なりそこないの昔話2~細野不二彦のこと~

オタクカルチャー黎明期の“熱”を見事に再現しているテレ東系ドラマ「アオイホノオ」。
本日、第3話が放映されますが、
このドラマを見ていると、どうしても昔を思い出してしまいます。

第2話では「かっこいい絵でギャグ」の先駆者として「細野不二彦」が取り上げられていましたね。
ただ、その頃私は、正直「かっこいい絵でギャグ」とかそういう認識で、細野不二彦作品を読んでいませんでした。

当時は藤子不二雄赤塚不二夫のような丸顔で2~3頭身キャラこそが「ギャグ絵」という固定概念がありましたので、
私にとっては、永井豪梅図かずお山上たつひこも「ギャグっぽくない絵でギャグ」でしたし、
高橋留美子も、私の目には比較的劇画ぽい絵に見えていました。
つまり、「かっこいい絵でギャグ」が特に目新しいという認識がなかったんですね。

だから、自分にとっては「さすがの猿飛」や「どっきりドクター」もその系脈での「ギャグマンガ」だったんです。
そんなわけで、特に画期的なマンガという印象はなかったですね。

私にとっての衝撃はむしろ、その後の「Gu-Guガンモ」でした。あからさまに「藤子ワールド」のオマージュと思わせるような小学生ギャグをいきなり始めて、しかも最終回があれですから。

子供のころ、本や映画で泣くとか嘘だと思っていたんですよ。
涙は悲しい時にしか流れないもので、きっとみんな大げさに言っているんだと。

生まれて初めてでした。“悲しくないのに”泣いたのは。
今でもマンガを読んで涙を流した経験というのは、この「Gu-Guガンモ」の最終回ぐらいしかありません。

しかし、あのラストは本当にすごいです。それまでの「藤子作品」へのオマージュでありながらアンチテーゼでもあるんですからね。ある意味「劇画オバQ」を超えてます。
ネタばれになるのであえて内容は書きませんが、少しでも気になる人は是非読んでほしいですね。

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 初の短編集。「Gu-Guガンモ」の番外編も載っているとか。

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 細野不二彦の話は第1巻に登場します。
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tag : アオイホノオ 1980年代

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