私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪109~もこっちはもう無理をしなくてもいい(のかも)~

1月19日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪109に更新されました。

早いもので1月もそろそろ下旬になるわけですが、
わたモテはこれが2017年最初のエピソードとなります。
だからというわけでもないのですが、
いつも以上に今回の更新の話がどういうものになるのか、すごく気になっていました。

というのも、ここ2年ほど、
新年始めの話がその年のわたモテを象徴しているような気がしてならなかったからなんですね。

一昨年は喪71「モテないし出発する」(2015年1月22日更新)から始まりました。
2015年はまさに「修学旅行」からスタートしているんです。
ゆりちゃんも吉田さんもうっちーも真子もあそこから始まっているんですよ。
(ちなみに、あのとき前の週に1回原稿を落としているんですが、今思うとあれは必要なブレイクだったんですね)

そして、昨年の喪90「モテないし将来について考える」(2016年1月7日更新)。
荻野の「ぱちん」、三者面談で将来を語る加藤さん、そしてネモ
去年のわたモテの快進撃はあれから始まったと言っても過言ではありません。

2016年は「モテないし冬の雨」「モテないしいつかの冬休み」「モテないし最後の冬」といった、
変わっていくことへの感傷的な話も目立ちましたが、これも「将来」からの流れを意識させますね。

つまり、2017年のわたモテを占うにあたって、今回の話は極めて重要だと思うわけです。

果たして、いったいどんな話になっているのか。
さっそく見てまいりましょう!


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雪が舞う冬の空。もこっちの吐く白い息。
2017年のわたモテは、ずいぶん静かな雰囲気の中で始まりました。
いつもは愛らしい襟巻きのキツネも心なしか表情が硬いような気がします。

さて、今回のタイトルは「モテないし 雪の日の学校」
どこか違うような気がしません?

そう、「モテないし」とそのあとに続くフレーズとの間にわずかな“スペース”が入っているんですよ。
いつもだったら「モテないし雪の日の学校」という風に文がつながっていたのではないでしょうか。

一拍空けたかのような不思議な“間”。

なんとなくですが、これが今年のわたモテの何かを象徴しているような気がしてなりません。

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もこっちの表情があまりに鬼気迫る感じで、まるで死地に向かうかのようですw
まあある意味、学校も戦場なのかもしれませんがw

それにしてもなんだ、この会話w
風邪ひいたから休んでいい?ならわかるけど、
雪だからって、それを判断するのは母親じゃねーだろw

普通なら、まずは学校に確認をとるか、
そうでなくても、連絡網でそういう情報は回ってくると思うんですけどね。
(あ、でも今は個人情報関係がうるさいからそういうのはないのか?)

ていうか、弟はずいぶん早く出ているんですね。
まさか朝練というわけでもないとは思いますが……w

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そういうお前だって、登校してるじゃんw
きっと前のふたりだって、「くそ、休みじゃないのかよ」とか思ってるよw

でも雪で休校とか、懐かしいというか羨ましいですね。
社会人になるとそんなこと絶対にないですから。
雪のため本日は休社にします、とかあったらどんなにいいことかw
(まあそんな会社、仮にあってもすぐつぶれるでしょうけどw)

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雪の日あるあるですねw
特に都市部ではちょっとした雪でもすぐに影響を受けますからね。

それにしても、誰も来てねーって、左はじのふたりは無視かw
(まあ知っているやつが誰もいねえ、ということなんでしょうけど)

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ああ、こういうこともよくありますよね。
苦労して出たものの、けっきょく数が揃わずに休校ってね。
それなら最初から休みにしてくれよって、よく思ったものです。

もこっちが「もう誰も来るな!」と思っているそのすぐ横で、
「ガラ」と音しているのが地味に面白いw

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一応、遅延証明書を手にしているのが、ゆりちゃんらしいw
彼女の変な生真面目さがよく出ています。

荻野もこういうときは比較的まともな対応をするんですね。
なんかそれだけなんですけど、ちょっとホッとしますw

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WWW誰も来てないねからの「ガラ」にちょっと和みますw
って、加藤さんじゃん!マスク姿がなんだか新鮮に感じます。

ゆりちゃんともこっちも、こうしてみると完全に普通の友達同士ですね。
ポッケに手を入れて話している姿に気を許している感じが表れています。
そういえば真子ってバス通学だったんですよね。(喪99表紙参照)

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この加藤さんはいいですよね。
「おはよ」から「全然いなくない?」への屈託のなさ!なんだか感動すら覚えます。

このふたり、普段はあまり親しくないと思うんですが、
変な気遣いやぎこちなさがまったくなく、なんとも自然じゃないですか。
加藤さんの人間性が感じられるいいシーンだと思いますね。

もこっちの視線がまた妙におかしいw
これがリア充のコミュ力か…とか思っているんでしょうかw

それに対するゆりちゃんの反応もらしいですねw
「あっ」がつくところとか、「そ そうだね」と思わず吃ってしまうところとかw
話し慣れない人にはこういう感じになってしまうんですよね。なんだか微笑ましくすら感じます。

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おお吉田さんもマスクですか!いかにもヤンキーっぽい感じでこれもいいですね。
まあ、「口裂け女」に見えなくもないですがw

にしても、もこっちw
人が増えてくることにちょっと不安になるのはわかるけど、それはないだろw

てか、吉田さんのような昔気質のヤンキーは、むしろ学校大好きなイメージがありますけどね。

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図書室で自習というのも現文ならばでしょうか。
こういう普段とはちょっと違う雰囲気には、なんだかワクワクしますよね。

それにしても、せっかくの図書室というのに、もこっち以外誰も本を読まないのかよ……
小宮山さんが嘆くぞw
まあ今の高校生ならみんなスマホなのかなあ。
もこっちの後ろで寝たふりをしているのはひょっとして吉田さんでしょうか?

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もこっちが読んでいるのは


これのパロなのかな?
いかにももこっちが読みそうなラノベではありますね。
(自分も書店で見かけて気にはなっていたタイトルです)

つーか、「友達いる同盟」ってwwwなんか妙にゴロが悪いぞw
てか、これはこれでちょっと面白そうなんだがw

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そういえば、もこっちの読書好きって小宮山さん以外に知られていましたっけ?
普段の教室ではいつも寝たふりばかりだった気がするので、
もこっちのこういう姿って、けっこう新鮮だったのかもしれませんね。

それにしても、ゆりちゃんの「あまり本とか読まない」発言はちょっと意外でした。
彼女のようなキャラには、変な本ばかり読んでいる、といった属性が付きものな気がしていたんでw
まあ、本よりも音楽の趣味に自分のアイデンティティを求めるタイプなのかもしれませんね。
マニアックなジャンルばかりを聴いているのかもw

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人に本を薦めるってけっこう緊張しますよね。
「面白い」にもいろいろあるじゃないですか。
自分の「面白い」がその人の「面白い」とは限らないし、
かといって、自分の趣味とはまったく違うものを押し付けるのもなんか違うし……

ある意味、人との接し方の基本を問われているような気がするんですよ。
どこまで自分を出して、どこからが他人を尊重するか、
そのバランスがその人の社会性みたいな。

だからこそ、ここの会話にはすごく印象に残りました。

「どれが面白いとかある?」「どうだろう…これとか?」

なんて素朴なんでしょう。なんて純粋なんでしょう。
そうか、会話ってもっと単純でいいんだ。
素直にそう思えました。

そう、物事の本質はもっとシンプルなところにあったんです。

面白さにもいろいろあるとか、どこまで自分を出すかとか、
そういうことばかり考えていた自分がなんだかすごく恥ずかしく感じましたね。

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その単純なやりとりは加藤さんにも伝染します。

みんな、本が嫌いなわけではないんですよね。
ただきっかけがないだけで。

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WWW
顔は関係ないだろw
ラノベ読む顔とか文学読む顔とかどんな顔だよw
(ていうか、ゆりちゃんはラノベ読む顔なのか?)

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WWWWW女子供いうなw
お前はいったいどういう立場なんだw

ちなみにこの「スイーツ王子の名推理」


これのパロのようです。

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この作者の七月隆文さんって、私は読んだことないんですけど、
アニメにもなった「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件」も書いている人なんですね。ちょっとびっくりしました。

それにしても、もこっちってすごいですね。
読んだことなくっても、ベストセラーやメディア化された作家はちゃんとチェックしているんですね。

しかも「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」そのものを薦めるんじゃなくって、
同じ作家のよりディープなところをチョイスするところなど、
なんだかまるでソムリエみたいじゃないですか。

オタクの悪いところに、「自分の趣味を一方的に押し付ける」きらいがあるかと思うのですが、
ここでのもこっちのお薦め本の選び方にはそういったエゴがありません。
あくまで、その人にとっての「面白さ」を自分なりに想像して、その人のために選んであげているわけです。

もちろん、相手におもねるだけではだめでしょうけど、
自分の主張ばかりがコミュニケーションではないなと改めて気づかされます。

まあこの場合は、「スイーツ」というフレーズだけで選んだ可能性もなきにしもあらず、ですがw

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吉田さんwww
なんか片言になってるしwww

ゆりちゃんと加藤さんとのやり取りをこっそり見ていたんでしょうか?
なんだかそれを想像するだけでニヤニヤしてしまいますねw

もこっちから始まって、みんなが本に興味を持ちだすというこの連鎖反応もなんだか面白いです。
これも普段の学校とは違うちょっと異質な空間ならばのマジックなのかもしれません。

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ピンポイントかよwww

矢沢っていうから、てっきり「NANA」矢沢あいを探しているのかと思ったのですが、
考えてみれば、さすがに漫画はないですよね。
となると、やっぱり、矢沢永吉を探していたのでしょうか?
今の子に「成り上がり」ってわかるのかな?

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WWWWW
もこっちの表情が本当に申し訳なさそうなのが、かえって笑えますw
個人的今回一番笑ったシーン&ベストもこっち

あと、何気に初めて「吉田さん」と呼んだことになんだか感動しますね。
ちょっと吃ってはいますがw
いつもなら「ごめん、ヤンキーに読める本はここにはないわ」とか言っていた場面ではないでしょうか。

でも、この言い方はひどいなあw
これじゃあ、まるで文字が読めないみたいじゃないかw

吉田さんはヤンキーといってもピュアヤンキー(笑)なので、
それこそ「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」とか号泣しそうですけどね。(読んだことないけど)
あと、一時流行ったケータイ小説なんかも好きそうな感じ。「恋空」とか。(いや、読んだことないけど)

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まこっちもなんとか無事登校。
雪だと、電車よりもバスの方が大きな影響を受けそうですけど、途中であきらめずにちゃんと出てくるのが真面目な彼女らしいですね。

こうしてみると、普通に登校できたのはもこっちくらいだったんだなあ。
(よっぽど交通の便がいいところなのか?)

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1年の時の担任の先生ですね。
修学旅行以来かな?随分久しぶりですけど、やっぱりいい先生ですよね。
いい意味で肩に力が入っていないというか、
自然体で話しやすいタイプなのに、生徒に媚びを売っているところもない感じで好感が持てます。

でも、2年時もこの先生だったら、もこっちは今も1年生の時のままだったのかもしれませんね。
今思うと、荻野のような担任だったからこそ、今のもこっちがあるのかな、という気がします。

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ちょっとわかりづらいですが、これ、みんな本を読んでいるんですね。
確かに学校に来ていきなりこんな光景を目の当たりにしたら、あれ?となるでしょう。

授業時間でも休み時間でもない、なんだか不思議な光景。

それはもしかしたら、雪の日ともこっちが起こしたほんのささいな奇跡だったのかもしれません。

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なるほど、ゆりちゃんには「キノの旅」を勧めたんですね。
なんだか、すごくわかるというか、実に彼女に合ったチョイスだと思います。
もこっちがゆりちゃんをどう見ているのかもちょっと垣間見える気がして、好きなシーンですね。

こういうほんの些細なところに深い味わいがあったりするので、わたモテは飽きないんですよね。
9ページに18ページくらいのボリューム感があるように感じます。

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この二人の会話は読んでいて心地よいですね。
お互い変な気の回し方をしていないので、むず痒さがないんですよ。
まあ、ゆりちゃんの天然塩対応についていける真子がえらいんでしょうけどw

もこっちが薦めた「キノ」を真子も読もうとするところも、なんだか癒されますw

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清田すげえなw
学校にタクシーでしかも相乗りとかw
もこっちじゃないけど、それこそ、「そこまで学校に行きたいか?」って言いたいわw

今の高校生って普通にタクシーとか乗るんですかね?
私なんか大学の頃だって使ったことがなかったなあ…
自分で初めて乗ったのって、確か20代も半ば過ぎですよw

mo109-28.png mo109-28b.png 
清田らしいベタなあるあるですねwなんだかすごく和みますw
「うぉい!!」のツッコミのタイミングとか、いかにもリア充がやりそうw

まあ、こういうやり取りは永遠不滅ですね。
私が学生のころも似たようなノリはありましたから。
きっと今でもどこかの学校で繰り広げられているに違いありませんw

それにしても、今回の荻野はなんだかいい先生ですよね。
こういうところにも、いつもとは何かが違う雰囲気が出ています。

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鼻笑w

まあ別に清田で笑ってもいいでしょうw
何しろ前回これで判明した通り、もはやもこっちの笑いのセンスはリア充並に落ちてしまいましたから……

そう考えると、ここはちょっと切ない場面でもあるかもしれませんね。

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本当に加藤さんって邪気がないというか、素直ですよね。

薦められたときも「へーじゃあ読んでみる ありがと」と返していましたが、
とにかく会話の一言一言にわざとらしさがないんですよ。
深読みする必要性を感じないというか、
彼女の言葉はもう普通にそのまま解釈すればいいような気がするんです。

ここもお世辞ではなく、本当に「まあまあ面白かった」んだろうなと思わせますね。

まあ、もこっちにはちょっと戸惑う相手かもしれませんけどw
もこっちは逆に裏表ばかりだからなあw

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つまらなくなくてよかった、と返すもこっちがなんだかすごくかわいいですw

普通だったら「気に入ったならよかった」とか「面白かったなら薦めた甲斐があったな」ではないでしょうか。
つまらなくなくて、と、否定の否定から入るところに、
もこっちの戸惑いというか、どこか自信が持てない感じがよく出ていますよね。

さて、もこっちの落ち着かない手つきを見て、加藤さんは何を思ったのでしょう。

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すごく優しい目をしていますよね、加藤さん。

これは、単にもこっちでネイルをやりたいというより、
読書好きという得意の分野で、自分の知らない世界を教えてくれたもこっちに対する、
おしゃれ好きな私ができる“お返し”という意味が込められているのではないでしょうか。

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WWWWWいや別にいいよw
少なくともネイルは非処女になってからというルールはないと思うw

でも、なんだかこのシーン、
いたいけな少女が汚されていくような変な背徳感がありますねw

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個人的今回のベストシーン。

少し物憂げな加藤さんといい、時が止まったかのような静寂感といい、
神秘性さえ帯びているような気がするくらい綺麗なシーンだと思います。

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いつもとは違う時間。いつもとは違う空間。
そして、いつもとはどこか違うゆりちゃん、真子、そして吉田さん。
それは雪が見せた束の間の魔法だったのでしょうか…

なんだか心の奥に静かに降り積もってくるような不思議な感覚におそわれますね。
(それにしても、もこっちに本を教えてもらえなかった吉田さんが不憫w)

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この場面も印象的ですね。

俯瞰的なのに上から下に降りてくるような、ちょっとだまし絵を魅せられているような感覚にさせられます。

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確かに午前中授業といってもけっきょくすべて自習だったわけですし、
お母さんのいうとおり、行かなくてもよかったのでしょう。

でも、そんな言葉にも、もこっちはどこか上の空です。
まるで、あの教室で、まだ加藤さんにネイルをやってもらっているかのように。

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この視点の鮮やかな転換には目を奪われましたね。

学校から帰ってきても雪が見せてくれた魔法はまだ続いていました。
そう、もこっちの指先にそれは宿っているんです。

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こういう“オチ”もあるのですね。

思えば、「冬三部作」である「モテないし冬の雨」「モテないしいつかの冬休み」「モテないし最後の冬」のオチは、ギャグマンガとしての矜持として最後は笑いで落とす、という面があったかと思うんです。
どれだけ叙情的で切ない世界を描こうとも、これだけは一線を守ろうと。

でも、どこか無理している感もあったんですね。
特に「最後の冬」は、もこっち、そんな頑張らなくていいからwという気にもさせられた部分もあったんですよ。

今回は違います。同じ叙情的な世界を描きながらも、笑いで落としてはきませんでした。
でもそれはギャグマンガとしての意地を捨てたわけじゃないんですね。
確かに今回も「落ちて」はいるんです。
ただ、「冬三部作」とは逆の方向に。

冒頭の「お母さん今日雪だし休んでいい?」は前フリだったんです。
「お前らそこまで学校に行きたいか?」も「よし もう誰も来るな!」も全部、この“オチ”への伏線だったんです。

行かなきゃよかった とも思わないけど……

無理のない、すごく自然な“オチ”ですよね。

もう、もこっちは無理に笑いを取りにいかなくてもいいのかも。
…そんなことすら、思わせるような綺麗で心に残る落とし方でした。



不思議な余韻の残る話でしたね。
なんだか良質な短編小説を読んだかのような気にもさせられました。

実質、初の「加藤さん」回でもあったわけですが、
あまりそういうことすら意識させない“魔法”がそこにはあったんですよ。
なんだか、ずっと前からこんな日常が繰り広げられていたかのような錯覚さえ抱きましたね。

それぞれのキャラクターもどこかいつもとは少し違っていたような気がするんです。
でもそれに違和感はない。むしろ昔からそういうキャラだったようにも思えるわけです。

まあ、これが日常から少しはずれた「非日常」のマジックなのかもしれません。
次の日には何ごともなかったかのように、賑やかな普段通りの日常に戻っているのでしょう。

「モテないし 雪の日の学校」というタイトル通り、
今回の話は「モテないし」と「雪の日の学校」との一拍の“間”だったような気がします。
まるで一瞬の静けさを永遠に閉じめたかのような、雪の妖精が見せてくれたひとときの魔法だったのです。

ただ、この静けさは「嵐の前の静けさ」のような気もするんですよね。

今回、南さんやネモ、そしてうっちーが自主休校(笑)だったのも、そう考えるとなんだか腑に落ちるんです。
彼女らにはそんな雪の幻惑は通用しないような気がしますからねw

2017年のわたモテは果たしてどうなっていくのか。
読むたびにいろんな見方やとらえ方ができる、味わい深いエピソードだったと思います。


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田村ゆりちゃんへ

はじめまして。いつもこのブログ楽しみにしています。
キノの旅、私は大好きなんです。
時雨沢さんの文章も黒星紅白さんのイラストも。
逆にはがないや俺妹、劣等生なんか勧めて田村さんがどんなリアクションとるか見たかった気がします。
しかし、吉田さんに矢沢永吉の成りあがりは思わず吹き出しました。
そして、田村さん普段音楽を聴いていますが、個人的にRADかBUMPあたりだと思っていました。
しかし実は矢沢永吉の大ファンでいつも聴いているなんて設定だったら、もっと面白いかななんて思いました。

あけましておめでとうございます、更新お疲れ様です。
この回では滅びゆくさんのおっしゃる通り、実質初の加藤さん回で新鮮でしたね!

確かに加藤さんは他の登場人物が抱えているような裏や闇は無さそうな為、不意を突かれた気分になりました(笑)

そしてもこっちの読書「ソムリエ」っぷりも、目を見張るものがありましたね!
キノの旅は短編集であり、且つ良い意味でラノベっぽくない(非ヲタでも読みやすい)から薦めたのかな…と個人的に思いました。キノの旅、私も好きです(逸れてしまいすみません;;)
ゆりちゃんや真子がもこっちに薦められた本を帰宅後もじっくり読むと思うと、感慨深いですね。

ネモ、南さん、うっちーは、友人が来ないから私も休むー的なものかもしれませんねw

お疲れ様です。
外国では大雪の中会社に行く人は殆どいないらしいのに日本人は真面目ですよね。
ただ無理して行く人はちょっとどうかと思いますね。それで事故でも起こしたら、周りに心配と迷惑をかけてしまいますし。
正直、台風や大雪の日は在宅勤務が当たり前の社会になればいいと思うのですが・・・。
今回は新年最初という事もあってほぼオールスターで大満足でした。そしてもこっちがタイトル詐欺と言っても過言ではないくらいモテまくってるのがいいですね。
少し気になったのですがゆりちゃんと真子ちゃんが同じイヤホンをしていますがJKってこういう事をするものなんですかね。
私は他人の耳に自分のイヤホンを入れるのはちょっと無理ですね。

気づかなかった点に気づかされたり感心させられる事が多くいつも楽しませてもらっています。
加藤さんホントかわいくて素敵な方ですね。自然体で表情が豊かで惹き込まれる魅力を感じます。

うっちーが居ないだけで、こんなにも静かになるのか、と思わされる回でした。
漫画って、その話毎に選ばれるメンバーって重要ですよね。

はじめてコメントします

いつも楽しみにしております
思えば2年の始まり迄のモコッちは、学校でネモに挨拶される程度で、孤独な日々を過ごしてたんですよね!それが、たった1日で会話量スゴいじゃないですかw
いない人扱いどころじゃないですね。
あと絡んでないのは南さんかな。加藤さんと違って、ちょっと意地悪そう。どうなるのやら。

No title

みなさん、コメントどうもありがとうございます。

出来れば、一人一人にお返事したいのですが、
時間の関係上、まとめての返信にて失礼いたします。


>じみぃべいつさん、はじめまして。いつもありがとうございます!

キノの旅、いいですよね。
できれば、自分が10代のころに出会いたかったなあと思ってしまう作品のひとつです。

>RADかBUMPあたり
すごくわかりますけど、それだとあまりにイメージそのまんま過ぎる気もしますね。
聴いていたとしてもあまりにメジャーになったことになんだか複雑で、
「インディーズのころから聴いていたけど、なんか手の届かないところへ行っちゃったなあ…」とか思っている感じでしょうか。
でもそれもなんかありきたりのような…

それよりは確かに、実は永ちゃんの大ファンというほうがむしろ彼女らしいかもしれませんw


>名無ーしさん、おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします!

実は読み終えてから、「あ、そういえば、これ初めての“加藤さん回”じゃね?」と気付きましたw
なんだかすごく自然に溶け込んでいましたよね、加藤さん。

名無ーしさんもキノの旅がお好きなんですね。
確かに短編集なので、取っつきやすいという面はありますね。
個人的には、あれこそが「ラノベ」の代表的なイメージがあるのですが、
今の主流からはむしろ異色な作品なのかもしれません。

私は、もこっちがゆりちゃんが気に入りそうな世界観だからということで選んだんだと思いたいですね。
ゆりちゃんてなんとなくキノに近いタイプのような気もするしw

そういえば、岡田も雌猫班もいなかったですよね。
LINEなんかで、あー○○が行けないなら私も休もうかな、
みたいなやり取りをしていたのかもしれませんね。


>ふちささん

確かにそうですね。真面目なのは美徳だと思いますが、
そのことで、周りに被害や迷惑を与えたら本末転倒ですからね。
今はワークスタイルも多様化しているので、
徐々に「在宅勤務」も普及していくかと思いますが…

イヤホンですけど、いつだったか男子同士でやっている人を見たことがありますよ。
正直、ちょっと引きましたが、まあ人によっては気にしないのかもしれませんね。
今どきのJKだから、ということはさすがにないと思いますが…
私も家電量販店のイヤホン視聴コーナーとかはちょっと抵抗がありますw


>はるさん

ありがとうございます。楽しんでいただけているようで本当にうれしいです。

加藤さんは不思議ですね。裏がないのに「人間」らしさを感じるんです。
かつてのネモのような「天使」的な嘘くささがないんですよ。
清田のようなタイプともちょっと違いますし。
これからのわたモテにとって、ますます大きな存在になってくるような気がしますね。


>5番目のコメントの方

うっちーだけじゃなく、ネモや南さん、岡田などもいなかったのも
そういう意味合いが大きいでしょうね。
逆に喪107のマラソン回には加藤さんがいなかったわけですし、
キャラがストーリを作り、ストーリーがキャラを作るという面は確実にあると思いますね。


>はじめてコメントします
ありがとうございます。これからも楽しんでいってください!

>いない人扱いどころじゃないですね。
いや、それどころか、もはやクラスの中心と言っても過言じゃないかもw
これだけ環境が変わると逆に疲れちゃうんじゃないかとちょっと心配にもなりますw

南さんは現段階ではいろいろ意見が分かれて、なかなか面白いです。
意地悪そうという人もいれば、実はそんなに悪い子じゃない気がするという人もいますよね。

No title

更新お疲れ様です
強引な性格の荻野と比べたら男の先生はかなり穏やかな感じがしますね
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」ってタイトルは始めはもこっちがモテようとして失敗し、それを周りに当たり散らしてるイメージでしたが加藤さんの出番が増えてからはモテる為の指導をしてくれる人が周りにいなかったからという意味の気がしてきました
ゆうちゃんは頑張って周囲の雰囲気に合わせててそこから外れちゃてるもこっちを引っ張る余裕なかったのでそういった余裕のありそうな加藤さんは今後わたモテを進めてく上でかなり重要な存在になるのではないでしょうか
あと加藤さん監修のちゃんとしたもこっちのイメチェンが見られるんじゃないかって期待もかなりあります

No title

えーと…チ…チ…チャンプ
ないな…
ごめん吉田さん
チャンプロード調べてみたら去年休刊してた…

 私が読んでて最初に浮かんだのはコレだったんですが、
皆さん文学的ですね…

No title

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。そして更新お疲れ様です。

普段とクラス環境が違う中、各人物興味深いものを見せてくれましたね。


一番興味深かったのは加藤さんでしたね。彼女にとって普段から喋る友人が今回いない中だったと思いますが、普通に話しかけてきましたよね。友人に限らず、他人に対しても気さくに接する事が出来る人だと思います。(吉田さんに対してはスルーでしたがw
ネイルをしている時の表情が印象に残りましたね。以前、メイキャップした時は、悪気は無いにしろ、角度を変えれば、もこっちをいじって楽しんでるようにも見えましたが、今回の表情を見ると、とてもそんな風には見えませんでした。もこっちとは親しい友人になって欲しいですね。


それにしても、もこっちのラノベ知識の広さには驚かされました。色んなラノベを読んでいないと、そう淡々と人に本を勧められないと思うんですよ。しかも自分の好みでなく相手の特徴と好みをある程度見極めた上で勧めているので凄いですね。
そのラノベの知識が今回大きく生かされてますね。実際にゆりちゃん、加藤さん、吉田さんに興味を惹かせましたから、もこっちは元から十分なコミュニケーション能力を持ってる筈なんですよ。
今回見て、過去にもこっちが作りたかった日常部の事を思い出しました。もこっち自身気づいてないと思いますが、何気に願いが叶いましたよね。


真子が来た時にゆりちゃんが椅子を寄せてあるところにニヤつきましたwてか真子とゆりちゃんて隣同士でしたっけ?
もこっちが本を勧めたのも一つのきっかけだと思いますが、片イヤホンしあっているところを見るとに本当に仲が良いんだなあと思います。
コレって割と目立ちますし、今回のような人の少ない日しか見られない光景だと思います。
昔私も通学中、電車の中で親しい友人と片イヤホンしながら動画を見てたことありましたが、今思うと目立つ中、よくあんな恥ずかしいこと出来たなあと思いますw



今回の掲載期間が3/1までですから次回更新2/2の次は3月になると思いますので次回はバレンタイン回が来そうですね。
そうなったら智貴を巡ってあの2人の熾烈な争いがみられそうですねw

No title

更新お疲れ様です。
わたモテ2016年総集編も併せて楽しませて頂きました。

ポケットに手を入れたゆりちゃんともこっちは、仰る通り本当に友達になったんだと感じられますね。
本を紹介するくだりも、二人にとっては面倒くさいと思わない日常のワンシーンなんでしょう。

今回意外だったのは加藤さんの参戦で、ここまで関わってくるのかと少し驚きました。
以前、なりそこないさんが「もこっちはどんな人間か分らないからクラスでぼっち」と仰っていましたが、それが変化してきた証なのかもしれませんね。
2017年は「例のあの人」から「黒木さん」へと変わってゆく事を期待して、わたモテの更新、そしてこのブログの更新を楽しみにさせて頂きたいと思います。

No title

みなさん、コメントどうもありがとうございます。
すみませんが、まとめての返信にて失礼いたします。


>いんさん

周りがいなかった、というより、今までもこっちには見えてなかったんでしょう。
それが、自分だけが孤立しているわけではなかったんだということに気づき、
その結果、周りの人たちが見えるようになり、同時に周りの人たちももこっちに気が付いたんだと思います。

逆にゆうちゃんは心配ですね。今の彼女にはもこっちと小宮山さんしか見えていないような気がしますから。

加藤さんのおしゃれ講座回はありそうですね。
もこっちがそれを斜め上な理解度で笑いに変えてくれそうw


>スモークさん

チャンプロードw
いや、休刊云々じゃなく、そんなのが図書室に置いてある学校ってかなりやばいですよw
それに矢沢永吉は別に文学的ではないと思います…w


>Y.zさん、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!

加藤さんは人をランク付けしない人なんでしょう。
天然なのか、確固たる考えがあるのかはまだわかりませんが、
相手によって態度を変えたりしないところが彼女の魅力のひとつですよね。
(吉田さんに対しても席の近くにきたら挨拶ぐらいがしそうな気がします)
ネイルのときの加藤さんは確かにすごく印象的でした。
あの伏し目がちでどこか影がある表情にこそ彼女の人間性を感じましたね。

もこっちの読書趣味は本当に尊敬に値しますね。
私なんかよりはるかにコミュ力ありますよw
おっしゃる通り、自分の好みだけじゃなく、幅広いジャンルをカバーしているからこそ、
人それぞれにあったものを薦められるんですよね。
今なら、ラノベ部とか、申請したら通りそうな気もします。
(さすがに2年も終わりの頃じゃ遅すぎますがw)

ゆりちゃんと真子のイヤホンはあの日しか見れないレアシーンだったでしょうね。
たぶん南さん達がいなかったからできたことなんでしょうw


>件さん、総集編楽しんでいただけたようでよかったです。ありがとうございます!

今回はゆりちゃんともこっちの自然なやり取りが心に残りましたね。
特に図書室のシーンはなんだか昔からの親友のような雰囲気すら感じました。

>それが変化してきた証
おお、そうですね。加藤さんにも、もこっちがどういう人なのか分かり始めているのかもしれません。

>2017年は「例のあの人」から「黒木さん」へと変わってゆく
それを私も期待したいです。そのためにも次は「南さん回」に注目ですね!

これからも当ブログは皆さんとともにわたモテを応援していきますので、
どうぞよろしくお願いいたします!

No title

更新お疲れ様です
加藤さんはもこっち達に話しかけた直後につまらなそうにスマホをいじる姿が印象的でした。何というか加藤さんって日常に退屈しているというか冷めている印象を受けますね、わたモテって様々なタイプのキャラが登場していますが、加藤さんはこれまでのキャラとも違うタイプな気がします
他にも田村さんともこっちの「なんでこの人私たちに話しかけているんだろう…?」と言いたげな反応や萩野先生が生徒から慕われていると思われるシーンなどキャラの新しい背景が見えて面白い回だったと思います。

Re: No title

コメントどうもありがとうございます。

なるほど、正直あまり気に留めていませんでしたが、そういわれると確かに退屈を持て余している感じですね。
図書室ではもこっちに「暇だから本を紹介して」と言っていましたし、何か思うところがあったのかもしれません。
ネイルをしている時の物憂げな表情も印象的でしたし、奥が深そうなキャラですよね。

今回は「日常」回でありながら、いつもとはどこか違う一面がそれぞれうかがえる話にもなっていて、新鮮な面白さがありました。
しかも雪の日の登校という状況が、それを不自然に感じさせないんですよね。実にうまい構成だと思います。

No title

更新お疲れ様です

今回のこの非日常感、受験シーズンの学校を思い出して懐かしくなりました
受験の季節になって、登校する人がめっきり減って、
そんなとき教室の雰囲気がどことなく違っていて、
人がいないから普段喋ったことのない人と喋ったり、
いつものメンツじゃないから普段と違うノリになってみたり、
みたいな

コミュニケーション=面白いことしなきゃ!っていう、
ぼっち勘違いあるあるを地で行ってたもこっちが、
初めて普通で自然なコミュニケーションをとった
でもそれはどこか雪の日マジックの力でもあるよ、
っていう単純なもこっちの成長話にしない辺りが、
とてもワタモテらしい余韻のある良い話だなあと思いました

Re: No title

>Ooさん、コメントありがとうございます。

なるほど、確かに受験が近いときの雰囲気に似ていますね。
そう考えると、3年3学期の予行練習的な意味合いもあったのかも?
なんとなく、わたモテ最終回もこんな感じになるような気もしてきました…

今回は、図書室でのやり取りが特に印象的でしたよね。
本を選んであげるときなんて、シンプルだけどすごく自然な会話でしたからね。
でもそれは、普段とは違う「非日常」が見せてくれた
魔法の産物だったのかもしれない……

そんな、まるで幻想小説のような不思議な味わいがあった一編だったと思いますね。

No title

はじめまして。こんにちは。
いつも楽しく拝見させて頂いております。

今回の話は屈指の面白さがありましたね。
面白いというより、むしろ美しさすら感じます。雪がもたらす静寂さ、学校のいつもとは違う浮ついた雰囲気――それらが醸し出す独特の異世界感が、今回の話には詰まっていた気がします。

そして今回大きくクローズアップされた加藤さんの今後の活躍に注目ですね。3年生編にも同じクラスメートとして登場して欲しいものです。

Re: No title


>ロクロウさん、コメントどうもありがとうございます。
いつもご覧いただいているようで大変うれしく思います。

本当に美しい回でしたよね。日常の中にある非日常のリアルさが実にみずみずしい形で再現されていたと思います。
今のところ、今年ナンバーワンといってもいいくらいの名作なのではないでしょうか。

加藤さんは今後の展開において、大きなキーパーソンになりそうな気がしますよね。
まだまだ謎なところも多いですし、これからの活躍が楽しみです。
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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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