がハンパないw
(まあ、彼女はすべてわかっていて、いざという時には修学旅行のときのように仲裁に入るつもりだったんでしょうけどwそれにしても、これは誤解されるよなあ)

あと、岡田の睨む視線があまりに凛々しいですよね。
“ノリ”だけを重視するような子ではないことがこの顔でわかります。

ここで彼女への見方を変えた人も多いのではないでしょうか。

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まったく予想もしなかった人からの助けに、戸惑いながらもたどたどしくお礼を言うもこっちに庇護欲をかき立てられますね。(今回の個人的ベストもこっち

それはさておき、ここは岡田の言い訳に注目。

「どうでもいいけど」「陽菜の友達でしょ」
もこっちのほうを見ずにまるで自分に言い聞かせているかのように語るんですよ。

きっと、あれがもこっちでなくって他の誰かでも、彼女は同じように行動をしたんだと思います。
でも、そんな「正義の味方」みたいなことをことさらさらけ出すのも照れくさいし、なんかそれも違う。
善悪の問題じゃなくって私は単に大切な友達のためにやっただけなんだと、自分自身を納得させたかったような気がするんですね。(そのためにネモの名前をあえて出すところがまた彼女らしい!)

険しい表情を崩さずに「それだけ」と言い張る彼女に、やっぱり荻野や紗弥加とは違う何かがあるように思えてなりません。

ネモに秘密にしていたこともなんとなくわかるような気がします。
白か黒かだけではなく、実はいろんなことを考えていたのでしょう。
あの場面を見たときのネモの心情などにも慮っていたに違いありません。
その辺の複雑な思いが「陽菜の友達でしょ」につながったのではないでしょうか。

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WWWWWやっぱりそんなことかwwww

てか、こいつ学習ということを知らんのかw
あの時、なんで吊るされたのかがまったくわかっていねーw

でも、こんなことをべらべらしゃべるってことは本当にわかっていないんでしょうね。
本気で岡田に「ねえ?理不尽だよねえ?わかるでしょ」と同意を求めているとしか思えませんからw

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WWWWW生理なの?wwwww切れられて当然だわwww
てか、完全に喧嘩売ってるだろwww

いや、むしろこれって、もこっちが吉田さんをいじめている構図にも見えますよねw
修学旅行の時からこの手のやり取りを散々繰り返しているにもかかわらず、一向にやめる気配がありませんからねw
もはや、好きな子をイジメてしまう男子小学生だろこれw

て、「みんなダサいパンツ履いてるの知ってる」って!それは修学旅行4班しか知らんはずだろw
なにさらっと、岡田にばらしてんだよ!!www
(え?みんな言ってるよ?とかの“みんな”って、せいぜい3~4人だったりしますよねw)

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WWWWW
素直に自分の間違いを認めて戻ってくるバツが悪そうな岡田wwなぜ急に裏切ったとばかりに口を開けて唖然とするもこっちwww
もうなにもかもが最高の笑いを創りだすための最高のハーモニーと化していますw

そしてなんと!ここが「今回一番笑ったシーン」!
ついにうっちーが持っていた記録、「6連続一番笑ったシーン」がようやくここでストップされました!(喪115「モテないし二年目の卒業式(後編)」 は例外的に除く)

まあ、今回はうっちーはお休みだったわけで、厳密にいえばまだ保留といった部分もありますけどね。
うっちーが出てくる回でもこれを他が阻止できるかで本当の真価が問われることでしょう。(なんの話やら…)

しかし、まさか、うっちーを止めたのが「岡田」とはwww
改めて底が知れないというか、わけがわからないマンガだわ、わたモテってw

mo118_19.png 
本日2回目の「おらー!!」www
てか、戻っていた岡田の「ごめん……」でもう悟っちゃったのね…

去っていく岡田の背中がなんともシュールw

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WWWWWそりゃ恥ずかしいわなw
すべては自分の一人相撲だったわけですからね。
あまりの恥ずかしさに「ごめん」しか言えなかったわけですし、あの後彼女らが自分の行動をどう思うかとか考えだすと、もう顔を上げることすらできませんよねw

でも、こういう袖口に手が隠れる感じで顔を覆う仕草ってすごくかわいいですね。
普段の岡田からは想像できないからこそ、余計にかわいく見えるのかもしれません。

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ついに、岡田がもこっちに興味を示しだしたwww
これはうっちー化のフラグか?w

まあ実際にはそんなふうにはならないと思いますけど、
でも、これではじめて、岡田もわたモテのレギュラーになったんだという気がします。

このモノローグもとらえ方は人によって違うかもしれませんが、
私には喪77
mo77-35.png 
このうっちーを思い出さずにはいられませんw

さすがに岡田が「きもいきもい…」となるはずもありませんが(当たり前だw)、
やっぱりここは、同じクラスになる“フリ”だと思うんですよね。
(てか、そうなってこそ、はじめてこのオチが成立するような気がします)

それにしても、ネモはこの岡田の急な問いかけをどう考え、どう答えたのでしょうね?
そこもすごく気になります。



話のタイプというか、雰囲気は全く違いますが、喪107「モテないし気にかけられている」をちょっと思い出しましたね。
あの時も最初は荻野回かと思わせて、実はネモとの駆け引きに焦点を合わせた話でしたが、
今回も吉田さん回かと思いきや(いや、吉田さん回ではあるんですけど)、岡田のパーソナリティについての話になっていましたからね。

しかも、5ページとは思えないその奥の深さ!
それぞれのキャラクターの心の内や行動原理を考えていくと、もういくらでも語れそうな気がしますね。

あとはやっぱりラスト。
ネモに「ねぇ黒木ってどんな奴?」と尋ねる岡田の心情には一言で表せないくらい、いろんな感情が混じっているように思えてなりません。

まあ一度、もこっちと関わってしまった者は、二度とその蠱惑さ(笑)から逃れることはできませんからねw
吉田さんもゆりちゃんもなんだかんだいっても、けっきょくはもこっちと一緒にいるわけですし。

もこっちと吉田さんのなんとも言えない関係も岡田にとっては理解の範疇外なのでしょう。
だからこそ、「めちゃめちゃ気になる」んですねw
これからもネモを介してでも、それとなく探ろうとするのではないでしょうか。

もこっちの魅力はそれこそ無限大です。
馬鹿でクズでゲスなくせに、小心者で義理堅い面もあり、虚栄心の塊だったりするのに一方ではすごく内省的なところもあって、自分と言うものをしっかりと見つめていたりもします。妄想癖があって自意識過剰な面もあるかと思いきや、人を思いやる優しさも持ち合わせています。

吉田さんもゆりちゃんもそんなもこっちのことをわかっているからこそ、時にはあきれつつも一緒にいるのですよね。
まこっちもそうですし、うっちーもきっとそうです。
みんなもこっちに夢中なのです。

岡田も今回で、晴れてわたモテのレギュラーとなったことでしょう。
それは「クラス替え」がどうなろうと、決して揺るがない事実だと思います。

一度気になってしまったら、もう戻れない。
何より私たちこそが、そんなわたモテワールドにこんなにも夢中なのですから。





※すみません、ここからはどうでもいい余談ですので、読み流しても結構です

…ところで、谷川ニコは変わったんでしょうかね?それとも変わっていないんでしょうか。

今回の話を見る限りではやっぱり変わったというか、変に焦らさず、しっかりと人間ドラマを進めていく方向にシフトしているように思えます。

ただねえ。
今回が5ページで次回がまた一か月後だったりするんですよねえ。
ここ最近、更新ペースが落ちてきているような気がしません?
今年に入ってから、ひと月に一回のケースが1月、2月、5月とあって、さらに来月ですからね。(第一・第三木曜日更新ですから、8/17更新の次は9/7になるでしょう)

しかも毎回のページ数が少なくなっていている感じもするんですよね。
かつてのような16ページとか本当にありませんし。

ひょっとすると、余計な話を挟まない代わりに物理的な連載ペースをセーブしようという考えなんじゃないでしょうか?
話はどんどん進めるけど、それじゃあすぐに終わってしまうから、断続的に少しずつ少しずつやっていけばいいや、みたいな。

まあ私の杞憂であってくれればいいんですが、内容自体にはまったく不満がないだけに余計その辺が気になってしまうんですよね。

かつてのような「肩すかし」回がちょっぴり恋しいこの頃ですw(ファンというのは勝手なものです…)



岡田とネモ、もこっちと吉田さんの組み合わせで準備運動をしているマラソン回、喪107「モテないし気にかけられている」 も読めるコミックス11巻は絶賛発売中です!



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更新お疲れ様です!!
今回の岡田さん回には見事にやられましたね(笑)岡田さんがもこっちをどう思っているかはちょっと想像したくはなかったのですが、今回初絡みしたことでそれがハッキリしてちょっとホッとしてますww
所で私の高校時代でも当てはまった事なんですが、ネモといい、岡田といい、清田といい、クラス内カーストの上位の人に限って本当に優しいですよね……クラス内にぼっちの子は居たんですが、その子がいざ授業でチーム組む時に自分達のグループに入れてあげたりとか、ネモみたいにおはようとか挨拶してあげたりとか……裏でその子の悪口とかも言わないし、まぁ~……その子に対して上から目線だったであろうことは置いといて……それでも、その当時その子に話しかけてあげたりするのはとても優しい事に見えたんですよねぇ……
逆に、前回の雌猫グループみたいなクラス内カーストの中堅どころのグループはぼっちの子に対して辛辣だったりするんですよね……それこそ「例のあの人」的な渾名を勝手に付けて直接言ったりはしないものの影で笑ったりとか……先程申し上げた私のクラスメートのぼっちの子も、中堅グループからは影ですごい悪口言われてました……(ちなみに私はクラス内カースト最低のグループに位置してまして、グループの子がそのぼっちを嫌って悪口言うのを聞いていただけでした^^;最低かな……)
なので前回、今回とその上位カーストの人間と中堅カーストの人間の様子がありありと表現されていて「どこの高校でもそうなんかな!?めっちゃリアル!!」と驚愕してしまったと同時に、すごく懐かしいと思ってしまいました。

ところで前回の返信、ありがとうございます!!いやはや名探偵だなんてそんなそんな……滅びゆくさんの考察力に比べたら全然ですm(_ _)m
でも非常に嬉しかったのでありがとうございます!!!

1コマ目で岡田を見た時名前がなかなか思い出せ無かった…
描写はされないお仕置き…ドラえもんのめりこみパンチとかクレしんの『前が見えねェ』を連想した 岡田はうっちーとはまた違ったベクトルの恐ろしさを味わいそう…
1ヶ月あいて今度こそ終業式の話?2話使うのかもしれないが終業式で長い話になるのが予想し難い…三年編の準備期間なのか?

更新お疲れ様です。
まさか岡田回がここで来るとは。谷川先生は本当にこちらの予想を超えてきますね。私はこの手の予想が当たったことは一度もありませんが。
岡田のキャラがついに明らかに。初期からいるキャラクターなのにやっとですね。清田の友達の彼もいつか掘り下げてほしいです。名前すらなかったような気がするので。・・・ありましたっけ?
終業式ってことはそれが終われば春休み。長い休みならきーちゃんが来るかもしれませんね。楽しみなような怖いような。
もこっちが煽って、吉田さんがキレて、ゆりちゃんがフォローするといういつもの展開ですが、今回はゆりちゃんも庇いきれなかったらしくただ見てるだけになってますね。吉田さんがやり過ぎないように一応付いててくれる優しさが感じられました。
今まではもこっちが「バカだから」で納得してきましたが、今回のはわざと怒らせているようにしかみえませんよねw
前半は恒例ですが、後半の「ダサい」とか「生理」は流石にw
「ダサい」に至っては普通に悪口ですよ。
前回に続きクラス替えに言及してきましたね。今回の話はもこっちと岡田が一緒のクラスになるフラグっぽいですよね。その場合ネモと荻野もついてきますけど。ゆりちゃんと吉田さんとも絡みましたし、一緒になるのかな。ですがこれだけ引っ張るということは誰もが予想していない組み合わせを考えているのかもしれません。次は一ヶ月後とか本当に焦らしてくれます。

更新ペースについて。
わたモテがもこっちの高校卒業と同時に終わってしまいそうで心配です。そのために、話を刻んできたのかなと。
個人的には、卒業して一旦社会人を経験したり、大学へ入ったりとか、彼女自身の紆余曲折と、それに伴う成長みたいな展開に続けばいいなと思います。ギャグも交えながら。

No title

みなさん、コメントどうもありがとうございます。
まとめての返信にて失礼いたします。


>わたもて二期希望さん

カースト上位が優しくて中堅どころが陰湿というのは、なにも高校生に限らないことに思います。
多かれ少なかれどこの社会でもそういった傾向があるような気がしますよ。
思うに、上位にいる人間って余裕があるんですよね。つまり、人に優しくできるキャパをあらかじめ持っているわけです。
一方、中途半端な立場の人たちはそれどころじゃないんですよ。
中間管理職みたいなもので、上にも下にも気を遣う面があって気が休まらないのではないでしょうか。
だからこそ、気持ちに余裕がなくなって、僻みぽくなったり、人のアラが気に障るようになってしまうのでは?

ちなみに私も学生時代は底辺グループでしたよ。
前にも言ったかもしれませんが、清田みたいな人間に優しくされながらもそれに対して劣等感丸出しの反発を感じていましたね。
もちろん、呪いの言葉は並べるのは心の中だけでしたがw(私も最低です…)

わたモテが凄いのはそういったリアルなグループごとの性質をしっかり描きながらも、
それでいて、嫌なだけの奴は決して出てこないことです。
中堅どころのキョロ充組や南さんたちもみんなどこか憎めないんですよね。
逆に、上位の人間もただの聖人なだけではなくっていろんなものを抱えている同じ人間なんだということを私たちに見せてくれるわけです。

>いやはや名探偵だなんて
いやいや、少なくとも私にはなんで今までゆりちゃんとうっちーは一緒になる機会がなかったのかわからなかったですから。
お互い気づいても見てみぬふりだったのかと間抜けな推察をしてしまったのが恥ずかしいですよw
こういう些細なところから「ゆりちゃんはクラスの人と顔を合わさないように早めの電車に乗っているんじゃないか」といった、
重要な情報が隠されていたりするから侮れないんです。
本当、みなさんの様々な意見や考察に助けられてなんとかこの感想も続けていられるんだなあと感謝しきりです!


>ジャスさん

岡田って、それこそコミックス1巻のころから登場しているのに、
ずっとモブのままの存在でしたし、名前もけっこう後になって判明したので、名前が出てこない人も多いかもしれませんね。
ネモとはいつも一緒にいますけど、ネモが「岡田ー」とは呼びませんしw(あれ?彼女は普段なんて呼ばれているんだろ…)

まあ吉田さんのあれはギャグ描写の範疇ですからねw
うる星におけるラムの電撃ですよwあたるも次のコマではけろっとしているというw
その辺が岡田もわかっているからこそ、吉田さんの元へと連行したんじゃないでしょうかw

わざわざ明日は「終業式」と言及しているところからすると、「終業式」回がきてもおかしくないですね。
でもどんな話になるのかちょっと想像できませんけどw


>ふちささん

ねえ?実は前回の岡田とネモもこれの伏線だっただなんて、絶対にわかりませんよw
清田の友達の彼は確か「鈴木」という名前があったような気がします。どこで判明したのかはちょっと忘れましたがw
こうなると、彼にもスポットが当たってもおかしくないですよね。もう本当に先が読めませんw

春休みは可能性はけっこうあると思いますね。ただ、きーちゃんも中学三年生ですよね?
そろそろ受験という時期ですし、普通だったらそんな遊びにくる余裕があるのかなあという気もしますw
あ、でも逆に夏休み冬休みこそ追い込みになるだろうからその前に遊ぼうという感じになるかもしれませんが。

いや本当にもこっちのほうが言葉のイジメをしているようなものだと思いますよ。
「生理なの」なんて完全にセクハラおやじのそれですからね。キレられても仕方ないでしょう。
まあ実際、わざと怒らせているのかもしれませんよ?ちょっかい出したくってしょうがないんですよ、きっとw
昨日今日のやり取りじゃないですからね。もうわかっていて口に出しているとしか思えませんw

「クラス替え」は意味深ありげに引っ張りますよねえ。本当に何か「奇策」があるんでしょうか。


>アテナさん

うーん、個人的な意見をあえて述べさせていただくなら、
わたモテは「高校生活」を描いたマンガだと思っているので、高校卒業と共に終了するのが妥当だと考えています。

もし仮にもこっちのその後を描くならばそれはまた別の作品だろうと思っているんですね。
いったん終わらせてから「大学編」なり「社会人編」なりを始めるならもちろん大歓迎ですけど。
ただ、そういった形で成功した作品ってあまりないんですよね…

まあ、もこっちという稀有なキャラクターをこれからもずっと見守っていきたい気持ちはありますので、何らかの形で大人になった彼女も見て見たいとは思いますね。

更新、お疲れ様です!

今話のタイトルですが、なんで「モテないしオラ"つかれる"」じゃないんでしょう。吉田さんがモテないみたいじゃないかw

もこっちは「階段で吉田さんのスカート見えて」と言ってましたが、吉田さん腰にセーター?をまいてたから、意図的に見ようとしなければ(体育祭でうっちーや加藤さんのスパッツを覗こうとしたような体勢)見えないんじゃないかなw本当に吉田さんをオラつかせるネタを探しているとしか思えないw

ここにきて岡田回は驚きましたね。吉田さんをキレさせたもこっちが、わざわざ岡田の視界範囲内へ逃走したあたり、谷川先生の「今回は絶対岡田を出す!」という強い意志を感じますw(気のせい?)

確かに岡田は最古参のキャラなのにやっとレギュラー昇格した感じですね。

No title

ついに岡田回ということはそのうちキバ子回も…

ところでそろそろクラス替えですかね
全員いるのは不自然と言われていますが
いっそ振り切って全員近くの席に固めれば
不自然すぎて逆に自然な気がしてくると思います

   内
ゆりもこ吉田

  黒板

追加でネモや岡田や真子やキバ子や加藤さんをお好みで

No title

更新、毎回楽しみにしてます。
岡田がゴメン、とモコッちを吉田さんのとこに戻したのには笑いましたw
私は、自然体で優しくステキな加藤さんが一番お気に入りです。
修学旅行の時に新幹線の中で
岡田達と「一緒に回ろうか」と話をしてましたが、彼女の友人は特に出てきてませんよね?

更新お疲れ様です。

まさかの岡田回、驚きましたね…わたモテは今最も予想のつかないマンガの一つではないでしょうか。

私はてっきり岡田のもこっちに対する感情は暗いものがあると思っていたので(学食回なんて、もこっちが会話に入っている時はあからさまに真顔でしたし)、こんなに好感の持てるキャラだったとは…
あと、この現場を目撃したのがネモだったり、加藤さんだったりしたら…というifはちょっと気になりますね。

パンツについては、もしかしたら大浴場での更衣室で衆目に晒されてる可能性はありますね…それにしても吉田さん、恥ずかしがる割にはあんまり隠さないのが不思議。

ところで、もこっち・ゆりちゃん・吉田さんがしっかり3人揃ったのも久々でしたね(UFOラブホテル以来?作中描写外であったかもしれませんし、卒業式もニアミスでしたが)。しかも登下校を除いた校内での3ショットとなると初ではないでしょうか?
そういう意味で今回、真子がいなかったのは少し気になるところです。
たまたま別行動だったのか、それとも現場に居合わせたけどゆりちゃんが気遣って”置いて”いったのか。仮に後者だとするならまた”レズ思い”に耽ってたりするのでしょうかw

ページ数・更新ペースについては難しいところですね。単純に、連載3本抱えているから、というだけの話かもしれませんし。
ここの所の話は、ページ数を増やしても蛇足になりかねないような素晴らしい構成なので悩ましいところですね。

更新お疲れ様です
連載ペースの件ですが単行本が冬という情報があるので少しペースダウンするのは既定路線だったのかな、と思います
ワタモテの他にも二本の連載を抱えていて三本目が動き始めた辺りから関係者と話はしていたのだと思います
ライト姉妹はページ的にも作画レベル的にもある程度安定していることから今推したいのはライト姉妹なのかもしれません
ただ、ワタモテもレベルが落ちてる訳ではなく話の展開としてはこれまで以上に面白いので勿体無いですが…
個人的には一番終わって欲しくないワタモテをゆっくり待ちながら他のニコ作品でニコ分を補給するという楽しみ方を最近はしています

No title

岡田思ってたよりずっと良い子でびっくりしました。
でも今回の話を見ると、思った事をはっきり言うタイプですよね。もこっちは空気読めないので
レギュラー化したら結構ぶつかるのではと思いました。(いい意味でも)
ここからは想像なんですが、そう言う衝突を避けてネモは必要以上に岡田の前で猫かぶってるんじゃないかと。

もし岡田、もこっち、ネモでの話が増えれば、岡田は意外ともこっちを理解する柔軟さを見せるかも。
それを見てネモも素の自分を出して行ける、みたいな話もあるかなと思いました。

更新お疲れ様です。
今回岡田がもこっちを認識したと言う表現は的確だと思いました。
そう考えれば、加藤さんももこっちに鏡ごしに見られて初めて認識したのかな〜なんて思えますね。
あとクラス替え、私は4班グループや岡田ネモと別クラスで、南さんグループにまこっちと同じクラスになるのかな?とボンヤリと考えてましたが、今回の件で岡田ネモとは同じクラスかな?とも思えてきまして、正直予想がつきません。
次回の更新が今から楽しみです。

コメント返信その1

みなさん、コメントどうもありがとうございます。
返信が遅くなりました。まとめてのお返事ですみません。


>しきさん

wwwおお、確かにそうですねw主語と述語がバラバラになっているのかw
でも「オラつかれる」だとなんだか孫悟空が疲れたと愚痴をこぼしているだけのようにも思えるんで微妙ですねw

吉田さんのスカートですけど、セーターは後ろに巻いているんで前からだったら角度によっては普通に見えるような気もします。もこっちのと違ってかなり短いスカートですし。
例えば、階段を降りる吉田さんをたまたま見上げる形で登ろうとしていたのかもしれませんよ?

岡田回はおそらく誰も予想できなかったでしょうねw
でも私は吉田さん回に岡田を出そうというより、むしろ岡田ありきで話を考えたんじゃないかとにらんでいます。
岡田がもこっちに興味を示すとしたらどういうシチュエーションが考えられるだろうか…的なところから
ついでに吉田さん回も兼ねた形になったような気がしますね。

ここにきて、岡田をレギュラー化する意味としてはやはり「ネモ」の存在が大きいように思いますね。
ネモ関連の話を進めていく上で「岡田」というポジションがどうしても必要不可欠になってきたのではないでしょうか。


>AAAさん

クラス替えで全員同じになるのは「ご都合主義」だという見方がありますが、
それをいうならそもそも進学校の高校3年で普通のクラス替えなんかするかあ?とも思うんですよね。
普通なら「文系理系」もしくは「国立志望組私立志望組」で分けるでしょう。(てか、そのために進路希望とか調査したんじゃないのか?)
つまり元々「クラス替え」をするなんてこと自体が不自然でご都合主義なんですよ。
だったら、レギュラーみんな一緒でもいいんじゃないかと個人的には感じますね。

>追加でネモや岡田や真子やキバ子や加藤さんをお好みで
ちょwwwなんでトッピングみたいな扱いなんですかw


>はなたばさん

あのシーンはやっぱり笑っちゃいますよねw
バツがわるそうな岡田も面白いですが、もこっちの口あんぐりがまたいい味出していますw

加藤さん、いいですよね。おっしゃる通り、優しさにイヤミがなくって自然な感じが好感もてます。
でも彼女の交友関係は確かに謎ですね。うーん、広く浅くという感じなのでしょうか?

コメント返信その2

すみません、いったん分けますね。

>RODさん

本当ですよねw「今回の岡田回、予想できたファン一人もいない説」をぜひ検証して欲しいくらいですよw
私は岡田は単に「無関心」なんだろうと思っていたので、今回の岡田に対してはそれほど意外でもなかったです。
ただ、ここまで「熱い」キャラクターだとは思っていませんでした。ネモにあえて言わないで一人向かうところなんてちょっとグッときてしまいますよね。
ifの話は面白いですね。ぜひ単行本のおまけでやって欲しいところです。(あ、でも「もしも」ネタはアニメの特典でしたっけ)

>もしかしたら大浴場での更衣室で衆目に晒されてる
ああ、なるほど。その可能性はなくもないですね。でもそれなら、その時点で噂になっていそうですけどw
でもたとえ、みんな知っていたとしても、それをわざわざ本人に煽るようなことは言いませんよねw

>もこっち・ゆりちゃん・吉田さんがしっかり3人揃ったのも久々
あれ?そうでしたっけ、と思ったら確かに意外とこのスリーショットというのはあまりないんですね。
真子はまあ、メタ的な視点から言えば話に絡ませられないからということでしょう。
吉田さんと真子という組み合わせも描き方が難しそうですし。
わたモテ世界的にはたまたまそこに居合わせていなかったと考える方が自然でしょうね。
もしいたら、彼女は吉田さんをなんとか止めようとする気がします。

更新ペースの件はちょっとした愚痴みたいなものですから、あまり真剣に取って欲しくはないんですけど、でもまあ本音ではあります(笑)
ただ、ここ最近のわたモテが短いながらも素晴らしい構成になっているのって、むしろ連載を3本にしたことがプラスに働いている面もあると思うんですよね。
タイプの違う作品を手がけることによって、改めてわたモテの世界を深く考えるきっかけになったように思えるんです。
まあだからこそ、痛し痒しというか、難しいところなんですけどねw


>10番目のコメントの方

ああ、コミックス11巻の予告に「今冬予定」とありましたね。
確かにそのころからすでに方針が決まっていたのかもしれません。
時期的にも「クズとメガネと文学少女」を始めたころですしね。

ライト姉妹は月刊誌連載という形がいいんでしょうね。
マンガ連載というのは実は月刊ペースが一番いいんじゃないかと思っているんですよ。
谷川さん的にも一番やりやすい環境なのかもしれません。

RODさんの返信でも触れましたが、
私は複数の連載を持つことで、逆にそれぞれの作品の質を高めると考えています。
各々の作品がお互いに刺激しあって、相乗効果を生むケースもあると思うんです。(もちろん、負担になって潰れてしまう作家さんもいるでしょうが)
だからこれまで以上の面白くなっているのはむしろ当然かなと思っています。

ただ、かつてのような「肩すかし」というか、遊びの回が少なくなってきているのが気になるんですね。
それこそ喪85の「ポンポン回」とか喪94の「弟」回とかああいう本筋からは少し外れているけど味のある話が最近ないように思えるんです。

なんだか今後の伏線にもなりそうな重要な意味を持つ感じの話が続くじゃないですか。
どうも私にはそれが「急いでいる」というかむしろ「焦っている」ように見えるんですよ。
先に早く話を進めたい、というある種の焦燥感みたいなものがそこには隠れているような気がするんです。
単純に仕事量が増えたからペースを少し落とそうというのならそれはそれでいいんですが……

まあこう考えてみると、更新ペースとかページ数というより、
こんな深い話ばかりだと逆に不安になるだろ!もっとどうでもいい、力を抜いた話を挟んでもいいんだぞ、と言いたいだけなのかもしれませんねw(ホント、ファンというのは勝手なことばかり言うものですw)

わたモテはもこっちの「卒業」まで描くと私は信じています。まだまだ終わらないですよ!
他の作品でニコ分補給というのはいいですね。ファンとしてすごく健全な姿勢だと思いますw


>HHIさん

そうですね。単純に“優しい”というより、曲がったことが嫌いな子なんでしょう。
確かにもこっちとは揉めそうなタイプですw
でもそれがお互いに取っていい関係にもなりえそうですよね。

岡田ともこっち、そしてネモの話は面白いですね。すごくありそうな展開だと思います。
でもありそうだからこそ、逆にないような気もしますね。
こちらが予想できない展開を持ってくるのがわたモテですからw


>じみぃべいつさん

ああ、加藤さんもそうかもしれませんね。修学旅行の新幹線の席でも体育祭の応援合戦の時も、あのときはまだもこっちを認識していなかったとも考えられます。
いずれにしても、もう認識してしまったからにはもう岡田はこれまでのように「無関心」ではいられないでしょうね。
例えばネモともこっちが話していたらもう「真顔」ではいられないはずです。

わたモテで今一番気になるのが「クラス替え」ですよね。本当にどういう組み合わせにするのかまったくわかりません。
普通に見れば、今回のは岡田ネモと同じになる「フリ」だとしか思えないのですが……

No title

更新お疲れ様です
とりあえず岡田がもこっちのことを嫌っているわけではなくてよかった・・・
岡田みたいな正義感の強いタイプってわたモテでは初めてですね、かなり気が強いみたいで吉田さんにここまで物怖じしないってのもクラス内ではかなり珍しいんじゃないかなと思います。
岡田って最初期から登場していますけど連載から何年も経ってから初めてキャラクター性が見えてくるって本当にわたモテって気の長い漫画だなと改めて実感しました。前回の話で南さんがもこっちを嘲笑したシーンがありましたが、ああいうのも岡田にしてみれば許せないんだろうな~
吉田さんに面と向かって注意できた岡田と注意できなかった委員長の対比という意味でも面白いですね(体育祭の競技決めの時)

Re: No title

>コメントどうもありがとうございます。

そうですね。岡田みたいなタイプは谷川ニコ作品の中でも稀有な気がします。
正義感が強いといっても片意地張った感じじゃなくって、すごくナチュラルなところから来ているんですよね。
だからこそ吉田さんに対しても物怖じしないで対峙できるのでしょう。

>連載から何年も経ってから初めてキャラクター性が見えてくるって本当にわたモテって気の長い漫画
www気が長いというのは面白い視点ですねwでも確かにそうです。
うっちーとか加藤さんとかも元々は本当の単なるモブでしたからね。
わたモテはキャラが立つまでにかなりの時間を要するパターンがけっこう多いように思えます。

それにしても、岡田がよい子でびっくりしたという方が多いですね。
南さんほどじゃないにせよけっこう性格が悪いように思われていたことにわりと驚いています。
自分はそういう風には見ていなかったので…
もちろん、こんなにかっこいいキャラだとも思っていませんでしたけどね。

委員長との対比というのはなかなかいいところに目を付けたと思います。
同じリーダー的な存在でもタイプが違うという面で、今後の伏線になってもおかしくないですね。
(ただ委員長が今後レギュラー化するかどうかはわかりませんが…)

もう一度コメント失礼します。
どうしても気になる事があって…
岡田さん、前回でチラッと3年時のクラス表を見ているので……そして別のクラスになったら2度と会わないであろうと言っているので、もしかしたらもこっちと自分が別のクラスになると分かってるんじゃないですかね!?
「岡田」と「黒木」で出席番号順にしたら名字も近いですし……もこっちがいないかどうかは自分の名前探す時に分かってたりして……。

更新お疲れ様です。


まさかのここで岡田回、予想外でしたねww

何気にアニメにも登場して声優が付いているぐらい古参のキャラで、清田やネモと仲が良くてスポーツが得意ぐらいしか印象になかったですが今回でやっと彼女の性格がわかりましたね。

岡田やクラスメイト達から見た吉田さんは学校サボったり急に机を蹴ってキレたり(もこっちのせいですが)いじめとかしてる噂が立ってたり(これももこっちのせいですが)で怖いイメージのはずですが物怖じせずネモを置いて単独で突っ込んでいける勇気はスゴいですね。

それと同時に私は傘の回で吉田さんに拉致?されそうになってるもこっちを助けた今江元会長の助け方は流石と言うべきかすぐに吉田さんを悪者扱いせず大人の対応だったなーと思いました。

ていうかもこっちは成長しているのかしてないのかわかりませんね、この前今江元会長の卒業で「いつも気付くのが遅い」とか言って自分が人の良心や気遣いに鈍感だと反省してたくせに「生理なの?」ってwwそろそろ吉田さんが何を言ったら怒るのかわかると思いますが

岡田達が次同じクラスになるかわかりませんが、3年は修学旅行も体育祭もないですしクラスのイベントって少ないと思いますので別のクラスになったとしても彼女達の活躍に期待してます。


次回は1か月後、修業式かはたまた春休みできーちゃん襲来か最近あんまり出てないゆうちゃんが出てくるのか予想出来ませんね

Re: タイトルなし

>わたもて2期希望さん

うーん、なるほど…
何度か読み返してもみましたが、なんとも言えませんね。どちらとも受け取れるような…

岡田が「黒木智子」というクラスメイトをちゃんと「認識」していたなら間違いなくそうでしょうけど、
クラス表を見た段階ではそれこそ「どうでもいい」存在だったわけですからね。
そんなにはっきりと覚えているかなあという気もするんですよ。
彼女にとってネモ以外は頭になかったでしょうし、本当にちらっとだけでしたから。

ただ、そういわれると、「このまま3年になって別のクラスになったら」という言い回しが気になりますね。
私は単純に“仮定”の話だと思っていたのですが、わたもて2期希望さんの話を踏まえて読むと“確定事項”であることを前提に語っているようにもとれます。
オチの「二度と会わないだろうけど」という言葉もそう考えるとまた違ったニュアンスに聞こえますからね。

ただ、今回の“オチ”を考えると、それらは「フリ」というか「ひっかけ」だとも思えてしまうんですよ。
そうでないと、この話はあまり意味がなくなるような気がするんです。
逆に彼女が「別々になる」と確信を持っているからこそ、土壇場でひっくり返してくるような感じがしません?
そのほうが笑えるし、今回のオチが生きていると思うんですね。

ていうか、クラスが変わって、このまま岡田がフェードアウトという展開は考えづらいんです。
そうなると、自動的にネモも別々になるわけですからね。
さすがにこの期に及んでネモをわたモテレギュラーから外すことはないでしょう。

いや、3年生編はネモがメインになると踏んでいる私がそんなことは認めるわけにはまいりません!
ネモと岡田はセットみたいなものですから、ネモとの関係がある限り岡田の出番も必ずあるはずですよ。

Re: タイトルなし

>ヘカブさん、コメントどうもありがとうございます。

まあ、わたモテに予想外はつきものではありますが、その中でも今回のは最強でしたねw

確かに客観的に見れば吉田さんって相当ヤバい存在なんですよね。苦手だと避けられるもわかります。

なるほど今江さんとの比較は興味深いですね。大人というより先入観があるかないかの違いかもしれません。
岡田は同じクラスですし、いろいろ噂やそれまでの吉田さんの所業(?)を見聞きしていたわけですから。
「知らないよ」と言いつつもどこか無意識にそういうイメージがあったのではないでしょうか。

もこっちはちゃんと成長しているんだと思います。
ただ、誰でもでもそうだと思うのですが、どんなに変わっても根本的には変わらない部分もどこかにあるものなんですよ。
それこそ「わかっちゃいるけどやめられない」ですね。人間の“業”とでもいうべきものなんです。

……とまあ、それはさておき。
身も蓋もないことを言えば、本当に成長してもこっちが今江さんのような聖人になってしまったら、ギャグマンガとして成り立たなくなるからでしょうw
わたモテというマンガのために彼女はこれからも“もこっち”であり続けなければならないのです!

>3年は修学旅行も体育祭もないですしクラスのイベントって少ない
ああ、そうですよね!
わたもて2期希望さんのコメントでちょっと心配になっていましたが、確かに3年ってイベントが少ないんですよね。
では、何を基本として描いていくかということになるわけですが、そこで交友関係の広がりというテーマが見えてきそうです。
つまり、「クラス」という狭い世界からもっと広いところへ飛び出していくわけです。
入試の時の子も新入生として加わるでしょうし、3年生編はむしろ「クラス」外での話が中心になってくる可能性があります。
そうしないと、ただでさえイベントが少ないですからね。
受験という大きなテーマを踏まえると、「夏期講習」とか「予備校通い」とか今までにはなかった舞台も考えられますし、面白い展開が期待できそうですね。

うーん、ひょっとすると「クラス替え」の話をここまで引っ張るということは、
逆に今後は「クラス」外の人たちとの話が中心になるという布石なのかなという気もしてきました。
いずれにしても、近いうちに「答え」は出るでしょうから、それまで私たちはこの悶々とした日々を楽しむしかなさそうですねw

まだまだクラス替えは先に延ばしそうですから、次回は終業式か春休みという線が濃厚ですよね。
ただ、何しろわたモテに「予想外」はつきものですから、こちらが予想したものは絶対にこないような気もしますw

No title

更新お疲れ様です。
まさか岡田回だとは思いませんでした。
3年生になっても岡田と絡むシーンがあると面白そうです。
そういえば吉田さん主観の話って出てきませんよね。
何ででしょうね?
あと思ったのが、もこっち思ったより運動神経が良いんですね。
というもの冒頭もこっちが周囲の様子を窺ってるシーンがあるんですが、あれって一度はキレた吉田さんから逃げおおせてるって事ですよね?
結局は捕まってますが、吉田さんって50m走で1位を取る位足が速いのに(9巻おまけ)、その相手から逃げおおせるってことは相当な運動神経を要求されると思うんです。
体育の時間いつも見学してるけど(マラソン以外は)、本気を出したら上位の評価を得られるんじゃないかと思った次第です。
まあ本人はやる気なさそうですが。

Re: No title

>通りすがりさん、コメントどうもありがとうございます。

ほとんどの方がコメントでまず言及しているくらい、今回の岡田回には誰にとっても驚きの一言でしたね。
単純に「ここにきてモブ扱いだった岡田を!?」ということもさることながら、
完全「岡田主観」になっていることへの驚きもあったんだと思います。
普通のメイン回とはまた違いますからね。
でも主観でなければ岡田の考え方や行動規範を描くことはできなかったわけで、
この形でしか「岡田回」は成り立たなかったかもしれません。

吉田さん主観は難しいでしょうね。
彼女のキャラが内面を描写するのに向いていないんですよ。
実際もこっちやゆりちゃんをどう思っているのかを、彼女の側から語らせたらキャラがぶれるんです。
第三者目線で描くからこそ、吉田さんの魅力は引き立つのではないでしょうか。

>吉田さんって50m走で1位を取る位足が速いのに(9巻おまけ)
正直、忘れていました…そういえば、そんなことがありましたね。
本気というより、火事場の馬鹿力的なことなのかもしれませんね。
危機を感じた時に生き物は普段の実力以上の力を発揮するものですからw

あと、吉田さんは基本アホ(笑)なので、もこっちが狡猾な隠れ方や逃げ方をしたのかもしれません。
ほら右に逃げると見せかけて左、とかやられたら吉田さん見失いそうじゃないですかw
だから隣にゆりちゃんがいて、もこっちの行動パターンを教えていたのかもしれませんよw

No title

すいません今更なのですが、pixivで「どう考えてもお前らは悪すぎる」というタイトルのイラストが投稿されてるんです。
岡田さんからは3人の関係がそのイラストのように見えたのかなーと思いまして。
もうご存じかもしれませんが。
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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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