私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪117~様々な“人との距離感”が交錯していたオムニバス~
7月6日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪117に更新されました。
「ワタもてのオムニバス回にハズレなし」
思わずこんなワタもて格言から始めてしまいましたが、まあ控えめに言っても神回でしたね。
もともと、ワタもてにおけるオムニバス回は、すごく重要な意味を持つということはもう何度も指摘してきました。
季節の節目だったり、全体を通しての「テーマ」があったりと、単なるショートショート集に留まらないものが必ずそこにはあります。
今回も例外ではないわけですが、もう一つオムニバスならばの特徴があるんですね。
それは、「王道路線」。
オールスター路線と言い換えてもいいですけど、要するにひとつの話ではなくネタが複数にわたるため、よりポップな印象になるんですよね。
単独回だと人によっては好みが分かれるところもあるわけですが、オムニバスだとだいたいどれかは自分の好きな話があったりするじゃないですか。
そういった意味では、面白さが保証されている回でもあるんです。
だからというわけでもないでしょうが、オムニバスって定期的にきますよね。
ここ最近でも
喪106「モテないし最後の冬」
喪95「モテないし秋の終わり」
喪84「モテないしとある秋の一日」
と、まるでノルマがあるかのようにだいたい11話に1回のペースでやってきています。
谷川さん的にも困った時のオムニバス、みたいな意識があるのかもしれませんね。
というわけで、最初から神回が約束されていた喪117、さっそく見てまいりましょう!
表紙があるのも随分久しぶりですよね。なんと喪110「モテないし受験者を応援する」以来、約5ヶ月ぶり!
個人的にはワタもての表紙が醸し出す雰囲気ってすごく好きなので、もっと頻度を増やして欲しいんですけどね。
なので、必ず表紙がついてくるオムニバス回はそれだけでもポイント高いです。
さて、今回のタイトルは「モテないし2年生の終わり」。
「ついにきた!」という感じですね。
「卒業式3部作」終了後、どんな話になるのか、誰もが注目していたかと思いますが、
意外とストレートに持ってきたなという印象です。
前回はやっぱり“インターバル”回だったのでしょう。ここではっきりと「2年生編」を終わらせると宣言しているわけですから。
それにしても、すごい表紙ですね。
明らかに「映画」的な演出を意識しています。
まるで、暗幕の中にスクリーンだけが光を放っているかのような感じじゃないですか。
キャッチが大きく「出会い、ふれあい そして―――-…。」とあるのも、まるで「予告編」を見せられているような不思議な感覚ですね。
「密着」
あれ、このもこっちと密着している子って誰だっけ?どこかで見た事はあるんだけど…
それはさておき、、もこっちが押されて斜めの姿勢になっているところはいかにも満員電車あるあるっぽいです。
地方の方はどうかわかりませんが、首都圏の通勤電車の有様は本当に異常ですからね。
さすがにここ最近は(一部を除いて)緩和されてきたかなという気がしますが、一時期は本当に大変でした。
私も一度、つぶされそうになりましたからね。冗談抜きで体が60度くらいに傾いた経験があります。そのときは靴も脱げてしまって、回収するのに苦労しました……。(まあ20年くらい前の話ですがw)
このもこっちの姿勢なんかはまだかわいいものですよw
昭和40年代ころは圧迫死もあったという話を聞いたことがありますが、あってもおかしくないですね。
乗車率250%とかどう考えてもおかしいでしょ。それこそ昔はドア付近に乗客の背中を押す係りがいたんですけど、要するに人間扱いしていなかったということですからね。無理やりにでも詰め込めばいいという発想だったんでしょう。
ところで、もこっちが利用している路線はおそらく総武線だと思いますが、軽く調べてみたら、「通勤電車混雑ランキング」の第2位なんですね。
まあ、彼女らは千葉方面ですから実際には都内ほどではないでしょうけど、こういう些細なところにもしっかりリアリティを感じさせるのはさすがですね。
うっちーの真顔wなんかあまり興味なさそうですよね。
で、ようやく思い出しましたよ。密着していた子は「喪106」(「一目瞭然」)の

この左側の子ですね。
前髪ぱっつんの影に隠れてイマイチ地味な存在ですけど、
一応、うっちーグループ(雌猫)の一員なんですよね。(喪77の雌猫の間にもいました)
前にうっちーがゆうちゃんとニアミスした時にもぱっつんの子と一緒でしたし、いつも3人で遊んでいる仲なのかもしれません。
余談ですけど、女の子って3人でつるむ傾向がありますよね。
もこっちゆりちゃん真子とか、ゆうちゃんこみちゃんとの「友モテ」組もそうですし、吉田さんケントスキーのヤンキー組もそうです。
私は3人組って、なんとなく2対1になりやすいイメージがあるんですけどどうなんでしょうね。
そうでなくっても、3人だといろいろと気疲れするじゃないですか。
辻村深月の「オーダーメイド殺人クラブ」という小説があるんですけど、あれも3人組ならばの怖さがすごく印象に残っています。
仲が良かった3人組のうちの2人が次第にいがみ合うようになるんですけど、それぞれが主人公の女の子に相手の不満を言ってくるですよ。「ねえわかるでしょ、ひどいよね」みたいな。
女の子にとってはどっちもどっちというか、正直どうでもいいという感じなんですけど、
それでも嫌われたくないからそれぞれにいい顔してしまうんですね。
二人の間で両バサミになっている主人公の立場の辛さがすごくリアルで怖かったです。
あの辺は女性作家ならばのエグさだなあと感心しきりだったのですが、ひょっとするとあれって実体験も少しまじっているんでしょうか。
何駅?wwwww
おいおい、それまで興味なさそうだったのに、急に食らいついてきたぞwww
ていうか、この女も相当ですよね。
さっそく笑いのネタにしてるとか!
こんな顔しながらも内心では、学校で話題にしよとか思っていたかと思うと、女ってこえーなと思ってしまいますねw
WWWW
え、そこ?ですよねw
ここまでくると、周りもいい加減うっちーのおかしさに気づきそうです。
うっちーがいない時にはこの子も、ぱっつんと一緒にうっちーを「例のあの人」扱いしている可能性がありますね……
翌日ってwwwww
1日ずっとそのことを考えていたのかよ!本気でシャレにならない域に達してきているぞw
一応、関東圏以外の人に説明しておきますと、
「稲毛駅」というのは幕張(学校がある駅)よりも千葉寄りになります。
で、うっちーの「幕張こえて二つ…」というつぶやきから考えますと、うっちーは東京寄りの駅から下りの電車で通っているのですね。
つまり、
《総武本線》
東京方面→(うっちー)→幕張←稲毛(もこっち)←千葉方面
(下り) (上り)
こういう構図なわけです。
これがどういうことか、もうおわかりですよね?
下り方面なので、稲毛駅からと比べるとわりと余裕のある車内。
そのせいもあるのでしょうか、ゆりちゃんがうっちーの姿に気づきました。
扉に背を預けながらの佇まいが、いかにもゆりちゃんらしいですよね。
気だるそうでありながらもどこか気高い雰囲気をまとっていて、なんとも近寄りがたい感じが逆にかっこいいです。
でもイヤホンをしていないのは意外ですね。
うっちーもここでは手持ち無沙汰という感じでなんだかつまらなそうにしていますけど、
もともと下り方面から通う生徒は少ないのかもしれません。
となると、今までもゆりちゃんとうっちーは同じ車両になったことが何度もあると思うんですよね。
うーん、普段はお互い気づいても素知らぬ顔をしていたのでしょうか。
そう考えると、うっちーって、リア充タイプじゃないというか、
実はぼっち体質があるような気もしてきましたね。けっこう周りに合わせて気疲れしているんじゃないかなあ。
この姿を見ていると、どうしてもそんなことを想像してしまいます。
だからこそ、もこっちのことが気になっているのかもしれません。(?)
一応声をかけるゆりちゃんは優しいw
ちょっと前は「え?なんで?」(笑)でしたけど、別に冷たい子ではないんですよね。
それにしてもうっちー、「寝てた」ってwww
なんでそんな下手な嘘をいうかなあw
ていうか、君の場合、寝てる時はマスク美人になるんだろうがw
どう見ても思いっきり目がタテだったぞw
しかし、声をかけてくれるクラスメイトを欺いても密着電車に乗ろうとするとか本当に怖いですねえ。
で、しまいには「足がしびれて動けない 私にかまわず降りて」ですからねwww
どんな感動シーンだよw
電車内でそんな自己犠牲を見せられてもw
なんだこれw
ここだけ切り取ると、いったい何があったんだと思いますよねw
それにしてもゆりちゃんはいい子だなあ…
(つーか、「足がしびれた」って本気にしたんだw)
舌打ちwww
これにはさすがのゆりちゃんも青スジ立てるわなw
つーか、本当にどうするつもりだったんだよw
ゆりちゃんが声かけなければ、あのまま乗り越して稲毛駅でもこっちの姿を探すつもりだったんでしょうか?
マジで事案ものじゃないですか!
なんだかうっちーとゆりちゃんはこのまま仲が悪くなりそうな予感……
「あらためて……」
伊藤さんって吹奏楽部だったんですね。
もしかすると、喪89の
このおさげの子って伊藤さんだったのかな?
でもなんとなく、イメージにあっているというか伊藤さんらしい気がします。
このスリーチョイスの意味がよくわからないんですけど、なにかあるんでしょうかw
たぶん単純に野球応援曲に反応しただけなんでしょうけど、それにしてもなぜその3つなのか…
まあ、ネタ的になにかあるのかもしれませんね。(野球ファンならわかるのかな?)
あと、さりげなく喪59の野球応援に小宮山さんが参加していなかったことが明らかになったのが興味深かったですね。(余談ですけど、うっちー初登場の回でもあったんですよねw)
ロッテのチャンステーマwwwそんなのがあるのかwしかも三つwww
前のめりぎみに「これ吹いて!!」と叫ぶ小宮山さんに対して、軽く「いいよ」と応える伊藤さんとの温度差が面白いですw
なんだかこのシーンが妙に不気味でしたw
急に「そこはそうじゃないだろ!ロッテをバカにしてんのか!」とキレ出すんじゃないかとw
WWW友達のよさってそんなものなのかw
でもまあ、小宮山さんは静かに怒っていたわけじゃなくって、単純に聞きほれていただけだったんですねw
よかったよかったw
って、伊藤さん!声に出てる、出てるwww
「知らない顔」
いきなり、転倒するもこっち。これ思いっきり胸を強打していますよね。
学校の床ってけっこう硬いと思うんですけど、本当に大丈夫でしょうか。
下手すると骨折していてもおかしくないくらいの勢いだとおもうんですが…
でもまあ、擬音が「ベチャ」ですから大丈夫かなw
ぐぇ!?
という悲鳴がまたもこっちらしくっていいですよね。(カエルかよw)
「どぅおう!!?」も印象に残っていますが、声一つとってもキャラに奥行きを感じさせるんですね。
こういうところもわたモテの魅力のひとつだと思います。
ここで唐突に南さん登場!なんと喪107以来じゃないですか!
席替え直後に謎の南さん推しがあっただけに、今後の展開に期待していたころですよね…
よりによって、「2年生の終わり」に再登場とか一体何なんだw
まあ、それはともかく、南さん、なんだか急にギャルっぽくなりましたよね。
マラソンのときは癒し系にモデルチェンジしたかと思いきや、あれはジャージマジックに過ぎなかったのでしょうかw
この「うける」も南さんの性悪さを印象付けるような感じですね。
まあ、ひょっとすると、隣の子との談笑のなかでの受け答えなのかもしれませんし、実際、もこっちを笑ったのかはっきりとは描いていないので、ミスリードを誘う演出の可能性も捨てきれません。
ただやっぱり、真子をたぶらかした(?)前科もある子ですからね。
細い目と八重歯がまた小悪魔っぽいw
キバ子wああ、やっぱりそういう認識があるのねw
これは、ひとり言というか、思わず声に出してしまったという感じなのでしょうけど、
一方、別に聞かれてもかまわないつもりでもあるんでしょう。
前は真面目で大人しい子と思われるのも疲れるみたいなことで悩んでいたこともありましたけど、なんかもう吹っ切れたようですねw
それにしても、ゆりちゃんの驚きようw
WWW
なんかこのゆりちゃん、ちょっと変な感じですよねwいや、かわいいですけどw
いつも眠そうにしているゆりちゃんの見開いた表情というのもなかなか新鮮です。
まあ、まさに不意打ち、といったところだったんでしょうね。
本人にもよくわからない変な「ツボ」というのは確かにありますから。
なんかツンデレっぽいw
笑ったところを見られたくないという心理もゆりちゃんならばでしょうか。
本来ならこの年頃のJKなんて、それこそ箸が転がっても…みたいなものだとおもうんですけどね。
WWW
まあ、ゆりちゃんもそれがわかっているからこそ、笑ってないよ、と言っているのかもしれませんね。こんなことで笑うようなセンスのない人間と思われたくない、みたいなw(あれ、その発想はもこっちに似ているな…)
でも、考えてみれば、あの南さんへのディスネタだからこそ、ツボに入ったという見方もできますよね。
ゆりちゃんと南さんって、直接的な絡みは今までありませんし、真子を介しての話しかないので、実際にどういう確執があるのかわかりませんけど、
この「ツボ」描写は今後の伏線になる可能性も秘めているかもしれませんね。
レズ思いwwwww
なんだよそのワードwwwひょっとして、私が知らないだけで世間では普通に流通している言葉なんでしょうかwww
キバ子でツボにはまっているゆりちゃんの代わりにしっかり落とし物を拾ってあげていた真子はさすがですね。
それにしても、真子とゆりちゃんの付き合いは長いというのはどのくらいなんでしょうか。
もしかすると、幼なじみというか高校以前にさかのぼったりするのかも?
この二人の出会いのきっかけみたいな話も見てみたいですよね。
ゆりちゃんみたいなタイプって本来なら真子みたいな流されるタイプはあまり好きじゃないと思うんですよ。
むしろ、もこっちのほうが相性がいいと思うんですね。真子が知らない、「あんな顔」をさせることができるのが彼女なんですし。
だからこそ、よけいにその辺あたりが気になりますね。
「一緒」
おいおい、ここでも百合臭漂わせているのかよw
この感じからすると、むしろ岡田のほうがネモに執着している感がありますね。
それはさておき、ここで「クラス替え」の伏線をちゃんとなぞってきたことに少し驚きました。
うーん、もしかすると、なにか「奇策」を練っている可能性もなきにしもあらずでしょうか…
なぜかここで清田のフルネーム発覚w
これも今後の伏線になるのでしょうかw
ていうか、「よっちゃん」て呼ばれているのね。これって、岡田もそう呼んでいるのかな?
そういえば岡田、ネモ以外どうでもいい的な感じを醸し出し過ぎだろw
前はけっこう清田とじゃれ合ったりしていた印象があって、実は清田のことが好きなのかなと思っていたんですけどねえ…
一方、黒ネモは黒木さんの動向を気にしているというw
この辺のネモのもこっちへの執着というか感情はなかなか複雑ですね。
一言では言い表せない何かがあるような気がします。
確かにさきほどの岡田の表情を見る限り、「黒木さんは?」といったら「はあ?」となりそうw
WWWネモのこの表情w
こういう微妙な反応のオチというのもすごいですよね。
下手なマンガだと、過剰な顔にさせてしまうところですが、
この顔で落とそうというのがわたモテの素晴らしいところです。
このリアリティだからこそ、じわじわくるものがあることを知っているのです。
あと、ここはちょっとわかりづらいかもしれませんが、
岡田のこのセリフは前のコマと繋がっているですね。
つまり、
「もう一人また同じなのはいた」→(それは)「荻野」
ということなのでしょう。
「プロ」
WWWこれって、藤田ニコルのことですよね?
実際にこういう発言があったんでしょうか。
でも試しに「藤田ニコル すっぴん」で検索してみましたが、全然可愛かったですけどね。
むしろこのかわいさでブサイクとかいったから、逆に世の女性陣から反発受けたんでしょうか?
まあそれはさておき、このモノマネを披露するネモって、キャラ付けという意味合いももちろんあるでしょうけど、
声優の勉強の一環という趣旨もありそうな気がしますね。いろんな声色を研究しているのかもしれません。
でも、あまり調子に乗っていると、いつか声優志望がバレそうな予感…
ここでも黒木さんを出してくるのか、ネモはwww
でも、この場合、いつものメンツの前で黒木さんをいじってやろうというつもりはなくって、
たぶん、本当にモノマネができるクラスメイトというと黒木さんしか思いつかなかったんでしょうね。
もこっちの一挙一動を事あるごとに観察していた努力のたまものなのではないでしょうかw
うーん、絵だけだと似てるんだかなんだかよくわからんwww
(たぶん声色をまねているんでしょうけどw)
というか、こんなやり取り、ありましたっけ?
どういうシチュエーションなのか今一つよくわからないんですけど。
このあごに手をあてる仕草もちょっと謎ですね。そんな特徴あったかな?
まあネモ的にはけっこう大きなポイントなんでしょうねw
ああwよっちゃんにはバカ受けのようなので、まあ似てるんだろうなw
後ろの鈴木?も随分久しぶりですね。学食以来でしょうか。
いや、そんなことよりうっちーwwwww
岡田がびくっとしてるじゃねーかw
なにげに、ネモグループとうっちーって初邂逅ですよね。
意外とあの辺の雌猫グループと岡田たちって接点が今までなかったような気がします。
うーん、少しずつ、ドラマが動き始めているなあ!
WWWWW蠱惑さwwwwww
普段そんな言葉、とっさに出てこねえよwww
ていうか、「キモさのなかに蠱惑さ」って、もう隠すつもりもないのかwww
その“蠱惑さ”にお前が惑わされているって告白しているようなものだぞwww
(関係ないですけど、もこっちが夏休みに“蠱毒”をやろうとしていたことをなぜか思い出しましたw)
そして、ごめんなさい、やっぱりここが、「今回一番笑ったシーン」になりますw
もうね。「お前もう、うっちーならなんでもよくなってるだろ」と思われても仕方ないとも思いますが、こればっかりは嘘をついてもしかたないですからね。(てか、そんなことをごまかす自分が嫌だw)
こうなったら、行くところまでいってやろうじゃないかという気になってきていますw
でも、言い訳をするようですけど、このシーンはすごいですよ。
なんといっても、うっちーとネモの初絡みですからね!
「覚えてる」
さっそく、もこっちの反応を窺うかのように、話題にしてくるネモw上目遣いが絶妙ですね。
急に話題を振られたもこっちも、思わず素で驚いてしまっていますw
(今回の個人的ベストもこっち)
で、加藤さんがここで入ってくるか~
なんだか、初めて席替えした意味がありましたねw
ここが、今回の最大のキモであることは誰もが認めるところでしょう。
この一瞬の間!そしてこの表情!間違いなく、今回の個人的ベストシーン決定です!
WWWWW
ここで、喪110の伏線回収!
そう、やっぱりネモは覚えていました。
そのことを、この「2年生の終わり」でもこっちにバラす意味。
そこにはいったいどんな意図が隠されているのでしょう。
それにしても、このモノマネは確かに似ているなw
目のところなんかそっくりじゃねーかw
ああ、加藤さんもやっぱり似ていると思うくらいのクオリティなんだw
ここはホリの「芸能人が絶対に言わないこと」モノマネをちょっと思い出しましたね。
えなりかずきの「先にシャワー浴びて来いよ」みたいなw
でも、「黒木さんが絶対に言わないこと」モノマネをしているかのように見せつつ、実はもこっちに対してのメッセージにもなっているというこの構図は見事ですね。
ていうか、もこっちもいい加減思いだせよ!
これだけ、わかりやすくアピールされてもわからないのかw
「卒業式」の時にいつも気づくのが遅いと言っていたけど、本当だよw
やっぱり、オムニバス回は格別な面白さがありますね。
今回もバラエティに富んだ構成で楽しかったです。
構成といえば、前回のオムニバス、喪106「モテないし最後の冬」に少しだけ似ていましたね。
登校時からうっちー、小宮山さん、と来て、最後に「席替え」グループ・ネモと加藤さんの話で締めるという…。
そこでは南さんが絡まないというところも含めて、「最後の冬」からの流れを彷彿とさせました。
あと、オムニバスといえば、一本通しての「テーマ」ですね。今回もしっかりと描かれていたと思います。
それは、「友達とのあり方」。
というより、「人と人との距離感」かな。
とにかく、全体的にそんなテーマが流れていたような気がします。
「密着」のうっちーのやばさ(笑)はそれを物語っていますよね。
しかももはや、友達の間でもそれを隠しきれなくなってきています。
「あらためて…」も面白いですよね。小宮山さんと伊藤さんの1年時の話も読みたくなってきます。
「知らない顔」はまさにゆりちゃんと真子、真子ともこっち、そしてゆりちゃんともこっちの距離感の話。長く付き合っているからこそ、「知らない顔」もあるということですよね。
「一緒」の岡田とネモの関係。
「プロ」で初めて(?)会話を交わしたネモとうっちー。
そして、「覚えてる」におけるネモの「えーとね…」という一瞬の間。
加藤さんにとっては「絶対に言わないこと」だけど、ネモにとってはむしろ黒木さんらしいモノマネなんですよね。
長い付き合いの二人と、最近出会ったばかりの関係。長いゆえに見えないものもあるし、実は長い関係なのに相手は気づいていない場合もある。
こういった複雑な関係性が少しずつ交わり始めているからこそ、緊張感が高まってもくるわけです。
そういえば、定番になりつつある“うっちーネタ”も少しずつ変わりつつあります。
周りから見てもなりふり構わない感じになってきていますが、同時に意外な交錯を見せつつもあります。
うっちーとネモの組み合わせはその最たるものでしょう。
その一方、過去の出会いが気になる演出も目立ちましたね。
小宮山さんと伊藤さんが知り合うきっかけ。
ゆりちゃんと真子との出会い。
そして、岡田とネモ。
昔からの友達と最近話すようになった友達との対比がそうさせるのかもしれませんが、彼女らにそれまでどういう歩みがあって今があるのか、そのことを意識させる話にもなっていたかと思います。
ネモがここにきて、「覚えてる」ことを明らかにしたのも、その象徴のような気もしますね。
様子を窺いつつ、間合いを詰めてきている感じでしょうか。
過去、今、そして―――-。
まさに
「出会い、ふれあい そして―――-…。」ですよね。
新たな出会いと昔からのつきあい。
それらが交じりあうとき、一体何が起こるのか。
そして、その時彼女らは何を思うのか。
3年生になった彼女らの成長とその歩みをこれからも見守っていこうと思います。
「席替え」エピソードも載っている、コミックス11巻は絶賛発売中です!
「ワタもてのオムニバス回にハズレなし」
思わずこんなワタもて格言から始めてしまいましたが、まあ控えめに言っても神回でしたね。
もともと、ワタもてにおけるオムニバス回は、すごく重要な意味を持つということはもう何度も指摘してきました。
季節の節目だったり、全体を通しての「テーマ」があったりと、単なるショートショート集に留まらないものが必ずそこにはあります。
今回も例外ではないわけですが、もう一つオムニバスならばの特徴があるんですね。
それは、「王道路線」。
オールスター路線と言い換えてもいいですけど、要するにひとつの話ではなくネタが複数にわたるため、よりポップな印象になるんですよね。
単独回だと人によっては好みが分かれるところもあるわけですが、オムニバスだとだいたいどれかは自分の好きな話があったりするじゃないですか。
そういった意味では、面白さが保証されている回でもあるんです。
だからというわけでもないでしょうが、オムニバスって定期的にきますよね。
ここ最近でも
喪106「モテないし最後の冬」
喪95「モテないし秋の終わり」
喪84「モテないしとある秋の一日」
と、まるでノルマがあるかのようにだいたい11話に1回のペースでやってきています。
谷川さん的にも困った時のオムニバス、みたいな意識があるのかもしれませんね。
というわけで、最初から神回が約束されていた喪117、さっそく見てまいりましょう!

表紙があるのも随分久しぶりですよね。なんと喪110「モテないし受験者を応援する」以来、約5ヶ月ぶり!
個人的にはワタもての表紙が醸し出す雰囲気ってすごく好きなので、もっと頻度を増やして欲しいんですけどね。
なので、必ず表紙がついてくるオムニバス回はそれだけでもポイント高いです。
さて、今回のタイトルは「モテないし2年生の終わり」。
「ついにきた!」という感じですね。
「卒業式3部作」終了後、どんな話になるのか、誰もが注目していたかと思いますが、
意外とストレートに持ってきたなという印象です。
前回はやっぱり“インターバル”回だったのでしょう。ここではっきりと「2年生編」を終わらせると宣言しているわけですから。
それにしても、すごい表紙ですね。
明らかに「映画」的な演出を意識しています。
まるで、暗幕の中にスクリーンだけが光を放っているかのような感じじゃないですか。
キャッチが大きく「出会い、ふれあい そして―――-…。」とあるのも、まるで「予告編」を見せられているような不思議な感覚ですね。
「密着」

あれ、このもこっちと密着している子って誰だっけ?どこかで見た事はあるんだけど…
それはさておき、、もこっちが押されて斜めの姿勢になっているところはいかにも満員電車あるあるっぽいです。
地方の方はどうかわかりませんが、首都圏の通勤電車の有様は本当に異常ですからね。
さすがにここ最近は(一部を除いて)緩和されてきたかなという気がしますが、一時期は本当に大変でした。
私も一度、つぶされそうになりましたからね。冗談抜きで体が60度くらいに傾いた経験があります。そのときは靴も脱げてしまって、回収するのに苦労しました……。(まあ20年くらい前の話ですがw)
このもこっちの姿勢なんかはまだかわいいものですよw
昭和40年代ころは圧迫死もあったという話を聞いたことがありますが、あってもおかしくないですね。
乗車率250%とかどう考えてもおかしいでしょ。それこそ昔はドア付近に乗客の背中を押す係りがいたんですけど、要するに人間扱いしていなかったということですからね。無理やりにでも詰め込めばいいという発想だったんでしょう。
ところで、もこっちが利用している路線はおそらく総武線だと思いますが、軽く調べてみたら、「通勤電車混雑ランキング」の第2位なんですね。
まあ、彼女らは千葉方面ですから実際には都内ほどではないでしょうけど、こういう些細なところにもしっかりリアリティを感じさせるのはさすがですね。

うっちーの真顔wなんかあまり興味なさそうですよね。
で、ようやく思い出しましたよ。密着していた子は「喪106」(「一目瞭然」)の

この左側の子ですね。
前髪ぱっつんの影に隠れてイマイチ地味な存在ですけど、
一応、うっちーグループ(雌猫)の一員なんですよね。(喪77の雌猫の間にもいました)
前にうっちーがゆうちゃんとニアミスした時にもぱっつんの子と一緒でしたし、いつも3人で遊んでいる仲なのかもしれません。
余談ですけど、女の子って3人でつるむ傾向がありますよね。
もこっちゆりちゃん真子とか、ゆうちゃんこみちゃんとの「友モテ」組もそうですし、吉田さんケントスキーのヤンキー組もそうです。
私は3人組って、なんとなく2対1になりやすいイメージがあるんですけどどうなんでしょうね。
そうでなくっても、3人だといろいろと気疲れするじゃないですか。
辻村深月の「オーダーメイド殺人クラブ」という小説があるんですけど、あれも3人組ならばの怖さがすごく印象に残っています。
仲が良かった3人組のうちの2人が次第にいがみ合うようになるんですけど、それぞれが主人公の女の子に相手の不満を言ってくるですよ。「ねえわかるでしょ、ひどいよね」みたいな。
女の子にとってはどっちもどっちというか、正直どうでもいいという感じなんですけど、
それでも嫌われたくないからそれぞれにいい顔してしまうんですね。
二人の間で両バサミになっている主人公の立場の辛さがすごくリアルで怖かったです。
あの辺は女性作家ならばのエグさだなあと感心しきりだったのですが、ひょっとするとあれって実体験も少しまじっているんでしょうか。

何駅?wwwww
おいおい、それまで興味なさそうだったのに、急に食らいついてきたぞwww
ていうか、この女も相当ですよね。
さっそく笑いのネタにしてるとか!

こんな顔しながらも内心では、学校で話題にしよとか思っていたかと思うと、女ってこえーなと思ってしまいますねw

WWWW
え、そこ?ですよねw
ここまでくると、周りもいい加減うっちーのおかしさに気づきそうです。
うっちーがいない時にはこの子も、ぱっつんと一緒にうっちーを「例のあの人」扱いしている可能性がありますね……

翌日ってwwwww
1日ずっとそのことを考えていたのかよ!本気でシャレにならない域に達してきているぞw
一応、関東圏以外の人に説明しておきますと、
「稲毛駅」というのは幕張(学校がある駅)よりも千葉寄りになります。
で、うっちーの「幕張こえて二つ…」というつぶやきから考えますと、うっちーは東京寄りの駅から下りの電車で通っているのですね。
つまり、
《総武本線》
東京方面→(うっちー)→幕張←稲毛(もこっち)←千葉方面
(下り) (上り)
こういう構図なわけです。
これがどういうことか、もうおわかりですよね?

下り方面なので、稲毛駅からと比べるとわりと余裕のある車内。
そのせいもあるのでしょうか、ゆりちゃんがうっちーの姿に気づきました。
扉に背を預けながらの佇まいが、いかにもゆりちゃんらしいですよね。
気だるそうでありながらもどこか気高い雰囲気をまとっていて、なんとも近寄りがたい感じが逆にかっこいいです。
でもイヤホンをしていないのは意外ですね。
うっちーもここでは手持ち無沙汰という感じでなんだかつまらなそうにしていますけど、
もともと下り方面から通う生徒は少ないのかもしれません。
となると、今までもゆりちゃんとうっちーは同じ車両になったことが何度もあると思うんですよね。
うーん、普段はお互い気づいても素知らぬ顔をしていたのでしょうか。
そう考えると、うっちーって、リア充タイプじゃないというか、
実はぼっち体質があるような気もしてきましたね。けっこう周りに合わせて気疲れしているんじゃないかなあ。
この姿を見ていると、どうしてもそんなことを想像してしまいます。
だからこそ、もこっちのことが気になっているのかもしれません。(?)

一応声をかけるゆりちゃんは優しいw
ちょっと前は「え?なんで?」(笑)でしたけど、別に冷たい子ではないんですよね。
それにしてもうっちー、「寝てた」ってwww
なんでそんな下手な嘘をいうかなあw
ていうか、君の場合、寝てる時はマスク美人になるんだろうがw
どう見ても思いっきり目がタテだったぞw
しかし、声をかけてくれるクラスメイトを欺いても密着電車に乗ろうとするとか本当に怖いですねえ。
で、しまいには「足がしびれて動けない 私にかまわず降りて」ですからねwww
どんな感動シーンだよw
電車内でそんな自己犠牲を見せられてもw

なんだこれw
ここだけ切り取ると、いったい何があったんだと思いますよねw
それにしてもゆりちゃんはいい子だなあ…
(つーか、「足がしびれた」って本気にしたんだw)

舌打ちwww
これにはさすがのゆりちゃんも青スジ立てるわなw
つーか、本当にどうするつもりだったんだよw
ゆりちゃんが声かけなければ、あのまま乗り越して稲毛駅でもこっちの姿を探すつもりだったんでしょうか?
マジで事案ものじゃないですか!
なんだかうっちーとゆりちゃんはこのまま仲が悪くなりそうな予感……
「あらためて……」

伊藤さんって吹奏楽部だったんですね。
もしかすると、喪89の

このおさげの子って伊藤さんだったのかな?
でもなんとなく、イメージにあっているというか伊藤さんらしい気がします。

このスリーチョイスの意味がよくわからないんですけど、なにかあるんでしょうかw
たぶん単純に野球応援曲に反応しただけなんでしょうけど、それにしてもなぜその3つなのか…
まあ、ネタ的になにかあるのかもしれませんね。(野球ファンならわかるのかな?)
あと、さりげなく喪59の野球応援に小宮山さんが参加していなかったことが明らかになったのが興味深かったですね。(余談ですけど、うっちー初登場の回でもあったんですよねw)

ロッテのチャンステーマwwwそんなのがあるのかwしかも三つwww
前のめりぎみに「これ吹いて!!」と叫ぶ小宮山さんに対して、軽く「いいよ」と応える伊藤さんとの温度差が面白いですw

なんだかこのシーンが妙に不気味でしたw
急に「そこはそうじゃないだろ!ロッテをバカにしてんのか!」とキレ出すんじゃないかとw

WWW友達のよさってそんなものなのかw
でもまあ、小宮山さんは静かに怒っていたわけじゃなくって、単純に聞きほれていただけだったんですねw
よかったよかったw
って、伊藤さん!声に出てる、出てるwww
「知らない顔」

いきなり、転倒するもこっち。これ思いっきり胸を強打していますよね。
学校の床ってけっこう硬いと思うんですけど、本当に大丈夫でしょうか。
下手すると骨折していてもおかしくないくらいの勢いだとおもうんですが…
でもまあ、擬音が「ベチャ」ですから大丈夫かなw
ぐぇ!?
という悲鳴がまたもこっちらしくっていいですよね。(カエルかよw)
「どぅおう!!?」も印象に残っていますが、声一つとってもキャラに奥行きを感じさせるんですね。
こういうところもわたモテの魅力のひとつだと思います。

ここで唐突に南さん登場!なんと喪107以来じゃないですか!
席替え直後に謎の南さん推しがあっただけに、今後の展開に期待していたころですよね…
よりによって、「2年生の終わり」に再登場とか一体何なんだw
まあ、それはともかく、南さん、なんだか急にギャルっぽくなりましたよね。
マラソンのときは癒し系にモデルチェンジしたかと思いきや、あれはジャージマジックに過ぎなかったのでしょうかw
この「うける」も南さんの性悪さを印象付けるような感じですね。
まあ、ひょっとすると、隣の子との談笑のなかでの受け答えなのかもしれませんし、実際、もこっちを笑ったのかはっきりとは描いていないので、ミスリードを誘う演出の可能性も捨てきれません。
ただやっぱり、真子をたぶらかした(?)前科もある子ですからね。
細い目と八重歯がまた小悪魔っぽいw

キバ子wああ、やっぱりそういう認識があるのねw
これは、ひとり言というか、思わず声に出してしまったという感じなのでしょうけど、
一方、別に聞かれてもかまわないつもりでもあるんでしょう。
前は真面目で大人しい子と思われるのも疲れるみたいなことで悩んでいたこともありましたけど、なんかもう吹っ切れたようですねw
それにしても、ゆりちゃんの驚きようw

WWW
なんかこのゆりちゃん、ちょっと変な感じですよねwいや、かわいいですけどw
いつも眠そうにしているゆりちゃんの見開いた表情というのもなかなか新鮮です。
まあ、まさに不意打ち、といったところだったんでしょうね。
本人にもよくわからない変な「ツボ」というのは確かにありますから。

なんかツンデレっぽいw
笑ったところを見られたくないという心理もゆりちゃんならばでしょうか。
本来ならこの年頃のJKなんて、それこそ箸が転がっても…みたいなものだとおもうんですけどね。

WWW
まあ、ゆりちゃんもそれがわかっているからこそ、笑ってないよ、と言っているのかもしれませんね。こんなことで笑うようなセンスのない人間と思われたくない、みたいなw(あれ、その発想はもこっちに似ているな…)
でも、考えてみれば、あの南さんへのディスネタだからこそ、ツボに入ったという見方もできますよね。
ゆりちゃんと南さんって、直接的な絡みは今までありませんし、真子を介しての話しかないので、実際にどういう確執があるのかわかりませんけど、
この「ツボ」描写は今後の伏線になる可能性も秘めているかもしれませんね。

レズ思いwwwww
なんだよそのワードwwwひょっとして、私が知らないだけで世間では普通に流通している言葉なんでしょうかwww
キバ子でツボにはまっているゆりちゃんの代わりにしっかり落とし物を拾ってあげていた真子はさすがですね。
それにしても、真子とゆりちゃんの付き合いは長いというのはどのくらいなんでしょうか。
もしかすると、幼なじみというか高校以前にさかのぼったりするのかも?
この二人の出会いのきっかけみたいな話も見てみたいですよね。
ゆりちゃんみたいなタイプって本来なら真子みたいな流されるタイプはあまり好きじゃないと思うんですよ。
むしろ、もこっちのほうが相性がいいと思うんですね。真子が知らない、「あんな顔」をさせることができるのが彼女なんですし。
だからこそ、よけいにその辺あたりが気になりますね。
「一緒」

おいおい、ここでも百合臭漂わせているのかよw
この感じからすると、むしろ岡田のほうがネモに執着している感がありますね。
それはさておき、ここで「クラス替え」の伏線をちゃんとなぞってきたことに少し驚きました。
うーん、もしかすると、なにか「奇策」を練っている可能性もなきにしもあらずでしょうか…

なぜかここで清田のフルネーム発覚w
これも今後の伏線になるのでしょうかw
ていうか、「よっちゃん」て呼ばれているのね。これって、岡田もそう呼んでいるのかな?
そういえば岡田、ネモ以外どうでもいい的な感じを醸し出し過ぎだろw
前はけっこう清田とじゃれ合ったりしていた印象があって、実は清田のことが好きなのかなと思っていたんですけどねえ…

一方、黒ネモは黒木さんの動向を気にしているというw
この辺のネモのもこっちへの執着というか感情はなかなか複雑ですね。
一言では言い表せない何かがあるような気がします。
確かにさきほどの岡田の表情を見る限り、「黒木さんは?」といったら「はあ?」となりそうw

WWWネモのこの表情w
こういう微妙な反応のオチというのもすごいですよね。
下手なマンガだと、過剰な顔にさせてしまうところですが、
この顔で落とそうというのがわたモテの素晴らしいところです。
このリアリティだからこそ、じわじわくるものがあることを知っているのです。
あと、ここはちょっとわかりづらいかもしれませんが、
岡田のこのセリフは前のコマと繋がっているですね。
つまり、
「もう一人また同じなのはいた」→(それは)「荻野」
ということなのでしょう。
「プロ」

WWWこれって、藤田ニコルのことですよね?
実際にこういう発言があったんでしょうか。
でも試しに「藤田ニコル すっぴん」で検索してみましたが、全然可愛かったですけどね。
むしろこのかわいさでブサイクとかいったから、逆に世の女性陣から反発受けたんでしょうか?
まあそれはさておき、このモノマネを披露するネモって、キャラ付けという意味合いももちろんあるでしょうけど、
声優の勉強の一環という趣旨もありそうな気がしますね。いろんな声色を研究しているのかもしれません。
でも、あまり調子に乗っていると、いつか声優志望がバレそうな予感…

ここでも黒木さんを出してくるのか、ネモはwww
でも、この場合、いつものメンツの前で黒木さんをいじってやろうというつもりはなくって、
たぶん、本当にモノマネができるクラスメイトというと黒木さんしか思いつかなかったんでしょうね。
もこっちの一挙一動を事あるごとに観察していた努力のたまものなのではないでしょうかw

うーん、絵だけだと似てるんだかなんだかよくわからんwww
(たぶん声色をまねているんでしょうけどw)
というか、こんなやり取り、ありましたっけ?
どういうシチュエーションなのか今一つよくわからないんですけど。
このあごに手をあてる仕草もちょっと謎ですね。そんな特徴あったかな?
まあネモ的にはけっこう大きなポイントなんでしょうねw

ああwよっちゃんにはバカ受けのようなので、まあ似てるんだろうなw
後ろの鈴木?も随分久しぶりですね。学食以来でしょうか。
いや、そんなことよりうっちーwwwww
岡田がびくっとしてるじゃねーかw
なにげに、ネモグループとうっちーって初邂逅ですよね。
意外とあの辺の雌猫グループと岡田たちって接点が今までなかったような気がします。
うーん、少しずつ、ドラマが動き始めているなあ!

WWWWW蠱惑さwwwwww
普段そんな言葉、とっさに出てこねえよwww
ていうか、「キモさのなかに蠱惑さ」って、もう隠すつもりもないのかwww
その“蠱惑さ”にお前が惑わされているって告白しているようなものだぞwww
(関係ないですけど、もこっちが夏休みに“蠱毒”をやろうとしていたことをなぜか思い出しましたw)
そして、ごめんなさい、やっぱりここが、「今回一番笑ったシーン」になりますw
もうね。「お前もう、うっちーならなんでもよくなってるだろ」と思われても仕方ないとも思いますが、こればっかりは嘘をついてもしかたないですからね。(てか、そんなことをごまかす自分が嫌だw)
こうなったら、行くところまでいってやろうじゃないかという気になってきていますw
でも、言い訳をするようですけど、このシーンはすごいですよ。
なんといっても、うっちーとネモの初絡みですからね!
「覚えてる」

さっそく、もこっちの反応を窺うかのように、話題にしてくるネモw上目遣いが絶妙ですね。
急に話題を振られたもこっちも、思わず素で驚いてしまっていますw
(今回の個人的ベストもこっち)
で、加藤さんがここで入ってくるか~
なんだか、初めて席替えした意味がありましたねw

ここが、今回の最大のキモであることは誰もが認めるところでしょう。
この一瞬の間!そしてこの表情!間違いなく、今回の個人的ベストシーン決定です!

WWWWW
ここで、喪110の伏線回収!
そう、やっぱりネモは覚えていました。
そのことを、この「2年生の終わり」でもこっちにバラす意味。
そこにはいったいどんな意図が隠されているのでしょう。
それにしても、このモノマネは確かに似ているなw
目のところなんかそっくりじゃねーかw

ああ、加藤さんもやっぱり似ていると思うくらいのクオリティなんだw
ここはホリの「芸能人が絶対に言わないこと」モノマネをちょっと思い出しましたね。
えなりかずきの「先にシャワー浴びて来いよ」みたいなw
でも、「黒木さんが絶対に言わないこと」モノマネをしているかのように見せつつ、実はもこっちに対してのメッセージにもなっているというこの構図は見事ですね。
ていうか、もこっちもいい加減思いだせよ!
これだけ、わかりやすくアピールされてもわからないのかw
「卒業式」の時にいつも気づくのが遅いと言っていたけど、本当だよw
やっぱり、オムニバス回は格別な面白さがありますね。
今回もバラエティに富んだ構成で楽しかったです。
構成といえば、前回のオムニバス、喪106「モテないし最後の冬」に少しだけ似ていましたね。
登校時からうっちー、小宮山さん、と来て、最後に「席替え」グループ・ネモと加藤さんの話で締めるという…。
そこでは南さんが絡まないというところも含めて、「最後の冬」からの流れを彷彿とさせました。
あと、オムニバスといえば、一本通しての「テーマ」ですね。今回もしっかりと描かれていたと思います。
それは、「友達とのあり方」。
というより、「人と人との距離感」かな。
とにかく、全体的にそんなテーマが流れていたような気がします。
「密着」のうっちーのやばさ(笑)はそれを物語っていますよね。
しかももはや、友達の間でもそれを隠しきれなくなってきています。
「あらためて…」も面白いですよね。小宮山さんと伊藤さんの1年時の話も読みたくなってきます。
「知らない顔」はまさにゆりちゃんと真子、真子ともこっち、そしてゆりちゃんともこっちの距離感の話。長く付き合っているからこそ、「知らない顔」もあるということですよね。
「一緒」の岡田とネモの関係。
「プロ」で初めて(?)会話を交わしたネモとうっちー。
そして、「覚えてる」におけるネモの「えーとね…」という一瞬の間。
加藤さんにとっては「絶対に言わないこと」だけど、ネモにとってはむしろ黒木さんらしいモノマネなんですよね。
長い付き合いの二人と、最近出会ったばかりの関係。長いゆえに見えないものもあるし、実は長い関係なのに相手は気づいていない場合もある。
こういった複雑な関係性が少しずつ交わり始めているからこそ、緊張感が高まってもくるわけです。
そういえば、定番になりつつある“うっちーネタ”も少しずつ変わりつつあります。
周りから見てもなりふり構わない感じになってきていますが、同時に意外な交錯を見せつつもあります。
うっちーとネモの組み合わせはその最たるものでしょう。
その一方、過去の出会いが気になる演出も目立ちましたね。
小宮山さんと伊藤さんが知り合うきっかけ。
ゆりちゃんと真子との出会い。
そして、岡田とネモ。
昔からの友達と最近話すようになった友達との対比がそうさせるのかもしれませんが、彼女らにそれまでどういう歩みがあって今があるのか、そのことを意識させる話にもなっていたかと思います。
ネモがここにきて、「覚えてる」ことを明らかにしたのも、その象徴のような気もしますね。
様子を窺いつつ、間合いを詰めてきている感じでしょうか。
過去、今、そして―――-。
まさに
「出会い、ふれあい そして―――-…。」ですよね。
新たな出会いと昔からのつきあい。
それらが交じりあうとき、一体何が起こるのか。
そして、その時彼女らは何を思うのか。
3年生になった彼女らの成長とその歩みをこれからも見守っていこうと思います。
「席替え」エピソードも載っている、コミックス11巻は絶賛発売中です!
- 関連記事
-
- 【お知らせ】わたモテ喪118の感想記事が遅れます
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪117~様々な“人との距離感”が交錯していたオムニバス~
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪116~一度インターバルを置くからこそ見えてくるものもある~
スポンサーサイト
tag : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!