「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」ブルーレイ化決定
![]() | うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー【デジタルリマスター版】 [Blu-ray] (2015/01/21) 古川登志夫、平野文 他 商品詳細を見る |
1984年2月11日に公開され、攻殻機動隊の監督を務めた押井守の原点であり出世作でもある
高橋留美子原作の『うる星やつら』劇場版オリジナル長編アニメーションの第2作がファン待望のBlu-ray化! !
Blu-ray Discのハイビジョン高画質デジタルリマスター版でついに発売!
押井守の名を世に知らしめた記念すべき作品「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」がついにブルーレイ化するそうです。
5年ほど前に一度告知されてから突然発売中止になった経過があるだけに、実際に店頭に並ばない限り、まだ半信半疑ではありますが、まあ吉報というべきでしょう。
以前にも書いたように、私は高橋留美子主義者ゆえ、押井守氏には一言では言い表せない複雑な思いがあります。
「うる星やつら」という作品はよく、原作派とアニメ派と分かれて語られたりもしますが、当然、私は原作派になります。
というか、自分はそもそもアニメをオリジナル単独で見ることはほとんどなく、マンガなり小説なり原作がまずあってのアニメ鑑賞なので、どんな作品でも“アニメ派”というのはそもそもありえないのですが。
で、なぜか原作派はアンチ押井でアニメ派は押井信者というイメージがあるようです。
でも、私は原作派だからといって、押井守が嫌いなわけではないんです。初めてアニメ監督という存在を意識した人でしたし、「機動警察パトレイバー」や「攻殻機動隊」も映画館で見ていますし、むしろ押井ファンな部分があるんですよ。
そう考えると、高橋留美子ファンの中では異端な存在なのかもしれません。
「ビューティフル・ドリーマー」という作品もなぜか原作ファンには不評のようですが、私は好きです。
一作目の「オンリー・ユー」よりもむしろ「うる星やつら」的だったと思っているくらいです。
だから、後に高橋留美子が上映中止を求めたぐらいに難色を示した、という話を聞いて、すごく困惑したことを覚えていますね。
今でもなぜ、高橋留美子がなぜそこまで、「ビューティフル・ドリーマー」を否定したのかよくわかりません。
もっともそれと同時に、「うる星やつら」として致命的なミスというか、絶対にやってはいけないこともやっているので、手放しで絶賛できない点があるのも事実なんですね。
この辺が「一言では言い表せない複雑な思い」なわけです。
まあ、この辺のことは実際に発売したときに改めて書くことにしましょう。
最後に見たのももうずいぶん昔のことですし、改めて見るとまた感想も変わるかもしれませんしね。
今度は直前で発売中止にならないことを!
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