私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪109~もこっちはもう無理をしなくてもいい(のかも)~
1月19日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪109に更新されました。
早いもので1月もそろそろ下旬になるわけですが、
わたモテはこれが2017年最初のエピソードとなります。
だからというわけでもないのですが、
いつも以上に今回の更新の話がどういうものになるのか、すごく気になっていました。
というのも、ここ2年ほど、
新年始めの話がその年のわたモテを象徴しているような気がしてならなかったからなんですね。
一昨年は喪71「モテないし出発する」(2015年1月22日更新)から始まりました。
2015年はまさに「修学旅行」からスタートしているんです。
ゆりちゃんも吉田さんもうっちーも真子もあそこから始まっているんですよ。
(ちなみに、あのとき前の週に1回原稿を落としているんですが、今思うとあれは必要なブレイクだったんですね)
そして、昨年の喪90「モテないし将来について考える」(2016年1月7日更新)。
荻野の「ぱちん」、三者面談で将来を語る加藤さん、そしてネモ。
去年のわたモテの快進撃はあれから始まったと言っても過言ではありません。
2016年は「モテないし冬の雨」「モテないしいつかの冬休み」「モテないし最後の冬」といった、
変わっていくことへの感傷的な話も目立ちましたが、これも「将来」からの流れを意識させますね。
つまり、2017年のわたモテを占うにあたって、今回の話は極めて重要だと思うわけです。
果たして、いったいどんな話になっているのか。
さっそく見てまいりましょう!
雪が舞う冬の空。もこっちの吐く白い息。
2017年のわたモテは、ずいぶん静かな雰囲気の中で始まりました。
いつもは愛らしい襟巻きのキツネも心なしか表情が硬いような気がします。
さて、今回のタイトルは「モテないし 雪の日の学校」。
どこか違うような気がしません?
そう、「モテないし」とそのあとに続くフレーズとの間にわずかな“スペース”が入っているんですよ。
いつもだったら「モテないし雪の日の学校」という風に文がつながっていたのではないでしょうか。
一拍空けたかのような不思議な“間”。
なんとなくですが、これが今年のわたモテの何かを象徴しているような気がしてなりません。
もこっちの表情があまりに鬼気迫る感じで、まるで死地に向かうかのようですw
まあある意味、学校も戦場なのかもしれませんがw
それにしてもなんだ、この会話w
風邪ひいたから休んでいい?ならわかるけど、
雪だからって、それを判断するのは母親じゃねーだろw
普通なら、まずは学校に確認をとるか、
そうでなくても、連絡網でそういう情報は回ってくると思うんですけどね。
(あ、でも今は個人情報関係がうるさいからそういうのはないのか?)
ていうか、弟はずいぶん早く出ているんですね。
まさか朝練というわけでもないとは思いますが……w
そういうお前だって、登校してるじゃんw
きっと前のふたりだって、「くそ、休みじゃないのかよ」とか思ってるよw
でも雪で休校とか、懐かしいというか羨ましいですね。
社会人になるとそんなこと絶対にないですから。
雪のため本日は休社にします、とかあったらどんなにいいことかw
(まあそんな会社、仮にあってもすぐつぶれるでしょうけどw)
雪の日あるあるですねw
特に都市部ではちょっとした雪でもすぐに影響を受けますからね。
それにしても、誰も来てねーって、左はじのふたりは無視かw
(まあ知っているやつが誰もいねえ、ということなんでしょうけど)
ああ、こういうこともよくありますよね。
苦労して出たものの、けっきょく数が揃わずに休校ってね。
それなら最初から休みにしてくれよって、よく思ったものです。
もこっちが「もう誰も来るな!」と思っているそのすぐ横で、
「ガラ」と音しているのが地味に面白いw
一応、遅延証明書を手にしているのが、ゆりちゃんらしいw
彼女の変な生真面目さがよく出ています。
荻野もこういうときは比較的まともな対応をするんですね。
なんかそれだけなんですけど、ちょっとホッとしますw
WWW誰も来てないねからの「ガラ」にちょっと和みますw
って、加藤さんじゃん!マスク姿がなんだか新鮮に感じます。
ゆりちゃんともこっちも、こうしてみると完全に普通の友達同士ですね。
ポッケに手を入れて話している姿に気を許している感じが表れています。
そういえば真子ってバス通学だったんですよね。(喪99の表紙参照)
この加藤さんはいいですよね。
「おはよ」から「全然いなくない?」への屈託のなさ!なんだか感動すら覚えます。
このふたり、普段はあまり親しくないと思うんですが、
変な気遣いやぎこちなさがまったくなく、なんとも自然じゃないですか。
加藤さんの人間性が感じられるいいシーンだと思いますね。
もこっちの視線がまた妙におかしいw
これがリア充のコミュ力か…とか思っているんでしょうかw
それに対するゆりちゃんの反応もらしいですねw
「あっ」がつくところとか、「そ そうだね」と思わず吃ってしまうところとかw
話し慣れない人にはこういう感じになってしまうんですよね。なんだか微笑ましくすら感じます。
おお吉田さんもマスクですか!いかにもヤンキーっぽい感じでこれもいいですね。
まあ、「口裂け女」に見えなくもないですがw
にしても、もこっちw
人が増えてくることにちょっと不安になるのはわかるけど、それはないだろw
てか、吉田さんのような昔気質のヤンキーは、むしろ学校大好きなイメージがありますけどね。
図書室で自習というのも現文ならばでしょうか。
こういう普段とはちょっと違う雰囲気には、なんだかワクワクしますよね。
それにしても、せっかくの図書室というのに、もこっち以外誰も本を読まないのかよ……
小宮山さんが嘆くぞw
まあ今の高校生ならみんなスマホなのかなあ。
もこっちの後ろで寝たふりをしているのはひょっとして吉田さんでしょうか?
もこっちが読んでいるのは
これのパロなのかな?
いかにももこっちが読みそうなラノベではありますね。
(自分も書店で見かけて気にはなっていたタイトルです)
つーか、「友達いる同盟」ってwwwなんか妙にゴロが悪いぞw
てか、これはこれでちょっと面白そうなんだがw
そういえば、もこっちの読書好きって小宮山さん以外に知られていましたっけ?
普段の教室ではいつも寝たふりばかりだった気がするので、
もこっちのこういう姿って、けっこう新鮮だったのかもしれませんね。
それにしても、ゆりちゃんの「あまり本とか読まない」発言はちょっと意外でした。
彼女のようなキャラには、変な本ばかり読んでいる、といった属性が付きものな気がしていたんでw
まあ、本よりも音楽の趣味に自分のアイデンティティを求めるタイプなのかもしれませんね。
マニアックなジャンルばかりを聴いているのかもw
人に本を薦めるってけっこう緊張しますよね。
「面白い」にもいろいろあるじゃないですか。
自分の「面白い」がその人の「面白い」とは限らないし、
かといって、自分の趣味とはまったく違うものを押し付けるのもなんか違うし……
ある意味、人との接し方の基本を問われているような気がするんですよ。
どこまで自分を出して、どこからが他人を尊重するか、
そのバランスがその人の社会性みたいな。
だからこそ、ここの会話にはすごく印象に残りました。
「どれが面白いとかある?」「どうだろう…これとか?」
なんて素朴なんでしょう。なんて純粋なんでしょう。
そうか、会話ってもっと単純でいいんだ。
素直にそう思えました。
そう、物事の本質はもっとシンプルなところにあったんです。
面白さにもいろいろあるとか、どこまで自分を出すかとか、
そういうことばかり考えていた自分がなんだかすごく恥ずかしく感じましたね。
その単純なやりとりは加藤さんにも伝染します。
みんな、本が嫌いなわけではないんですよね。
ただきっかけがないだけで。
WWW
顔は関係ないだろw
ラノベ読む顔とか文学読む顔とかどんな顔だよw
(ていうか、ゆりちゃんはラノベ読む顔なのか?)
WWWWW女子供いうなw
お前はいったいどういう立場なんだw
ちなみにこの「スイーツ王子の名推理」は
これのパロのようです。
この作者の七月隆文さんって、私は読んだことないんですけど、
アニメにもなった「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件」も書いている人なんですね。ちょっとびっくりしました。
それにしても、もこっちってすごいですね。
読んだことなくっても、ベストセラーやメディア化された作家はちゃんとチェックしているんですね。
しかも「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」そのものを薦めるんじゃなくって、
同じ作家のよりディープなところをチョイスするところなど、
なんだかまるでソムリエみたいじゃないですか。
オタクの悪いところに、「自分の趣味を一方的に押し付ける」きらいがあるかと思うのですが、
ここでのもこっちのお薦め本の選び方にはそういったエゴがありません。
あくまで、その人にとっての「面白さ」を自分なりに想像して、その人のために選んであげているわけです。
もちろん、相手におもねるだけではだめでしょうけど、
自分の主張ばかりがコミュニケーションではないなと改めて気づかされます。
まあこの場合は、「スイーツ」というフレーズだけで選んだ可能性もなきにしもあらず、ですがw
吉田さんwww
なんか片言になってるしwww
ゆりちゃんと加藤さんとのやり取りをこっそり見ていたんでしょうか?
なんだかそれを想像するだけでニヤニヤしてしまいますねw
もこっちから始まって、みんなが本に興味を持ちだすというこの連鎖反応もなんだか面白いです。
これも普段の学校とは違うちょっと異質な空間ならばのマジックなのかもしれません。
ピンポイントかよwww
矢沢っていうから、てっきり「NANA」の矢沢あいを探しているのかと思ったのですが、
考えてみれば、さすがに漫画はないですよね。
となると、やっぱり、矢沢永吉を探していたのでしょうか?
今の子に「成り上がり」ってわかるのかな?
WWWWW
もこっちの表情が本当に申し訳なさそうなのが、かえって笑えますw
(個人的今回一番笑ったシーン&ベストもこっち)
あと、何気に初めて「吉田さん」と呼んだことになんだか感動しますね。
ちょっと吃ってはいますがw
いつもなら「ごめん、ヤンキーに読める本はここにはないわ」とか言っていた場面ではないでしょうか。
でも、この言い方はひどいなあw
これじゃあ、まるで文字が読めないみたいじゃないかw
吉田さんはヤンキーといってもピュアヤンキー(笑)なので、
それこそ「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」とか号泣しそうですけどね。(読んだことないけど)
あと、一時流行ったケータイ小説なんかも好きそうな感じ。「恋空」とか。(いや、読んだことないけど)
まこっちもなんとか無事登校。
雪だと、電車よりもバスの方が大きな影響を受けそうですけど、途中であきらめずにちゃんと出てくるのが真面目な彼女らしいですね。
こうしてみると、普通に登校できたのはもこっちくらいだったんだなあ。
(よっぽど交通の便がいいところなのか?)
1年の時の担任の先生ですね。
修学旅行以来かな?随分久しぶりですけど、やっぱりいい先生ですよね。
いい意味で肩に力が入っていないというか、
自然体で話しやすいタイプなのに、生徒に媚びを売っているところもない感じで好感が持てます。
でも、2年時もこの先生だったら、もこっちは今も1年生の時のままだったのかもしれませんね。
今思うと、荻野のような担任だったからこそ、今のもこっちがあるのかな、という気がします。
ちょっとわかりづらいですが、これ、みんな本を読んでいるんですね。
確かに学校に来ていきなりこんな光景を目の当たりにしたら、あれ?となるでしょう。
授業時間でも休み時間でもない、なんだか不思議な光景。
それはもしかしたら、雪の日ともこっちが起こしたほんのささいな奇跡だったのかもしれません。
なるほど、ゆりちゃんには「キノの旅」を勧めたんですね。
なんだか、すごくわかるというか、実に彼女に合ったチョイスだと思います。
もこっちがゆりちゃんをどう見ているのかもちょっと垣間見える気がして、好きなシーンですね。
こういうほんの些細なところに深い味わいがあったりするので、わたモテは飽きないんですよね。
9ページに18ページくらいのボリューム感があるように感じます。
この二人の会話は読んでいて心地よいですね。
お互い変な気の回し方をしていないので、むず痒さがないんですよ。
まあ、ゆりちゃんの天然塩対応についていける真子がえらいんでしょうけどw
もこっちが薦めた「キノ」を真子も読もうとするところも、なんだか癒されますw
清田すげえなw
学校にタクシーでしかも相乗りとかw
もこっちじゃないけど、それこそ、「そこまで学校に行きたいか?」って言いたいわw
今の高校生って普通にタクシーとか乗るんですかね?
私なんか大学の頃だって使ったことがなかったなあ…
自分で初めて乗ったのって、確か20代も半ば過ぎですよw
清田らしいベタなあるあるですねwなんだかすごく和みますw
「うぉい!!」のツッコミのタイミングとか、いかにもリア充がやりそうw
まあ、こういうやり取りは永遠不滅ですね。
私が学生のころも似たようなノリはありましたから。
きっと今でもどこかの学校で繰り広げられているに違いありませんw
それにしても、今回の荻野はなんだかいい先生ですよね。
こういうところにも、いつもとは何かが違う雰囲気が出ています。
鼻笑w
まあ別に清田で笑ってもいいでしょうw
何しろ前回のこれで判明した通り、もはやもこっちの笑いのセンスはリア充並に落ちてしまいましたから……
そう考えると、ここはちょっと切ない場面でもあるかもしれませんね。
本当に加藤さんって邪気がないというか、素直ですよね。
薦められたときも「へーじゃあ読んでみる ありがと」と返していましたが、
とにかく会話の一言一言にわざとらしさがないんですよ。
深読みする必要性を感じないというか、
彼女の言葉はもう普通にそのまま解釈すればいいような気がするんです。
ここもお世辞ではなく、本当に「まあまあ面白かった」んだろうなと思わせますね。
まあ、もこっちにはちょっと戸惑う相手かもしれませんけどw
もこっちは逆に裏表ばかりだからなあw
つまらなくなくてよかった、と返すもこっちがなんだかすごくかわいいですw
普通だったら「気に入ったならよかった」とか「面白かったなら薦めた甲斐があったな」ではないでしょうか。
つまらなくなくて、と、否定の否定から入るところに、
もこっちの戸惑いというか、どこか自信が持てない感じがよく出ていますよね。
さて、もこっちの落ち着かない手つきを見て、加藤さんは何を思ったのでしょう。
すごく優しい目をしていますよね、加藤さん。
これは、単にもこっちでネイルをやりたいというより、
読書好きという得意の分野で、自分の知らない世界を教えてくれたもこっちに対する、
おしゃれ好きな私ができる“お返し”という意味が込められているのではないでしょうか。
WWWWWいや別にいいよw
少なくともネイルは非処女になってからというルールはないと思うw
でも、なんだかこのシーン、
いたいけな少女が汚されていくような変な背徳感がありますねw
個人的今回のベストシーン。
少し物憂げな加藤さんといい、時が止まったかのような静寂感といい、
神秘性さえ帯びているような気がするくらい綺麗なシーンだと思います。
いつもとは違う時間。いつもとは違う空間。
そして、いつもとはどこか違うゆりちゃん、真子、そして吉田さん。
それは雪が見せた束の間の魔法だったのでしょうか…
なんだか心の奥に静かに降り積もってくるような不思議な感覚におそわれますね。
(それにしても、もこっちに本を教えてもらえなかった吉田さんが不憫w)
この場面も印象的ですね。
俯瞰的なのに上から下に降りてくるような、ちょっとだまし絵を魅せられているような感覚にさせられます。
確かに午前中授業といってもけっきょくすべて自習だったわけですし、
お母さんのいうとおり、行かなくてもよかったのでしょう。
でも、そんな言葉にも、もこっちはどこか上の空です。
まるで、あの教室で、まだ加藤さんにネイルをやってもらっているかのように。
この視点の鮮やかな転換には目を奪われましたね。
学校から帰ってきても雪が見せてくれた魔法はまだ続いていました。
そう、もこっちの指先にそれは宿っているんです。
こういう“オチ”もあるのですね。
思えば、「冬三部作」である「モテないし冬の雨」「モテないしいつかの冬休み」「モテないし最後の冬」のオチは、ギャグマンガとしての矜持として最後は笑いで落とす、という面があったかと思うんです。
どれだけ叙情的で切ない世界を描こうとも、これだけは一線を守ろうと。
でも、どこか無理している感もあったんですね。
特に「最後の冬」は、もこっち、そんな頑張らなくていいからwという気にもさせられた部分もあったんですよ。
今回は違います。同じ叙情的な世界を描きながらも、笑いで落としてはきませんでした。
でもそれはギャグマンガとしての意地を捨てたわけじゃないんですね。
確かに今回も「落ちて」はいるんです。
ただ、「冬三部作」とは逆の方向に。
冒頭の「お母さん今日雪だし休んでいい?」は前フリだったんです。
「お前らそこまで学校に行きたいか?」も「よし もう誰も来るな!」も全部、この“オチ”への伏線だったんです。
行かなきゃよかった とも思わないけど……
無理のない、すごく自然な“オチ”ですよね。
もう、もこっちは無理に笑いを取りにいかなくてもいいのかも。
…そんなことすら、思わせるような綺麗で心に残る落とし方でした。
不思議な余韻の残る話でしたね。
なんだか良質な短編小説を読んだかのような気にもさせられました。
実質、初の「加藤さん」回でもあったわけですが、
あまりそういうことすら意識させない“魔法”がそこにはあったんですよ。
なんだか、ずっと前からこんな日常が繰り広げられていたかのような錯覚さえ抱きましたね。
それぞれのキャラクターもどこかいつもとは少し違っていたような気がするんです。
でもそれに違和感はない。むしろ昔からそういうキャラだったようにも思えるわけです。
まあ、これが日常から少しはずれた「非日常」のマジックなのかもしれません。
次の日には何ごともなかったかのように、賑やかな普段通りの日常に戻っているのでしょう。
「モテないし 雪の日の学校」というタイトル通り、
今回の話は「モテないし」と「雪の日の学校」との一拍の“間”だったような気がします。
まるで一瞬の静けさを永遠に閉じめたかのような、雪の妖精が見せてくれたひとときの魔法だったのです。
ただ、この静けさは「嵐の前の静けさ」のような気もするんですよね。
今回、南さんやネモ、そしてうっちーが自主休校(笑)だったのも、そう考えるとなんだか腑に落ちるんです。
彼女らにはそんな雪の幻惑は通用しないような気がしますからねw
2017年のわたモテは果たしてどうなっていくのか。
読むたびにいろんな見方やとらえ方ができる、味わい深いエピソードだったと思います。
2016年のわたモテはここから!コミックス10巻は絶賛発売中です!
早いもので1月もそろそろ下旬になるわけですが、
わたモテはこれが2017年最初のエピソードとなります。
だからというわけでもないのですが、
いつも以上に今回の更新の話がどういうものになるのか、すごく気になっていました。
というのも、ここ2年ほど、
新年始めの話がその年のわたモテを象徴しているような気がしてならなかったからなんですね。
一昨年は喪71「モテないし出発する」(2015年1月22日更新)から始まりました。
2015年はまさに「修学旅行」からスタートしているんです。
ゆりちゃんも吉田さんもうっちーも真子もあそこから始まっているんですよ。
(ちなみに、あのとき前の週に1回原稿を落としているんですが、今思うとあれは必要なブレイクだったんですね)
そして、昨年の喪90「モテないし将来について考える」(2016年1月7日更新)。
荻野の「ぱちん」、三者面談で将来を語る加藤さん、そしてネモ。
去年のわたモテの快進撃はあれから始まったと言っても過言ではありません。
2016年は「モテないし冬の雨」「モテないしいつかの冬休み」「モテないし最後の冬」といった、
変わっていくことへの感傷的な話も目立ちましたが、これも「将来」からの流れを意識させますね。
つまり、2017年のわたモテを占うにあたって、今回の話は極めて重要だと思うわけです。
果たして、いったいどんな話になっているのか。
さっそく見てまいりましょう!

雪が舞う冬の空。もこっちの吐く白い息。
2017年のわたモテは、ずいぶん静かな雰囲気の中で始まりました。
いつもは愛らしい襟巻きのキツネも心なしか表情が硬いような気がします。
さて、今回のタイトルは「モテないし 雪の日の学校」。
どこか違うような気がしません?
そう、「モテないし」とそのあとに続くフレーズとの間にわずかな“スペース”が入っているんですよ。
いつもだったら「モテないし雪の日の学校」という風に文がつながっていたのではないでしょうか。
一拍空けたかのような不思議な“間”。
なんとなくですが、これが今年のわたモテの何かを象徴しているような気がしてなりません。

もこっちの表情があまりに鬼気迫る感じで、まるで死地に向かうかのようですw
まあある意味、学校も戦場なのかもしれませんがw
それにしてもなんだ、この会話w
風邪ひいたから休んでいい?ならわかるけど、
雪だからって、それを判断するのは母親じゃねーだろw
普通なら、まずは学校に確認をとるか、
そうでなくても、連絡網でそういう情報は回ってくると思うんですけどね。
(あ、でも今は個人情報関係がうるさいからそういうのはないのか?)
ていうか、弟はずいぶん早く出ているんですね。
まさか朝練というわけでもないとは思いますが……w

そういうお前だって、登校してるじゃんw
きっと前のふたりだって、「くそ、休みじゃないのかよ」とか思ってるよw
でも雪で休校とか、懐かしいというか羨ましいですね。
社会人になるとそんなこと絶対にないですから。
雪のため本日は休社にします、とかあったらどんなにいいことかw
(まあそんな会社、仮にあってもすぐつぶれるでしょうけどw)


雪の日あるあるですねw
特に都市部ではちょっとした雪でもすぐに影響を受けますからね。
それにしても、誰も来てねーって、左はじのふたりは無視かw
(まあ知っているやつが誰もいねえ、ということなんでしょうけど)

ああ、こういうこともよくありますよね。
苦労して出たものの、けっきょく数が揃わずに休校ってね。
それなら最初から休みにしてくれよって、よく思ったものです。
もこっちが「もう誰も来るな!」と思っているそのすぐ横で、
「ガラ」と音しているのが地味に面白いw

一応、遅延証明書を手にしているのが、ゆりちゃんらしいw
彼女の変な生真面目さがよく出ています。
荻野もこういうときは比較的まともな対応をするんですね。
なんかそれだけなんですけど、ちょっとホッとしますw

WWW誰も来てないねからの「ガラ」にちょっと和みますw
って、加藤さんじゃん!マスク姿がなんだか新鮮に感じます。
ゆりちゃんともこっちも、こうしてみると完全に普通の友達同士ですね。
ポッケに手を入れて話している姿に気を許している感じが表れています。
そういえば真子ってバス通学だったんですよね。(喪99の表紙参照)

この加藤さんはいいですよね。
「おはよ」から「全然いなくない?」への屈託のなさ!なんだか感動すら覚えます。
このふたり、普段はあまり親しくないと思うんですが、
変な気遣いやぎこちなさがまったくなく、なんとも自然じゃないですか。
加藤さんの人間性が感じられるいいシーンだと思いますね。
もこっちの視線がまた妙におかしいw
これがリア充のコミュ力か…とか思っているんでしょうかw
それに対するゆりちゃんの反応もらしいですねw
「あっ」がつくところとか、「そ そうだね」と思わず吃ってしまうところとかw
話し慣れない人にはこういう感じになってしまうんですよね。なんだか微笑ましくすら感じます。

おお吉田さんもマスクですか!いかにもヤンキーっぽい感じでこれもいいですね。
まあ、「口裂け女」に見えなくもないですがw
にしても、もこっちw
人が増えてくることにちょっと不安になるのはわかるけど、それはないだろw
てか、吉田さんのような昔気質のヤンキーは、むしろ学校大好きなイメージがありますけどね。

図書室で自習というのも現文ならばでしょうか。
こういう普段とはちょっと違う雰囲気には、なんだかワクワクしますよね。
それにしても、せっかくの図書室というのに、もこっち以外誰も本を読まないのかよ……
小宮山さんが嘆くぞw
まあ今の高校生ならみんなスマホなのかなあ。
もこっちの後ろで寝たふりをしているのはひょっとして吉田さんでしょうか?

もこっちが読んでいるのは
これのパロなのかな?
いかにももこっちが読みそうなラノベではありますね。
(自分も書店で見かけて気にはなっていたタイトルです)
つーか、「友達いる同盟」ってwwwなんか妙にゴロが悪いぞw
てか、これはこれでちょっと面白そうなんだがw

そういえば、もこっちの読書好きって小宮山さん以外に知られていましたっけ?
普段の教室ではいつも寝たふりばかりだった気がするので、
もこっちのこういう姿って、けっこう新鮮だったのかもしれませんね。
それにしても、ゆりちゃんの「あまり本とか読まない」発言はちょっと意外でした。
彼女のようなキャラには、変な本ばかり読んでいる、といった属性が付きものな気がしていたんでw
まあ、本よりも音楽の趣味に自分のアイデンティティを求めるタイプなのかもしれませんね。
マニアックなジャンルばかりを聴いているのかもw

人に本を薦めるってけっこう緊張しますよね。
「面白い」にもいろいろあるじゃないですか。
自分の「面白い」がその人の「面白い」とは限らないし、
かといって、自分の趣味とはまったく違うものを押し付けるのもなんか違うし……
ある意味、人との接し方の基本を問われているような気がするんですよ。
どこまで自分を出して、どこからが他人を尊重するか、
そのバランスがその人の社会性みたいな。
だからこそ、ここの会話にはすごく印象に残りました。
「どれが面白いとかある?」「どうだろう…これとか?」
なんて素朴なんでしょう。なんて純粋なんでしょう。
そうか、会話ってもっと単純でいいんだ。
素直にそう思えました。
そう、物事の本質はもっとシンプルなところにあったんです。
面白さにもいろいろあるとか、どこまで自分を出すかとか、
そういうことばかり考えていた自分がなんだかすごく恥ずかしく感じましたね。

その単純なやりとりは加藤さんにも伝染します。
みんな、本が嫌いなわけではないんですよね。
ただきっかけがないだけで。

WWW
顔は関係ないだろw
ラノベ読む顔とか文学読む顔とかどんな顔だよw
(ていうか、ゆりちゃんはラノベ読む顔なのか?)

WWWWW女子供いうなw
お前はいったいどういう立場なんだw
ちなみにこの「スイーツ王子の名推理」は
これのパロのようです。

この作者の七月隆文さんって、私は読んだことないんですけど、
アニメにもなった「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件」も書いている人なんですね。ちょっとびっくりしました。
それにしても、もこっちってすごいですね。
読んだことなくっても、ベストセラーやメディア化された作家はちゃんとチェックしているんですね。
しかも「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」そのものを薦めるんじゃなくって、
同じ作家のよりディープなところをチョイスするところなど、
なんだかまるでソムリエみたいじゃないですか。
オタクの悪いところに、「自分の趣味を一方的に押し付ける」きらいがあるかと思うのですが、
ここでのもこっちのお薦め本の選び方にはそういったエゴがありません。
あくまで、その人にとっての「面白さ」を自分なりに想像して、その人のために選んであげているわけです。
もちろん、相手におもねるだけではだめでしょうけど、
自分の主張ばかりがコミュニケーションではないなと改めて気づかされます。
まあこの場合は、「スイーツ」というフレーズだけで選んだ可能性もなきにしもあらず、ですがw

吉田さんwww
なんか片言になってるしwww
ゆりちゃんと加藤さんとのやり取りをこっそり見ていたんでしょうか?
なんだかそれを想像するだけでニヤニヤしてしまいますねw
もこっちから始まって、みんなが本に興味を持ちだすというこの連鎖反応もなんだか面白いです。
これも普段の学校とは違うちょっと異質な空間ならばのマジックなのかもしれません。

ピンポイントかよwww
矢沢っていうから、てっきり「NANA」の矢沢あいを探しているのかと思ったのですが、
考えてみれば、さすがに漫画はないですよね。
となると、やっぱり、矢沢永吉を探していたのでしょうか?
今の子に「成り上がり」ってわかるのかな?

WWWWW
もこっちの表情が本当に申し訳なさそうなのが、かえって笑えますw
(個人的今回一番笑ったシーン&ベストもこっち)
あと、何気に初めて「吉田さん」と呼んだことになんだか感動しますね。
ちょっと吃ってはいますがw
いつもなら「ごめん、ヤンキーに読める本はここにはないわ」とか言っていた場面ではないでしょうか。
でも、この言い方はひどいなあw
これじゃあ、まるで文字が読めないみたいじゃないかw
吉田さんはヤンキーといってもピュアヤンキー(笑)なので、
それこそ「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」とか号泣しそうですけどね。(読んだことないけど)
あと、一時流行ったケータイ小説なんかも好きそうな感じ。「恋空」とか。(いや、読んだことないけど)

まこっちもなんとか無事登校。
雪だと、電車よりもバスの方が大きな影響を受けそうですけど、途中であきらめずにちゃんと出てくるのが真面目な彼女らしいですね。
こうしてみると、普通に登校できたのはもこっちくらいだったんだなあ。
(よっぽど交通の便がいいところなのか?)

1年の時の担任の先生ですね。
修学旅行以来かな?随分久しぶりですけど、やっぱりいい先生ですよね。
いい意味で肩に力が入っていないというか、
自然体で話しやすいタイプなのに、生徒に媚びを売っているところもない感じで好感が持てます。
でも、2年時もこの先生だったら、もこっちは今も1年生の時のままだったのかもしれませんね。
今思うと、荻野のような担任だったからこそ、今のもこっちがあるのかな、という気がします。

ちょっとわかりづらいですが、これ、みんな本を読んでいるんですね。
確かに学校に来ていきなりこんな光景を目の当たりにしたら、あれ?となるでしょう。
授業時間でも休み時間でもない、なんだか不思議な光景。
それはもしかしたら、雪の日ともこっちが起こしたほんのささいな奇跡だったのかもしれません。

なるほど、ゆりちゃんには「キノの旅」を勧めたんですね。
なんだか、すごくわかるというか、実に彼女に合ったチョイスだと思います。
もこっちがゆりちゃんをどう見ているのかもちょっと垣間見える気がして、好きなシーンですね。
こういうほんの些細なところに深い味わいがあったりするので、わたモテは飽きないんですよね。
9ページに18ページくらいのボリューム感があるように感じます。


この二人の会話は読んでいて心地よいですね。
お互い変な気の回し方をしていないので、むず痒さがないんですよ。
まあ、ゆりちゃんの天然塩対応についていける真子がえらいんでしょうけどw
もこっちが薦めた「キノ」を真子も読もうとするところも、なんだか癒されますw

清田すげえなw
学校にタクシーでしかも相乗りとかw
もこっちじゃないけど、それこそ、「そこまで学校に行きたいか?」って言いたいわw
今の高校生って普通にタクシーとか乗るんですかね?
私なんか大学の頃だって使ったことがなかったなあ…
自分で初めて乗ったのって、確か20代も半ば過ぎですよw


清田らしいベタなあるあるですねwなんだかすごく和みますw
「うぉい!!」のツッコミのタイミングとか、いかにもリア充がやりそうw
まあ、こういうやり取りは永遠不滅ですね。
私が学生のころも似たようなノリはありましたから。
きっと今でもどこかの学校で繰り広げられているに違いありませんw
それにしても、今回の荻野はなんだかいい先生ですよね。
こういうところにも、いつもとは何かが違う雰囲気が出ています。


鼻笑w
まあ別に清田で笑ってもいいでしょうw
何しろ前回のこれで判明した通り、もはやもこっちの笑いのセンスはリア充並に落ちてしまいましたから……
そう考えると、ここはちょっと切ない場面でもあるかもしれませんね。

本当に加藤さんって邪気がないというか、素直ですよね。
薦められたときも「へーじゃあ読んでみる ありがと」と返していましたが、
とにかく会話の一言一言にわざとらしさがないんですよ。
深読みする必要性を感じないというか、
彼女の言葉はもう普通にそのまま解釈すればいいような気がするんです。
ここもお世辞ではなく、本当に「まあまあ面白かった」んだろうなと思わせますね。
まあ、もこっちにはちょっと戸惑う相手かもしれませんけどw
もこっちは逆に裏表ばかりだからなあw

つまらなくなくてよかった、と返すもこっちがなんだかすごくかわいいですw
普通だったら「気に入ったならよかった」とか「面白かったなら薦めた甲斐があったな」ではないでしょうか。
つまらなくなくて、と、否定の否定から入るところに、
もこっちの戸惑いというか、どこか自信が持てない感じがよく出ていますよね。
さて、もこっちの落ち着かない手つきを見て、加藤さんは何を思ったのでしょう。

すごく優しい目をしていますよね、加藤さん。
これは、単にもこっちでネイルをやりたいというより、
読書好きという得意の分野で、自分の知らない世界を教えてくれたもこっちに対する、
おしゃれ好きな私ができる“お返し”という意味が込められているのではないでしょうか。

WWWWWいや別にいいよw
少なくともネイルは非処女になってからというルールはないと思うw
でも、なんだかこのシーン、
いたいけな少女が汚されていくような変な背徳感がありますねw

個人的今回のベストシーン。
少し物憂げな加藤さんといい、時が止まったかのような静寂感といい、
神秘性さえ帯びているような気がするくらい綺麗なシーンだと思います。

いつもとは違う時間。いつもとは違う空間。
そして、いつもとはどこか違うゆりちゃん、真子、そして吉田さん。
それは雪が見せた束の間の魔法だったのでしょうか…
なんだか心の奥に静かに降り積もってくるような不思議な感覚におそわれますね。
(それにしても、もこっちに本を教えてもらえなかった吉田さんが不憫w)

この場面も印象的ですね。
俯瞰的なのに上から下に降りてくるような、ちょっとだまし絵を魅せられているような感覚にさせられます。

確かに午前中授業といってもけっきょくすべて自習だったわけですし、
お母さんのいうとおり、行かなくてもよかったのでしょう。
でも、そんな言葉にも、もこっちはどこか上の空です。
まるで、あの教室で、まだ加藤さんにネイルをやってもらっているかのように。

この視点の鮮やかな転換には目を奪われましたね。
学校から帰ってきても雪が見せてくれた魔法はまだ続いていました。
そう、もこっちの指先にそれは宿っているんです。

こういう“オチ”もあるのですね。
思えば、「冬三部作」である「モテないし冬の雨」「モテないしいつかの冬休み」「モテないし最後の冬」のオチは、ギャグマンガとしての矜持として最後は笑いで落とす、という面があったかと思うんです。
どれだけ叙情的で切ない世界を描こうとも、これだけは一線を守ろうと。
でも、どこか無理している感もあったんですね。
特に「最後の冬」は、もこっち、そんな頑張らなくていいからwという気にもさせられた部分もあったんですよ。
今回は違います。同じ叙情的な世界を描きながらも、笑いで落としてはきませんでした。
でもそれはギャグマンガとしての意地を捨てたわけじゃないんですね。
確かに今回も「落ちて」はいるんです。
ただ、「冬三部作」とは逆の方向に。
冒頭の「お母さん今日雪だし休んでいい?」は前フリだったんです。
「お前らそこまで学校に行きたいか?」も「よし もう誰も来るな!」も全部、この“オチ”への伏線だったんです。
行かなきゃよかった とも思わないけど……
無理のない、すごく自然な“オチ”ですよね。
もう、もこっちは無理に笑いを取りにいかなくてもいいのかも。
…そんなことすら、思わせるような綺麗で心に残る落とし方でした。
不思議な余韻の残る話でしたね。
なんだか良質な短編小説を読んだかのような気にもさせられました。
実質、初の「加藤さん」回でもあったわけですが、
あまりそういうことすら意識させない“魔法”がそこにはあったんですよ。
なんだか、ずっと前からこんな日常が繰り広げられていたかのような錯覚さえ抱きましたね。
それぞれのキャラクターもどこかいつもとは少し違っていたような気がするんです。
でもそれに違和感はない。むしろ昔からそういうキャラだったようにも思えるわけです。
まあ、これが日常から少しはずれた「非日常」のマジックなのかもしれません。
次の日には何ごともなかったかのように、賑やかな普段通りの日常に戻っているのでしょう。
「モテないし 雪の日の学校」というタイトル通り、
今回の話は「モテないし」と「雪の日の学校」との一拍の“間”だったような気がします。
まるで一瞬の静けさを永遠に閉じめたかのような、雪の妖精が見せてくれたひとときの魔法だったのです。
ただ、この静けさは「嵐の前の静けさ」のような気もするんですよね。
今回、南さんやネモ、そしてうっちーが自主休校(笑)だったのも、そう考えるとなんだか腑に落ちるんです。
彼女らにはそんな雪の幻惑は通用しないような気がしますからねw
2017年のわたモテは果たしてどうなっていくのか。
読むたびにいろんな見方やとらえ方ができる、味わい深いエピソードだったと思います。
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