「ビブリア古書堂の事件手帖2 ~謎めく日常~」感想~ビブリア古書堂の事件手帖6からの再読~
![]() | ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫) (2011/10/25) 三上 延 商品詳細を見る |
そう、ここは古本屋だ。北鎌倉で何十年も前から営業している老舗。俺は夏からここで働いている――。
(中略)
色々あって一言では説明しにくい。そのことをまともに語ると、一冊の本になってしまいそうだ。(本文6ページより引用)
プロローグからこんな記述があったりして、思わずにんまりしてしまいます。
メタ視点を装いつつ、「本は人と物語とで繋がっている」というテーマそのものも語らせているわけで、これまた三上さんのドヤ顔が浮かんできそうですw
というわけで、「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ再読、第2回目です。
2巻からは栞子さんもお店のほうに戻り、そこで相談事を依頼され、推理していくことになります。その分、話の幅も広がって行きます。
※なるべくネタばれは避けるようにしていますが、6巻まで通読してからの再読なので、うっかりしている部分もあるかもしれません。ご了承を。
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