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「ゲレクシス」第5話まで読んでのメモ

えー、古谷実の最新作「ゲレクシス」ですが、
第2話まで読んだとき
「ここまでストーリーというか、作品の方向性を予測させないマンガもそうそうない」
と書きました。

で、6月14日発売のイブニングNo.13で第5話まで読んだわけですが、いまだにまったくわけがわかりません。
もうこれは本気で古谷さんやばいのではないかとちょっと心配になってきましたw

正直、面白いかといわれれば、かなり微妙です。
でも、すっごく続きは気になるんですよ。
今一番続きが気になるマンガといってもいいくらいなんですw
(といっても、別に褒めているニュアンスでもないのがなんとも……w)


そんな「ゲレクシス」ですが、
第5話になってようやく、いくつか気になることが出てきたんですね。
今回はそんなまだなんとも言いようがないモヤモヤ感をここに記録しておくためのエントリーです。

いわば、後々自分の考えをまとめるための個人的なメモ書きみたいなものですね。
他の人が見てもあまり面白いものではないかもしれませんが、何かの参考になればと。

※思いっきりネタバレしていますので、コミックス派の人などはこれ以下は見ない方がいいです。


1.ゲレクシスとは「宇宙」のことか?

どこかの書き込みで、この意味不明の「ゲレクシス」というタイトルは、「Galaxy's」のことではないかというのを見た。

ちょっと読み方に無理があるようには思えるが、あながち間違いではないような気もする。

そもそも、第1話の冒頭、店長大西とバイトの倉内の会話からして
「生まれたての宇宙にはなんにも無かったんだって」
「お前今、宇宙の顔マネしろって言ったか?」
だったではないか。

この意味のない会話に実は大きな意味が隠されているのはないか?
実は今の大西たつみの姿は、“生まれたての宇宙”の顔マネをしているのかもしれない。(これだけではまったく意味がわからないが)

そう考えると大西の恋の相手である(?)あの得体のしれないやつが最初に放った言葉、「オレは宇宙の創造主だ」もただの脅し文句ではなかった可能性もなくはないか?


2.23年前に何があった?

今回の第5話において重要な情報が出た。
それは、あの得体のしれない奴があの公園に立ちだして
「23回目の夏」だということ。

23年前。
それは、大西たつみがバウムを焼き始めた年だ。
そして、もう一つ。
倉内ゆう子は23歳。

この奇妙な符号はなんだ?

ここまで考えると、あの得体のしれない奴は、
例えば、「23年前、バウムを焼くために高校も何もかも諦めてしまった自分」が捨ててしまった“希望”と言えるのかもしれない。

…でもそんなありきたりなパターンだったら白けるかなあ。


3.得体のしれない奴が化けていた女性の正体は?

化け物が化けていたあの大西たつみの恋の相手は存在しているという。
23年前、化け物が初めて目を開けたときに最初に見た女性。
その時、一緒に子供も連れていたという。
あの子もとっくに成人してるのかあとしみじみ思う得体のしれない奴。

つまり、大西たつみは23年前の既婚女性に恋をしたということになる。
この女性の正体、そして「現在」どこでどうしているのかが、今後のこの物語を大きく左右するような気がする。

一瞬、大西の母親ではないかとも思ったが、幼少期に死別しているということと一致しないしなあ。(23年前なら大西は16歳。)


……とまあ、今回はこのくらいでしょうかね。
現時点では、まったくとりとめもない「私用メモ」に過ぎませんが、
この中から何か今後の「ゲレクシス」を占うものが見つかればいいなと思っています。

正直、今のところまったく人には勧められないマンガですが、個人的にこれからも追いかけていくつもりです。


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tag : 古谷実

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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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