私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪104~期待は外してはくるけど、肝心のところは決して外さない~
10月6日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪104に更新されました。
さて、今回はどんな話になっているんでしょうか?
……って、さすがにしらじらしいですねw
前回が「きーちゃん回“予告編”」だったわけですから、当然、今回は「きーちゃん回本編」になっていることでしょう。
まあこれで、いきなり3学期が始まっていたら、そりゃあびっくりですけどw
でも、常にこちらの期待を微妙に外してくる谷川さんではありますが、ここぞというところの本筋は絶対に外さない人なんですよね。
そこは信頼できる作家さんなので、その辺は安心しています。
というわけで、早速見てまいりましょう!
初っ端からまさかの、きーちゃんと弟との初邂逅!
お互い「!」となっているところにもなんだか「おおっ」とちょっと感動してしまいますw
ええ、この段階で新年初対面なのかよw
なんだかあっさりしているというか、冷めているというか……
親戚の家に新年挨拶しにいくときって、普通こんな感じなんでしょうか?
自分のところはわりと、親戚一同みんなで正月きちんと顔をあわせる、みたいなことをずっとやっていたので、この空気はちょっと違和感があります。
まあ今の時代、うちらみたいなほうが特殊なのかもしれませんね。
それにしても、きーちゃんって「お兄ちゃん」って呼ぶんですね。
いとこだと、名前呼びで「智貴くん」もあるかなと思っていたのですが。
まあ、もこっちのことも「お姉ちゃん」と呼んでいますから、このほうが自然といえば自然ですね。
でもなんか、きーちゃんの口から「お兄ちゃん」という言葉が出るのは、どうも変な感じがしてなりませんw
それにしても智貴、1月2日から部活ってすごくありません?どんな強豪校だよw
よっぽど部活動がさかんな学校なんでしょうかね。
うーん、やっぱりこの二人、妙に距離感があるような気がしますね。
特に智貴のほうに「めんどくさい」オーラが出ています。
まあ、彼は親しい男友達以外は誰に対してもどこか引いている感じがありますから、特別きーちゃんだけにというわけでもないのかもしれませんが。
それよりもここは、きーちゃんの「……」の意味がちょっと気になりますよね。
というわけで、今回は「モテないしきーちゃんは普通じゃない」。
なんともすごいタイトルですねw
ていうか、タイトルに具体的なキャラ名が入っているのって初めてなんじゃないでしょうか?
いつもだったら「モテないし普通じゃない」だと思うんですよね。
まあいかにも「きーちゃん回本編」という感じがしていいんですけど、なんか意図があるのかと邪推してしまいます。
この表紙絵もちょっと違う感じがしますよね。
いつものような、なにげない日常の一場面を切り取ったような感じではなく、昔のギャグ漫画風というか、
こういうキャラの立ち絵メインってむしろコミックスの表紙なんかで使われるパターンではないでしょうか。
“強敵”と書いて“しんせき”と読む柱コピーも、なんだかそのイメージに合わせたかのようなへんな「ダサさ」があって、なかなか興味深いです。
あと、きーちゃんの猫ヒゲがすごくかわいいw
羽子板で墨を塗るとか、昭和的なベタさをあえて追求した上でのこの表紙なのかもしれませんね。
WWWWW
着替えるっていうから、二人で初詣にでも行くのかと思いきや、
単に気合い入れているだけかよwww
ていうか、たかが従姉妹の相手するのにそこまで思い詰めなくても……w
とはいえ、このもこっちはちょっといじらしくもありますよね。
「悪夢(きーちゃん)」といえども、やっぱり客人としてもてなすつもりはあるんですから。
ちょっとおしゃれな服を選ぼうとしているのもなんとも微笑ましいです。
さっき、思いっきり寝姿見られていたんだから、いまさら取り繕うこともないはずなんですけどねw
ていうか、今回って喪103のラストからそのまま話がつながっているんですね。
寝起き直後できーちゃん相手は確かにきついなあ……
意図的かはわかりませんが「床に置いてた」きーちゃんのスマホを、思わず見てしまうもこっちw
なんともいい表情していますよね。
確かに小さい頃からしっている従姉妹に異性の影を感じたら、こんな顔をしてしまうかもしれませんw
この時点では、きーちゃんの「恋愛模様」からの切な痛い展開を予想していたのですが……
WWWこのきーちゃんを見るもこっちの表情が最高ですねw
つーか、せっかくの正月なのに、二人で部屋に閉じこもってゲーム三昧かよ!
これ、マジで着替える意味があったんだろうか…
トップのサムネにも使われていたこのシーンですが、
この段階にいたっては、誰だってきーちゃんの恋愛関連ともこっちとの対比で「色恋フェーズ」突入か、と思いますよね?
私だって、これはもこっちが恋愛ごとに目覚める感じで話が動いていくのか!?と思わず手に汗を握りましたよw
で、これはかなり“痛い”話になるぞ、なにしろきーちゃん回だし!と覚悟を決めたのにもかかわらず……
「友達になってくれ」
うーん、なんとも心苦しい言葉ですwこういう微妙な言い方って、あとから悲劇を呼ぶんですよねえ……
まあ、きーちゃんは当然モテるでしょうし、その手の男の子は引き手数多でしょう。
だからこそ、このもこっちの反応は当然だともいえると思うのですが……
でました、サイコきーちゃんw
「友達だよ」ってw
単なる友達を「コウヘイ」なんて名前で登録するのかよwww
まあ、この子の場合、無自覚でこう思ってそうだから怖いんですが…
ホント、コウヘイ君には同情しますよw
これは怖い。怖すぎます。他のことしたくないって……
いくら単なる友達だとしても、この扱いはないだろうに。
「家に帰ってから返信する」とか言っていましたけど、それじゃあ、1日どころか2日以上待たせるってことじゃねーか。
メール返信なんてそんな何分もかからないだろ!そのくらいの手間さえ惜しむのかよ…
ホント、コウヘイ君には同情を禁じ得ません……
本来なら、そこまで自分を慕ってくれているわけですから嬉しいことなんでしょうけど、
そりゃあもこっちも「……」となりますよね。完全にストーカー気質のセリフですもん。
WWWWW
ああなるほど、怖いというより、理解できないんですねw
嘘でもいいから、なんで自分に自慢してこないのかがw
ある意味、「色恋フェーズ」ともいえますが、こういう展開はちょっと予想外でしたね。
きーちゃんを恋愛方面的にも「サイコ」よりにすることで、もこっちとのズレを際立たせるわけですか。
嘘モテ自慢wwwなにげにすごいフレーズだなw
しかしそうか、2年前のアレがある種のトラウマになって、
そういったことに何も感じなくなっているのではないかと疑い始めているわけですね。
確かに、中学2年生にしては幼すぎる感がありますし、小学生で精神年齢が止まってしまっているという可能性もなくはないかも。
えーw
まさかの「真子っち」パターン?
まあさすがのもこっちも「きーちゃんって人は本物ですか?」と短絡的にならずに、
「男だったら弟(智貴)みたいな奴」がタイプかと解釈するわけですが……
(なんで自分みたいな人なら即、弟、となるのかよくわかりませんがw)
WWWWW
なるほど、冒頭の智貴への「……」はこれの伏線だったわけですねw
もこっちの冷や汗が妙に笑えますw
それにしても、今さっき初めて会ったみたいな言い方ですよね、これ。
ひょっとすると、今まで弟ときーちゃんの接点ってほとんどなかったのかもしれません。
だからかもしれませんが、きーちゃんってあまり人を見る目がないのかなという気もします。
もこっちと似ているかどうかは別としても、どう考えてもあの弟が「普通」だとは思えないんですがw
ああ、なるほど。「ほっとけない感じ」を恋のような感情とごっちゃにしているんですね。
うーん、ますます小学生っぽいメンタリティーだなあ。
それにしても、目を伏せるきーちゃんってなんかへんな感じですね。逆に大人っぽく見えるというか。
あのサイコ目こそが彼女を幼く見せているのかもしれませんね。
WWWWWまあ、そう思うわなw
もこっちにしたら、中学生にもなってこういう性未分化的なスタンスというのは理解不能の世界なんでしょう。
WWWWWなんだこのきーちゃんw
これじゃあサイコというよりむしろAIだろw
(カチカチという機械音もきーちゃん自身が発しているとしか思えんw)
これは客観的な描写じゃなく、完全にもこっちの主観入りまくりの表情ですよねw
それにしても、このもこっちの思考はなかなか感慨深いです。
単純にきーちゃん怖い、じゃなく、自分のせいでこうなったのでは?という発想は、それこそ2年前にはなかった考え方ではないでしょうか。
見逃しやすいところですけど、こういうちょっとした所にもこっちの「成長」が見えるんですよね。
ていうか、あんな土下座と駄菓子屋でのもこっちを見たら、多感な子供なら誰だって情緒不安定になるじゃないかなあw
WWWWW妙な使命感が生まれとるwww
今回のキーワードは「普通」ですね。
普通の女の子とはどういう子のことをいうんでしょう?
それは誰と比べての普通なんでしょう?
そう考えるとけっこう深いテーマだとも思うんですけど、
ここはもこっちがこのセリフを言っていることでギャグになっているわけですよね。
お前がいうなみたいなw
WWWWWメスサイドってwww
谷川さんってこういうパターンのネタ好きですよねw
ブックオブの「おい売れよ」とかw
個人的ベストもこっち。
なんかこれだけ見ると、普通にいいお姉さんしていません?
生足も色っぽいし、きーちゃんとの比較のせいか、すっごく大人っぽいもこっちですよね。
でも「ときメモ」的なあれって、「もう中二だしそろそろいいんじゃない?」というようなニュアンスのものかなあw
何かが違う気がしますw
なんという恐ろしい計画なんだ……www
「今後与し易い」ってw
ていうか、当初の「普通の女の子に戻す」という目的からかなり外れてきているんだがw
おいw
どういう理屈だよwさっきの「私のせいもあるのか」はどこいったんだw
「成長」が見えるとかいっていた俺がバカみたいじゃねーかw
それにしても、このきーちゃんは……w
果たして、“今よりマシ”なのかは意見が分かれるところかもしれませんw
ああ、こういうのは嫌ですねえ。
いえ、こういう風に後ろから自分のプレイスタイルを監視されるってすっごく居心地悪くありません?
特にこういうその人の「人間性」が出るようなゲームって、自分の性癖を晒しているようでなんとも恥ずかしい感じがしちゃうんですよ。
実はきーちゃんのこの「バランス型」、私のやり方にちょっと似ているんです。
自分もこういうふうに全てを無難に進めていきたいタイプなんですよ。
で、お前つまんねーやり方するなあと呆れられるというw
まあたぶん、楽しみ方を知らないんでしょうね。なんというか、ゲーム内でも嫌われたくないんですよ。
もともと自分はあまりゲームってしないんですが、
特にこういうシミュレーションというか育成ゲーム的なものは苦手ですねえ。
やべえ、これマジで俺だわw
いえ、この男の子が、ということではなく、このきーちゃんのプレイスタイルが、ですよw
いや、本当にこういう選択肢が出たら絶対同じものを選びますね。
「人それぞれだと思うよ」なんてリアルでも口癖のように言っている気がしますw
うわー、こうしてみると、自分ってなんて凡庸でつまらない人間なんだろう…
WWWWW
そりゃあゲーマーなもこっちにしたら、信じられないやり方なんでしょうね。
驚いている表情があまりにもリアルすぎますw
(こ、こんなやり方があったとは…!)みたいなw
プレーに人間味を感じないwww
ゲームで人間性を判断されたくないわ、とも思いますけど、
嫌われてもいないが好かれてもいないって、これリアルな自分とちょっとダブる感じがして、
少し複雑なんですよねえ……
まあ、第三者からはそう見えますよねw
このきーちゃんの「凄く面白いよ」はそのままセリフどうりとっていいのか、もこっちに気を使っているのか、判断が分かれるところかもしれませんけど、この感じからすると、天然ぽいですよね。
本人は普通に「ザ・バランス型」を楽しんでいるのかもしれませんw
(そもそも恋愛成就ゲームとも思っていないようですが)
うわ、なんというつまらないエンディングwしかも2流大学ってwww
これにはさすがにひどいと思うわwある意味、最悪のバッドエンドだろw
「風の噂で」とかエンディングで一番聴きたくない言葉としか言いようがないw
WWWWW闇しか見えないwww
まあ、あの「卒業エンド」を「クリアできたよ」というくらいだからなあ。
でも「ゲームを通してきーちゃんの中身を見たかった」ていうのも、
これはこれで闇が深い言葉だと思いますけどねw
なんだよ“きーちゃんの中身”ってw
ちょっと面白そうですね、きーちゃんを落とす恋愛ゲーム。
むちゃくちゃクリア条件が厳しくて、とんでもないクソゲーになりそうですがw
いつのまにか、こんな暗くなっていたのかよw
1月2日をゲームオンリーって、もう立派なダメ人間としか言いようがないw
それにしても「動物はだいたい好きだよ」って普通ならすごく微笑ましいセリフだと思うんですが、
きーちゃんがいうと、なんだかサイコ臭がしてきますよねw
ところで、智貴は部活午前中とかいっていましたけど、こんな時間までなにしていたんでしょう?
WWWWWWW唐突すぎるわw
あまりに唐突すぎて、笑いながらも次のコマ見るまでまったく意味がわかりませんでしたよw
ついに気が狂ったのかとw
なんというクソゲーwww
いや、糞ゲーかw
ていうか、この恋愛ゲームやばすぎでしょ。
完全にご主人様と犬じゃないですか……
もはや、人間でプレイするよりも手っ取り早く犬に転生したほうが近道なんじゃないでしょうかね?
(そういう裏ルートがあったりして)
WWWWWWW
はい、ここが今回の一番笑ったシーンですw
「犬系男子って野グソするような奴じゃねーだろ」
この智貴の冷静すぎるツッコミが最高ですw
てか、ここのもこっち、さっきのぐるぐる目よりも怖いんだが…
きーちゃんを先にお風呂に行かせて、ようやく一息つくもこっち。
いいですよね、なんか素に戻ったというか。
智貴のところのいたもこっちがあまりに電波汚染(笑)されていただけに、ここはなんだか見ているほうがほっとしてしまいますw
うん、ここが個人的今回のベストシーンかも。
ここで初めて検索するもこっちw
ひょっとして、マジで犬系男子って外で平気でウンコするような男子だと思っていたのか?www
まあそういう私も、今回で初めて「犬系男子」というカテゴリーを知った口なんですけどね。
たぶん、google検索窓に「犬系男子」と打ち込むのは、これが最初で最後でしょうw
WWWWWきーちゃん怖すぎだろw
このあと、犬系男子君がどうなったのかが心配です…
ていうか、もこっち、こういうのは好みじゃないっていうなら、
なんで「野グソするような奴」のほうは好みだと思ったんだよwww
WWWWWきーちゃんって何?ってWWWそこからかよw
でもそうか。従姉妹なんだし10年以上は付き合いあるのか…
うーん、当たり前といえば当たり前なんですが、なんかきーちゃん相手だとピンときませんね。
小学生上がる前とかどんな感じだったんだろう……
まあ、10年以上といっても、1年にせいぜい2~3回程度しか会わないわけですし、
人となりをよく知らなくてもおかしくはないですけどね。
ましてや小学生くらいのときですからねえ。
で、ここでもこっちは「きーちゃん」自身について“検索”を始めるわけですね。うーん、深い!
でもなんだか、途中からゲシュタルト崩壊し始めていますがw
ワタシ…イヌ…ドウブツ…ペット…ケモノ…
…って、いかん、文字を打っているうちに自分もなんだか言葉認識が危うくなってきた…
(ずっとカタカナばかり打っていると頭が変な風にトリップしません?)
WWWWW二人とも表情も絶妙ですねw
もう、このコマだけでもずっと笑っていられますw
もこっちのタイが緩んでいますけど、きっと気も緩んでいたんだろうなあw
WWWWW
いつの間にか、検索キーワードが変わってんじゃねーかw
思わずこっちも、「ケモナー メスケモ」で検索しちゃいましたよw
ていうか、ケモナーはともかく、どこからメスケモなんてフレーズが出てきたんだか…
あと、きーちゃんの表情がそれほど変わっていないことに注目ですね。
お姉ちゃんああいうのが好きなんだーwww
もはや定番のアンジャッシュネタですが、あながち勘違いでもないかもしれないんですよね。
もこっちの目をみていても、完全に本来の目的を忘れて没頭している感じだしw
でも、この連続3コマはなかなか興味深いですね。
きーちゃんの目が普通なんですよね。サイコきーちゃんになっていないんです。
で、「ああいうのが好き」なもこっちにびっくりしながらもそのまま受け入れようとするわけです。
気づかれないようにそーっと部屋から出るところにもそんな姿勢がみて取れますよね。
智貴にまったく気づいていないのもなんだか面白いですね。
きーちゃんにとって、「普通の人」である智くんは対象外ということなんでしょう。
ここで初めて、きーちゃんの中身が少し見えた気がしました。
なるほど、私たちわたモテファンが、もこっちに対して抱く想いと基本的に変わらないじゃないですかw
おいおい、パソコン壊れるぞw
まさかもこっちともあろうものが「緊急エスケープ画面」も用意していないとは!
お母さんにエロ音声聞かれたときの教訓がまったく生かされていないんですねw
きーちゃんこえええwww
しかも、悪気があるわけではなく、
「恥ずかしがらずに私に全てをさらけ出してもいいんだよ、お姉ちゃん」的な善意からくるところが余計に怖すぎますw
WWWWWWW
ここは最後まで、「犬系男子って野グソするような奴じゃねーだろ」と、
今回、一番笑ったシーンを争ったところなんですよねーw
ほんの鼻差で智貴のツッコミに軍配があがりましたけど、
このもこっちの「カミングアウトしてきた」なんか、むちゃくちゃツボですね。
あまりに唐突な告白なのに、なんか妙にあっさりと受け止めている感が最高ですw
ていうか、きーちゃんも少しは会話の流れってものを意識しろよw なんの脈絡もねーじゃねーかw
これじゃあ、ワタシ、オネエチャンガ、エッチナドウブツノエヲミテタノ、シッテルヨと言っているも同然ですよねw
WWWなんだこのアップwww
単なる白黒の楕円の組み合わせがこんなに怖く感じるとはwww
てか、そんな会話嫌すぎるwww
お互い、勘違いしたまんま理解し始めたかのような二人ですwww
上っ面の会話で繕いながらも、お互いの本音が変に呼応しあっているのもなんだかおかしいですねw
どちらも自分のほうが「普通」であると思い込みながらも、
「普通」とは違う相手をちゃんと受け入れようとしている姿に、奇妙な感動すら覚えてしまいます。
はい、というわけで前回予告編からの「きーちゃん回本編」だったわけですが、いや~最高でしたね。
期待していたもこっち以外のキャラとの絡みこそなかったものの、今までの「夏休みきーちゃん回」とはまた違った面白さと魅力に満ち溢れていた話だったと思います。
今回のもこっちは、今までのようにきーちゃんに対して「マウントポジション」を取りに行くのではなく、
「きーちゃんって何?」(笑)とばかりに“きーちゃんの中身”を知ろうとしていたのがすごく新鮮でしたし、
あの夏休みからの確かな成長も感じられて、ある意味、すごく爽やかな気分にさせられた回でしたね。
そうそう、
こんなスキンシップをするもこっちなんて、今までありました?
どっちが上の立場か、なんてイライラしていたあの夏休みが、もう遥か遠くに感じられますよw
また、きーちゃんも前とは違って、ある種の「人間性」が垣間見れた気がして興味深かったです。
『やっぱり普通の人とは違ってお姉ちゃんはいつも私をびっくりさせるなー』
きーちゃんの内面がここまでストレートに語られたのも初めてのような気がしますね。
ある意味、「サイコ」的な怖さはより増してきているのに、その反面、彼女なりの思考回路みたいなものもちゃんと見え始めているわけですよ。
今までのきーちゃん回は、もこっちの歪んだ虚栄心と劣等感からくる「痛さ」を笑うパターンでした。
それが今回は、お互いをもっときちんと知ろうとするも、どこかかみ合わない「おかしさ」を笑う方向性に変わっています。
理解できないと思いながらも、それでもなんとか理解しようとしている姿が滑稽ながらも愛おしくもあるわけですよね。
こういう方向転換はえてして、妙に湿っぽい“いい話”系でお茶を濁されやすいと思うのですが、
そこはわたモテ、変に安い展開にはならずにキレまくりのギャグできっちり笑わせてくれるのですから、さすがですよね。
いや~、特に新キャラと絡めなくても、こんな新鮮なきーちゃんもあるのですね。本当にもう感心しきりでした。
確かにきーちゃんと弟との絡みももっと見たかったです。吉田さんやゆりちゃんとの絡みも見たいです。
でも、こちらの期待を外してはくるけど、肝心のところは必ず外さないのがわたモテなんです。
今までの「きーちゃん回」とはまた違う、
新たな「きーちゃん回」の誕生に心躍らされずにはいられません!
コミックス第10巻は、10月22日発売です!
さて、今回はどんな話になっているんでしょうか?
……って、さすがにしらじらしいですねw
前回が「きーちゃん回“予告編”」だったわけですから、当然、今回は「きーちゃん回本編」になっていることでしょう。
まあこれで、いきなり3学期が始まっていたら、そりゃあびっくりですけどw
でも、常にこちらの期待を微妙に外してくる谷川さんではありますが、ここぞというところの本筋は絶対に外さない人なんですよね。
そこは信頼できる作家さんなので、その辺は安心しています。
というわけで、早速見てまいりましょう!

初っ端からまさかの、きーちゃんと弟との初邂逅!
お互い「!」となっているところにもなんだか「おおっ」とちょっと感動してしまいますw

ええ、この段階で新年初対面なのかよw
なんだかあっさりしているというか、冷めているというか……
親戚の家に新年挨拶しにいくときって、普通こんな感じなんでしょうか?
自分のところはわりと、親戚一同みんなで正月きちんと顔をあわせる、みたいなことをずっとやっていたので、この空気はちょっと違和感があります。
まあ今の時代、うちらみたいなほうが特殊なのかもしれませんね。
それにしても、きーちゃんって「お兄ちゃん」って呼ぶんですね。
いとこだと、名前呼びで「智貴くん」もあるかなと思っていたのですが。
まあ、もこっちのことも「お姉ちゃん」と呼んでいますから、このほうが自然といえば自然ですね。
でもなんか、きーちゃんの口から「お兄ちゃん」という言葉が出るのは、どうも変な感じがしてなりませんw
それにしても智貴、1月2日から部活ってすごくありません?どんな強豪校だよw
よっぽど部活動がさかんな学校なんでしょうかね。

うーん、やっぱりこの二人、妙に距離感があるような気がしますね。
特に智貴のほうに「めんどくさい」オーラが出ています。
まあ、彼は親しい男友達以外は誰に対してもどこか引いている感じがありますから、特別きーちゃんだけにというわけでもないのかもしれませんが。
それよりもここは、きーちゃんの「……」の意味がちょっと気になりますよね。

というわけで、今回は「モテないしきーちゃんは普通じゃない」。
なんともすごいタイトルですねw
ていうか、タイトルに具体的なキャラ名が入っているのって初めてなんじゃないでしょうか?
いつもだったら「モテないし普通じゃない」だと思うんですよね。
まあいかにも「きーちゃん回本編」という感じがしていいんですけど、なんか意図があるのかと邪推してしまいます。
この表紙絵もちょっと違う感じがしますよね。
いつものような、なにげない日常の一場面を切り取ったような感じではなく、昔のギャグ漫画風というか、
こういうキャラの立ち絵メインってむしろコミックスの表紙なんかで使われるパターンではないでしょうか。
“強敵”と書いて“しんせき”と読む柱コピーも、なんだかそのイメージに合わせたかのようなへんな「ダサさ」があって、なかなか興味深いです。
あと、きーちゃんの猫ヒゲがすごくかわいいw
羽子板で墨を塗るとか、昭和的なベタさをあえて追求した上でのこの表紙なのかもしれませんね。

WWWWW
着替えるっていうから、二人で初詣にでも行くのかと思いきや、
単に気合い入れているだけかよwww
ていうか、たかが従姉妹の相手するのにそこまで思い詰めなくても……w
とはいえ、このもこっちはちょっといじらしくもありますよね。
「悪夢(きーちゃん)」といえども、やっぱり客人としてもてなすつもりはあるんですから。
ちょっとおしゃれな服を選ぼうとしているのもなんとも微笑ましいです。
さっき、思いっきり寝姿見られていたんだから、いまさら取り繕うこともないはずなんですけどねw
ていうか、今回って喪103のラストからそのまま話がつながっているんですね。
寝起き直後できーちゃん相手は確かにきついなあ……

意図的かはわかりませんが「床に置いてた」きーちゃんのスマホを、思わず見てしまうもこっちw
なんともいい表情していますよね。
確かに小さい頃からしっている従姉妹に異性の影を感じたら、こんな顔をしてしまうかもしれませんw
この時点では、きーちゃんの「恋愛模様」からの切な痛い展開を予想していたのですが……

WWWこのきーちゃんを見るもこっちの表情が最高ですねw
つーか、せっかくの正月なのに、二人で部屋に閉じこもってゲーム三昧かよ!
これ、マジで着替える意味があったんだろうか…

トップのサムネにも使われていたこのシーンですが、
この段階にいたっては、誰だってきーちゃんの恋愛関連ともこっちとの対比で「色恋フェーズ」突入か、と思いますよね?
私だって、これはもこっちが恋愛ごとに目覚める感じで話が動いていくのか!?と思わず手に汗を握りましたよw
で、これはかなり“痛い”話になるぞ、なにしろきーちゃん回だし!と覚悟を決めたのにもかかわらず……

「友達になってくれ」
うーん、なんとも心苦しい言葉ですwこういう微妙な言い方って、あとから悲劇を呼ぶんですよねえ……
まあ、きーちゃんは当然モテるでしょうし、その手の男の子は引き手数多でしょう。
だからこそ、このもこっちの反応は当然だともいえると思うのですが……

でました、サイコきーちゃんw
「友達だよ」ってw
単なる友達を「コウヘイ」なんて名前で登録するのかよwww
まあ、この子の場合、無自覚でこう思ってそうだから怖いんですが…
ホント、コウヘイ君には同情しますよw

これは怖い。怖すぎます。他のことしたくないって……
いくら単なる友達だとしても、この扱いはないだろうに。
「家に帰ってから返信する」とか言っていましたけど、それじゃあ、1日どころか2日以上待たせるってことじゃねーか。
メール返信なんてそんな何分もかからないだろ!そのくらいの手間さえ惜しむのかよ…
ホント、コウヘイ君には同情を禁じ得ません……
本来なら、そこまで自分を慕ってくれているわけですから嬉しいことなんでしょうけど、
そりゃあもこっちも「……」となりますよね。完全にストーカー気質のセリフですもん。

WWWWW
ああなるほど、怖いというより、理解できないんですねw
嘘でもいいから、なんで自分に自慢してこないのかがw
ある意味、「色恋フェーズ」ともいえますが、こういう展開はちょっと予想外でしたね。
きーちゃんを恋愛方面的にも「サイコ」よりにすることで、もこっちとのズレを際立たせるわけですか。

嘘モテ自慢wwwなにげにすごいフレーズだなw
しかしそうか、2年前のアレがある種のトラウマになって、
そういったことに何も感じなくなっているのではないかと疑い始めているわけですね。
確かに、中学2年生にしては幼すぎる感がありますし、小学生で精神年齢が止まってしまっているという可能性もなくはないかも。

えーw
まさかの「真子っち」パターン?
まあさすがのもこっちも「きーちゃんって人は本物ですか?」と短絡的にならずに、
「男だったら弟(智貴)みたいな奴」がタイプかと解釈するわけですが……
(なんで自分みたいな人なら即、弟、となるのかよくわかりませんがw)

WWWWW
なるほど、冒頭の智貴への「……」はこれの伏線だったわけですねw
もこっちの冷や汗が妙に笑えますw
それにしても、今さっき初めて会ったみたいな言い方ですよね、これ。
ひょっとすると、今まで弟ときーちゃんの接点ってほとんどなかったのかもしれません。
だからかもしれませんが、きーちゃんってあまり人を見る目がないのかなという気もします。
もこっちと似ているかどうかは別としても、どう考えてもあの弟が「普通」だとは思えないんですがw

ああ、なるほど。「ほっとけない感じ」を恋のような感情とごっちゃにしているんですね。
うーん、ますます小学生っぽいメンタリティーだなあ。
それにしても、目を伏せるきーちゃんってなんかへんな感じですね。逆に大人っぽく見えるというか。
あのサイコ目こそが彼女を幼く見せているのかもしれませんね。

WWWWWまあ、そう思うわなw
もこっちにしたら、中学生にもなってこういう性未分化的なスタンスというのは理解不能の世界なんでしょう。

WWWWWなんだこのきーちゃんw
これじゃあサイコというよりむしろAIだろw
(カチカチという機械音もきーちゃん自身が発しているとしか思えんw)
これは客観的な描写じゃなく、完全にもこっちの主観入りまくりの表情ですよねw
それにしても、このもこっちの思考はなかなか感慨深いです。
単純にきーちゃん怖い、じゃなく、自分のせいでこうなったのでは?という発想は、それこそ2年前にはなかった考え方ではないでしょうか。
見逃しやすいところですけど、こういうちょっとした所にもこっちの「成長」が見えるんですよね。
ていうか、あんな土下座と駄菓子屋でのもこっちを見たら、多感な子供なら誰だって情緒不安定になるじゃないかなあw

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今回のキーワードは「普通」ですね。
普通の女の子とはどういう子のことをいうんでしょう?
それは誰と比べての普通なんでしょう?
そう考えるとけっこう深いテーマだとも思うんですけど、
ここはもこっちがこのセリフを言っていることでギャグになっているわけですよね。
お前がいうなみたいなw

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谷川さんってこういうパターンのネタ好きですよねw
ブックオブの「おい売れよ」とかw

個人的ベストもこっち。
なんかこれだけ見ると、普通にいいお姉さんしていません?
生足も色っぽいし、きーちゃんとの比較のせいか、すっごく大人っぽいもこっちですよね。
でも「ときメモ」的なあれって、「もう中二だしそろそろいいんじゃない?」というようなニュアンスのものかなあw
何かが違う気がしますw

なんという恐ろしい計画なんだ……www
「今後与し易い」ってw
ていうか、当初の「普通の女の子に戻す」という目的からかなり外れてきているんだがw

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どういう理屈だよwさっきの「私のせいもあるのか」はどこいったんだw
「成長」が見えるとかいっていた俺がバカみたいじゃねーかw
それにしても、このきーちゃんは……w
果たして、“今よりマシ”なのかは意見が分かれるところかもしれませんw

ああ、こういうのは嫌ですねえ。
いえ、こういう風に後ろから自分のプレイスタイルを監視されるってすっごく居心地悪くありません?
特にこういうその人の「人間性」が出るようなゲームって、自分の性癖を晒しているようでなんとも恥ずかしい感じがしちゃうんですよ。
実はきーちゃんのこの「バランス型」、私のやり方にちょっと似ているんです。
自分もこういうふうに全てを無難に進めていきたいタイプなんですよ。
で、お前つまんねーやり方するなあと呆れられるというw
まあたぶん、楽しみ方を知らないんでしょうね。なんというか、ゲーム内でも嫌われたくないんですよ。
もともと自分はあまりゲームってしないんですが、
特にこういうシミュレーションというか育成ゲーム的なものは苦手ですねえ。

やべえ、これマジで俺だわw
いえ、この男の子が、ということではなく、このきーちゃんのプレイスタイルが、ですよw
いや、本当にこういう選択肢が出たら絶対同じものを選びますね。
「人それぞれだと思うよ」なんてリアルでも口癖のように言っている気がしますw
うわー、こうしてみると、自分ってなんて凡庸でつまらない人間なんだろう…

WWWWW
そりゃあゲーマーなもこっちにしたら、信じられないやり方なんでしょうね。
驚いている表情があまりにもリアルすぎますw
(こ、こんなやり方があったとは…!)みたいなw

プレーに人間味を感じないwww
ゲームで人間性を判断されたくないわ、とも思いますけど、
嫌われてもいないが好かれてもいないって、これリアルな自分とちょっとダブる感じがして、
少し複雑なんですよねえ……

まあ、第三者からはそう見えますよねw
このきーちゃんの「凄く面白いよ」はそのままセリフどうりとっていいのか、もこっちに気を使っているのか、判断が分かれるところかもしれませんけど、この感じからすると、天然ぽいですよね。
本人は普通に「ザ・バランス型」を楽しんでいるのかもしれませんw
(そもそも恋愛成就ゲームとも思っていないようですが)

うわ、なんというつまらないエンディングwしかも2流大学ってwww
これにはさすがにひどいと思うわwある意味、最悪のバッドエンドだろw
「風の噂で」とかエンディングで一番聴きたくない言葉としか言いようがないw

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まあ、あの「卒業エンド」を「クリアできたよ」というくらいだからなあ。
でも「ゲームを通してきーちゃんの中身を見たかった」ていうのも、
これはこれで闇が深い言葉だと思いますけどねw
なんだよ“きーちゃんの中身”ってw

ちょっと面白そうですね、きーちゃんを落とす恋愛ゲーム。
むちゃくちゃクリア条件が厳しくて、とんでもないクソゲーになりそうですがw

いつのまにか、こんな暗くなっていたのかよw
1月2日をゲームオンリーって、もう立派なダメ人間としか言いようがないw
それにしても「動物はだいたい好きだよ」って普通ならすごく微笑ましいセリフだと思うんですが、
きーちゃんがいうと、なんだかサイコ臭がしてきますよねw
ところで、智貴は部活午前中とかいっていましたけど、こんな時間までなにしていたんでしょう?

WWWWWWW唐突すぎるわw
あまりに唐突すぎて、笑いながらも次のコマ見るまでまったく意味がわかりませんでしたよw
ついに気が狂ったのかとw

なんというクソゲーwww
いや、糞ゲーかw
ていうか、この恋愛ゲームやばすぎでしょ。
完全にご主人様と犬じゃないですか……
もはや、人間でプレイするよりも手っ取り早く犬に転生したほうが近道なんじゃないでしょうかね?
(そういう裏ルートがあったりして)

WWWWWWW
はい、ここが今回の一番笑ったシーンですw
「犬系男子って野グソするような奴じゃねーだろ」
この智貴の冷静すぎるツッコミが最高ですw
てか、ここのもこっち、さっきのぐるぐる目よりも怖いんだが…

きーちゃんを先にお風呂に行かせて、ようやく一息つくもこっち。
いいですよね、なんか素に戻ったというか。
智貴のところのいたもこっちがあまりに電波汚染(笑)されていただけに、ここはなんだか見ているほうがほっとしてしまいますw
うん、ここが個人的今回のベストシーンかも。

ここで初めて検索するもこっちw
ひょっとして、マジで犬系男子って外で平気でウンコするような男子だと思っていたのか?www
まあそういう私も、今回で初めて「犬系男子」というカテゴリーを知った口なんですけどね。
たぶん、google検索窓に「犬系男子」と打ち込むのは、これが最初で最後でしょうw

WWWWWきーちゃん怖すぎだろw
このあと、犬系男子君がどうなったのかが心配です…
ていうか、もこっち、こういうのは好みじゃないっていうなら、
なんで「野グソするような奴」のほうは好みだと思ったんだよwww

WWWWWきーちゃんって何?ってWWWそこからかよw
でもそうか。従姉妹なんだし10年以上は付き合いあるのか…
うーん、当たり前といえば当たり前なんですが、なんかきーちゃん相手だとピンときませんね。
小学生上がる前とかどんな感じだったんだろう……
まあ、10年以上といっても、1年にせいぜい2~3回程度しか会わないわけですし、
人となりをよく知らなくてもおかしくはないですけどね。
ましてや小学生くらいのときですからねえ。

で、ここでもこっちは「きーちゃん」自身について“検索”を始めるわけですね。うーん、深い!
でもなんだか、途中からゲシュタルト崩壊し始めていますがw
ワタシ…イヌ…ドウブツ…ペット…ケモノ…
…って、いかん、文字を打っているうちに自分もなんだか言葉認識が危うくなってきた…
(ずっとカタカナばかり打っていると頭が変な風にトリップしません?)

WWWWW二人とも表情も絶妙ですねw
もう、このコマだけでもずっと笑っていられますw
もこっちのタイが緩んでいますけど、きっと気も緩んでいたんだろうなあw

WWWWW
いつの間にか、検索キーワードが変わってんじゃねーかw
思わずこっちも、「ケモナー メスケモ」で検索しちゃいましたよw
ていうか、ケモナーはともかく、どこからメスケモなんてフレーズが出てきたんだか…
あと、きーちゃんの表情がそれほど変わっていないことに注目ですね。

お姉ちゃんああいうのが好きなんだーwww
もはや定番のアンジャッシュネタですが、あながち勘違いでもないかもしれないんですよね。
もこっちの目をみていても、完全に本来の目的を忘れて没頭している感じだしw
でも、この連続3コマはなかなか興味深いですね。
きーちゃんの目が普通なんですよね。サイコきーちゃんになっていないんです。
で、「ああいうのが好き」なもこっちにびっくりしながらもそのまま受け入れようとするわけです。
気づかれないようにそーっと部屋から出るところにもそんな姿勢がみて取れますよね。
智貴にまったく気づいていないのもなんだか面白いですね。
きーちゃんにとって、「普通の人」である智くんは対象外ということなんでしょう。

ここで初めて、きーちゃんの中身が少し見えた気がしました。
なるほど、私たちわたモテファンが、もこっちに対して抱く想いと基本的に変わらないじゃないですかw

おいおい、パソコン壊れるぞw
まさかもこっちともあろうものが「緊急エスケープ画面」も用意していないとは!
お母さんにエロ音声聞かれたときの教訓がまったく生かされていないんですねw

きーちゃんこえええwww
しかも、悪気があるわけではなく、
「恥ずかしがらずに私に全てをさらけ出してもいいんだよ、お姉ちゃん」的な善意からくるところが余計に怖すぎますw

WWWWWWW
ここは最後まで、「犬系男子って野グソするような奴じゃねーだろ」と、
今回、一番笑ったシーンを争ったところなんですよねーw
ほんの鼻差で智貴のツッコミに軍配があがりましたけど、
このもこっちの「カミングアウトしてきた」なんか、むちゃくちゃツボですね。
あまりに唐突な告白なのに、なんか妙にあっさりと受け止めている感が最高ですw
ていうか、きーちゃんも少しは会話の流れってものを意識しろよw なんの脈絡もねーじゃねーかw
これじゃあ、ワタシ、オネエチャンガ、エッチナドウブツノエヲミテタノ、シッテルヨと言っているも同然ですよねw

WWWなんだこのアップwww
単なる白黒の楕円の組み合わせがこんなに怖く感じるとはwww
てか、そんな会話嫌すぎるwww

お互い、勘違いしたまんま理解し始めたかのような二人ですwww
上っ面の会話で繕いながらも、お互いの本音が変に呼応しあっているのもなんだかおかしいですねw
どちらも自分のほうが「普通」であると思い込みながらも、
「普通」とは違う相手をちゃんと受け入れようとしている姿に、奇妙な感動すら覚えてしまいます。
はい、というわけで前回予告編からの「きーちゃん回本編」だったわけですが、いや~最高でしたね。
期待していたもこっち以外のキャラとの絡みこそなかったものの、今までの「夏休みきーちゃん回」とはまた違った面白さと魅力に満ち溢れていた話だったと思います。
今回のもこっちは、今までのようにきーちゃんに対して「マウントポジション」を取りに行くのではなく、
「きーちゃんって何?」(笑)とばかりに“きーちゃんの中身”を知ろうとしていたのがすごく新鮮でしたし、
あの夏休みからの確かな成長も感じられて、ある意味、すごく爽やかな気分にさせられた回でしたね。
そうそう、

こんなスキンシップをするもこっちなんて、今までありました?
どっちが上の立場か、なんてイライラしていたあの夏休みが、もう遥か遠くに感じられますよw
また、きーちゃんも前とは違って、ある種の「人間性」が垣間見れた気がして興味深かったです。
『やっぱり普通の人とは違ってお姉ちゃんはいつも私をびっくりさせるなー』
きーちゃんの内面がここまでストレートに語られたのも初めてのような気がしますね。
ある意味、「サイコ」的な怖さはより増してきているのに、その反面、彼女なりの思考回路みたいなものもちゃんと見え始めているわけですよ。
今までのきーちゃん回は、もこっちの歪んだ虚栄心と劣等感からくる「痛さ」を笑うパターンでした。
それが今回は、お互いをもっときちんと知ろうとするも、どこかかみ合わない「おかしさ」を笑う方向性に変わっています。
理解できないと思いながらも、それでもなんとか理解しようとしている姿が滑稽ながらも愛おしくもあるわけですよね。
こういう方向転換はえてして、妙に湿っぽい“いい話”系でお茶を濁されやすいと思うのですが、
そこはわたモテ、変に安い展開にはならずにキレまくりのギャグできっちり笑わせてくれるのですから、さすがですよね。
いや~、特に新キャラと絡めなくても、こんな新鮮なきーちゃんもあるのですね。本当にもう感心しきりでした。
確かにきーちゃんと弟との絡みももっと見たかったです。吉田さんやゆりちゃんとの絡みも見たいです。
でも、こちらの期待を外してはくるけど、肝心のところは必ず外さないのがわたモテなんです。
今までの「きーちゃん回」とはまた違う、
新たな「きーちゃん回」の誕生に心躍らされずにはいられません!
コミックス第10巻は、10月22日発売です!
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