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氷菓7巻

4月に6巻がでたばかりの氷菓(コミック版)ですが、もう7巻が出ていたのですね。
店頭で見てあわてて購入したのですが……

帯の「萩尾望都推薦」には驚きました。

hyouka07.png

ええ!?よねぽとどういう繋がりで萩尾先生が?と思ったのですが、
よくよく考えてみたら摩耶花が「11人いる!」のフロルベリチェリ・フロルのコスプレしていたんですよね。
表紙にもフロルの格好をした摩耶花がいるのに、とんだ間抜け野郎ですわ。

個人的に「クドリャフカの順番」編は“古典部”シリーズでも最高傑作と思っているくらいに好きな話なのに、これですよ……。年はとりたかないものですね。

クドリャフカの順番」ではそれぞれ別の事件や事柄が実はひとつの話に繋がっていたという、まあそれ自体はミステリの王道なんですが、
それが古典部部員4人それぞれの視点で展開されていくという点が非常にうまいですよね。
氷菓」編でも「愚者のエンドロール」編でも、それまで奉太郎の一人称の物語だったのに、ここで視界がぱぁーと広がる感じがすごく好きです。

「クドリャフカ」では奉太郎、里志、摩耶花、える、4人それぞれのエピソードが絡んできますが、
個人的には漫研での摩耶花と河内先輩との確執の話が、一番印象的でした。
マンガや小説を読む上で「名作とはなにか」という問題は常につきまとってきますからね。

コミック7巻では奉太郎の「さ~と~し~」inワイルドファイアまで収録されていますが、物語としてはまだ中盤です。
8巻で「クドリャフカ」完結までいくかわかりませんが、あの屋上での摩耶花と河内先輩とのシーンが早く見たいです!
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tag : 氷菓米澤穂信

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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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