私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪106~「最後の冬」に込められた、「秋の終わり」以上のエモさ~
11月3日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪106に更新されました。
えー、一言でいえば、「冬エモい」な回でした。
(すみません、最近なぜかキュウソネコカミにハマって、特に「秋エモい」という曲がお気に入りなんです)
お前単に「エモい」言いたいだけだろ、と言われればまあその通りなんですけど(笑)、
ほら冬って人肌恋しい季節っていうじゃないですか。
やっぱりどこか感傷的な気持ちにさせられるんですよね。
ていうか、タイトルを見た段階で「あ、これは……」と思わずにはいられませんでしたよ。
そう今回は、「モテないし最後の冬」。
もうなんだか、この字面だけで心がキュッと締めつけられてしまいます。
で、なおかつ、喪95「モテないし秋の終わり」以来のオムニバス回とくれば、
読む前にどうしても身構えてしまうじゃないですか。
しかも、またしても「季節」ものです。
喪84「モテないしとある秋の一日」
喪95「モテないし秋の終わり」
喪98「モテないし冬の雨」
喪102「モテないしいつかの冬休み」
ときて、今度は「モテないし最後の冬」。
わかります?「とある冬の一日」じゃないんですよ?
いや、「冬の終わり」ですらないんですよ?
“最後の”冬。
前回、新学期が始まったばかりだというのに、なんでしょうこの寂寥感。
ある意味、「終わり」とか「いつか」よりもセンチメンタルにさせる言葉ではないでしょうか。
で、この表紙。
隣の男子は誰なんだという疑問もわいてきますが、それよりなにより、柱のキャッチですよ。
青春は終わっていくのか…!?
「最後の冬」にこのキャッチって、下手すると最終回か?と勘違いする人もいるんじゃないでしょうか。
信号待ちをする後ろ姿というのもなんだかいろんなことを想像してしまうというか、
まるで映画の中のワンシーンをトリミングしたかのような印象を受けます。
上下をスミベタで押さえているのがまた効果的ですよね。
「成人式」
なんでもこっち、こんなにぷっくりしてんだwと思いきや、
これ、スマホを見ながら含み笑いしているんですね。
今にも吹き出しそうな表情が微笑ましくもありますが、傍から見ればちょっと危ない人ですよねw
“どき”って、まだ慣れていないのかよ、という気もしましたが、
これ、スマホに夢中になっていたところを急に声をかけられたので焦っただけなんでしょうね。(若干のやましさもあるでしょうしw)
前回のオムニバス、喪95「モテないし秋の終わり」も
こんなシーンから始まりましたし、
今回は「モテないし秋の終わり」の続編という一面もあるのかもしれません。
WWW
まあ、もこっちらしいですよねw
それにしても、なんのためらいもなく、こんなことをさらっと答えるようになったことに、
ある種の感動すら覚えます。
喪82「モテないし日常に戻る」では
こんな葛藤をしていたのにねw
(で、この時はお前らがどん引きするような動画見てた……とはいえなかったんですよね、当たり前ですがw)
ていうか、登校中に何見てんだw
WWWWWまあわかりますけどねw
単純にビジュアル的な面白さがありますしw
ああいうのもなんだか新年の風物詩的な感じになってきていますけど、
マスコミが毎年取り上げるから、ヤンキーたちも調子に乗ってそれに応えようとする構図もありそうですけどね。
で、それを毅然とした態度で叱る知事とかまでがセットになっているわけで。
なんかマッチポンプ的な匂いがしなくもないのですが、まあそれも含めて面白い娯楽なんでしょう。
WWWWW元気になるのかよwwwなんかポジティブな話になっているんだがwww
なにげにゆりちゃんの
「そう」
がまた妙におかしいですねw
そんな真に受けられてもwとか思いません?
普通に「趣味悪くない?w」とかツッコんであげろよw
あと、「やっぱり」ってw
その確認の意味での「そう」なのかw
いや、ある意味面白いと思うけどなあw
ヤンキーとは別ベクトルなだけで、
世間に対しての自己顕示欲満々な姿がかえって滑稽に見えて笑えるでしょw
だからこそ、「チャラい奴に限って」そういうわけで。
(自分もかなり歪んでいるなぁ…)
ていうか、彼らにとってはそれは「当たり前」のことじゃなくって、とてつもない偉業に近いことなのかも……
さすがに吉田さんと言い換えたかw
というか、ひょっとして名前で呼ぶのも初めてかな?
WWWWWゆりちゃんwww
それにしても、この花魁吉田さんはむちゃくちゃ色っぽいですね。
ていうか、成人式にこんな肩をはだけていたらさすがにやばいだろw
そんなことあるかもってwww
ゆりちゃんもけっこう言いますねw
あと、もこっちのえりまき狐がすっごくかわいいw
ゆりちゃんのほうをきょとんとした顔で見ている感じがすごく好きです。
「あっうん…気をつける」
この台詞もなんだかキツネが答えているようにも見えてくるから不思議ですね。
「成人式②」
当のヤンキーらも話題にしているwww
ああいうのって実はヤンキーのための娯楽だったりしてw
いや、興味ねーけどってwww
このツンデレ感は喪77の
このうっちーを思い出してしまいましたよw
それにしても、本当に可愛いもの好きなんですね。
絶対「ほんの少しだけ」じゃなく「すっごく」楽しみだったに違いありませんw
WWWWWこいつはwww
喪95の「判明」のときも
容赦なくぶっ叩いていたけど、ちっとは吉田さんのピュアさを察してやれよw
しかし、彼女らは吉田さんのピュアな面にまったく気づいていないんでしょうかね?
まあ、吉田さんが必死に隠そうとはしているんでしょうけど、
ケントスキーのこの何も考えていなさそうな顔を見ていると、
ある意味、吉田さん以上にアホなんじゃなかろうかという気がしてきますw
そして黄昏るヤンキーとその横を通り過ぎるゆりまこw
喪95のときと同じようなパターンのネタなのに、
花魁ネタの後のゆりちゃんを登場させるだけで、また違った余韻を感じさせますよね。
「一目瞭然」
WWWWWうっちーの驚きようwww
それにしても、うっちーといつも一緒にいる彼女らも「例のあの人」扱いなんですね。
うっちーはそういう話題の時、どういう対応をしているのかすごく気になりますw
うっちー、真顔に戻ってるwww
他の二人が雌猫らしく、「例のあの人」の男関係に興味津々なので、余計に笑えますねw
何言ってんだこいつら、みたいなw
それにしても、この前髪ぱっつんの子って今まで表情が描かれることなかったと思うんですけど、
ここにきて、しっかりと顔が描かれるようになったのはちょっと気になりますね。
喪93の

とか、
前回の
とかでも、ずっとのっぺらぼうでしたからね。
wwwwwうっちーすげーwww
けっこう遠くから見ただけだと思うんだが、一発でわかるのかよw
井口さんかたなしですねw
遺伝子ってwwwww
いやいや、目のクマくらいしか共通点ないような気がするんだがw
「するじゃん」とか言われてもw
そんな「例のあの人」を遺伝子レベルで瞬時に判別できるのはお前だけだよ!
しかし、うっちーはすごいキャラに成長しましたね。
修学旅行のころがホント遠い昔のように感じますよ。
このあと、三人の間に微妙な空気が流れないか、ちょっと心配ですw
「挨拶」
WWWWW挙動不審にもほどがあるだろwww
それにしても、小宮山さんって井口さん登場以来、完全に変態キャラが定着しましたね。
もはや、わたモテの中でも一番の変人といえるのではないでしょうかw
あと、ちょっと気になったのは
伊藤さんの「こみ?」ですね。
喪84の
この時は「こと」と呼んでいたはずなんですよ。
確かに名前読みのほうが親密度があるなあと納得していただけに、ちょっと違和感がありますね。
単なるミスなのか、それとも何か意味があるのか……
智貴らしいなあw
一応顔見知りだし、姉の知り合いぽいから挨拶だけはしておこうという感じで、
特に何かあるわけじゃないんですよね。
カクカクしたまんまの小宮山さんがまた妙におかしいw
にしても、あの喪91以来の再会なのか……
WWWWW小宮山さんやばすぎだろwww
カクカクがガクガクになっているしw
なんか初期のもこっちの挙動不審さを小宮山さんが継承した感じになってきていますねw
この辺の思考回路なんか、まさにかつてのもこっちじゃねーかw
なんだ「挨拶交わす仲」ってw
それって、単にご近所さんてことなんじゃないのw
WWWWWWWW
どう考えても、ここが今回の個人的一番笑ったシーンでしょう!
ていうか、小宮山さんの手w怖すぎw
いきなり、踵を返すように戻ってきたかと思いきや、急に肩をつかまれてこの顔じゃあ、ほとんどホラーですよw
彼女の破壊力には、もはや誰にもかなわない感じになってきていますね。
「深呼吸」
さて、今回最大のキモはここですね。
そう、新学期といえば必ず「席替え」というイベントがあるわけです。
確かに廊下側というのもなかなか新鮮な舞台設定ではありますが、
今回はそれ以上に大きな展開が待っていました…
これには、さすがにびっくりしましたね、
まったく予想がつかなかったので。
南さんはともかくとして、あの加藤さんがここにきて参戦とは!
加藤さんといえば、喪58(コミックス7巻所収)で、いきなりもこっちに家電で野球部応援の連絡をしてくるという鮮烈なデビューを飾った逸材(笑)なわけですが、
顔も出さずに名前だけが先行していたにもかかわらず、その謎な存在感はファンの間に強烈な印象を残しました。
その後も修学旅行(喪71)では
もこっちの隣の席になったり、
体育祭(喪87)では
うっちーを差し置いてwもこっちの目をくぎ付けにしたりと、
ちょくちょく顔は出てくるものの、そのパーソナリティーはいまだベールに包まれたままだったわけです。
なんとなく、リア充の頂点というか、カースト最上位的なニュアンスは感じ取れましたが、
ネモ・岡田グループでもないし、かといって、雌猫(うっちー)グループや南さんグループでもなさそうだったんですよね。
まあ、本当のトップというのは変に派閥を作らずに飄々としているものなのかもしれませんが。
とにかくどういうタイプなのかイマイチつかみどころのないキャラというか、
そもそもレギュラーに昇格することなく、なんとなくモブのまま終わりそうな感じもしていた存在だったわけですよ。
そういった中で、わざわざもこっちのそばに配置してきたというのは、
やはりこれからの展開に何か大きな意味があるような気がしてなりません。
…それにしても、加藤さんと南さんが随分仲良さそうですね。
まあ構図的には南さんが加藤さんに憧れていて、
加藤さんのほうは特に何もなくって軽く「よろしくねー」という感じがしなくもないですが。
で、なんとあの喪97以来のネモ再来ですよ!
やばい、これは何もないはずがない!
いやあ、ネモのまるで何もなかったかのような“天使”の微笑みが怖いですねえ~w
もう今からぞくぞくしますよw
まあいずれにしても、この三学期で今まで以上により複雑なクラス模様が見れそうですよね。
そういえば、柿沼っていったいなんだったんでしょうねw
意味ありげに体育祭でもネモのパートナーになったり、名前まで与えられたわりには、
けっきょく何もなくフェードアウトかよw
しかし、地味オタ男子から派手なカーストトップ女子へ転身って
あまりに両極端なシフト過ぎてかえってストレスがたまりそうですね。
ため息の反動で思いっきり吸うとか、まさに深呼吸w
見ようによってはもこっちが薄目を開けているようにも見えて、ちょっと怖いですw
派手な女すごい!!が妙にツボですww
それにしても、もこっちの見開き具合がすごいですね。
その前の「すーーー」からの覚醒感がハンパないですw
「聞き捨てならない」
背後霊かw
鏡の後ろに映っているとか、リアルに怖いですよねw
まあ、常に鏡で身だしなみチェックしている人種とか、今までもこっちの近くにはいませんでしたからね。
きっと珍しくて仕方ないんだろうなあ。
この加藤さんがむちゃくちゃかわいいんですが。
なんかこれこそ、雌猫って感じがしますね。もちろん、血統書付の。
ところで、このシーンがもこっちと加藤さんの初絡みになるんでしょうかね?
いや、もちろん正確には喪58の電話連絡で普通に会話しているわけですけど、
あれはノーカンというか、単なる事務的な伝達に過ぎなかったわけですし。
(そもそもあの加藤さんが本当にこの子なのかという問題もありますけどね。あくまで状況証拠からの推測に過ぎないわけですし)
ちゃんと顔を合わせてのやり取りというのは、やっぱりここが初めてのような気がします。
そう考えると、ちょっと感動的な?場面といえなくもありません。
WWWWW
いきなり、メイキャップを始める加藤さんwww
でもこれだけみると、何だか人体実験させられているように見えなくもないw
うーん、加藤さんがどういう人か今まではっきりとしてなかったわけですが、
要するに物怖じしない人って感じなのかな?
ちょっと女・清田ぽい気もしますけど、彼よりももっと自然体というか、
なんの前置きもなくいきなり目をいじらせてというところに大物ぶりを感じさせますw
それにしても、やっぱりもこっちって、実際に目が大きいんですね。
WWWWWいやいや、そういう意味じゃないと思うんだけどねw
「かわいい」が“さらに”「凄くかわいくなった」と、そこはいい風に取りましょうよw
だって、この加藤さんの笑顔!
なんの含みもなさそうじゃないですか。
まあ、こういう僻み根性がもこっちらしいんですけどね。
「不意打ち」
あくまでナチュラルに接してくる根元さんw
次の授業のことを聞くのって、学生にとっては天気の話題以上の鉄板なんでしょうけど、
これって、もこっちが寝たふりしているということを知ってのことなんでしょうかねえ。
WWWWWうん、ある意味すっごくかわいいw
ていうか、目のクマはそのまんまなのかい!
こんな派手にしなくてもクマさえ消せばそれなりに見えると思うんだけどなあ。
まあ、それはともかく、ここが今回の個人的ベストもこっちですねw
WWWWWさすがネモ、対処が早いw
でもまあ、これはしょうがないと思いますよ。
あんなもこっちを不意打ちでくらったら、
たとえその場で盛大に吹き出してしまっても誰も責められないのではないでしょうかw
ていうか、このもこっちもすげえなw
正面から見るのとはまた違った破壊力がありますねw
WWWWW必死で笑いをこらえているネモがかわいいw
いつも完璧に演じているわけじゃなくって、
隙もあったりするんだなと、改めて気づかされますね。
さすがネモ、そつがないw
いやあ、こういうネモの人間性がどんどんあらわになってくるたびに、
胸のワクワクが止まりませんね。
もう今から次のネモ回が楽しみでしょうがないですよw
彼女の中の闇と光って、意外ともこっちと波長が合うような気がするんですよね。
あと加藤さんって、
元々誰かをコーディネートしたりするのが好きなタイプなのかもしれませんね。
ていうか、将来の夢はメイクアップアーティストだったりして。
三者面談でもそういう話をしていたのかも。

加藤さんの隣にいる南さんの反応が描かれていないのもなんだか気になりますね。
ネモ経由では岡田・清田ライン、
南さん経由で真子・ゆりちゃんラインと交錯しそうですし、
今後の人間関係に目が離せません!
「最後の3学期」
この流れは、喪95「モテないし秋の終わり」の
このシーンと対になっているようで、なかなか興味深かったですね。
それにしても、「最後の3学期」の意味とは……
なにげない「風景コマ」ですけど、この流れで見るとなんだかすごく感傷的な場面ですよね。
単に「3年生が自由登校になったから人が少なくなった」というのとはまた違う、
ある種の喪失感が漂います。
なるほど、そういう意味をこめての「最後の冬」だったわけですね。
気のせいか、もこっちが少し悲しそうな目をしているように見えるのがまた、なんとも切なさを誘います。
ロッカーにもこっちの幻影のようなものが映っているのがまた“エモい”演出だなあ……
ユーミンの曲に「最後の春休み」という名曲があるのですが、
なんだか久々に聴きたくなりましたね。
ひょっとして、この3人の気持ちが初めてひとつになったのが、
この瞬間だったのではないでしょうか。
ここにはなんの誤解もすれ違いもなく、ただひとつの郷愁だけがあったような気がします。
今回の個人的ベストシーン。
なんだかこのままエンドロールが始まってもおかしくないような名シーンだと思いますね。
いやいや、もこっち、無理やり落とさなくていいからw
……そう言いたくなるような「取ってつけたような」オチでしたねw
まあ、これはもこっちなりのテレというか、
むしろ谷川ニコ自身のギャグマンガとしての意地のようなものだと感じましたけどねw
はい、というわけで、「モテないし最後の冬」だったわけですが、
こうして見てくると、予想以上に喪95「モテないし秋の終わり」を意識した構成になっていたような気がします。
登校時のゆりちゃんとの挨拶から始まって、
吉田さんネタやうっちーネタ、智貴をめぐる変態ネタ(笑)などの、各キャラたちの濃いギャグを豊富にちりばめながら、
最後は少しセンチメンタルに締めるというスタイルは、ほぼ前回通りといってもいいのではないでしょうか。
ただ、やっぱりどこか違うんですよ。
たとえば、今回は全体を通してもこっちの存在が前回に比べ希薄だった気がします。
喪95ではもこっちが出てこない話は吉田さんの「判明」だけでした。
今回は「成人式②」「挨拶」と二つもあります。
さらに、うっちーネタである「一目瞭然」では、もこっちはほとんどエピソードに関係なく、
舞台設定として一コマだけに登場するだけです。
で、みんなますますキャラが立ってきているんですねw
ほんと、それぞれが主役張れるんじゃないかというくらい、
吉田さんもうっちーも小宮山さんももこっち以上にはじけています。
最後のエピソードも違いがあります。
「秋の終わり」では一人で下校していたもこっちが、「最後の冬」ではゆりちゃんまこっちと3人で帰っているわけです。
そして、そんな多彩なキャラたちの日常エピソードを全てひっくるめて、「最後の3学期」と締める構成なんですね。
そこには、「秋の終わり」の郷愁以上のある種の諦観があるような気がします。
だって、「秋の終わり」といっても、次は冬が来ることをだれもが知っているわけじゃないですか。
たとえ「冬の終わり」が来ようとも、また新たな春が始まるのはだれもが経験していることじゃないですか。
でも。
「最後」には次がないんです。
3年生編があったとしても、3学期の話はこれが最後。
そういうどこか冷めた視点も見え隠れした回だったと思いますね。
さて、いよいよ、わたモテワールドはさらなる佳境に入りつつあります。
なにより、今回最大の注目点である「席替え」の件は大きな意味を持つと思います。
隣にネモが復帰したのもさることながら、
なんといっても、南さんと加藤さんがここにきて大きくクローズアップされたというのは
なんらかの新たな展開が待っていると見るべきでしょう。
南さんにしても加藤さんにしてもまだその本性はよくわかりません。
でもそれは、これまでもこっちの世界に彼女らが存在しなかったからなんですね。
今回の「席替え」によって、彼女らがどうはじけてくれるのか。
今からすごく楽しみです!
喪95「モテないし秋の終わり」も読めるコミックス10巻は絶賛発売中です!
えー、一言でいえば、「冬エモい」な回でした。
(すみません、最近なぜかキュウソネコカミにハマって、特に「秋エモい」という曲がお気に入りなんです)
お前単に「エモい」言いたいだけだろ、と言われればまあその通りなんですけど(笑)、
ほら冬って人肌恋しい季節っていうじゃないですか。
やっぱりどこか感傷的な気持ちにさせられるんですよね。
ていうか、タイトルを見た段階で「あ、これは……」と思わずにはいられませんでしたよ。
そう今回は、「モテないし最後の冬」。
もうなんだか、この字面だけで心がキュッと締めつけられてしまいます。
で、なおかつ、喪95「モテないし秋の終わり」以来のオムニバス回とくれば、
読む前にどうしても身構えてしまうじゃないですか。
しかも、またしても「季節」ものです。
喪84「モテないしとある秋の一日」
喪95「モテないし秋の終わり」
喪98「モテないし冬の雨」
喪102「モテないしいつかの冬休み」
ときて、今度は「モテないし最後の冬」。
わかります?「とある冬の一日」じゃないんですよ?
いや、「冬の終わり」ですらないんですよ?
“最後の”冬。
前回、新学期が始まったばかりだというのに、なんでしょうこの寂寥感。
ある意味、「終わり」とか「いつか」よりもセンチメンタルにさせる言葉ではないでしょうか。
で、この表紙。

隣の男子は誰なんだという疑問もわいてきますが、それよりなにより、柱のキャッチですよ。
青春は終わっていくのか…!?
「最後の冬」にこのキャッチって、下手すると最終回か?と勘違いする人もいるんじゃないでしょうか。
信号待ちをする後ろ姿というのもなんだかいろんなことを想像してしまうというか、
まるで映画の中のワンシーンをトリミングしたかのような印象を受けます。
上下をスミベタで押さえているのがまた効果的ですよね。
「成人式」

なんでもこっち、こんなにぷっくりしてんだwと思いきや、
これ、スマホを見ながら含み笑いしているんですね。
今にも吹き出しそうな表情が微笑ましくもありますが、傍から見ればちょっと危ない人ですよねw

“どき”って、まだ慣れていないのかよ、という気もしましたが、
これ、スマホに夢中になっていたところを急に声をかけられたので焦っただけなんでしょうね。(若干のやましさもあるでしょうしw)
前回のオムニバス、喪95「モテないし秋の終わり」も

こんなシーンから始まりましたし、
今回は「モテないし秋の終わり」の続編という一面もあるのかもしれません。

WWW
まあ、もこっちらしいですよねw
それにしても、なんのためらいもなく、こんなことをさらっと答えるようになったことに、
ある種の感動すら覚えます。
喪82「モテないし日常に戻る」では

こんな葛藤をしていたのにねw
(で、この時はお前らがどん引きするような動画見てた……とはいえなかったんですよね、当たり前ですがw)
ていうか、登校中に何見てんだw

WWWWWまあわかりますけどねw
単純にビジュアル的な面白さがありますしw
ああいうのもなんだか新年の風物詩的な感じになってきていますけど、
マスコミが毎年取り上げるから、ヤンキーたちも調子に乗ってそれに応えようとする構図もありそうですけどね。
で、それを毅然とした態度で叱る知事とかまでがセットになっているわけで。
なんかマッチポンプ的な匂いがしなくもないのですが、まあそれも含めて面白い娯楽なんでしょう。

WWWWW元気になるのかよwwwなんかポジティブな話になっているんだがwww
なにげにゆりちゃんの
「そう」
がまた妙におかしいですねw
そんな真に受けられてもwとか思いません?
普通に「趣味悪くない?w」とかツッコんであげろよw
あと、「やっぱり」ってw
その確認の意味での「そう」なのかw

いや、ある意味面白いと思うけどなあw
ヤンキーとは別ベクトルなだけで、
世間に対しての自己顕示欲満々な姿がかえって滑稽に見えて笑えるでしょw
だからこそ、「チャラい奴に限って」そういうわけで。
(自分もかなり歪んでいるなぁ…)
ていうか、彼らにとってはそれは「当たり前」のことじゃなくって、とてつもない偉業に近いことなのかも……

さすがに吉田さんと言い換えたかw
というか、ひょっとして名前で呼ぶのも初めてかな?

WWWWWゆりちゃんwww
それにしても、この花魁吉田さんはむちゃくちゃ色っぽいですね。
ていうか、成人式にこんな肩をはだけていたらさすがにやばいだろw

そんなことあるかもってwww
ゆりちゃんもけっこう言いますねw
あと、もこっちのえりまき狐がすっごくかわいいw
ゆりちゃんのほうをきょとんとした顔で見ている感じがすごく好きです。
「あっうん…気をつける」
この台詞もなんだかキツネが答えているようにも見えてくるから不思議ですね。
「成人式②」

当のヤンキーらも話題にしているwww
ああいうのって実はヤンキーのための娯楽だったりしてw

いや、興味ねーけどってwww
このツンデレ感は喪77の

このうっちーを思い出してしまいましたよw
それにしても、本当に可愛いもの好きなんですね。
絶対「ほんの少しだけ」じゃなく「すっごく」楽しみだったに違いありませんw

WWWWWこいつはwww
喪95の「判明」のときも

容赦なくぶっ叩いていたけど、ちっとは吉田さんのピュアさを察してやれよw
しかし、彼女らは吉田さんのピュアな面にまったく気づいていないんでしょうかね?
まあ、吉田さんが必死に隠そうとはしているんでしょうけど、
ケントスキーのこの何も考えていなさそうな顔を見ていると、
ある意味、吉田さん以上にアホなんじゃなかろうかという気がしてきますw

そして黄昏るヤンキーとその横を通り過ぎるゆりまこw
喪95のときと同じようなパターンのネタなのに、
花魁ネタの後のゆりちゃんを登場させるだけで、また違った余韻を感じさせますよね。
「一目瞭然」

WWWWWうっちーの驚きようwww
それにしても、うっちーといつも一緒にいる彼女らも「例のあの人」扱いなんですね。
うっちーはそういう話題の時、どういう対応をしているのかすごく気になりますw

うっちー、真顔に戻ってるwww
他の二人が雌猫らしく、「例のあの人」の男関係に興味津々なので、余計に笑えますねw
何言ってんだこいつら、みたいなw
それにしても、この前髪ぱっつんの子って今まで表情が描かれることなかったと思うんですけど、
ここにきて、しっかりと顔が描かれるようになったのはちょっと気になりますね。
喪93の

とか、
前回の

とかでも、ずっとのっぺらぼうでしたからね。

wwwwwうっちーすげーwww
けっこう遠くから見ただけだと思うんだが、一発でわかるのかよw
井口さんかたなしですねw

遺伝子ってwwwww
いやいや、目のクマくらいしか共通点ないような気がするんだがw
「するじゃん」とか言われてもw
そんな「例のあの人」を遺伝子レベルで瞬時に判別できるのはお前だけだよ!
しかし、うっちーはすごいキャラに成長しましたね。
修学旅行のころがホント遠い昔のように感じますよ。
このあと、三人の間に微妙な空気が流れないか、ちょっと心配ですw
「挨拶」

WWWWW挙動不審にもほどがあるだろwww
それにしても、小宮山さんって井口さん登場以来、完全に変態キャラが定着しましたね。
もはや、わたモテの中でも一番の変人といえるのではないでしょうかw
あと、ちょっと気になったのは
伊藤さんの「こみ?」ですね。
喪84の

この時は「こと」と呼んでいたはずなんですよ。
確かに名前読みのほうが親密度があるなあと納得していただけに、ちょっと違和感がありますね。
単なるミスなのか、それとも何か意味があるのか……

智貴らしいなあw
一応顔見知りだし、姉の知り合いぽいから挨拶だけはしておこうという感じで、
特に何かあるわけじゃないんですよね。
カクカクしたまんまの小宮山さんがまた妙におかしいw
にしても、あの喪91以来の再会なのか……

WWWWW小宮山さんやばすぎだろwww
カクカクがガクガクになっているしw
なんか初期のもこっちの挙動不審さを小宮山さんが継承した感じになってきていますねw

この辺の思考回路なんか、まさにかつてのもこっちじゃねーかw
なんだ「挨拶交わす仲」ってw
それって、単にご近所さんてことなんじゃないのw

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どう考えても、ここが今回の個人的一番笑ったシーンでしょう!
ていうか、小宮山さんの手w怖すぎw
いきなり、踵を返すように戻ってきたかと思いきや、急に肩をつかまれてこの顔じゃあ、ほとんどホラーですよw
彼女の破壊力には、もはや誰にもかなわない感じになってきていますね。
「深呼吸」

さて、今回最大のキモはここですね。
そう、新学期といえば必ず「席替え」というイベントがあるわけです。
確かに廊下側というのもなかなか新鮮な舞台設定ではありますが、
今回はそれ以上に大きな展開が待っていました…

これには、さすがにびっくりしましたね、
まったく予想がつかなかったので。
南さんはともかくとして、あの加藤さんがここにきて参戦とは!
加藤さんといえば、喪58(コミックス7巻所収)で、いきなりもこっちに家電で野球部応援の連絡をしてくるという鮮烈なデビューを飾った逸材(笑)なわけですが、
顔も出さずに名前だけが先行していたにもかかわらず、その謎な存在感はファンの間に強烈な印象を残しました。
その後も修学旅行(喪71)では

もこっちの隣の席になったり、
体育祭(喪87)では

うっちーを差し置いてwもこっちの目をくぎ付けにしたりと、
ちょくちょく顔は出てくるものの、そのパーソナリティーはいまだベールに包まれたままだったわけです。
なんとなく、リア充の頂点というか、カースト最上位的なニュアンスは感じ取れましたが、
ネモ・岡田グループでもないし、かといって、雌猫(うっちー)グループや南さんグループでもなさそうだったんですよね。
まあ、本当のトップというのは変に派閥を作らずに飄々としているものなのかもしれませんが。
とにかくどういうタイプなのかイマイチつかみどころのないキャラというか、
そもそもレギュラーに昇格することなく、なんとなくモブのまま終わりそうな感じもしていた存在だったわけですよ。
そういった中で、わざわざもこっちのそばに配置してきたというのは、
やはりこれからの展開に何か大きな意味があるような気がしてなりません。
…それにしても、加藤さんと南さんが随分仲良さそうですね。
まあ構図的には南さんが加藤さんに憧れていて、
加藤さんのほうは特に何もなくって軽く「よろしくねー」という感じがしなくもないですが。

で、なんとあの喪97以来のネモ再来ですよ!
やばい、これは何もないはずがない!
いやあ、ネモのまるで何もなかったかのような“天使”の微笑みが怖いですねえ~w
もう今からぞくぞくしますよw
まあいずれにしても、この三学期で今まで以上により複雑なクラス模様が見れそうですよね。

そういえば、柿沼っていったいなんだったんでしょうねw
意味ありげに体育祭でもネモのパートナーになったり、名前まで与えられたわりには、
けっきょく何もなくフェードアウトかよw
しかし、地味オタ男子から派手なカーストトップ女子へ転身って
あまりに両極端なシフト過ぎてかえってストレスがたまりそうですね。

ため息の反動で思いっきり吸うとか、まさに深呼吸w
見ようによってはもこっちが薄目を開けているようにも見えて、ちょっと怖いですw

派手な女すごい!!が妙にツボですww
それにしても、もこっちの見開き具合がすごいですね。
その前の「すーーー」からの覚醒感がハンパないですw
「聞き捨てならない」

背後霊かw
鏡の後ろに映っているとか、リアルに怖いですよねw
まあ、常に鏡で身だしなみチェックしている人種とか、今までもこっちの近くにはいませんでしたからね。
きっと珍しくて仕方ないんだろうなあ。

この加藤さんがむちゃくちゃかわいいんですが。
なんかこれこそ、雌猫って感じがしますね。もちろん、血統書付の。
ところで、このシーンがもこっちと加藤さんの初絡みになるんでしょうかね?
いや、もちろん正確には喪58の電話連絡で普通に会話しているわけですけど、
あれはノーカンというか、単なる事務的な伝達に過ぎなかったわけですし。
(そもそもあの加藤さんが本当にこの子なのかという問題もありますけどね。あくまで状況証拠からの推測に過ぎないわけですし)
ちゃんと顔を合わせてのやり取りというのは、やっぱりここが初めてのような気がします。
そう考えると、ちょっと感動的な?場面といえなくもありません。

WWWWW
いきなり、メイキャップを始める加藤さんwww
でもこれだけみると、何だか人体実験させられているように見えなくもないw
うーん、加藤さんがどういう人か今まではっきりとしてなかったわけですが、
要するに物怖じしない人って感じなのかな?
ちょっと女・清田ぽい気もしますけど、彼よりももっと自然体というか、
なんの前置きもなくいきなり目をいじらせてというところに大物ぶりを感じさせますw
それにしても、やっぱりもこっちって、実際に目が大きいんですね。

WWWWWいやいや、そういう意味じゃないと思うんだけどねw
「かわいい」が“さらに”「凄くかわいくなった」と、そこはいい風に取りましょうよw
だって、この加藤さんの笑顔!
なんの含みもなさそうじゃないですか。
まあ、こういう僻み根性がもこっちらしいんですけどね。
「不意打ち」

あくまでナチュラルに接してくる根元さんw
次の授業のことを聞くのって、学生にとっては天気の話題以上の鉄板なんでしょうけど、
これって、もこっちが寝たふりしているということを知ってのことなんでしょうかねえ。

WWWWWうん、ある意味すっごくかわいいw
ていうか、目のクマはそのまんまなのかい!
こんな派手にしなくてもクマさえ消せばそれなりに見えると思うんだけどなあ。
まあ、それはともかく、ここが今回の個人的ベストもこっちですねw

WWWWWさすがネモ、対処が早いw
でもまあ、これはしょうがないと思いますよ。
あんなもこっちを不意打ちでくらったら、
たとえその場で盛大に吹き出してしまっても誰も責められないのではないでしょうかw
ていうか、このもこっちもすげえなw
正面から見るのとはまた違った破壊力がありますねw

WWWWW必死で笑いをこらえているネモがかわいいw
いつも完璧に演じているわけじゃなくって、
隙もあったりするんだなと、改めて気づかされますね。

さすがネモ、そつがないw
いやあ、こういうネモの人間性がどんどんあらわになってくるたびに、
胸のワクワクが止まりませんね。
もう今から次のネモ回が楽しみでしょうがないですよw
彼女の中の闇と光って、意外ともこっちと波長が合うような気がするんですよね。
あと加藤さんって、
元々誰かをコーディネートしたりするのが好きなタイプなのかもしれませんね。
ていうか、将来の夢はメイクアップアーティストだったりして。
三者面談でもそういう話をしていたのかも。

加藤さんの隣にいる南さんの反応が描かれていないのもなんだか気になりますね。
ネモ経由では岡田・清田ライン、
南さん経由で真子・ゆりちゃんラインと交錯しそうですし、
今後の人間関係に目が離せません!
「最後の3学期」

この流れは、喪95「モテないし秋の終わり」の

このシーンと対になっているようで、なかなか興味深かったですね。
それにしても、「最後の3学期」の意味とは……

なにげない「風景コマ」ですけど、この流れで見るとなんだかすごく感傷的な場面ですよね。
単に「3年生が自由登校になったから人が少なくなった」というのとはまた違う、
ある種の喪失感が漂います。

なるほど、そういう意味をこめての「最後の冬」だったわけですね。
気のせいか、もこっちが少し悲しそうな目をしているように見えるのがまた、なんとも切なさを誘います。
ロッカーにもこっちの幻影のようなものが映っているのがまた“エモい”演出だなあ……
ユーミンの曲に「最後の春休み」という名曲があるのですが、
なんだか久々に聴きたくなりましたね。

ひょっとして、この3人の気持ちが初めてひとつになったのが、
この瞬間だったのではないでしょうか。
ここにはなんの誤解もすれ違いもなく、ただひとつの郷愁だけがあったような気がします。

今回の個人的ベストシーン。
なんだかこのままエンドロールが始まってもおかしくないような名シーンだと思いますね。

いやいや、もこっち、無理やり落とさなくていいからw
……そう言いたくなるような「取ってつけたような」オチでしたねw
まあ、これはもこっちなりのテレというか、
むしろ谷川ニコ自身のギャグマンガとしての意地のようなものだと感じましたけどねw
はい、というわけで、「モテないし最後の冬」だったわけですが、
こうして見てくると、予想以上に喪95「モテないし秋の終わり」を意識した構成になっていたような気がします。
登校時のゆりちゃんとの挨拶から始まって、
吉田さんネタやうっちーネタ、智貴をめぐる変態ネタ(笑)などの、各キャラたちの濃いギャグを豊富にちりばめながら、
最後は少しセンチメンタルに締めるというスタイルは、ほぼ前回通りといってもいいのではないでしょうか。
ただ、やっぱりどこか違うんですよ。
たとえば、今回は全体を通してもこっちの存在が前回に比べ希薄だった気がします。
喪95ではもこっちが出てこない話は吉田さんの「判明」だけでした。
今回は「成人式②」「挨拶」と二つもあります。
さらに、うっちーネタである「一目瞭然」では、もこっちはほとんどエピソードに関係なく、
舞台設定として一コマだけに登場するだけです。
で、みんなますますキャラが立ってきているんですねw
ほんと、それぞれが主役張れるんじゃないかというくらい、
吉田さんもうっちーも小宮山さんももこっち以上にはじけています。
最後のエピソードも違いがあります。
「秋の終わり」では一人で下校していたもこっちが、「最後の冬」ではゆりちゃんまこっちと3人で帰っているわけです。
そして、そんな多彩なキャラたちの日常エピソードを全てひっくるめて、「最後の3学期」と締める構成なんですね。
そこには、「秋の終わり」の郷愁以上のある種の諦観があるような気がします。
だって、「秋の終わり」といっても、次は冬が来ることをだれもが知っているわけじゃないですか。
たとえ「冬の終わり」が来ようとも、また新たな春が始まるのはだれもが経験していることじゃないですか。
でも。
「最後」には次がないんです。
3年生編があったとしても、3学期の話はこれが最後。
そういうどこか冷めた視点も見え隠れした回だったと思いますね。
さて、いよいよ、わたモテワールドはさらなる佳境に入りつつあります。
なにより、今回最大の注目点である「席替え」の件は大きな意味を持つと思います。
隣にネモが復帰したのもさることながら、
なんといっても、南さんと加藤さんがここにきて大きくクローズアップされたというのは
なんらかの新たな展開が待っていると見るべきでしょう。
南さんにしても加藤さんにしてもまだその本性はよくわかりません。
でもそれは、これまでもこっちの世界に彼女らが存在しなかったからなんですね。
今回の「席替え」によって、彼女らがどうはじけてくれるのか。
今からすごく楽しみです!
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