私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪107~たった5ページとはとても思えない、セリフ回しも絶妙な濃厚濃密回~
11月17日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪107に更新されました。
今週は目が回りそうな忙しさで、感想を書くのが大変遅くなってしまったのですが、
仕事に追われながらもいつも頭の中には「わたモテ」がありました。
いえ、別にいい加減に取り組んでいたわけではありませんよ?
むしろ逆で、「わたモテ」があるおかげでより頑張れたといっても過言ではないんです。
ここを頑張れば明日には「わたモテ」の最新話が読める!とか、
あとここをクリアして一段落すれば、少し時間が空くからゆっくり感想を練ろう!とか、
なんだかいつもよりもいい感じで仕事ができたような気がするくらいですね。
(といってもこれがデフォになるのもちょっと嫌ですがw)
まあいずれにせよ、どうやら俗にいう「年末進行」という時期が来てしまったようで、
年内は更新が不規則になるかもしれません。すみませんが、ご理解いただけると幸いです。
さて、今回の喪107。
わくわくしながら最初のページを見たときの『1/8』に、
正直、「あ~、5ページのショートかあ…」と思ってしまったことは否めません。
と、同時に「これだったら、楽に感想書けそうだな、今週時間がないからラッキーかも」とどこかほっとした部分もあったんです。
しかし、その考えがいかに甘いものだったかをすぐに思い知らされることになります。
まったくとんでもない「ショート回」でしたよ……
いきなり、久々の荻野。しかも本業?の「体育」というのも随分久しぶりな気がします。
修学旅行編からずっと、“クラス担任”としての振る舞いばかりが目立っていましたし、
ここ最近だと三者面談の喪90やオムニバス回喪95での「保健体育」の授業くらいでしか出番がありませんでしたからね。こういう姿もちょっと新鮮ですね。
……にしても、さっそく嫌なフレーズが出てきましたよ……
「二人組になって」
昔から思うんですけど、これ教育的に何を狙っているんでしょうかね?
誰かをさらし者にする意図しか感じられないんですけど。
一人をスケープゴートにして、ああいう風にならないようにみんなうまくやるのよってか?
(て、ごめんなさい、どう考えても私の方が歪んでいるようですw)
まずは岡田&ネモのショット。
なんなく自然に「二人組」になれる例としてのひとコマだと思うんですけど、
このやり取りにどこか意味深なものを感じてしまうのはひねくれ過ぎでしょうかね?
暗に岡田とネモの関係の上っ面さを示しているような気がしなくもないのですが……
で、それを少し離れたところからじっと見ているもこっち。
ひょっとして、ネモと組めるかもとでも思っていたのでしょうか?
で、次はゆりちゃんのところへ向かうも、すでにゆりまこコンビが成立していると。
ちょっと困った表情で「じゃあ3人で…」というゆりちゃんが彼女らしいですねw
だから「じゃあ」ってなんだよw
まこっちはまこっちでいつでもウェルカム的な感じなのもちょっと面白いですが、
ここはなんといっても、うっちーですねw
ずーと、もこっちを見ているのか、隣のいつもつるんでいる前髪ぱっつんに不審がられていますw
ていうか、もはやお前のほうが「視姦」しているじゃねーかw
(喪99のこのシーンを参照w)
前回の「遺伝子」といい、そろそろ「うっちーって例のあの人と何かあるの?」と噂されてもおかしくありませんねw
と、ここでもこっちに声をかける人物が!
WWWWWなんかここまでもこっちの表情がずっと変わらないのがすっごくおかしいwww
ひょっとして、そのままの状態から、いきなり吉田さんに背中を取られたんでしょうかw
二人ともなんの躊躇もなく、ごく当たり前のようにストレッチをし始めている姿がおかしくもあり、また微笑ましくもありますね。
というわけで、今回は「モテないし気にかけられている」。
うーん、なんとも感慨深いです。
以前の「わたモテ」なら考えられないタイトルですよね。
当然、気にかけられている対象はもこっちなわけですが、
この場合、だれがもこっちを気にかけているのでしょうか?
WWWWW
なんだ、このメンチの切り合いw
つーか、もこっちいつまでその顔でいるつもりなんだよwww
WWWWWWオギーうっぜえええええwwwww
ていうか、先ほどの荻野のメンチ切りはもこっちの動向をずっと監視していたからなのか…
もしかすると、もこっちのクラス内での現状を確認するための「二人組になれ」だったのかも?
このうなずき方を見ていると、
なんだか「私が一人の生徒を救ったんだわ!」という自己満が見え隠れしていてちょっとむかつきますが、
それはそれとしてここはすっげー笑えるので、キャラとしてはOKですねw
あと、もこっちのツッコミが最高w
「なに わろとんねん!!」ってwww
元は「なんJ」系のネタでしたっけ?
いかにももこっちが普段使っていそうで、それこそ草はえますねw(ネットスラングはほどほどに…)
さて、準備体操のあとは、マラソンとなるわけですが、
特別な大会でもなく、たかだかいち授業内での走りです。
進学に影響があるわけでもなし、やる気のある生徒はそうはいないでしょう。
たいていはいつもつるんでいる仲間とだらだら流すのが普通だと思います。
で、もちろん、かの南さんもだらだらとくっちゃらべっちゃらしているわけですが、
その横を風を切るように走り抜けていく子がいます。
そう、この髪型を見てもわかるように、ネモこと根元陽菜です。
このシーンは、ちょっと「おお」と思いましたね。
冒頭の感じからすると、今回は荻野回で、
ページ数も少ないのであまり話を広げずにひとつのネタで押し切るかと思っていたので、
前回の席替えで打った布石がこうも早く動いてくるとはちょっと意外な気がしました。
しかも単なるモブの横ではなく、あの南さんを追い抜いてですからね。
どうしても気になってしまうシーンではないでしょうか。
で、並走する岡田からの「こういうマラソンだけはマジだよね」というツッコミに対して、ネモは
こう答えるわけですよ。
いやあ、いい笑顔ですねw
いかにもペタッと貼りつけたかのような「表向き」感がでています。
喪90の「おヨメさん」もそうでしたけど、
どうもネモって、特に岡田に対して「キャラ」を作っている気がするんですよね。
そして、ここでもう一つ注目したいのは、「声優になるには~」の部分。
なにげに、ネモの内面というか本音の言葉が語られたのはここが初めてだと思うんですね。これはすごいことですよ。
かつて“天使”とすらいわれたネモが、ちゃんと「人の心」を持っていることがこれではっきりわかったわけですからね。
彼女は天使ではありません。悪魔でもありません。
ただ単に「本音」と「建て前」を持っていて、それを場面によって使い分けている一人の人間に過ぎないんです。
そして、人には言えない「恥ずかしい夢」を持て余してしまっているだけなんです。
要するに我々と同じ人間ですよ。
そう考えると、なんだかこの白々しい笑顔がすごく愛おしく感じてしまいますね。
さて、わたしは流すわという岡田と別れ、一人走るネモですが、
前方におなじように一人で真面目に走っているもこっちの姿を認めます。
いつものように屈託のない笑顔をして声をかけてくるネモですが、
どこか普段とはまた違うような感じがしません?
「随分本気で走ってるね」
もこっちの心の内を探りにきているというか、“偵察”感というか、
普段の会話とはまた違う、「駆け引き」の匂いがどうしてもしてしまいますね。
ネモにとって、このマラソンで本気で走っている理由は別のところにあるわけです。
逆にいえば、何か理由がなければこんなマラソンに本気を出すことはないと考えているのかもしれないのです。
つまり、黒木さんが本気で走っているのは、何かわけがあるんじゃないか、
ひょっとすると、それは自分と同じような理由からなのではないか、
と考えてもおかしくないような気がするんですよ。
喪97のとき、ネモがもこっちの「声優志望」をどう捉えたかで議論がありましたが、
今回のこのシーンを見る限り、もしかすると、真に受けている可能性もあるかなと思いましたね。
……にしても、もこっちの理由w
こいつ中学時代から基本変わってねーなw(コミックス4巻所収の喪30「モテないし走る」参照)
いきなりの牽制パンチw
これは喪97以来の直接的なネモ回じゃないですか!
だって完全に「私はあのアニメ嫌い」「私が一人の時にしてね」からの続きですからね、どう考えても。
つまり、あの時からネモはずっと、もこっちと二人きりになる機会をうかがっていたんじゃないでしょうか。
だからこそ、先頭でマジに走っているもこっちを見ても「あれ?」とも思わず、
これ幸いと接触を試みたような気がするんですね。
このあたりの腹の探り合いは
「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」10巻における、
比企谷と葉山がマラソン中に繰り広げるやり取りを髣髴とさせます。
もしくは「古典部シリーズ」の「二人の距離の概算」での、
奉太郎がマラソンしながら関係者の証言を取っていくシーンとか。
いずれにせよ、この走りながら会話を繰り広げるってこと自体が、すっごく「青春もの」って感じがしますね。
社会人になると好きでない限り、まずそういうシチュエーションがないからなあ。
ところで、もこっちが答えた「まほいく」って、恥ずかしながら知らなかったんですが、
なんともエグい作品のようですねw
てか、ネモ「ああいうの好きそうだよね」ってwww
喪97のときにひとつの例として「進撃の屍」って答えただけだぞw
それだけで、人の趣味趣向を把握したかのような物言いはどうかと思いますけどねw
ただ、もこっちももこっちですね。
あの時、「戦ったり死んだりするのは全部好きじゃない」って聞いていたのに、
この回答じゃあ喧嘩売っているようなもんだろうがw
冬休みには「ハルヒ」とかも見ていたりしているんだから、ちっとは考えて答えればいいのにw
(まあハルヒも朝倉さんがいるからネモ的にはNGかもしれませんがw)
WWWWW
この笑顔にこの返しwwwやっぱネモ最高だわwww
ていうか、「なんだこいつ……」というのはネモも同じなんじゃないかなあw
「戦ったり死んだりは好きじゃない」って言っているのに、
よりによって、魔法少女同士の生き残りサバイバルってwww
いや、ここはひょっとすると、アンチネモ派が増えかねない場面なのかもしれませんけど、
個人的にはここのネモにすごく共感してしまうんですよ。
私はネモのようないわゆる「隠れオタク」ではなかったんですけど、
かといって、オタク仲間とディープな会話を日々繰り広げているタイプでもなかったんです。
ていうか、“なりそこない”と名乗っているくらいですから、
オタクにもなれない一般人にもなれないどっちつかずのハンパものだったわけです。
好きでもないアニメや漫画を友達に合わせて「あれはあそこがいいよな」とか知ったかぶったり、自分が好きなマンガをけなされてもなんとなく同意するしかなかったヘタレ者だったんですよ。
で、自分の中の鬱積したものがたまりにたまってしまい、ある時爆発してしまったんです。
もういいと。
好きでもないものを好きだといったり、好きなものを人に合わせて悪くいうのはもうたくさんだと、一度ちゃぶ台をひっくり返してしまったんですよ。
…その結果はといえば、必ずしもハッピーエンドとはいえないんですけど(えーw)、
でも今でも後悔はしていませんね。
たぶん、あのままずっとオタクの“ふり”をしていたら私は壊れていたと思います。
ひょっとすると、今のネモもそろそろ限界が近いんじゃないでしょうか。
岡田たちの前でずっと自分を偽っていくのは。
黒木さんの前で“天使”のふりを続けていくのは。
だって、この笑顔。
嫌いなアニメの話題なのに、すごくうれしそうじゃないですか。
このネモは決して「黒ネモ」ではないと私には感じられましたね。
ここのセリフもいいですねえ。(個人的ベストシーン)
「やっぱり気は合わないね」
わかります?
「気が合わない」じゃなく「気“は”合わない」なんですよ。
この微妙なニュアンスの違いにネモの人間性が現れているような気がするんです。
「気が合わない」ならそれで話はおしまいです。じゃあこれでさよならです。
でも「気は合わない」となると、気は合わないけど他は合うかもねと繋げたくなるじゃないですか。
単にもこっちに因縁つけているわけではないんですよ。
これはまったくの余談になりますが、この辺の微妙なニュアンスは、
「うる星やつら」の最終回における、ラムのセリフ「一生かけて言わせて見せるっちゃ」を、
劇場アニメでは「一生かけて“も”言わせて見せるっちゃ」と改悪したことを思い出させましたね。
あれはやっぱり「改悪」なんですよ。
“も”ひとつを付け加えてしまうだけで、セリフの重みと言うか、意味合いが大きく変わってしまうんです。
(すみません、高橋留美子主義者なのでこの余談は許してくださいw)
そういえば、松本人志が作詞をした「チキンライス」で
サビの『やっぱり俺はチキンライスでいいや』が最後だけ『やっぱり俺はチキンライス“が”いいや』になっているケースもありました。
あれには、逆に震えましたね。なんて素晴らしい詞なんだろうと。
“で”と“が”で、ここまで意味が変わるのか!と改めて日本語のすごさ難しさを思い知らされましたよ。
(すみません、ダウンタウン信者なのでこの余談も許してくださいw)
……えーと、話が脱線しましたが、
要するに「気が合わない」ではなく「気は合わない」と言っていることにネモの真意があるんだということなんです。
wwwww売られた喧嘩は買うということなんでしょうかねw
でもいいですよね、この意地になるもこっちも。
声をかけてくれただけで泣きそうとか言っていたもこっちよりも
このネモに対抗心を燃やすもこっちのほうが、ネモと仲良くなれそうな気がしますね。(似た者同士?)
WWWWWこの二人の表情w
マジで意外と中身は似ているんじゃないかと思わせますね。
(例の「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない!!」を地で行っているんじゃないかとw)
そして、またしてもネモのモノローグ、
競う必要はないのに自分に言い訳している感がすごく人間くさくって、すごく好きですね。
wwwなんだこのシーンwww
後ろのゆりまことの対比が二人のおかしさを増幅させますw
しかし、見れば見るほど、じわじわくる系ですねw
この時、ゆりちゃんまこっちはどう思っていたんだろうとか考えるとニヤニヤが止まりませんw
え、何この南さん推し。
どう控えめに考えても、なんらかの意図が隠れているとしか見えないんですけど。
何しろ、席替えの話のすぐ後ですからね。これは意外と早く「南さん回」も期待できるかもしれません。
ネモともこっちの「本気」さとの対比もちょっと意味深で、いろいろと次の展開に期待がかかります。
それにしてもこの南さん、なんだかぽっちゃり癒し系ですごくかわいいと思いません?
このトイレで「例のあの人…」といってた頃と比べると随分印象が変わりましたよね。
うーん、南さんの人間性に迫るエピソードもそう遠くはないのかもしれません。
ネモともこっちのダブルモノローグw
なかなかレアなシーンですよね。
お互い相手のペースに惑わされて、自分本来の「体(てい)」を見失っている構図がなんとも興味深いです。
WWWWWきっと夢は叶うってwwwこいつやっぱり最悪だwwwww
(でもネモには悪いですけど、ここが個人的に今回一番笑ったシーンなんですよねえw)
それにしても、、この荻野の妙に綺麗な眼を見るとやっぱりいらっとしますねw
本当にある種の善意というのは悪意以上に罪深いことだなと心底思います。
で、二人の思いは荻野を介してひとつになるとw
ていうか、この場合、もこっち以上にネモのほうがいたたまれない場面ですからね。
「きっと夢は叶うはず」って、もうちょっと勘の働く子なら気づきますよ。
こういった形でもこっちと二人注目浴びるとか、岡田や南さんの反応も怖いですし(南さんは荻野の拍手にあんぐりと口を開いていましたよね…)、
ネモが荻野に殺意を感じてもこの場合仕方ないのではないでしょうかw
あと、二人の位置関係もなかなか面白いですね。
もこっちは正面を向いてぼそっと「死ね」と呟き(今回のベストもこっち)、
ネモは横を向いて意図的に意識がそこにないことをアピールしつつ、
もこっちの呟きにちょっと共感してしまう。
モノローグにもかかわらず、「ちょっと気が合うね」と呼びかけ風なのもなんだかぐっときます。
普通ならば「そこはちょっと気が合うな…」ではないでしょうか。
こういった微妙な言い回しに、ネモ本来の人間性が隠されているような気がしましたね。
ここまで見てきてまず思ったことは、「これ5ページとか嘘だろ!」でした。
なんという情報量、なんという濃密度、なんという奥深さ。
正直言って、どんだけ内容詰まってるんだよ、こんなの下手すると全部のコマ引用して語ることになりかねないぞ!と途方にくれてしまいましたよw
ホント、いつも以上に感想に手こずりましたからね。
あまりに語りたいこと触れておきたいことが多すぎるんですよ。
うっちーの視線w
ゆりちゃんとの微妙なやり取り。
吉田さんとの息の合い方w
岡田とネモの関係。
ネモのセリフの微妙なニュアンス。
もこっちとネモの意地の張り合い。
そして謎の南さん推しw
もういくら語っても語りつくせないくらいの圧倒的ボリューム感!
どうやったらたった5ページ内にここまで詰め込められるのか、その極意を是非私も見習いたいくらいですねw
いつもだらだらと冗長な文章ばかり書いてしまうので。
あと、気になったのは、加藤さんですね。
南さんとは真逆にいっさい出てこなかったので、かえって存在感が増したというかw
このあたりもなんだか意味がありそうな気がしてくるんですよね。
それと、なんといっても今回のタイトル。
「モテないし気にかけられている」。
これ、最初は荻野のことを言っているのかと思っていたのですが、どうやらもっと二重三重の意味があるんですね。
ゆりまこにメンチ切っている(笑)もこっちをずっと気にかけているうっちーw
そんなもこっちに「おい」と声をかけてくれた吉田さん。
今なんのアニメ見てるのと探りを入れてくるネモ。
そして最後には、南さんを含むクラス全員から注目をあびる羽目になるわけですw
要するに、もはや荻野だけじゃなくって、クラスみんなから気にかけられ始めているよということなんですね。
いやあ、すごいです。
どう考えてもこれは次へのステップ、「南さん回」もしくは「加藤さん回」への布石じゃないですか。
必ず近いうちに、もこっちを中心とするクラス内ヒエラルキーを揺るがす大きな波がやっていますよ、これは。
まあ感想を書く側とすればうれしい反面、少し疲れてしまう面も否めないわけですが、
わたモテがこれからますます面白く盛り上がっていけば、
私の仕事に対するポテンシャルも上がりますし(笑)、
何よりこのブログに対するやりがいもより高まるというものです。
次回の更新も、もしかするとまた遅れてしまうかもしれませんが、
どうか楽しみに待っていただけるとうれしいです!
ネモが“天使”の仮面を外した、衝撃の喪97「モテないし学食で食べる」も読めるコミックス10巻は絶賛発売中です!
今週は目が回りそうな忙しさで、感想を書くのが大変遅くなってしまったのですが、
仕事に追われながらもいつも頭の中には「わたモテ」がありました。
いえ、別にいい加減に取り組んでいたわけではありませんよ?
むしろ逆で、「わたモテ」があるおかげでより頑張れたといっても過言ではないんです。
ここを頑張れば明日には「わたモテ」の最新話が読める!とか、
あとここをクリアして一段落すれば、少し時間が空くからゆっくり感想を練ろう!とか、
なんだかいつもよりもいい感じで仕事ができたような気がするくらいですね。
(といってもこれがデフォになるのもちょっと嫌ですがw)
まあいずれにせよ、どうやら俗にいう「年末進行」という時期が来てしまったようで、
年内は更新が不規則になるかもしれません。すみませんが、ご理解いただけると幸いです。
さて、今回の喪107。
わくわくしながら最初のページを見たときの『1/8』に、
正直、「あ~、5ページのショートかあ…」と思ってしまったことは否めません。
と、同時に「これだったら、楽に感想書けそうだな、今週時間がないからラッキーかも」とどこかほっとした部分もあったんです。
しかし、その考えがいかに甘いものだったかをすぐに思い知らされることになります。
まったくとんでもない「ショート回」でしたよ……

いきなり、久々の荻野。しかも本業?の「体育」というのも随分久しぶりな気がします。
修学旅行編からずっと、“クラス担任”としての振る舞いばかりが目立っていましたし、
ここ最近だと三者面談の喪90やオムニバス回喪95での「保健体育」の授業くらいでしか出番がありませんでしたからね。こういう姿もちょっと新鮮ですね。
……にしても、さっそく嫌なフレーズが出てきましたよ……
「二人組になって」
昔から思うんですけど、これ教育的に何を狙っているんでしょうかね?
誰かをさらし者にする意図しか感じられないんですけど。
一人をスケープゴートにして、ああいう風にならないようにみんなうまくやるのよってか?
(て、ごめんなさい、どう考えても私の方が歪んでいるようですw)

まずは岡田&ネモのショット。
なんなく自然に「二人組」になれる例としてのひとコマだと思うんですけど、
このやり取りにどこか意味深なものを感じてしまうのはひねくれ過ぎでしょうかね?
暗に岡田とネモの関係の上っ面さを示しているような気がしなくもないのですが……
で、それを少し離れたところからじっと見ているもこっち。
ひょっとして、ネモと組めるかもとでも思っていたのでしょうか?

で、次はゆりちゃんのところへ向かうも、すでにゆりまこコンビが成立していると。
ちょっと困った表情で「じゃあ3人で…」というゆりちゃんが彼女らしいですねw
だから「じゃあ」ってなんだよw
まこっちはまこっちでいつでもウェルカム的な感じなのもちょっと面白いですが、
ここはなんといっても、うっちーですねw
ずーと、もこっちを見ているのか、隣のいつもつるんでいる前髪ぱっつんに不審がられていますw
ていうか、もはやお前のほうが「視姦」しているじゃねーかw
(喪99のこのシーンを参照w)
前回の「遺伝子」といい、そろそろ「うっちーって例のあの人と何かあるの?」と噂されてもおかしくありませんねw

と、ここでもこっちに声をかける人物が!

WWWWWなんかここまでもこっちの表情がずっと変わらないのがすっごくおかしいwww
ひょっとして、そのままの状態から、いきなり吉田さんに背中を取られたんでしょうかw
二人ともなんの躊躇もなく、ごく当たり前のようにストレッチをし始めている姿がおかしくもあり、また微笑ましくもありますね。
というわけで、今回は「モテないし気にかけられている」。
うーん、なんとも感慨深いです。
以前の「わたモテ」なら考えられないタイトルですよね。
当然、気にかけられている対象はもこっちなわけですが、
この場合、だれがもこっちを気にかけているのでしょうか?

WWWWW
なんだ、このメンチの切り合いw
つーか、もこっちいつまでその顔でいるつもりなんだよwww

WWWWWWオギーうっぜえええええwwwww
ていうか、先ほどの荻野のメンチ切りはもこっちの動向をずっと監視していたからなのか…
もしかすると、もこっちのクラス内での現状を確認するための「二人組になれ」だったのかも?
このうなずき方を見ていると、
なんだか「私が一人の生徒を救ったんだわ!」という自己満が見え隠れしていてちょっとむかつきますが、
それはそれとしてここはすっげー笑えるので、キャラとしてはOKですねw
あと、もこっちのツッコミが最高w
「なに わろとんねん!!」ってwww
元は「なんJ」系のネタでしたっけ?
いかにももこっちが普段使っていそうで、それこそ草はえますねw(ネットスラングはほどほどに…)

さて、準備体操のあとは、マラソンとなるわけですが、
特別な大会でもなく、たかだかいち授業内での走りです。
進学に影響があるわけでもなし、やる気のある生徒はそうはいないでしょう。
たいていはいつもつるんでいる仲間とだらだら流すのが普通だと思います。
で、もちろん、かの南さんもだらだらとくっちゃらべっちゃらしているわけですが、
その横を風を切るように走り抜けていく子がいます。
そう、この髪型を見てもわかるように、ネモこと根元陽菜です。
このシーンは、ちょっと「おお」と思いましたね。
冒頭の感じからすると、今回は荻野回で、
ページ数も少ないのであまり話を広げずにひとつのネタで押し切るかと思っていたので、
前回の席替えで打った布石がこうも早く動いてくるとはちょっと意外な気がしました。
しかも単なるモブの横ではなく、あの南さんを追い抜いてですからね。
どうしても気になってしまうシーンではないでしょうか。
で、並走する岡田からの「こういうマラソンだけはマジだよね」というツッコミに対して、ネモは

こう答えるわけですよ。
いやあ、いい笑顔ですねw
いかにもペタッと貼りつけたかのような「表向き」感がでています。
喪90の「おヨメさん」もそうでしたけど、
どうもネモって、特に岡田に対して「キャラ」を作っている気がするんですよね。
そして、ここでもう一つ注目したいのは、「声優になるには~」の部分。
なにげに、ネモの内面というか本音の言葉が語られたのはここが初めてだと思うんですね。これはすごいことですよ。
かつて“天使”とすらいわれたネモが、ちゃんと「人の心」を持っていることがこれではっきりわかったわけですからね。
彼女は天使ではありません。悪魔でもありません。
ただ単に「本音」と「建て前」を持っていて、それを場面によって使い分けている一人の人間に過ぎないんです。
そして、人には言えない「恥ずかしい夢」を持て余してしまっているだけなんです。
要するに我々と同じ人間ですよ。
そう考えると、なんだかこの白々しい笑顔がすごく愛おしく感じてしまいますね。
さて、わたしは流すわという岡田と別れ、一人走るネモですが、
前方におなじように一人で真面目に走っているもこっちの姿を認めます。

いつものように屈託のない笑顔をして声をかけてくるネモですが、
どこか普段とはまた違うような感じがしません?
「随分本気で走ってるね」
もこっちの心の内を探りにきているというか、“偵察”感というか、
普段の会話とはまた違う、「駆け引き」の匂いがどうしてもしてしまいますね。
ネモにとって、このマラソンで本気で走っている理由は別のところにあるわけです。
逆にいえば、何か理由がなければこんなマラソンに本気を出すことはないと考えているのかもしれないのです。
つまり、黒木さんが本気で走っているのは、何かわけがあるんじゃないか、
ひょっとすると、それは自分と同じような理由からなのではないか、
と考えてもおかしくないような気がするんですよ。
喪97のとき、ネモがもこっちの「声優志望」をどう捉えたかで議論がありましたが、
今回のこのシーンを見る限り、もしかすると、真に受けている可能性もあるかなと思いましたね。
……にしても、もこっちの理由w
こいつ中学時代から基本変わってねーなw(コミックス4巻所収の喪30「モテないし走る」参照)

いきなりの牽制パンチw
これは喪97以来の直接的なネモ回じゃないですか!
だって完全に「私はあのアニメ嫌い」「私が一人の時にしてね」からの続きですからね、どう考えても。
つまり、あの時からネモはずっと、もこっちと二人きりになる機会をうかがっていたんじゃないでしょうか。
だからこそ、先頭でマジに走っているもこっちを見ても「あれ?」とも思わず、
これ幸いと接触を試みたような気がするんですね。
このあたりの腹の探り合いは
「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」10巻における、
比企谷と葉山がマラソン中に繰り広げるやり取りを髣髴とさせます。
もしくは「古典部シリーズ」の「二人の距離の概算」での、
奉太郎がマラソンしながら関係者の証言を取っていくシーンとか。
いずれにせよ、この走りながら会話を繰り広げるってこと自体が、すっごく「青春もの」って感じがしますね。
社会人になると好きでない限り、まずそういうシチュエーションがないからなあ。
ところで、もこっちが答えた「まほいく」って、恥ずかしながら知らなかったんですが、
なんともエグい作品のようですねw
てか、ネモ「ああいうの好きそうだよね」ってwww
喪97のときにひとつの例として「進撃の屍」って答えただけだぞw
それだけで、人の趣味趣向を把握したかのような物言いはどうかと思いますけどねw
ただ、もこっちももこっちですね。
あの時、「戦ったり死んだりするのは全部好きじゃない」って聞いていたのに、
この回答じゃあ喧嘩売っているようなもんだろうがw
冬休みには「ハルヒ」とかも見ていたりしているんだから、ちっとは考えて答えればいいのにw
(まあハルヒも朝倉さんがいるからネモ的にはNGかもしれませんがw)

WWWWW
この笑顔にこの返しwwwやっぱネモ最高だわwww
ていうか、「なんだこいつ……」というのはネモも同じなんじゃないかなあw
「戦ったり死んだりは好きじゃない」って言っているのに、
よりによって、魔法少女同士の生き残りサバイバルってwww
いや、ここはひょっとすると、アンチネモ派が増えかねない場面なのかもしれませんけど、
個人的にはここのネモにすごく共感してしまうんですよ。
私はネモのようないわゆる「隠れオタク」ではなかったんですけど、
かといって、オタク仲間とディープな会話を日々繰り広げているタイプでもなかったんです。
ていうか、“なりそこない”と名乗っているくらいですから、
オタクにもなれない一般人にもなれないどっちつかずのハンパものだったわけです。
好きでもないアニメや漫画を友達に合わせて「あれはあそこがいいよな」とか知ったかぶったり、自分が好きなマンガをけなされてもなんとなく同意するしかなかったヘタレ者だったんですよ。
で、自分の中の鬱積したものがたまりにたまってしまい、ある時爆発してしまったんです。
もういいと。
好きでもないものを好きだといったり、好きなものを人に合わせて悪くいうのはもうたくさんだと、一度ちゃぶ台をひっくり返してしまったんですよ。
…その結果はといえば、必ずしもハッピーエンドとはいえないんですけど(えーw)、
でも今でも後悔はしていませんね。
たぶん、あのままずっとオタクの“ふり”をしていたら私は壊れていたと思います。
ひょっとすると、今のネモもそろそろ限界が近いんじゃないでしょうか。
岡田たちの前でずっと自分を偽っていくのは。
黒木さんの前で“天使”のふりを続けていくのは。
だって、この笑顔。
嫌いなアニメの話題なのに、すごくうれしそうじゃないですか。
このネモは決して「黒ネモ」ではないと私には感じられましたね。

ここのセリフもいいですねえ。(個人的ベストシーン)
「やっぱり気は合わないね」
わかります?
「気が合わない」じゃなく「気“は”合わない」なんですよ。
この微妙なニュアンスの違いにネモの人間性が現れているような気がするんです。
「気が合わない」ならそれで話はおしまいです。じゃあこれでさよならです。
でも「気は合わない」となると、気は合わないけど他は合うかもねと繋げたくなるじゃないですか。
単にもこっちに因縁つけているわけではないんですよ。
これはまったくの余談になりますが、この辺の微妙なニュアンスは、
「うる星やつら」の最終回における、ラムのセリフ「一生かけて言わせて見せるっちゃ」を、
劇場アニメでは「一生かけて“も”言わせて見せるっちゃ」と改悪したことを思い出させましたね。
あれはやっぱり「改悪」なんですよ。
“も”ひとつを付け加えてしまうだけで、セリフの重みと言うか、意味合いが大きく変わってしまうんです。
(すみません、高橋留美子主義者なのでこの余談は許してくださいw)
そういえば、松本人志が作詞をした「チキンライス」で
サビの『やっぱり俺はチキンライスでいいや』が最後だけ『やっぱり俺はチキンライス“が”いいや』になっているケースもありました。
あれには、逆に震えましたね。なんて素晴らしい詞なんだろうと。
“で”と“が”で、ここまで意味が変わるのか!と改めて日本語のすごさ難しさを思い知らされましたよ。
(すみません、ダウンタウン信者なのでこの余談も許してくださいw)
……えーと、話が脱線しましたが、
要するに「気が合わない」ではなく「気は合わない」と言っていることにネモの真意があるんだということなんです。

wwwww売られた喧嘩は買うということなんでしょうかねw
でもいいですよね、この意地になるもこっちも。
声をかけてくれただけで泣きそうとか言っていたもこっちよりも
このネモに対抗心を燃やすもこっちのほうが、ネモと仲良くなれそうな気がしますね。(似た者同士?)

WWWWWこの二人の表情w
マジで意外と中身は似ているんじゃないかと思わせますね。
(例の「争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない!!」を地で行っているんじゃないかとw)
そして、またしてもネモのモノローグ、
競う必要はないのに自分に言い訳している感がすごく人間くさくって、すごく好きですね。

wwwなんだこのシーンwww
後ろのゆりまことの対比が二人のおかしさを増幅させますw
しかし、見れば見るほど、じわじわくる系ですねw
この時、ゆりちゃんまこっちはどう思っていたんだろうとか考えるとニヤニヤが止まりませんw

え、何この南さん推し。
どう控えめに考えても、なんらかの意図が隠れているとしか見えないんですけど。
何しろ、席替えの話のすぐ後ですからね。これは意外と早く「南さん回」も期待できるかもしれません。
ネモともこっちの「本気」さとの対比もちょっと意味深で、いろいろと次の展開に期待がかかります。
それにしてもこの南さん、なんだかぽっちゃり癒し系ですごくかわいいと思いません?

このトイレで「例のあの人…」といってた頃と比べると随分印象が変わりましたよね。
うーん、南さんの人間性に迫るエピソードもそう遠くはないのかもしれません。

ネモともこっちのダブルモノローグw
なかなかレアなシーンですよね。
お互い相手のペースに惑わされて、自分本来の「体(てい)」を見失っている構図がなんとも興味深いです。

WWWWWきっと夢は叶うってwwwこいつやっぱり最悪だwwwww
(でもネモには悪いですけど、ここが個人的に今回一番笑ったシーンなんですよねえw)
それにしても、、この荻野の妙に綺麗な眼を見るとやっぱりいらっとしますねw
本当にある種の善意というのは悪意以上に罪深いことだなと心底思います。

で、二人の思いは荻野を介してひとつになるとw
ていうか、この場合、もこっち以上にネモのほうがいたたまれない場面ですからね。
「きっと夢は叶うはず」って、もうちょっと勘の働く子なら気づきますよ。
こういった形でもこっちと二人注目浴びるとか、岡田や南さんの反応も怖いですし(南さんは荻野の拍手にあんぐりと口を開いていましたよね…)、
ネモが荻野に殺意を感じてもこの場合仕方ないのではないでしょうかw
あと、二人の位置関係もなかなか面白いですね。
もこっちは正面を向いてぼそっと「死ね」と呟き(今回のベストもこっち)、
ネモは横を向いて意図的に意識がそこにないことをアピールしつつ、
もこっちの呟きにちょっと共感してしまう。
モノローグにもかかわらず、「ちょっと気が合うね」と呼びかけ風なのもなんだかぐっときます。
普通ならば「そこはちょっと気が合うな…」ではないでしょうか。
こういった微妙な言い回しに、ネモ本来の人間性が隠されているような気がしましたね。
ここまで見てきてまず思ったことは、「これ5ページとか嘘だろ!」でした。
なんという情報量、なんという濃密度、なんという奥深さ。
正直言って、どんだけ内容詰まってるんだよ、こんなの下手すると全部のコマ引用して語ることになりかねないぞ!と途方にくれてしまいましたよw
ホント、いつも以上に感想に手こずりましたからね。
あまりに語りたいこと触れておきたいことが多すぎるんですよ。
うっちーの視線w
ゆりちゃんとの微妙なやり取り。
吉田さんとの息の合い方w
岡田とネモの関係。
ネモのセリフの微妙なニュアンス。
もこっちとネモの意地の張り合い。
そして謎の南さん推しw
もういくら語っても語りつくせないくらいの圧倒的ボリューム感!
どうやったらたった5ページ内にここまで詰め込められるのか、その極意を是非私も見習いたいくらいですねw
いつもだらだらと冗長な文章ばかり書いてしまうので。
あと、気になったのは、加藤さんですね。
南さんとは真逆にいっさい出てこなかったので、かえって存在感が増したというかw
このあたりもなんだか意味がありそうな気がしてくるんですよね。
それと、なんといっても今回のタイトル。
「モテないし気にかけられている」。
これ、最初は荻野のことを言っているのかと思っていたのですが、どうやらもっと二重三重の意味があるんですね。
ゆりまこにメンチ切っている(笑)もこっちをずっと気にかけているうっちーw
そんなもこっちに「おい」と声をかけてくれた吉田さん。
今なんのアニメ見てるのと探りを入れてくるネモ。
そして最後には、南さんを含むクラス全員から注目をあびる羽目になるわけですw
要するに、もはや荻野だけじゃなくって、クラスみんなから気にかけられ始めているよということなんですね。
いやあ、すごいです。
どう考えてもこれは次へのステップ、「南さん回」もしくは「加藤さん回」への布石じゃないですか。
必ず近いうちに、もこっちを中心とするクラス内ヒエラルキーを揺るがす大きな波がやっていますよ、これは。
まあ感想を書く側とすればうれしい反面、少し疲れてしまう面も否めないわけですが、
わたモテがこれからますます面白く盛り上がっていけば、
私の仕事に対するポテンシャルも上がりますし(笑)、
何よりこのブログに対するやりがいもより高まるというものです。
次回の更新も、もしかするとまた遅れてしまうかもしれませんが、
どうか楽しみに待っていただけるとうれしいです!
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