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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 感想 ~それは誰の独白だったのか。~

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫 わ 3-16)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫 わ 3-16)
(2014/11/18)
渡 航

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まずはお詫びと訂正から。

前に10巻の表紙の娘のことを「一色いろは」であると書きましたが、
実際は“はるのん”こと「雪ノ下陽乃」でした。
申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫びと訂正をさせていただきます。

つーか、あとがきでしっかり作者が触れていましたね……。

うひょう! 邪悪なお姉さん陽乃ちゃんが表紙だよ!(「あとがき」343ページより引用)

ていうか、イラストのぽんかん⑧は確かに神ですが、ときどきキャラの区別が付かなくなるんですよねー。
まあ、私が単にオヤジ化して最近の絵についていけなくなっているだけかもしれませんが。

というわけで。

※以下、多少ネタバレ的なものも含むかもしれません。

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tag : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

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俺ガイルデー

hamachi141119-1.jpg 
11月19日は「俺ガイル」デーでした。

まずは本家本元であるライトノベルの「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」。
hamachi141119-3.jpg 
「俺ガイル」も10巻の大台に乗って、いよいよ完結が見えてきましたね。
表紙の娘は誰?とおもったら、どうやら“いろはす”こと一色いろはのようです。
(追記:2014.12.07 実際は“はるのん”こと「雪ノ下陽乃」でした。申し訳ありません)

続きましてコミカライズ。
hamachi141119-4.jpg 
左がアニメ準拠の「妄言録(モノローグ)」5巻で、右が原作準拠の「@comic」4巻。
絵は「妄言録」のほうが綺麗ですが、「@comic」はアニメにないエピソードがあるので、アニメから入った人にも楽しめると思います。

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5 感想 ~真の“7巻”~

えっと、これは本当に“.5”なんでしょうかね?なんか普通に本編だったんですが。

というか、これがアニメ円盤の特典て絶対おかしいですよ。
全然番外編じゃないです。外伝でもおまけでもないです。
通常なら6巻のあとに“7巻”として刊行されるべき内容でしょこれ。

文庫化の際によっぽどリライトしたのかと思いきや、
細かい描写をカットしただけで、追加分は基本的にない、ということらしいですし……
いや、真面目な話、こういうことをやられると、
単なるラノベ読者も、特典狙いで円盤を買わざるを得なくなるので本当にやめて欲しいです。

まあ、それはさておき。

●彼女は変わっていない

今回の主役は相模です。
5巻で由比ケ浜に嫌みな態度をとる、単なるモブっぽい意地悪キャラだった相模。
6巻の無能なくせに承認願望だけは人一倍だった俗物相模。
そして7巻以降は、ほぼなかったことにされている相模ですが、
文化祭と修学旅行の間に、相模にこんなことが起こっていたとは、正直びっくりですね。

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5ようやく購入。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5」をようやく本日入手。
何か発売日が延期になったりして、これはネットで注文した方が確実かなと思って予約したのが運のつき。
すでに店頭に並び始めた23日頃になってもいっこうに届かず、ようやく配送になった25日は不在でうけとれず、なんだかんだで今日までかかってしまいました。

しかし、刊行されるたびに分厚くなっていくような気がするのですが……
9巻のときもページ数(430P)をみてびっくりしたのですが、今回480P強と、さらに超えてきましたね……
まあ、なんでも、アニメDVDの特典小説3つ分+ドラマCD小説版ということだそうですから、
むしろこれでもかなり圧縮した結果とも言えるのでしょうが。
※ちなみに私はアニメを見ていませんので、完全新作みたいなものですね。

hamachi0728.png
厚みを比べたところ。文庫でこれはけっこう読みにくい気も。そう考えると、電子書籍はこういう時はいいですね。

しかし、なんかあたりまえのように“.5”とかついていますけど、
こういう「小数点ナンバリング」っていつから流行りだしたんでしょうね?(アニメ特典だと6.25とか6.75とかあったらしいですね。なんでもありか!)

いや、シリーズ前提のラノベでは題名にナンバリングが付くのは親切でいいとは思うのですけどね。前も書きましたが、一般小説でも採用してもいいんじゃないかと思いますし。
でも、個人的には小数点はどうなのかなあ、という気もします。まあ番外編という扱いなんでしょうけどね。

それにしても、7巻→7.5巻→8巻の流れならともかく、いまさら6.5巻ですか!

時間軸が文化祭直後まで戻りますからねえ。9巻読んだ後だと、キャラクターたちの関係性も変わってきているわけで、違和感がありそうですね。

いっそのこと、読む前に1巻から6巻まで再読して、復習してから読み始めようかと考えていますw

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5ドラマCD付き限定特装版 (ガガガ文庫 わ)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5ドラマCD付き限定特装版 (ガガガ文庫 わ)
(2014/07/22)
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5 (ガガガ文庫 わ 3-15)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5 (ガガガ文庫 わ 3-15)
(2014/07/22)
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9 (ガガガ文庫)
(2014/04/18)
渡 航

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読了後、まず最初に感じたことは
この作品をリアルタイムで読める、今の十代が心底うらやましい。でした。

いつだったか大槻ケンヂが、「寺山修司に十代で出会うかどうかで人生は大きく変わる」というような趣旨のことを言っていましたが、「俺ガイル」はまさに、私が十代の頃に出会っていたらきっと今とは違う人生を歩んでいた、と思わせる作品です。

書きたいことはいくらでも湧いてはきますが、うまく言語化ができる自信がありません……

「今しかできないこと、ここにしかないものもある。今だよ、比企谷。……今なんだ」
平塚先生のこのセリフには正直、泣きそうになりました。(アラフォーのじじいが情けないと思うでしょうが、若いころは涙なんか出ません。むしろ年を取るにつれ、涙もろくなるもんです)

平塚先生のこの言葉を16、17で読める今の高校生はホント、なんて幸せなんだろうとつくづく思います。
たぶん、今はその幸せを実感できないでしょうけど。まあそのうち気づきますよ。40ぐらいになってからね。
そして、もう二度とあんな甘酸っぱい気持ちを味わえないことに絶望するんです。ええ。

「俺ガイル」についてはそのうち、じっくり書きたいとは思っていますが、読むたびに心がぐちゃぐちゃにされるのでなかなか難しいです。

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プロフィール
ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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