私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪98~ノーガードではきつい冬の雨~
6月16日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪98に更新されました。
前回の衝撃の余波が未だ残っている最中での今回の更新。
多くのファンが、次はどういう話になるのかと注目していたかと思います。
私はといえば、次は絶対くだらない下ネタ満載の話を持ってくるに違いないと思っていましたw
もう何度言ってきたかわかりませんが、すっごく「バランス」を大事にする作家さんですし、
何より、こちらの期待に肩透かしで応えるのが、ある種作風になっているような人ですからね。
やっぱり井口さんあたりが有力候補かなとか、
そうすると紗弥加も絡むかもとか、あれこれ予測していたりもしていたわけです。
(今のワタモテってそういう「展開」を予想する楽しみがありますよね)
……ところが、今回のタイトルは「モテないし冬の雨」なんですよ。
しかもこの始まりからして、なんかテンション低めなわけですよ。
お?まさかの2連続「痛い」系か?とちょっと身構えてしまっても仕方ないですよね。
まあ、こちらの期待の裏の裏をついてくるのもまた、谷川さんならばなので、
こういう「外し方」もあるなとは思っていましたがw
それにしても、「とある秋の一日」「秋の終わり」ときて、今度は「冬の雨」ですか。
なんだか抒情的な漫画だと勘違いしてしまいそうですねw
そうなると、「冬の雨をノーガードではきつい」というフレーズも、ちょっと深読みしたくなります。
この寒空の下、もこっちの“傘”となってくれる人は果たして……
そうそう、いましたよ、この人がw
というわけで、今回は久しぶりの吉田さん回。
まあ前回の吉田さん回が喪92ですから、それほどあいたわけでもないんですけどね。
にしても、ヤンキーであることと傘を持っていることになんの関係性もないだろw
なんでヤンキーは傘持ってないはずと思い込んでいるんだよw
あれか、ヤンキーは傘なんかささずに、雨の中も気合で進んで行くとでも思っているのかw

ガン見w
これこそ、「何ガン飛ばしてんだ!」ってなるだろw
ヤンキーどうのこうのというなら、まずそういうところを気をつけたほうがいいと思うんだが……
まあ、なんだかんだいって、チョッカイ出すのはいつももこっちのほうなんですよねw
かまってもらいたいというかw
そう考えるとこのシーンも、
なんだか親の前で駄々をこねている子供とその親のように見えてくるから不思議です。
その舌打ちの意味はなんなんだw
もちろん、この舌打ちはもこっちの“ガンつけ”に対するいらだちではないんですよね。
本当に吉田さんらしい可愛い舌打ちですw
もこっちが不思議そうに見ているのも妙におかしいw
つーか、お前物欲しそうにずっと見ていたじゃねーかw
今回のベスト吉田さんシーンですね。
「ん」
このたった一文字の中に、吉田さんの魅力がすべて詰まっているとか
どんだけ最強の萌えキャラなんだよと思わざるを得ませんw
つーか、もこっちwww
前回あれだけ清田の気遣いは理解していたのに、
なんで吉田さん相手になると途端に空気が読めなくなるんだよw
何その「俺の酒が飲めねえのか」的な言い方w
もこっちもいい加減、吉田さんの好意に気づいてあげろよw
そもそもなんだよ「相合傘からの拉致」ってwww
拉致するのにいちいち「相合傘」を挟んでくる必要なんてないだろw
うーん、はたから見ると因縁つけられているようにしか見えん……
いくらなんでも「あっ」「お!」「ひぃ!」じゃあねえw
もこっちの悲鳴もおどろおどろしいフォントになってるしw
さて、そんないじめ(?)の場面に気づいた人がいるようですが……
あれ?誰だっけ、この人……
えーと、い、い、い……入江さん?
いや違うな、それじゃあ友達5000人いる芸人じゃねーか…
そもそもロッテに入江っていないしな…
そうだ、ロッテにいる選手のはずなんだよ!
い、い、い……あれ、誰だっけ?
……いや、マジでこんな感じですっかり名前を忘れてましたよ……
そう、今江さんですよねw(すみません、これじゃあワタモテファン失格ですね)
今江選手が今シーズンから楽天に移ったこともありましたが、
そもそも本当に久しぶりすぎますよ!
当ブログを開設して2年あまり。
喪59から欠かさずワタモテ感想記事を書いてきましたが、
なんと今回で、本ブログ初登場ですからねw
そう、この
喪55「モテないし七夕」(コミックス6巻所収)以来の再登場なんですよ。
もこっちも心なしか、久々の再会に戸惑っているようじゃないですかw
(作中でも七夕以来ですから約5ヶ月ぶりくらいになるのかも)
しかし、この展開は予想していなかったですが、なかなか面白いです。
以前の吉田さん回(喪92)の時に、
「その個性の強さから、他のキャラとの組み合わせが難しいキャラ」
と書きましたが、優等生である今江さんとの絡みはかなりのインパクトがありますよね。
というわけで、さっそく一触即発の気配ですw
誰だてめー?ってw
なんか昔の不良ドラマを見ているようですw
今江さんもちょっと引いていますよw
思わず傘もたたんじゃうくらいにw(作画ミス?)
あと、もこっちが私関係ないとばかりに距離を置こうとしているのが、
なんだか情けなくって、けっこう好きですねw
ここでの今江さんは、
「いじめ」もしくは「カツアゲ」的なことを疑っている感じなのでしょうか。
それを見極めるために一緒についていくなんて、本当に保護者みたいな存在ですよね。
きっとすごく母性愛が強い人なんでしょう。
にしても、もこっちの発想がゲスすぎるw
トップページのサムネでも使われていたシーンですが、いいショットですよね。
それぞれの表情がキャラ性を引き立てていて実にいい感じです。
吉田さんの目線の外し方とかw
にしても、もこっちw
なんでそんなに相合傘にこだわってんだよwwww
逆に意識しまくってんじゃねーかw ツンデレキャラか!
はい、さっそく、今江さんのほうから“探り”を入れてきました。
確か、今江さんが最後にもこっちを見たのは七夕の時。
思えばあれから、もこっちの世界は大きく広がりました。
「いじめ」を疑う以前に、まず二人の関係性を気にするのも当然でしょう。
さて、どちらがどう答えるのでしょうか?
ここで、後ろからの視点になるのがいい演出ですよね。
吉田さんの後ろ姿。
横の今江さんにへつらうようなもこっちの顔。
そして「別に…」というセリフと「まぁ…そんな感じで」。
二人の反応を見れば、
あの質問のおかげで変な空気になってしまったのは、もう明白なわけですw
WWWWW
すごすぎて逆に笑うわwww
イケメンキャラであるのは当然としても、
被害を予測し、即座に反応するとかほとんど超人に近いですよ……
しかも自分が濡れることをおかまいなしにですからね。
もこっちの顔wwwww
あの行動からのその反応はおかしいだろwww
ていうか、今江さん心なしか頬赤らめていません?
なんでもねーよ、といった感じの吉田さんがまたかっこよすぎます。

WWWWW
だから考え方がおかしいってのw
なんで「どちらがいい人間か対決」になってんだよw
つーか、私のがいい子なのにってw
よく言うわw
なんで「私のがいい子」って分からせるために、被害者ぶる必要があるんでしょうかね……
そんなマイナス方向でしかない戦いなんて、むなしいだけだと思うんですがw
…まあ、きっと、今江さんに甘えたいだけなんでしょうね。
出た、吉田さんの舌打ちw
本当かわいいなあw
つーかもこっち、「よし…」ってことは
吉田さんがあの件のことを言えないことをわかっていて、あえて話を振ったのかw
本当に策士というか、ゲスというか……
wwwちょっとwwwくすぐってwww
もう吉田さんの顔が完全にギャグ顏になっていますw
まあ実際はこれですからねw
そりゃああんな顔にもなりますよね。
WWWWW
ここが個人的今回の一番笑ったシーンですw
さすがのもこっちも、この発言は予想してなかったようで、思わず白目剥いてるしw
つーか、すごいセリフですよね。
どういう状況なんだよwと、突っ込みたくなりますよw
あと「人の胸の先っぽ」という言い回しもピュアヤンキーさんらしくて好きですw
WWWWW
さすがの今江さんも戸惑いを隠せないw
「人の乳首つまんできた」と言われれば、
そりゃあまあ「駄目よそんなことしたら」とたしなめるしかないですよねw
それにしても、吉田さんの連打が今江さんからまったく死角になってるとか、いくらなんでも無理があるだろw
半分ってwww
すげえ拳法だなwww
つーかこれ、横向いて今江さんに正面の顔を見せればいいだけのような気がするんだがw
あと、こういう顔半分だけ違うのって、どうしても世代的に「あしゅら男爵」を思い出してしまいますw
それにしても、もこっちの「私の味方してくれない…」が可愛すぎますねw
ゲスいのに憎めないんですよね、こういう言い方されるとw
ああ、ヤンキーと捨て猫理論ねw
ちょうど雨降っているし、ぴったりだなw
ていうか、それを言ったら、もこっちも同じようなもんだぞw
前回のネモを庇ってのあの行動なんて、完全にヤンキーが子猫を拾うパターンだからなw
普段クズのやつが、ちょっと人間らしいところを見せたら評価爆アゲってだけだから!
あと、どさくさに紛れて「私みたいな優等生」って何寝言言ってんだかw
さて、「私は私のやり方で評価を上げてやる」(だからなんで「どっちがより今江さんに気に入ってもらえるか」対決の話になってるんだw)と言って、コンビニに入っていったもこっちを、
外で待っている今江さんと吉田さん。
ここは、「きっとこんなツーショットは、これが最初で最後なんじゃないか」と思わせるような切なさがあります。
こういうシーンこそアニメで見たいですね。
ここが今回の最重要シーンでしょう。
ちょっとわかりづらいですが、ここで今江さんが見ているのは
吉田さんの“右肩”なんですよね。
そう、よーく見ると右肩だけが濡れているんです。
これが意味するところは……
ここで今江さんはすべてを悟ったわけです。
吉田さんの本当の姿を。そして二人の関係を。
なんだか「日常の謎」ミステリみたいな感じですが、ようするにそういうことなんですよね。
個人的ベストシーン。
なんというか、すごく「マンガにしかできない表現」だなと思ったんですね。
この無性に泣きたくなるような、それでいて笑いたくなるようなこの温度感みたいなものは、
文章でも映像でも表現しきれないものがあるような気がします。
前回もそうでしたが、ここ最近のワタモテは「ひとコマ」の中にある“力”が、格段に上がっていると思いますね。
ここも演出というか見せ方が上手いですよね。
今江さんの足元だけで表現するからこそ伝わってくるものがあるわけですよ。
この時なぜ、もこっちを待たずに先に帰ろうとしたのか。
その理由は今江さんの表情では描ききれないんです。
だからこそ、あえて表情を見せないんですよね。
……ちょっと待ってくれよ……
こんなセリフ、泣きそうになってしまうに決まっているじゃないか……
本当に、わたモテ史上屈指の名台詞だと思いますね。
それを受け止める吉田さんの「……」と表情で、また涙腺崩壊ですよ。
本当に喪79のこの時といい、表情で語るんですよね吉田さんって。
「私も」嘘ついちゃったけど
さりげないようですが、ここのセリフもすごいですね。
そう、今江さんは吉田さんのある“嘘”に気づいていたのです。
それはいったい、どんな嘘だったのでしょうか?
今回のベストもこっちw
なんだか赤塚不二夫テイストを感じてしまいますw
それにしても、「こんな気遣いヤンキーには出来ないだろ」とはよくいったものですねw
お前、吉田さんの“右肩”にまったく気づきもしなかっただろw
WWWWW
ここのもこっちもいいなあw
まさに、体が固まった、といった感じでw
なんだろう、すっごく心温まる感じなのに、こういうセリフだけで演出されたオチって、
なんだか一抹の寂しさみたいなものも感じるんですよね。
「よかったらコーヒー…」
「なんで?」
「いや、傘のお礼で…」
なんてことのない会話なのに、この二人がこれを交わしていると考えると、ホント泣きそうになってしまいます。
というわけで、前回にも勝るとも劣らない、なんとも切ない「青春」ドラマだったわけですが、
要するにこれは、今江さんから吉田さんへのメッセージなんですよね。
そう、「もう私がいなくても彼女は大丈夫なのね、あなたのような人がそばにいるのだから」というバトンタッチの話だったわけです。
今江さんの「二人は仲いいの?」というセリフは、喪42「モテないし何気ない日常を送る(2年生)」(コミックス5巻所収)でのあるシーンを思い出しました。
そう、登校時に荻野の「友達はできた?」攻撃を受けていたもこっちを助けるために、
彼女はあの時、「私 仲いいですよ この子と」と言ったのです。
あのときは、荻野の「あなたは3年生でしょ」にイラッとしたものでしたが、
今思うと、確かに今江さんともこっちは“仲がいい”とは言えないんですよね。
やっぱり、今江さんは保護者で、もこっちは庇護者なんです。
※「庇護者」ではなく、「被保護者」ですね。つばきさん、ご指摘ありがとうございました。
だからこそ、彼女が吉田さんの“右肩”を見て、
「二人のこと誤解してごめんね、本当は凄く仲良しなのに」と言ったことにすごく意味があるわけです。
最後にもこっちは、今江さんに「見捨てられた!!?」と勘違いしていましたが、違うんですよね。
そう、逆なんです。
もこっちが、今江さんの元から「飛び立って行った」んです。
だから、今江さんは自分の方から去っていったのです。
だからこそ、最後のオチに、温かみを感じながらも寂しくも感じてしまうんですよ。
だって、今江さんの気持ちと私たちの気持ちがシンクロしてしまうから。
ああ、もうあの頃のもこっちとは違うんだな、という郷愁にも似た切なさと、去っていく今江さんの後ろ姿とを、どうしても重ねてみてしまうから。
「冬の雨」とはよくつけたものです。
こんなに染み入るタイトルもそうそうないですよ。
もこっちが冒頭で呟いていた「冬の雨をノーガードではきつい」というのは、まさにその通りなんです。
こんなにも暖かく、だからこそ悲しいこの雨に、
ノーガードで打たれてしまったら、誰だって胸が痛くなってしまうはずなんですから。
前回の衝撃の余波が未だ残っている最中での今回の更新。
多くのファンが、次はどういう話になるのかと注目していたかと思います。
私はといえば、次は絶対くだらない下ネタ満載の話を持ってくるに違いないと思っていましたw
もう何度言ってきたかわかりませんが、すっごく「バランス」を大事にする作家さんですし、
何より、こちらの期待に肩透かしで応えるのが、ある種作風になっているような人ですからね。
やっぱり井口さんあたりが有力候補かなとか、
そうすると紗弥加も絡むかもとか、あれこれ予測していたりもしていたわけです。
(今のワタモテってそういう「展開」を予想する楽しみがありますよね)
……ところが、今回のタイトルは「モテないし冬の雨」なんですよ。

しかもこの始まりからして、なんかテンション低めなわけですよ。
お?まさかの2連続「痛い」系か?とちょっと身構えてしまっても仕方ないですよね。
まあ、こちらの期待の裏の裏をついてくるのもまた、谷川さんならばなので、
こういう「外し方」もあるなとは思っていましたがw
それにしても、「とある秋の一日」「秋の終わり」ときて、今度は「冬の雨」ですか。
なんだか抒情的な漫画だと勘違いしてしまいそうですねw
そうなると、「冬の雨をノーガードではきつい」というフレーズも、ちょっと深読みしたくなります。
この寒空の下、もこっちの“傘”となってくれる人は果たして……

そうそう、いましたよ、この人がw
というわけで、今回は久しぶりの吉田さん回。
まあ前回の吉田さん回が喪92ですから、それほどあいたわけでもないんですけどね。
にしても、ヤンキーであることと傘を持っていることになんの関係性もないだろw
なんでヤンキーは傘持ってないはずと思い込んでいるんだよw
あれか、ヤンキーは傘なんかささずに、雨の中も気合で進んで行くとでも思っているのかw

ガン見w
これこそ、「何ガン飛ばしてんだ!」ってなるだろw
ヤンキーどうのこうのというなら、まずそういうところを気をつけたほうがいいと思うんだが……
まあ、なんだかんだいって、チョッカイ出すのはいつももこっちのほうなんですよねw
かまってもらいたいというかw
そう考えるとこのシーンも、
なんだか親の前で駄々をこねている子供とその親のように見えてくるから不思議です。

その舌打ちの意味はなんなんだw
もちろん、この舌打ちはもこっちの“ガンつけ”に対するいらだちではないんですよね。
本当に吉田さんらしい可愛い舌打ちですw
もこっちが不思議そうに見ているのも妙におかしいw
つーか、お前物欲しそうにずっと見ていたじゃねーかw

今回のベスト吉田さんシーンですね。
「ん」
このたった一文字の中に、吉田さんの魅力がすべて詰まっているとか
どんだけ最強の萌えキャラなんだよと思わざるを得ませんw
つーか、もこっちwww
前回あれだけ清田の気遣いは理解していたのに、
なんで吉田さん相手になると途端に空気が読めなくなるんだよw

何その「俺の酒が飲めねえのか」的な言い方w
もこっちもいい加減、吉田さんの好意に気づいてあげろよw
そもそもなんだよ「相合傘からの拉致」ってwww
拉致するのにいちいち「相合傘」を挟んでくる必要なんてないだろw

うーん、はたから見ると因縁つけられているようにしか見えん……
いくらなんでも「あっ」「お!」「ひぃ!」じゃあねえw
もこっちの悲鳴もおどろおどろしいフォントになってるしw
さて、そんないじめ(?)の場面に気づいた人がいるようですが……

あれ?誰だっけ、この人……
えーと、い、い、い……入江さん?
いや違うな、それじゃあ友達5000人いる芸人じゃねーか…
そもそもロッテに入江っていないしな…
そうだ、ロッテにいる選手のはずなんだよ!
い、い、い……あれ、誰だっけ?
……いや、マジでこんな感じですっかり名前を忘れてましたよ……
そう、今江さんですよねw(すみません、これじゃあワタモテファン失格ですね)
今江選手が今シーズンから楽天に移ったこともありましたが、
そもそも本当に久しぶりすぎますよ!
当ブログを開設して2年あまり。
喪59から欠かさずワタモテ感想記事を書いてきましたが、
なんと今回で、本ブログ初登場ですからねw
そう、この

喪55「モテないし七夕」(コミックス6巻所収)以来の再登場なんですよ。
もこっちも心なしか、久々の再会に戸惑っているようじゃないですかw
(作中でも七夕以来ですから約5ヶ月ぶりくらいになるのかも)
しかし、この展開は予想していなかったですが、なかなか面白いです。
以前の吉田さん回(喪92)の時に、
「その個性の強さから、他のキャラとの組み合わせが難しいキャラ」
と書きましたが、優等生である今江さんとの絡みはかなりのインパクトがありますよね。
というわけで、さっそく一触即発の気配ですw

誰だてめー?ってw
なんか昔の不良ドラマを見ているようですw
今江さんもちょっと引いていますよw
思わず傘もたたんじゃうくらいにw(作画ミス?)
あと、もこっちが私関係ないとばかりに距離を置こうとしているのが、
なんだか情けなくって、けっこう好きですねw

ここでの今江さんは、
「いじめ」もしくは「カツアゲ」的なことを疑っている感じなのでしょうか。
それを見極めるために一緒についていくなんて、本当に保護者みたいな存在ですよね。
きっとすごく母性愛が強い人なんでしょう。
にしても、もこっちの発想がゲスすぎるw

トップページのサムネでも使われていたシーンですが、いいショットですよね。
それぞれの表情がキャラ性を引き立てていて実にいい感じです。
吉田さんの目線の外し方とかw
にしても、もこっちw
なんでそんなに相合傘にこだわってんだよwwww
逆に意識しまくってんじゃねーかw ツンデレキャラか!

はい、さっそく、今江さんのほうから“探り”を入れてきました。
確か、今江さんが最後にもこっちを見たのは七夕の時。
思えばあれから、もこっちの世界は大きく広がりました。
「いじめ」を疑う以前に、まず二人の関係性を気にするのも当然でしょう。
さて、どちらがどう答えるのでしょうか?

ここで、後ろからの視点になるのがいい演出ですよね。
吉田さんの後ろ姿。
横の今江さんにへつらうようなもこっちの顔。
そして「別に…」というセリフと「まぁ…そんな感じで」。
二人の反応を見れば、
あの質問のおかげで変な空気になってしまったのは、もう明白なわけですw

WWWWW
すごすぎて逆に笑うわwww
イケメンキャラであるのは当然としても、
被害を予測し、即座に反応するとかほとんど超人に近いですよ……
しかも自分が濡れることをおかまいなしにですからね。

もこっちの顔wwwww
あの行動からのその反応はおかしいだろwww
ていうか、今江さん心なしか頬赤らめていません?
なんでもねーよ、といった感じの吉田さんがまたかっこよすぎます。

WWWWW
だから考え方がおかしいってのw
なんで「どちらがいい人間か対決」になってんだよw
つーか、私のがいい子なのにってw
よく言うわw

なんで「私のがいい子」って分からせるために、被害者ぶる必要があるんでしょうかね……
そんなマイナス方向でしかない戦いなんて、むなしいだけだと思うんですがw
…まあ、きっと、今江さんに甘えたいだけなんでしょうね。

出た、吉田さんの舌打ちw
本当かわいいなあw
つーかもこっち、「よし…」ってことは
吉田さんがあの件のことを言えないことをわかっていて、あえて話を振ったのかw
本当に策士というか、ゲスというか……

wwwちょっとwwwくすぐってwww
もう吉田さんの顔が完全にギャグ顏になっていますw
まあ実際はこれですからねw

そりゃああんな顔にもなりますよね。

WWWWW
ここが個人的今回の一番笑ったシーンですw
さすがのもこっちも、この発言は予想してなかったようで、思わず白目剥いてるしw
つーか、すごいセリフですよね。
どういう状況なんだよwと、突っ込みたくなりますよw
あと「人の胸の先っぽ」という言い回しもピュアヤンキーさんらしくて好きですw

WWWWW
さすがの今江さんも戸惑いを隠せないw
「人の乳首つまんできた」と言われれば、
そりゃあまあ「駄目よそんなことしたら」とたしなめるしかないですよねw
それにしても、吉田さんの連打が今江さんからまったく死角になってるとか、いくらなんでも無理があるだろw

半分ってwww
すげえ拳法だなwww
つーかこれ、横向いて今江さんに正面の顔を見せればいいだけのような気がするんだがw
あと、こういう顔半分だけ違うのって、どうしても世代的に「あしゅら男爵」を思い出してしまいますw
それにしても、もこっちの「私の味方してくれない…」が可愛すぎますねw
ゲスいのに憎めないんですよね、こういう言い方されるとw

ああ、ヤンキーと捨て猫理論ねw
ちょうど雨降っているし、ぴったりだなw
ていうか、それを言ったら、もこっちも同じようなもんだぞw
前回のネモを庇ってのあの行動なんて、完全にヤンキーが子猫を拾うパターンだからなw
普段クズのやつが、ちょっと人間らしいところを見せたら評価爆アゲってだけだから!
あと、どさくさに紛れて「私みたいな優等生」って何寝言言ってんだかw

さて、「私は私のやり方で評価を上げてやる」(だからなんで「どっちがより今江さんに気に入ってもらえるか」対決の話になってるんだw)と言って、コンビニに入っていったもこっちを、
外で待っている今江さんと吉田さん。
ここは、「きっとこんなツーショットは、これが最初で最後なんじゃないか」と思わせるような切なさがあります。
こういうシーンこそアニメで見たいですね。

ここが今回の最重要シーンでしょう。
ちょっとわかりづらいですが、ここで今江さんが見ているのは
吉田さんの“右肩”なんですよね。
そう、よーく見ると右肩だけが濡れているんです。
これが意味するところは……

ここで今江さんはすべてを悟ったわけです。
吉田さんの本当の姿を。そして二人の関係を。
なんだか「日常の謎」ミステリみたいな感じですが、ようするにそういうことなんですよね。

個人的ベストシーン。
なんというか、すごく「マンガにしかできない表現」だなと思ったんですね。
この無性に泣きたくなるような、それでいて笑いたくなるようなこの温度感みたいなものは、
文章でも映像でも表現しきれないものがあるような気がします。
前回もそうでしたが、ここ最近のワタモテは「ひとコマ」の中にある“力”が、格段に上がっていると思いますね。

ここも演出というか見せ方が上手いですよね。
今江さんの足元だけで表現するからこそ伝わってくるものがあるわけですよ。
この時なぜ、もこっちを待たずに先に帰ろうとしたのか。
その理由は今江さんの表情では描ききれないんです。
だからこそ、あえて表情を見せないんですよね。

……ちょっと待ってくれよ……
こんなセリフ、泣きそうになってしまうに決まっているじゃないか……
本当に、わたモテ史上屈指の名台詞だと思いますね。
それを受け止める吉田さんの「……」と表情で、また涙腺崩壊ですよ。

本当に喪79のこの時といい、表情で語るんですよね吉田さんって。

「私も」嘘ついちゃったけど
さりげないようですが、ここのセリフもすごいですね。
そう、今江さんは吉田さんのある“嘘”に気づいていたのです。
それはいったい、どんな嘘だったのでしょうか?

今回のベストもこっちw
なんだか赤塚不二夫テイストを感じてしまいますw
それにしても、「こんな気遣いヤンキーには出来ないだろ」とはよくいったものですねw
お前、吉田さんの“右肩”にまったく気づきもしなかっただろw

WWWWW
ここのもこっちもいいなあw
まさに、体が固まった、といった感じでw

なんだろう、すっごく心温まる感じなのに、こういうセリフだけで演出されたオチって、
なんだか一抹の寂しさみたいなものも感じるんですよね。
「よかったらコーヒー…」
「なんで?」
「いや、傘のお礼で…」
なんてことのない会話なのに、この二人がこれを交わしていると考えると、ホント泣きそうになってしまいます。
というわけで、前回にも勝るとも劣らない、なんとも切ない「青春」ドラマだったわけですが、
要するにこれは、今江さんから吉田さんへのメッセージなんですよね。
そう、「もう私がいなくても彼女は大丈夫なのね、あなたのような人がそばにいるのだから」というバトンタッチの話だったわけです。
今江さんの「二人は仲いいの?」というセリフは、喪42「モテないし何気ない日常を送る(2年生)」(コミックス5巻所収)でのあるシーンを思い出しました。
そう、登校時に荻野の「友達はできた?」攻撃を受けていたもこっちを助けるために、
彼女はあの時、「私 仲いいですよ この子と」と言ったのです。
あのときは、荻野の「あなたは3年生でしょ」にイラッとしたものでしたが、
今思うと、確かに今江さんともこっちは“仲がいい”とは言えないんですよね。
やっぱり、今江さんは保護者で、もこっちは
※「庇護者」ではなく、「被保護者」ですね。つばきさん、ご指摘ありがとうございました。
だからこそ、彼女が吉田さんの“右肩”を見て、
「二人のこと誤解してごめんね、本当は凄く仲良しなのに」と言ったことにすごく意味があるわけです。
最後にもこっちは、今江さんに「見捨てられた!!?」と勘違いしていましたが、違うんですよね。
そう、逆なんです。
もこっちが、今江さんの元から「飛び立って行った」んです。
だから、今江さんは自分の方から去っていったのです。
だからこそ、最後のオチに、温かみを感じながらも寂しくも感じてしまうんですよ。
だって、今江さんの気持ちと私たちの気持ちがシンクロしてしまうから。
ああ、もうあの頃のもこっちとは違うんだな、という郷愁にも似た切なさと、去っていく今江さんの後ろ姿とを、どうしても重ねてみてしまうから。
「冬の雨」とはよくつけたものです。
こんなに染み入るタイトルもそうそうないですよ。
もこっちが冒頭で呟いていた「冬の雨をノーガードではきつい」というのは、まさにその通りなんです。
こんなにも暖かく、だからこそ悲しいこの雨に、
ノーガードで打たれてしまったら、誰だって胸が痛くなってしまうはずなんですから。
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