なりそこないについて
なりそこないという名前は高橋留美子による連作短編漫画
「人魚シリーズ」にでてくる化け物からとっています。
不老長寿にあこがれて人魚の肉を喰らい、
その強すぎる毒に耐え切れずに化け物となって永遠に生きるしかない
「なりそこない」という存在は
私にとって生涯忘れることのできないキャラクターです。
今はオタク文化も随分垢抜けたものになり、
かつてよりは世間のイメージも悪くなくなったようにも思います。
若い人ほど大きな抵抗もなく、自由にその豊かな文化を享受しているようです。
羨ましいと思うと同時にとてもいいことだと思います。
やっぱり自分が若いころ感銘を受けたものが、
次の世代に引き継がれていくのはうれしいものですから。
でも、すばらしいものはやっぱり強力ですから
薬にもなるけど猛毒にもなるんですね。
これは漫画やアニメに限らず、
文学や映画や音楽などどんな文化でも言えますが、
人間に対して規格外に影響を与えるものというのは、
常に紙一重だと思うんです。
だからこそ、表現の規制や弾圧をしたがる人たちがいるわけですしね。
いいものは必ず毒があります。
すばらしいものには必ずその分危険も伴います。
逆に言えば、なりそこないも生みださないような表現など
たいしたことがないともいえるかもしれません。
なりそこないの存在が反面教師となって、
オタク文化がよりよいものに昇華していくことを願ってやみません。
「人魚シリーズ」にでてくる化け物からとっています。
不老長寿にあこがれて人魚の肉を喰らい、
その強すぎる毒に耐え切れずに化け物となって永遠に生きるしかない
「なりそこない」という存在は
私にとって生涯忘れることのできないキャラクターです。
今はオタク文化も随分垢抜けたものになり、
かつてよりは世間のイメージも悪くなくなったようにも思います。
若い人ほど大きな抵抗もなく、自由にその豊かな文化を享受しているようです。
羨ましいと思うと同時にとてもいいことだと思います。
やっぱり自分が若いころ感銘を受けたものが、
次の世代に引き継がれていくのはうれしいものですから。
でも、すばらしいものはやっぱり強力ですから
薬にもなるけど猛毒にもなるんですね。
これは漫画やアニメに限らず、
文学や映画や音楽などどんな文化でも言えますが、
人間に対して規格外に影響を与えるものというのは、
常に紙一重だと思うんです。
だからこそ、表現の規制や弾圧をしたがる人たちがいるわけですしね。
いいものは必ず毒があります。
すばらしいものには必ずその分危険も伴います。
逆に言えば、なりそこないも生みださないような表現など
たいしたことがないともいえるかもしれません。
なりそこないの存在が反面教師となって、
オタク文化がよりよいものに昇華していくことを願ってやみません。
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