アニメ監獄学園を創った男たち【声優編】4~シンゴで締めることの意味~
第1回目が掲載されたのが、11月2日発売のヤングマガジンNo.49ですから、すでに一ヶ月半以上経っていますが、「アニメ監獄学園を創った男たち【声優編】」の感想もようやく今回でラスト! 最後を飾るのはシンゴ役の鈴村健一さんになります。
はっきりいって、ガクト→ジョー→アンドレときてのシンゴという流れに、
最初は、なんでこの順番なんだろと思うところもあったんです。
だって通常は、ワキから攻めていって最後にメインじゃないですか。
キヨシ以外の4人をやるにしてもシンゴなんてまず一番最初にさっと取り上げてから、ジョー、アンドレときて最後にガクトという感じだと思うんですよ。
わざわざ重要キャラを逆からなぞる意味がよくわからなかったんですね。
でも、このシンゴ編を読んで納得しました。
なるほど、こういうテーマだからこそ、最後はシンゴで締めなければならなかったのか、と。
そういった意味でも全体としてすごく楽しめたというか、本家さながらの構成力に感服したシリーズでしたね。
さて、それでは見ていきましょうか。
何だ、この言わされている感丸出しのセリフはw
というわけで今回は、いきなり収録現場から話は始まります。
オオサワとマツクラの「ズンズン」がコントぽくって逆にいい感じですw
こっちも意地になるしかって……
なんだかどっちもどっちというか、もはや「クレイジーチキンレース」になっていないか?
息継ぎwww
そういう問題だったのかよw
クレイジーというから、てっきり地上波タブー的なアレかと思いきや……w
だからなんなんだ、この説明的なセリフはw
でもまあ、声優さんにあまり詳しくない原作ファンにはうれしい仕様ですよねw
つまり、鈴村さんは「安定感」のある声優さんであると。
「心配事ばかりの『監獄学園』で~」というセリフが笑えますw
さて、その鈴村さん、なんだかちょっと複雑な思いがあるようですが……
なんだそれww
要は、あの“クレイジーボーイ”水島努監督の現場においては、
「安定感」だの「安心感」だのむしろ場違いなのではないか、という悩みのようですが、
いやいや、シンゴも別に普通じゃないからw
あの世界の中では他と比べて相対的にそうなるだけで、彼自身も十分におかしいからw
なるほど。まあわからないでもないんですよね。
強烈なキャラばかりの男囚たちの中で、シンゴの立ち位置はけっこう難しいところがありますからね。
ある意味、一番演技力が求められるキャラなのかもしれません。
「乳首当てゲームで当たったのに当たっていないフリをするアンドレ」
を考えていた興津さんの“クレイジー”演技に、刺激を受ける鈴村さんw
で、妙なところで役者魂が出てしまったのか、次の電車ごっこのシーンで彼はこんなことをおっぱじめます……
おい、やめろってw
それはお前の仕事じゃないだろ!
クレイジーですか、じゃねーよw
この辺、ちょっと鈴村さんは方向を見間違えてしまっていますね……
そりゃ、そうですw
この場面はちょっと感動しましたね。
単に“クレイジー”を求めているわけじゃなくって、
あくまでいい作品を作る上での“クレイジーボーイ”だということがよくわかるエピソードだと思います。
だから、それは鈴村さんの仕事じゃないんだってw
ここで【声優編】第2回の「ジョーの咳」が出てくるのがなかなか効果的ですね。
なるほど、ああいう「クレイジー指示」がむしろ欲しいわけかw
で、“クレイジー”を求めて原作を読み込む鈴村さんw
なんだか動機は間違っているような気がしますが、
研究熱心というか、仕事に取り組む姿勢は間違っていませんよねw
で、原作のシンゴに活路を見出した鈴村さん、
「やはりここしかない」とシーンが
これですよwww
で、「いける…!!ここが俺たちの活路だ!!」って、いろいろおかしすぎますww
でも、俺「たち」という部分がいいですよね。
シンゴというキャラクターと一心同体になっている声優さんの矜持みたいなものを感じます。
当たり前だろw
つーか、なんであのシーンがあると思えるのかわからん……
シリーズ構成というものを考えていないのかw
どう考えてもそこまでやるなら1クールで収まるわけないだろw 切りどころも悪くなるし。
あと、なぜツジ子にこの話を持ちかけたのかもよくわかりませんw
なぜ謝るw
それはともかく、あいかわらずツジ子がかわいいですw
1期にないなら2期でやればいいじゃない!
お、おう…
うーん、ちょっと強引な展開のような気もしますが、なるほど、これがやりたかったわけですね。
2期やりましょう!と熱く語る鈴村さんに笑顔で応える水島監督。
顔で語るという感じで、なかなか魅せるシーンではありますが……
wwwいいオチだw
前回といい、すごく「ギャグ漫画」ぽい締めで個人的に大好きなノリですね。
しかし、やっぱり最大のネックは「みんなのスケジュール」なのね……
というわけで、ようやく【声優編】も終わりを迎えたわけですが、
要するに、「俺たちも2期やりたいんだよー!」って言いたいがためにシンゴ回をラストに持っていたわけですねw
ガクトやジョー、アンドレの回はシンゴ役の「普通」さを際立たせるための布石だったと。
うーん、実によくできた構成だw
「制作秘話」と銘打ちながら、実は最初から「2期見たいなら円盤買ってね」がテーマだったというw
まあある意味、清々しいオチだったと思います。
で、どうやら、ヤンマガ編集部も切実(笑)に渇望しているようですが、
まあ、アニメ化効果で原作部数もかなり伸びたらしいですからね。
次の弾がなかなか見つからない今、講談社としても、稼げるときに稼いでおきたいところが本音でしょう。
それにしても、原作側がここまで露骨に2期やりたいことを押してくるとは思っていませんでした。
アニメスタッフがいうならともかく、ちょっとどうなのかと思わなくもないですね。
いずれにせよ、2期を作る上で「みんなのスケジュール」の壁を打ち破るためには、
どうやら円盤の売り上げも重要のようですので、2期を見たいファンは購入するのもありかもしれません。
というわけで、誌面掲載からだいぶ時期がずれてしまいましたが、「アニメ監獄学園を創った男たち【声優編】」の感想もなんとかこれにて無事終了となりました!
どうもありがとうございました……って、何か最後に告知があるんだけど……
ヤングマガジンサードvol.1【12月4日(金)発売】にも一挙2話掲載だ!!
こっちもよろしく頼むぞ!!

……なんだと……
いったいこれ以上なにがあるというのでしょうか……しかも一挙2話とか…
……仕方ありません、乗りかかった船です。
その「ヤングマガジンサード」も発売からすでに2週間以上経ってしまっていますが、
あと1回、「ヤングマガジンサード」編の感想をなんとか年内にアップしたいと思います……
(もはや完全に意地だけです)
ところで、今月はファン待望の原作コミックス19巻も発売になりましたね。
遅ればせながら、私も購入したのですが、
販促帯になんだか、おかしなことが書いてあるのですが……。
「出るぞ! OAD!!」
マジですか!!!(今さらの情報ですみません…。今月はホント忙しくて…)
2期うんぬんというのもこれの布石だったというか、
スケジュールとか円盤売り上げとか言いつつも実は「既成事実」ということなんでしょうかね?
なんだか、騙された感がハンパないんですけど……。(まあ2期は2期でやりたいんでしょうが)
で、気になる中身のほうはというと、コミックスにこんなチラシが同封されていました。
「脱獄成功→俺達は自由だ」から「表生徒会」登場までの間のエピソードである、「マッドワックス」編(コミックス9巻収録)をアニメ化するそうです。
つまりは、アニメ最終回でダイジェストとしてちらっと描かれていた部分もきちんとストーリー構成として見せるということなのでしょう。
来年3月4日発売のコミックス20巻にDVD付き限定版として発売とのこと。
まあ確実に手に入れたい人は予約はしておいたほうがいいかもしれませんね。
でもやっぱりこういうのってブルーレイじゃなくってDVDなんですね……
いろいろ諸事情あるのでしょうが、DVDなら別にいいや、というアニメファンもいるかも。
はっきりいって、ガクト→ジョー→アンドレときてのシンゴという流れに、
最初は、なんでこの順番なんだろと思うところもあったんです。
だって通常は、ワキから攻めていって最後にメインじゃないですか。
キヨシ以外の4人をやるにしてもシンゴなんてまず一番最初にさっと取り上げてから、ジョー、アンドレときて最後にガクトという感じだと思うんですよ。
わざわざ重要キャラを逆からなぞる意味がよくわからなかったんですね。
でも、このシンゴ編を読んで納得しました。
なるほど、こういうテーマだからこそ、最後はシンゴで締めなければならなかったのか、と。
そういった意味でも全体としてすごく楽しめたというか、本家さながらの構成力に感服したシリーズでしたね。
さて、それでは見ていきましょうか。

何だ、この言わされている感丸出しのセリフはw
というわけで今回は、いきなり収録現場から話は始まります。
オオサワとマツクラの「ズンズン」がコントぽくって逆にいい感じですw

こっちも意地になるしかって……
なんだかどっちもどっちというか、もはや「クレイジーチキンレース」になっていないか?

息継ぎwww
そういう問題だったのかよw
クレイジーというから、てっきり地上波タブー的なアレかと思いきや……w

だからなんなんだ、この説明的なセリフはw
でもまあ、声優さんにあまり詳しくない原作ファンにはうれしい仕様ですよねw
つまり、鈴村さんは「安定感」のある声優さんであると。
「心配事ばかりの『監獄学園』で~」というセリフが笑えますw
さて、その鈴村さん、なんだかちょっと複雑な思いがあるようですが……

なんだそれww
要は、あの“クレイジーボーイ”水島努監督の現場においては、
「安定感」だの「安心感」だのむしろ場違いなのではないか、という悩みのようですが、
いやいや、シンゴも別に普通じゃないからw
あの世界の中では他と比べて相対的にそうなるだけで、彼自身も十分におかしいからw


なるほど。まあわからないでもないんですよね。
強烈なキャラばかりの男囚たちの中で、シンゴの立ち位置はけっこう難しいところがありますからね。
ある意味、一番演技力が求められるキャラなのかもしれません。

「乳首当てゲームで当たったのに当たっていないフリをするアンドレ」
を考えていた興津さんの“クレイジー”演技に、刺激を受ける鈴村さんw
で、妙なところで役者魂が出てしまったのか、次の電車ごっこのシーンで彼はこんなことをおっぱじめます……

おい、やめろってw
それはお前の仕事じゃないだろ!
クレイジーですか、じゃねーよw
この辺、ちょっと鈴村さんは方向を見間違えてしまっていますね……

そりゃ、そうですw
この場面はちょっと感動しましたね。
単に“クレイジー”を求めているわけじゃなくって、
あくまでいい作品を作る上での“クレイジーボーイ”だということがよくわかるエピソードだと思います。

だから、それは鈴村さんの仕事じゃないんだってw
ここで【声優編】第2回の「ジョーの咳」が出てくるのがなかなか効果的ですね。
なるほど、ああいう「クレイジー指示」がむしろ欲しいわけかw

で、“クレイジー”を求めて原作を読み込む鈴村さんw
なんだか動機は間違っているような気がしますが、
研究熱心というか、仕事に取り組む姿勢は間違っていませんよねw
で、原作のシンゴに活路を見出した鈴村さん、
「やはりここしかない」とシーンが

これですよwww
で、「いける…!!ここが俺たちの活路だ!!」って、いろいろおかしすぎますww
でも、俺「たち」という部分がいいですよね。
シンゴというキャラクターと一心同体になっている声優さんの矜持みたいなものを感じます。

当たり前だろw
つーか、なんであのシーンがあると思えるのかわからん……
シリーズ構成というものを考えていないのかw
どう考えてもそこまでやるなら1クールで収まるわけないだろw 切りどころも悪くなるし。
あと、なぜツジ子にこの話を持ちかけたのかもよくわかりませんw

なぜ謝るw
それはともかく、あいかわらずツジ子がかわいいですw

1期にないなら2期でやればいいじゃない!
お、おう…
うーん、ちょっと強引な展開のような気もしますが、なるほど、これがやりたかったわけですね。

2期やりましょう!と熱く語る鈴村さんに笑顔で応える水島監督。
顔で語るという感じで、なかなか魅せるシーンではありますが……

wwwいいオチだw
前回といい、すごく「ギャグ漫画」ぽい締めで個人的に大好きなノリですね。
しかし、やっぱり最大のネックは「みんなのスケジュール」なのね……
というわけで、ようやく【声優編】も終わりを迎えたわけですが、
要するに、「俺たちも2期やりたいんだよー!」って言いたいがためにシンゴ回をラストに持っていたわけですねw
ガクトやジョー、アンドレの回はシンゴ役の「普通」さを際立たせるための布石だったと。
うーん、実によくできた構成だw
「制作秘話」と銘打ちながら、実は最初から「2期見たいなら円盤買ってね」がテーマだったというw
まあある意味、清々しいオチだったと思います。

で、どうやら、ヤンマガ編集部も切実(笑)に渇望しているようですが、
まあ、アニメ化効果で原作部数もかなり伸びたらしいですからね。
次の弾がなかなか見つからない今、講談社としても、稼げるときに稼いでおきたいところが本音でしょう。
それにしても、原作側がここまで露骨に2期やりたいことを押してくるとは思っていませんでした。
アニメスタッフがいうならともかく、ちょっとどうなのかと思わなくもないですね。
いずれにせよ、2期を作る上で「みんなのスケジュール」の壁を打ち破るためには、
どうやら円盤の売り上げも重要のようですので、2期を見たいファンは購入するのもありかもしれません。
というわけで、誌面掲載からだいぶ時期がずれてしまいましたが、「アニメ監獄学園を創った男たち【声優編】」の感想もなんとかこれにて無事終了となりました!
どうもありがとうございました……って、何か最後に告知があるんだけど……
ヤングマガジンサードvol.1【12月4日(金)発売】にも一挙2話掲載だ!!
こっちもよろしく頼むぞ!!

……なんだと……
いったいこれ以上なにがあるというのでしょうか……しかも一挙2話とか…
……仕方ありません、乗りかかった船です。
その「ヤングマガジンサード」も発売からすでに2週間以上経ってしまっていますが、
あと1回、「ヤングマガジンサード」編の感想をなんとか年内にアップしたいと思います……
(もはや完全に意地だけです)
ところで、今月はファン待望の原作コミックス19巻も発売になりましたね。
遅ればせながら、私も購入したのですが、

販促帯になんだか、おかしなことが書いてあるのですが……。
「出るぞ! OAD!!」
マジですか!!!(今さらの情報ですみません…。今月はホント忙しくて…)
2期うんぬんというのもこれの布石だったというか、
スケジュールとか円盤売り上げとか言いつつも実は「既成事実」ということなんでしょうかね?
なんだか、騙された感がハンパないんですけど……。(まあ2期は2期でやりたいんでしょうが)
で、気になる中身のほうはというと、コミックスにこんなチラシが同封されていました。


「脱獄成功→俺達は自由だ」から「表生徒会」登場までの間のエピソードである、「マッドワックス」編(コミックス9巻収録)をアニメ化するそうです。
つまりは、アニメ最終回でダイジェストとしてちらっと描かれていた部分もきちんとストーリー構成として見せるということなのでしょう。
来年3月4日発売のコミックス20巻にDVD付き限定版として発売とのこと。
まあ確実に手に入れたい人は予約はしておいたほうがいいかもしれませんね。
でもやっぱりこういうのってブルーレイじゃなくってDVDなんですね……
いろいろ諸事情あるのでしょうが、DVDなら別にいいや、というアニメファンもいるかも。
- 関連記事
-
- アニメ監獄学園を創った男たち【YM the3rd編】1~くだらないことに真剣に取り組む男たち~
- アニメ監獄学園を創った男たち【声優編】4~シンゴで締めることの意味~
- アニメ監獄学園を創った男たち【声優編】3~それは2年前からどうかしていた~
スポンサーサイト
tag : 監獄学園