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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!特別編7~ゆうちゃんの逆襲~

早いもので12月ももう半ばを過ぎ、世間の雰囲気も浮き足立っているようですが、
相変わらず私は「え、クリスマス?なにそれおいしいの?」てな感じの日々を送っております。
(いや実際、おいしいクリスマスを過ごす人も多いでしょうが)

というわけで、毎年の恒例として、
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」も12月15日に特別編7が公開となりました。

なんというか、これだけは必ず毎年の「お約束」ですよね。
いつもこちらの予想の裏をいくわたモテですが、
次は絶対に「クリスマス回」だと予想できるという点では、ある意味もっとも安心できる回と言えるかもしれません。

ただ今回の「特別編7」は、いろんな意味で一体どうなるんだろうと気になっていたところもあったんです。

何しろ、去年の「特別編5」が消化不良というか、思わせぶりで終わってしまったじゃないですか。
え、ゆうちゃんどうしたの?ってところで、「はいここまで、次はまた来年ね」ってw
時系列が「本編」と追いついてしまった点もあるかと思いますが「特別編」ならばのスペシャル感も薄かったですし、何より、あれは「クリスマス1週間前」の話でしたからね。

早く「クリスマス本編」が読みたい!と思いつつ、早1年!
まさか本当に1年間待たされるとは……

というわけで、ついに始まる「二年目のクリスマス」。
さっそく見てまいりましょう!


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まず、トップサムネでも使われていたこのシーンで、「おっ」と思ってしまいました。
ゆうちゃんの髪型に注目してください。

そう、髪を切っているんですよ。

ということは、この3人のクリスマスパーティ回である「特別編7」(12月25日)は、
喪100「モテないし変わらない?」よりも後の話だということになるわけです。
(ていうか、喪100のころよりもさらにショートにしているような…)

つまり、あのゆうちゃんが彼氏と別れたことが判明した日は、
特別編5」よりも後で、今回の「特別編7」よりは前であるということなんですね。

まあこれで一応辻褄はあったわけですが、正直まだなんか腑に落ちない感がありますw

ていうか、ということは喪100での集まりって、
今回のクリスマスパーティの打ち合わせ的なものだったんでしょうかね。
となると、「あ、彼氏と別れたから私たちを誘ったんだ」と思ってしまうんじゃないでしょうかw
でもまあ、ゆうちゃんは「私が他の友達との約束を優先したりするのが嫌だったみたい」とも言っていましたから、
もこっちのほうとの約束が先で、それを優先したことが原因で彼氏と別れたのかもしれませんが。

うーん、それにしても、喪100がそこまでクリスマス間近の話だとすると、
喪101なんてほぼクリスマスの頃なんじゃないの、とか、ちょっと納得いかない点がありますね。
まあ、ひょっとすると喪99喪101喪100と時系列が前後しているのかもしれませんが……

mo_sp7_02.png 
こういうローアングルの演出がうまいですよね、わたモテって。

片足をあげているもこっちの「動」の部分と、先に待っていた二人の「静」の部分。
それが「早いね待った?」と「ううん今来たところ」というセリフとあいまって、
実にリアリティのあるやり取りになっています。

mo_sp7_03.png 
ダブルでの「うん いいと思うよ」w
やっぱりこの二人どこか似ているんだろうなあ。

あと、ゆうちゃんがリードして仕切るというのもなかなか新鮮ではあります。

しかし、この小宮山さんの格好もすごいな…
一瞬パンツ見せてんのかと思ってしまったぞw

mo_sp7_04.png 
WWWWWなんでもOKってw節操がなさすぎだろw

でもまあ、1年目のクリスマスのことを思えば気持ちはわからないでもないですけど。
ゆうちゃんたちとクリスマスを過ごすのってのも初めてなんでしょうかね?

mo_sp7_05.png 
えー、そんな斑点模様みたいなものがいいんだ……

それにしても、もこっちって、こういう普通の女子高生的なノリには決して入ろうとしませんよね。
どこか冷めているというか、苦手意識があるんでしょうか。

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WWWWWなんかガキ使とかでやりそうな企画だな、おいw

普通に買い物やプレゼント交換を楽しめばいいのに、
それじゃあつまらないとばかりに、こういうくだらないネタに走るのが、いかにももこっちらしいw

しかも「なんでも命令できる権利」というのがまたw
この時点でオチはもこっちのセクハラネタだなと確信していたのですが、まさかあんなオチになるとは……
(もこっちの提案に奔走するゆうちゃんというこのシーンは、ある意味伏線だったんですね)

それにしても、ゆうちゃん胸でかいな…
あと「hiss me」ってなんだよwwwと思ったりもしたのですが、
これ「kiss me」だったんですねw(筆記体の「k」と「h」はわかりずらいからやめてほしい…)

mo_sp7_07.png 
なんか異常なほどに可愛く描かれていません?このゆうちゃん。
髪を切ったせいもあるかもしれませんが、彼氏と別れてからなんか雰囲気が変わったような気がしますね。
(「kiss me」もその象徴なのでしょうか)

でも、ここはなかなか気になるところですね。
はたして、ゆうちゃんの考える「いらなくて面白いもの」とは……

mo_sp7_08.png 
WWWいるいる、こういう奴w
アイデアだす人間が一番ノーアイデアって本当によくあるケースなんですよねw

ホント、思いつきだけはいいんですけど、じゃあ具体的にどう詰めていこうかとなると途端に黙ってしまうという……って何それ俺のことじゃん!

まあそれはともかく、ここのもこっちもなかなか可愛いですね。
さきほどの妙にテンションが高いゆうちゃんとはまた対照的というか、
自分で提案はしたものの、特に勝算があってのことじゃないというのがなんとも微笑ましく感じられます。
(そういえば、いつもの狐のマフラーじゃないんですね)

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WWWWWまたロッテネタ。実力ないの?WWW

なんか谷川さん、ロッテとのコラボがうまくいったんで調子乗ってないかw
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やべえ、何が面白いのかわからない……w

これって、ロッテファンには鉄板ネタなんでしょうか。
まあ、小宮山さんがすごく楽しそうなので、別にいいんですがw

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だからゆうちゃんの胸、強調しすぎだってw

それにしても、ゆうちゃんが一番このゲームに本気出してるという構図が中々面白いですよね。

mo_sp7_12.png 
もこっちの落ち着きのなさw

ていうか、カラオケきたことなかったんか……
別にこの二人に見栄をはることもないかと思うんですが、
その辺が悲しいかな、いまだ「ぼっち根性」が抜けていないんでしょうね。

ゆうちゃんの「最近は」発言もちょっと気になりますが、
それにしても、小宮山さんは相変わらずパンチ効いているなあw

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なんだこれw
無言でやるクラッカーってなんかすごく空しいw

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なんで二人そろってどや顔なんだよwww
これでいい?みたいな感じをされてもそりゃあ困るわなw

小宮山さんの表情とか妙に悩ましく見えません?
口元なんかエロ過ぎでしょw
ゆうちゃんを誘ってんのかとw

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WWWなんかこのゆうちゃん、保母さんのようですねwまるで子供に諭すような感じじゃないですかw
こういうときは「メリークリスマス」って言うんだよ、みたいなw

もこっちの「お!? おお…クリスマスー」がまたいいですね。可愛いというか切ないというか。
普段、「メリークリスマス」とか言う機会もないんだろうなあ。

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久々の「もちゃもちゃ」

まあ実際問題として、女性が目の前でこんな食べ方していたら幻滅するでしょうけど、
なぜかもこっちがするとかわいく見えてしまうんですよね。

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いやいや、この提案はむしろ当然だろwだってここは「カラオケ」ルームなんだぞw
なんで二人とも「想定外!」みたいな反応なんだよw

私なんかはむしろカラオケいって、「歌なし」の方がきついですけどね。
だって、他になにします?2時間くらいも。
その間ずっとおしゃべりというのも辛いですし、ましてや変なゲームが始まったりするよりは人の歌聴いていた方がよっぽど楽ですよ。

mo_sp7_18.png 
WWWこいつらはwww
いつものこのメンツで何を恥ずかしがることがあるのかw
(人前で歌うというのはそれほどのプレッシャーなんでしょうかね)

それにしても、、「んっんー」と必死にのどの調子をアピールするもこっちが最高にかわいいですね。
(個人的今回のベストもこっち!

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なんかこういう空気って、ありますよね。一瞬、雰囲気が凍るというか。

ゆうちゃんとしても、別にそこまで強く推したいわけではなかったんでしょうけど、
そんな風に拒絶されると立つ瀬がないというか、ちょっと寂しく感じてしまうんじゃないでしょうか。

もこっちの歌が聞きたいとか、こみちゃんの歌う姿が見たいとかじゃないんですよね。
「二人が歌ってるところが」見たいんですよ。
そこに込められたゆうちゃんの気持ちを考えると、ここはちょっと切なくなりますね。

本当はゆうちゃんにももうちょっと粘って欲しいところなんです。
例えば、「じゃあ、まず最初に私が歌うから!それならいいでしょ。その後二人で歌ってよ」とかまず自分からのアピールをするべきなんですよ、ここは。
でも、そういう駆け引き的な会話が彼女にはできないんです。

まあ、だからこそ、ゆうちゃんなんですけど、
なんだか、この「そっかー…」が、すごく悲しい響きに聞こえてしまいますね。

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それなら「闇鍋」ならぬ「闇プレゼント交換」(笑)しようと、まずは言い出しっぺの自分からプレゼントを開けようとするもこっち。

それにしても、3人でやる闇プレゼント交換ってなんかむなしくありません?
誰のかなんてすぐわかってしまいますし。

でも、このもこっちはすごく楽しそうです。
きっと、こういうちょっとしたゲーム感覚に憧れていたのかもしれませんね。

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やべえ、もうこの段階で笑えるwww「私だ」ってwww

ていうか、実際こういうサインてあるんでしょうね。
何がなんだかまったくわかりませんがw(ロッテファンの方々ごめんなさい)

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小宮山さんwwwwwこの痛々しさは本気でやばいwwww

「どうだいらないだろ?ハハハ」

いきなり自虐ネタを振ってきたかと思ったら一人で完結させて一人で面白がってるとかwww

特別編6」のこれを思い出してしまいましたよ……w
mo_sp06_19.png 

「誰だかわからないだろ」も相当痛いですよねw
だから、そのロッテ自虐ネタがみんなの共通意識のような感じはやめろってw

もう、こういう「オタクあるある」みたいなのを小宮山さんがすべて担っているこの状況って一体なんなんだろうと本気で考えてしまいますよw

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いやいや、笑いとれてないからw
それとも自分の「ハハハ」をもカウントしているんでしょうかw

でも売り上げ気にするのは別にいいだろw
自分は「わたモテ」は必ず新刊で買って貢献しているつもりだぞw

mo_sp7_24.png 
WWWWW
そういえば、こんな話題もありましたねw

まあ、実際は性感染症予防啓発の一環でフレーズも「検査しないとおしおきよ」なんですけどねw(さすがに「つけないとおしおき」はやばいでしょw)

mo_sp7_25.png 
最初からもこっち前提で話すなwww
まあ気持ちはわかるけどw

でも確かにもこっちが好きそうなネタではありますよね。ネットでもちょっと盛り上がりましたし。

ていうか、もこっちでないとすると、もう自動的に誰だかわかってしまうんですが……
mo_sp7_26.png 
WWWWかわいいw
ていうか、ここでの「kiss me」がちょっと笑えるw

しかし、そうかあ。
ゆうちゃんが考える「いらなくて面白いもの」てこれだったのか……

「あれだったらもこっち笑ってくれるかな……?」
というセリフがなんだかちょっと意味深にも感じられますね。
(もこっち、全然笑ってくれませんでしたがw)

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WWWWWゆうちゃん藪蛇www
「私には避妊具使う機会ないってこと?」www

ここが今回の個人的一番笑ったシーンですねw
こういうツッコミセンスが結構ツボなんだよあw

それにしてもゆうちゃん、「闇プレゼント交換」なのに最初からもこっち宛で考えていたんですよね。
なんだかもこっちに自分の“ネタ”を笑ってもらいたいと思うゆうちゃんがすごく新鮮ですし、いじらしくも感じてしまいましたね。

mo_sp7_28.png 
WWWW何、この上から目線w親戚のおじさんかよw

でも確かにちょっと感慨深いですね。
何しろかつては「勃起」も知らなかった子が、いまやネタとしてゴムを買ってくるんですからねw
(コミックス5巻に特別収録されている「友モテ」喪01を参照)

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うわ、マジでつまんねえw
これじゃあ、自己紹介の時に「ちょりーす」とかやっていた清田並みだぞw

ていうか、3人の中でこれが一番ひどいだろw
あんなに笑いのセンスに長けていたもこっちも、いまやリア充レベルまで落ちてしまったのか……

mo_sp7_30.png 
いや、ホントだよw
あんなジョークグッズで笑いを取ろうとか正直ちょっと幻滅したぞw

でもここで素直にゆうちゃんの勝ちを認めるもこっちは、ちょっとすがすがしくもありましたね。
正直、ゲームを提案した時にはゆうちゃんにセクハラ命令することが目的だと思いこんでいましたから。

ひょっとすると、最初からそんなゲスなことは考えていなくって、単純に楽しく盛り上がれるネタを提供したかっただけだったのかもしれませんね。

mo_sp7_31.png 
なるほど、これがやりたくてあんなに必死だったのか、ゆうちゃんは。
このシーンはそう考えると、ちょっと感動的ですね。
(絵面だけだと「それってこんな顔だった?」とかいいそうでちょっと怖いですがw)

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WWWWWだからこいつらはwww
ゆうちゃんの気持ちをちょっとは汲んでやれよw

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wwwまあ別に怒っているわけではないと思いますけどねw

でもこのゆうちゃんの言葉はちょっと意外でしたけど、確かな意志が感じられていいですね。
ここまで自分の意見を曲げないというのは、きっと初めてのことだったんじゃないでしょうか。

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1時間wwwその間、ずっとやり直されていたのかよwww
ていうか、謙遜じゃなく本当に小宮山さんド下手だったのか…

もこっちも一体どんな歌い方したのか気になりますね。
こういうところこそ、アニメで見たいんですけどね。
(もこっちと小宮山さんのクリスマスデュオとか、ちょっととらドラ!」の大河と亜美ちゃんぽい感じで面白そうなんですけど!)

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個人的今回のベストシーン

これは幕張テクノガーデンでしょうか。
実際に見たことはないですけど、有名なイルミネーションスポットですよね。
千葉民なら誰もが知っているのかな?

それにしても、
この3人がこの瞬間をこの光景を一緒に共有しているということを考えると、
なんだかジーンとしてしまいます。

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ホントだよw
ていうか、「なんだかんだ」じゃねーよ、完全に普通のリア充的なクリスマスの過ごし方じゃねーかw

ほんと、1年前のクリスマスが嘘のようですよ。

あれ待てよ、去年の12月25日はゆうちゃん、同じ学校の子たちとカラオケ行ってたんですよね?(コミックス6巻所収「特別編3」参照)
その時の友達とは今どうなんでしょう?

…うーん、ひょっとすると、別れたのって彼氏だけじゃなくって……

mo_sp7_37.png 
けっきょく歌えなかったのかw
1時間もそれってけっこうな地獄だと思うんだがwww

でもなぜかゆうちゃん、楽しそうですよね。

mo_sp7_38.png 
ここは私自身「へ…?来年…?」と思ってしまいましたw

でも、これでなぜゆうちゃんがうれしそうなのかわかりました。

「なんでも命令できる権利」は一度だけ。

つまり、二人がちゃんと歌わなかったからこそ、「権利」はまだ継続中ということなんです。まだ命令は遂行されていないわけですからね。

mo_sp7_39.png 
……そうか、二人がちゃんと歌わないことをわかっていて、
だからこそ、どうしてもこの1年越しの「わがまま」をやりたかったんですね。
だからこそ、二人がちゃんと歌わなかったことに対してうれしそうだったんですね。

最初からこれを想定していたとするなら、
ちょっと意外ですけど、なんだかいじらしくも思えますね。
ゆうちゃんもいろいろと考えているんだなあと。

「来年」という言葉になんだか彼女なりの思いが込められているような気がしました。

mo_sp7_40.png 
WWWなんか下ネタなのに、クリスマスらしい、なんともほんわかしたオチなんだがw

でもなんでしょう、バックのイルミネーションのせいもあるのでしょうか、
楽しさと儚さが混在したかのような読後感が残りましたね。



はい、というわけで、もはや完全にリア充はこうやってクリスマスを過ごしていたりするんだよ、ということを延々と見せつけられただけだったわけですが(笑)、
それでもなんだか、すごく切ない気持ちにもさせられた回だったと思います。

というのも、これほぼ、ゆうちゃんの話なんですよね。
彼女が来年ももこっちとこみちゃんと一緒に過ごしたいと切実に願っていること。
それが今回の一貫した流れだったと思うんです。

考えてみれば、去年の「特別編5」から伏線はあったわけですが、
彼氏と別れたとか髪を切ったとか、けっきょく彼氏としたのかとかw
なんか急にキャラ設定の変更があったじゃないですか。

確かにゆうちゃんというのは微妙な立ち位置のキャラなんですよね。
元々もこっち唯一の友達、という設定から始まったわけですが、
それもだんだん有名無実と化して、今や絶対もこっちのほうが友達多いだろwといった勢いですから。

しかも、学校も別ということで、話に絡めるのがなかなか難しい面もあります。
修学旅行編以降、谷川さんも扱いに試行錯誤している感がありましたからね。

そして今回、ゆうちゃんは明らかに動いてきました。

まず、最初のセッティングからゆうちゃん先導でしたからね。
カラオケ予約もそうですし、もこっち提案のゲームにしたって、ゆうちゃんが盛り上げたようなものでしょうw
本来ならあのネタはもこっちがやるものですよw
でもそれじゃあ、当たり前というか逆につまらないんですよね。
あれはそんなキャラじゃないゆうちゃんが選ぶから「面白い」んですよ。

そして、最後の「来年」発言。

なんだか、ゆうちゃんにしてやられたって感じがしたんですね。
来年もこの3人の「特別編」というのは正直ちょっと考えていませんでしたから。

いまやもこっちとゆうちゃんは立場が逆転しています。
もこっちにはゆりちゃんやまこっち、吉田さんにうっちーwなど、すでに仲間はたくさんいます。
その反面、ゆうちゃんは彼氏とも別れ、学校の友達ともあまりうまくいっていないかのようです。

もこっちがいくらカラオケ知ったかぶりあるあるをやっても、メリークリスマスをやれなくても、ぼっちで寂しいのはきっとゆうちゃんのほうなんですよ。

だからこそ、ゆうちゃんは「怒って」いたんじゃないでしょうか。
来年も私と一緒に居てねと言いたかったのじゃないでしょうか。

「もこっちは真面目」という言葉もそう考えると、ちょっと切ないですね。

そう、もこっちは「真面目」なんです。いくらHなことよく言っていてもゆうちゃんはわかっているんですよ。

痴漢にあったことがないことに負い目を感じようとも、実際に痴漢にあったかと思いきや、
「怖い…!!ちょっとでも痴漢されたいと思った自分がバカだった、誰か助けて!!」となってしまう子なんです。
キャバクラ嬢に憧れて歌舞伎町にいったものの母親の電話に「ごめんねすぐ帰る」と泣いてしまうような子なんです。

そんな「真面目」なもこっちのことを一番わかっているのは私なんだよ、と言いたかったんじゃないでしょうか。

きっと、ゆうちゃんの学校にはゆりちゃんみたいな子はいないのでしょう。吉田さんみたいな子はいないんでしょう。
だから、ゆうちゃんは不安なんですよ。
私はもこっちが必要だけど、もこっちはもう私のことをそれほど必要じゃないかもしれないと。

そんなゆうちゃんのささやかな「逆襲」にちょっと心が痛くもあったクリスマスでしたね。


さて、今回で年内のわたモテも最後となるようで、
次回は5週間も空いての来年1月19日!

さすがにその間、わたモテはお預けというのはさすがにちょっときついですね…

できたら、この一年の「わたモテ」を振り返る、みたいなネタができればいいんですけど
年内はちょっと厳しいかなあ。
何か面白いネタが浮かんだら、ひょっとすると、新年一発目あたりにやってみるかもしれません。
(あくまで浮かんだら、ですが)

小宮山さんのそのあまりなロッテオタぶりに若干ひいてしまう勢いのロッテとのコラボマンガ「特別編6」も読めるコミックス10巻は絶賛発売中です!
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comment

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更新お疲れ様です。
今回は割といい話?でしたね。今年のラストを締めるには良かったと思います。
カラオケで歌わないのはカップルならありだと思いますよ。ただまあ今回は友達3人で来ているので歌わないと不自然ですが。
確かに仰る通りもこっちのギャグセンスが下がって来ていますね。以前はイケメンとチャラ男に「そんなんだからレベルの高いギャグがわからないんだよ!」とか言ってたのに。
もこっちのギャグは言い方とタイミングさえ掴めばウケそうなのに今のままじゃ多分滑るでしょうね。
今年も後2週間も無いんですね。早いものです。滅びゆくさんのまとめのほう楽しみにしております。くれぐれも年の瀬に風邪などひかぬようお気をつけください。

No title

ゆうちゃんの提案にいまいち乗り切れないもこっちとこみさんの図は、夏にアカエイだらけの海に行った時のことを思い出しましたね。
その時はゆうちゃんが泣いてしまって慌てて二人が合わせる形になってましたが、今回はゆうちゃんがぐいぐい引っ張っていく感じでやはり人間関係の微妙な変化を感じます。

Re: タイトルなし

>ふちささん、コメントどうもありがとうございます。

いや、カップルならわかるんですけどね。やることは決まっているというか、それこそひとつですしw

>ギャグセンスが下がって来ていますね
いや、ほんとですよ。あれですかね。やっぱり人間はハングリーさを失うと堕落するんですかねw

今年も本当に早かったですねえ。
年を取っていくと健康であることのありがたみがしみじみわかります。
何をするにもまず体が資本ですからね。ふちささんもお気を付けください。
(まとめのほうはまあ…あまり期待せずに待っていていただければw)

Re: No title

>2番目の方、コメントどうもありがとうございます。

>夏にアカエイだらけの海に行った時
ああ、そんなこともありましたねw
あれって、2年生の夏ですから作中ではまだ半年も経っていないくらいなんですよね。
(ていうか3人が再会してから半年くらいですか)
そう考えると、この短い間に本当にいろんなことがあったんだなあとしみじみ思ってしまいます。

No title

更新お疲れ様です。

最近のゆうちゃんの変化に驚くばかりです。
特に今回は喪100以上に衝撃を受けていますw

いや、確かにもこっちが面白がってくれると思う気持ちもわかりますが
ソレを渡すのは流石にアカンでしょw
本来そういう地雷を踏むのはもこっちの役目なのになあw


もこっちのギャグセンスが下がっているという声がありますが、その通りだと思います。理由はやはり、もこっちの生活が変わってきてるのが影響しているのでは?
以前はぼっちを回避しようと必死にアピールしてコケまくっていました。
痛々しい思い出ばかりでしたが、その経験あってこそギャグセンスが輝いていたと思うんですよね。
しかし今は友達が増え、必死にアピールする必要が無くなってきて、もこっちに「余裕」が出てきたんでしょうね。


対してゆうちゃんはどうでしょうか。
ゆうちゃん視点の話が無いので友人関係はどんなものなのか分かりませんが、少なくとも彼氏と別れた影響で友人ともギクシャクしてると思うんですよ。
今回ゆうちゃんにしては珍しく下ネタに走ったり我儘を言ってるところからゆうちゃんに「余裕」が無い感じがみられます。


5年近く前の記事になりますが、とあるブログ様の喪3の考察で、もこっちよりもゆうちゃんの方がアンハッピーな高校生活になる事を予想していました。その考察と洞察力に驚かされる部分があるので是非閲覧してみてはいかがでしょうか。「わたもての真の残酷さ」で検索してみて下さい。

いつか特別編でゆうちゃん視点の話もやって欲しいですね。
実際はどんな学校生活を送っているかまだ分かりませんし、どんな友達がいるか気になるところです。



No title

こみちゃんのサインボールは誰のものかな?
と球団通販HPをのぞいてみたら16年ドラフト1位の平沢選手のもののようです。
ルーキー年から一軍の試合にも出場しており、プロ野球のニュースを毎日
チェックする程度の人なら聞いた事があるでしょう、か…?
このこみちゃんチョイスには、
自虐ネタの枠内で可能な限りミーハーなラインを選んで「ひょっとしたら反応してくれるかも?」みたいないじましさを感じる、と言ったら考えすぎでしょうか。

Re: No title

>Y.zさん、コメントどうもありがとうございます。

いや本当に改めて考えてみると、今後の展開を左右するかなり重要な回な気がしますね。
ゆうちゃんというキャラクターがここで初めて確立したような気がするくらいです。

元々ゆうちゃんは、あくまで「もこっちの唯一の友達」という舞台設定キャラでしかありませんでした。
当初は作者も考えていなかったキャラなので、谷川さんも動かしずらそうな感じがあったかと思うんですよ。
だからこそ小宮山さんを登場させたんじゃないかという気がするんですね。
彼女が二人の間に入ることで、ゆうちゃんのキャラが動かしやすくなったというか。

ゆうちゃんはもこっちと小宮山さんの関係が微笑ましく思っていると同時に、
どこか羨んでいる面もあるように感じます。
お互い毒づきながらも偽りのないやり取りをぶつけることができる二人に対して、
コンプレックスにも似た気持ちがあるんじゃないでしょうか。

自分ももこっちたちとくだらないネタで盛り上がりたい。
もこっちの下ネタに翻弄されるだけじゃなくって、自分から話題を提供して認めてもらいたい。
そんな気持ちが無意識に出たのがあの「つけないとおしおきよ」だったような気がしますw

「余裕」の話は面白いですね。
「孤独は人生のバネだ」は岡本太郎氏の言葉ですが、
逆境が人を強くさせるというのはやっぱりありますからね。
今のもこっちはどこか気が緩んでいる面があるんでしょうw

逆にゆうちゃんは、学校の友達ともあまりうまくいっていないような気がしますし、
もこっちに「つまらない」と思われたくない気持ちがあるのかもしれません。
「余裕」がないというか、焦っているかのようですね。

>とあるブログ様の喪3の考察
そのブログはわたしも拝見したことがあります。
今から考えるとまさに先見の明というか、すごいですよね。
もこっちがそのユニークなキャラで次第にコミュニティを築けることや、
ゆうちゃんはもこっちに依存するしか道がないことなど、
まるで今のわたモテを予測していたかのようです。

でも、今回でゆうちゃんも危機感を持って動き始めましたからね。
ここからゆうちゃんの幸せが始まってほしいなと思います。

ゆうちゃん主観の話はやってほしいですけど、なかなかハードルが高いのではないでしょうか。
学校が違うのでもこっちも出すことができませんし、スピンオフでもない限り難しそうな気がします。
あるとするなら、ゆうちゃんの学校の文化祭にもこっちたちを招待する展開とか?
あと、うっちーとは是非絡めてほしいなと思いますw

Re: No title

>スモークさん、コメントどうもありがとうございます。

おお、これは面白い発見ですね。
いや、これはやっぱり意味があるチョイスではないでしょうか。
小宮山さんの微妙なファンごころ?をよく表しているような気がしますよ。

うーん、最近はコメントされる方のほうが鋭い指摘が多いので、ちょっと焦ってしまいますw

No title

凄くどうでもいい発見なんですが、小宮山さんの名前の元ネタになっているのは元ロッテの投手である小宮山悟なのですが、この小宮山氏はサッカーの柏レイソルの大ファンであり、引退後はJリーグの理事に就任しているんですよね
つまり小宮山さんが智貴(サッカー部)に惚れているのは元ネタである小宮山悟が大のサッカーファンというところからきているのかもしれません…完全にただの妄想ですが

Re: No title

>コメントどうもありがとうございます。

なるほど、面白い発見ですね。
これはやっぱり意味がある……って、さすがにそれは考えすぎでしょうねw

でも、深読みごっこというか、そういう妄想遊びも面白いですよね。
それができるのもわたモテもひとつの魅力ではないでしょうか。

お疲れ様です
ゆうちゃん可愛いです
やっぱりゆうちゃんともこっちは大親友なんだなって思います。
もこっちとゆうちゃんの立場が逆転云々あるけど自分はもこっちとゆうちゃんてやきもきお互いにしてるだけで限りなく対等な立場に感じますね。
なんやかんやでもこっちもゆうちゃん大好きですから。

そしてゆうちゃんのプレゼントは驚きましたが最後を見てなるほどなと思いますした。

クリスマスを見ても分かるけどゆうちゃんといる時のもこっちは非常にリア充してると思います、こみさんとも智樹関連意外はギスギスが大分取れてきましたし。

年明けからも期待したいです。

チラ見せした加藤さん回もそのうち期待したいです
もこっち✖️加藤さんには可能性を感じる

Re: タイトルなし

コメントどうもありがとうございます。

>対等な立場に感じます
そうですね。というか、以前よりも対等になってきたのかな、という気がしますね。
今回のゆうちゃんの攻勢はそういった彼女らの関係性の変化も象徴していたような気がします。

もこっちと小宮山さんもゆうちゃんと一緒だと普段学校にいるときよりも仲良さげに見えますよね。
3人のトライアングルが絶妙と言うか、3人でいるときだけは中学時代に戻れるのかもしれません。

加藤さんはそのうちきっと大きな鍵を握る展開がまっていると思いますよ。
席替えの話は明らかにその前フリでしょう。
ただ、谷川さんの悪いくせで、しばらくは思わせぶりだけで引っ張りそうな気もしますがw

統合情報思念体の藻屑。

>5年近く前の記事になりますが、とあるブログ様の喪3の考察で、もこっちよりもゆうちゃんの方がアンハッピーな高校生活になる事を予想していました。その考察と洞察力に驚かされる部分があるので是非閲覧してみてはいかがでしょうか。「わたもての真の残酷さ」で検索してみて下さい。

>今から考えるとまさに先見の明というか、すごいですよね。
>もこっちがそのユニークなキャラで次第にコミュニティを築けることや、ゆうちゃんはもこっちに依存するしか道がないことなど、まるで今のわたモテを予測していたかのようです。

読みたいけどもう見当たりません。わたし、気になります。

痕跡みたいのを見つけました。元記事はたぶん、統合情報思念体の藻屑と消えていて、元記事へのコメントだけがかろうじて残っている感じ。そもそも違うかも知れない。

>sky-y 『わたモテ』考察。非リアぼっちに見えるもこっちは実はうまくやれる程度のコミュ力があるのに対して、リア充を偽装しているゆうちゃんの方が実はヤバいのでは?という説。

Re: 統合情報思念体の藻屑。

>Mさん

あ、消えてしまっていましたか。まあ4年前の当時すでに5年近く前ということですから、本当にごく初期の貴重な考察だったんですよね。確かコミックスもまだ出たばかりくらいの時の記事だったような気がします。
何しろまだアニメも始まっていない頃に、もこっちのようなキャラは案外うまくやっていけると言及されていて、すごく説得力があった内容だったことは覚えています。(私はアニメ化の頃にわたモテを知ったのでリアルタイムでは読んでいなかったのですが)

その痕跡がその記事へのコメントだったかどうかはちょっとわかりません。でも、言っていることはそういうことだったとは思いますよ。どちらかというと、もこっちの話よりもゆうちゃんの将来がやばいといった論調だったはずなので。
しかしそうかあ…あんなに優れた考察も時とともに消えゆく運命にあるのかと思うと、なんだか無情さを感じてしまいますね。
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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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