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1クール目終了記念!新TVアニメ「うる星やつら」のこれまでを振り返ってみる

※このたび36年ぶりに新しくTVアニメ化された「うる星やつら」。自他共に認める高橋留美子主義者である私なりそこないが、ここまで視聴した感想を総括して語ります。
(私の新アニメ「うる星やつら」への思いはこちらこちらで。)

12月22日の11話をもって、令和版「うる星やつら」も「1クール目終了」という節目を迎えました。
というわけで、これまでの放映内容を振り返りながら簡単な総括をしていきたいと思います。
あ、今回はライトとヘビーのハイブリッドじゃないのでご安心くださいw

それにしても、もう1クール過ぎてしまいましたか。全体で4クールですから、すでに1/4は消化したってことですよね。ありきたりな言い回しですけど、なんかもう本当あっという間だなという気がします。
始まる前は4クールとは随分破格の扱いだなと感じたものですが、こうしてみるとやっぱり短いなと思ってしまいますね。

でも改めて振り返ってみると、全体的にはよくやっているなと思いますよ。決して贔屓目ではなく、率直な感想としてそう感じますね。

もちろん、不満点というか気になる部分はあります。ただ、昭和ど真ん中の作品を今の時代にアニメとして蘇らせるわけですからね。どうやっても難しい直面は出てきます。ある程度はしかたないと割り切るのも必要かとは思います。

とりあえず、私が特によかったなと思う点をいくつか挙げていきましょう。

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tag : うる星やつら高橋留美子

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新TVアニメ「うる星やつら」第11話のこれからも続けていきますライト&ヘビーのハイブリッド感想

※このたび36年ぶりに新しくTVアニメ化された「うる星やつら」。自他共に認める高橋留美子主義者である私なりそこないが、これから毎週視聴した感想をざっくり語っていこうと思います。アニメの感想は慣れていないのであまり深堀はしません。基本原作ガチ勢ですw
(私の新アニメ「うる星やつら」への思いはこちらこちらで。)

1クール目最後、そして今年最後の「うる星やつら」になったわけですが、全体としては「そこそこ」かなという印象を持ちました。
決して悪くはないんですけど、どこか物足りなさを感じずにはいられない回でしたね。

点数的にはAパート「面堂兄妹!!」7点、Bパート「面倒邸新年怪」8点かな。
トータル的には7.5点ですね。
最初はAパートの方が良かった気がしたんですが、何度か見るうちにBパートの方が面白くなってきました。

感触としては4話に近いような気がしますね。原作にあまり思い入れがない分、気軽に見れば楽しめるかみたいな。
今回はAパートが比較的原作通りで、Bパートにけっこうアニオリが目立ったので、途中で評価が逆転したのかもしれません。

原作との比較で深く考えだしてしまうと、途端にいろいろ気になってしまうんですよ。しかも、原作と違う部分よりも原作通りにやっているところが引っかかったりして…

なお、原作では「面堂兄妹!!」よりも「面倒邸新年怪」が先の話になります。今回はそこが逆になっているわけですね。
そのことによる微妙な調整も、原作ファンとしては興味深いものがありました。

というわけで、まずは「うる星やつら」第11話のライト仕様感想からどうぞ!

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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪210(中編)~そのバカたちの「お祭り騒ぎ」はあまりにさりげなく~

12月15日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪210(中編)に更新されました。

(中編)というのは、なんだか中途半端な印象がありますよね。始まりでもないし終わりでもない、どうにもはっきりしないイメージがあります。左右に挟まれている「つなぎ」というか。

でも、今回の(中編)はそんなことはありません。
むしろどこか分かりづらい印象のあった(前編)と比べて、すごく分かりやすい内容になっていたと思います。

それはまあ当然バランスをとったということもあるでしょうけど、それ以上に何か「中心」という印象を受けたんですよね。「つなぎ」ではなくて「核(コア)」という感じでしょうか。
アプリではすでに(後編)も公開されているわけですが、そちらと合わせてもその印象は変わりませんでしたね。

たぶん、ここで描かれたものが今後の「映画」編の肝になっていくような予感がします。そういった意味でも「中」なんですよね。むしろ“ど真ん中”というべきかw

とにかくすごくわかりやすかったですし、何より雰囲気が明るいのがよかったなと思います。
やはり中心はドンと構えてほしいですからね。
今後「映画」がどう転んでいくかわかりませんが、間違いなくここが試金石になるのではないでしょうか。


というわけで、さっそく見てまいりましょう!

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新TVアニメ「うる星やつら」第10話のまだまだ続くライト&ヘビーのハイブリッド感想

※このたび36年ぶりに新しくTVアニメ化された「うる星やつら」。自他共に認める高橋留美子主義者である私なりそこないが、これから毎週視聴した感想をざっくり語っていこうと思います。アニメの感想は慣れていないのであまり深堀はしません。基本原作ガチ勢ですw
(私の新アニメ「うる星やつら」への思いはこちらこちらで。)

前回の感想で私は「なんの心配もしていない」と言いました。
特に「君去りし後」に関しては、どうであろうと名作になる運命だとさえ断言しています。

でも実は少し不安な思いがあったんですね。
というのも、
 
こちらの予告PVを見たら、2つほど懸念材料が見えてきたからなんです。

1つは前回のCパートで匂わせていたあたる父の参戦は?ということ。
9話の時点では完全にラム母との共演があるものと信じ切ってましたからね。あれだけ期待させておいてなんであたる父の姿が見えないのかという点でした。

もう一つは冬服で「君去りし後」をやるのか…ということ。
これは原作や旧アニメを知らないとピンと来ないかもしれませんが、「君去りし後」というのは季節感がすごく大事な話なんですよ。具体的に言うと、「衣替え」の話なんですね。制服が夏服だからこそ心に残る話なんです。
それをあえて無視してまで、なぜ「冬服」にこだわるのかがわかりませんでした。

それに加えて、前回の感想でも触れた「愛で殺したい」直後の「君去りし後」問題ものしかかりますからね。
実際に見るまで不安な気持ちが無かったと言えば嘘になります。

ところが、本編を見たらそんな心配は吹っ飛んでしまいました。
私が気にかけていた部分は(曲がりなりにも)一応フォローしていてくれましたし、何よりそんなことはどうでもよくなるくらいに見事な構成になっていたことに気付いたからなんです。

いや、本当良かったですよ。
点数もAパート「戦慄の参観日」Bパート「君去りし後」共に9点あげてもいいですね。
さらにトータルでは9.5点
AとBが合わさると、単独よりも点数が上がるというのがミソかな。

まあとにかく、まずは「うる星やつら」第10話のライト仕様感想からどうぞ!

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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪211簡易感想~基本ネタバレなし~

※これは正規の感想記事ではありません。あくまで“仮の”感想になります。基本ネタバレなしですが、内容についてのおおよその印象を語りますので気になる方はご注意ください。

12月15日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪211に、ブラウザ版で喪210(中編)に更新されました。
今回は喪211についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。

久々の単独回になりましたね。喪208以来ですから3ヶ月ぶりですか。
要は喪209と210がシリーズものだったというだけなんですけどw
まあしかし、一部で予想されていた「クリスマス特別編」じゃなく、ちゃんと前回からの続きでよかったです。

なんだかんだいって、ここまでもうずっと文化祭の話で通してきてますよね。
今年は200回記念の特別編抱き枕PR回(笑)以外は一切寄り道や箸休め的な回はなく、一貫してそれだったわけです。そういった意味で、今回もわたモテは真正面からぶつかってきました。

正直、クリスマス回もあるかもなとは思っていたんですよね。別にそれでどうのこうのとも思いませんし。
ただ、実際ここまでストレートな姿勢を見せられるとやはり胸にくるものがあります。
最近は延期も多いですし、自虐的なネタも洒落にならない感じになってきたりもしていますが、作品に対してのその真摯な姿勢に対しては本当に感動を覚えます。
もちろん今回の内容も素晴らしいものでした。


というわけで、以下より喪211のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。

なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1603233945092444160
https://twitter.com/horobijiji/status/1603233998662082562

その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。

それでは、さっそくいってみましょう!

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tag : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

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新TVアニメ「うる星やつら」第9話の今回もやりますライト&ヘビーのハイブリッド感想

※このたび36年ぶりに新しくTVアニメ化された「うる星やつら」。自他共に認める高橋留美子主義者である私なりそこないが、これから毎週視聴した感想をざっくり語っていこうと思います。アニメの感想は慣れていないのであまり深堀はしません。基本原作ガチ勢ですw
(私の新アニメ「うる星やつら」への思いはこちらこちらで。)

恐れていたことがついに現実となりました。
そう、前回
> 次回9話がこれまでで一番不安かもしれないですね。
この予感が的中したのです。

私が何を不安に思っていたか。
それは2話の感想記事の最後に言った通りです。
すなわち、面堂登場&「君待てども…」以降においてコミックス1・2巻の初期エピソードをやることの危険性ですね。
キャラの関係性や世界観が初期とまったく変わった以上、それ以前の話をそのままやるわけにはいかないという問題です。

それでも6話ではなんとかうまく行っていました。
弁天登場の「いい日旅立ち」はしのぶが登場しない話でしたし、おユキさんの「お雪」ではしのぶの心情が読み取りづらい感じは若干あったものの、特にあたる・ラム・しのぶの三角関係中心の話でもないので大きな支障にはならなかったんですね。

ところが今回はそうはいかない。何しろラムの元・婚約者がやって来る話ですからね。原作通りにやるなら、しのぶとラムが真っ正面からやり合わないと成り立たないわけです。

もちろんスタッフもその辺はわかっていて、今回も最低限の調整はしてきています。
ただ今回生じた違和感は、そんな小手先のことでどうにかなるものではありませんでした。
正直その違和感ばかりが先立って、最初は話自体が頭に入ってこないくらいでしたね。

ただ改めて見直してみると、構成自体はよくできているんですよ。ギャグのテンポもこれまでで一番うまく行っている感じなんです。
だからこそ、よけいに違和感ばかりが際立ってしまうわけですが。

とりあえず、今回は点数を付けるのはやめておきます。3話の時同様、とてもそんな気分になれませんから。

まずは“違和感”を極力無視した形での「ライト仕様」の感想を述べていきます。
その後、“違和感”の正体に迫る「ヘビー仕様」感想を進めてまいりましょう。
通常の感想と“違和感”は別に考えないと、どうやら話が進められそうにもないようですから。

それでは、まずは「うる星やつら」第9話のライト仕様感想からどうぞ!

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新TVアニメ「うる星やつら」第8話の業界初!ライトとヘビーのハイブリッド感想

※このたび36年ぶりに新しくTVアニメ化された「うる星やつら」。自他共に認める高橋留美子主義者である私なりそこないが、これから毎週視聴した感想をざっくり語っていこうと思います。アニメの感想は慣れていないのであまり深堀はしません。基本原作ガチ勢ですw
(私の新アニメ「うる星やつら」への思いはこちらこちらで。)

感想に入る前に一言。
今回より、少しスタイルを変えようかと思います。
具体的には、比較的軽い感想の「ライト仕様」と思い入れたっぷりの重い「ヘビー仕様」とで分けようかと。
最初にライトな内容を綴ってから、その後、私の原作ファンならばのこだわり感想を語っていく形で進めていきます。

もとより、「ライト」で初心者(?)にも気軽に読める「うる星やつら」を目指してはきたのですが、どうもうまくいかないことに今さらながら気付いたんですね。
自分は何より原作の「うる星やつら」への思いがまず第一にあるので、どうしてもそこから離れることができないんですよ。こればかりは変えられないんです。

かといって、このまま独りよがりのものを垂れ流してもなんの意味もないなと悟ったんです。むしろ多くの人に「うる星やつら」の面白さを伝えたいという本来の目的から外れてきているなと感じたんですね。

なので、ここはいったん気持ちをリセットして初心に帰ろうかなと考えました。

まずはなるべくアニメ単独で見た場合の率直な感想を語っていきます。
かといって原作を知らないテイはできないので若干原作ファンとしての立場も出てしまうかとは思いますけどね。それでも基本「うる星やつら」を知らない人に向けて語るように心がけます。
その後、余裕のある方のみ(?)、原作を踏まえて熱く語った感想を読んでいただければと思います。
いわば、二段構えの形ですね。

というわけで、まずは「うる星やつら」第8話のライト仕様感想、始まりです!

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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪210(後編)簡易感想~基本ネタバレなし~

※これは正規の感想記事ではありません。あくまで“仮の”感想になります。基本ネタバレなしですが、内容についてのおおよその印象を語りますので気になる方はご注意ください。

12月1日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪210(後編)に更新されました。
今回は喪210(後編)についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。

また1週遅れての更新となりましたね。
まあ待たされた甲斐があったと言える内容でしたし、それ自体をどうこう言うつもりはないのですが、毎度のことながらギリギリになっての延期告知は勘弁してもらいたいものです。

ていうか、本当にギリギリで執筆されているんですね。
谷川さんのツイッターを拝見してびっくりしましたよ。

> 水曜日が祝日じゃなかったらいけたんです。
…正直、意味がわかりませんw
ということは、水曜日が平日だったらその日に入稿してるってことですか?
11月24日の午前0時に更新するものが、前日の23日に?

デジタル入稿が当たり前の時代だからこそ可能になったんでしょうけど、それにしても余裕がなさ過ぎます。
それこそ、チェックなんかろくにできないでしょう。
何か取り返しのつかないミスとかあったらどうするつもりなんでしょうか。リスクマネジメント的にもどうかと思いますよ。(ていうか、だから誤植とか作画ミスが最近目立つんだ…)

真面目な話、そろそろ2週間おきの更新を見直す時期になってきたんじゃないですかね?
このままだと、谷川さんの健康状態が心配です。どうかご自愛くださることを願わずにいられません。


というわけで、以下より喪210(後編)のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。

なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1598162432429461507
https://twitter.com/horobijiji/status/1598162483428364290

その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。

それでは、さっそくいってみましょう!

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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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