アニメ監獄学園を創った男たち【声優編】1~かっこ悪いことはなんてかっこいいんだろう~

今週発売のヤングマガジンNo.49号から「アニメ監獄学園を創った男たち」が再び4週連続で始まりました。

……え、アニメ終わってもう一か月以上経っているのに今更?

まあ、前の3週連続連載のとき「次回掲載は未定だけど、今後もちょくちょく載せてくつもりだ」とあったわけですし、別におかしくはないんですが、正直、なんでこのタイミングでと思ってしまいました。特にドラマの宣伝にもなっていないし。

ていうか、次の制作秘話なら「ドラマ監獄学園を創った男たち」だろうと思っていたんですよね。番宣的な意味でも絶対そうだと思っていたんですが、見事な肩透かしをくらってしまいましたw

でも、誌面上でやたら「意外と好評だったので」とか「思いの外ウケたので」といったあおりが踊っていましたし、
予想以上に前回のが好評だったので、急遽企画したもので、本当は予定外の連載なのかもしれませんね。

さて、今回は【声優編】ということで、各声優さんにスポットをあてて、主にアフレコ現場での裏話ということのようです。

話は「監獄学園」担当Mウラとツジ子が、
ある変わったファンを話題にしているところから始まります。

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「こんにちワ○リキー」「おはヨー○ラス」……と、ツイッターで謎の挨拶をつぶやいてくるその熱心なファンとはいったい何者なのでしょうか?


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というわけで、第一回はガクト役の小西克幸氏。

どうやらかなりのゲーム好きの人のようですね。「こんにちワ○リキー」とかよくわからなかったのですが、改めて小西さんのツイッターを確認したところ、ポケモンネタだということを今回はじめて知りましたw

それにしても、ちゃんと実名でツイート飛ばしてくれている人に対して、ホントMウラって失礼なやつだな… ローマ字くらいちゃんと目を通せよ!
そもそもこの自画絵のアイコンで気づきそうなものですけどね…
柱のMウラの言葉が笑えますw

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そんなやりとりを続けていくうちに奇妙な感情が芽生えてくるMウラw 頬を染めるなw
まあ、言うまでもありませんが、このやり取りが「伏線」となっているわけですね。

さて、時は流れて、収録初日。
Mウラは台本の「ガクト役」のところで意味ありげに顔を曇らせます。
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神とクソを同時に体現する男。

そう、ガクトというキャラは、ある意味「監獄学園」を一番象徴するキャラクターです。
だからこそ、担当Mウラは無邪気な声優ファンであるツジ子にこんな言葉を投げかけるのです。

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無駄にかっこいいw

なんで、Mウラが主役みたいなノリになっているのかよくわかりませんが、彼のこの懸念はよくわかります。
単なるイケメンボイスに「かっこよさ」と同時に「かっこ悪さ」を表現できるのか、と。

prison_seiyu01_06.png 
WWWWW
まあこんなことを問われれば、

prison_seiyu01_07.png 
こう答えるしかないわけですがw

でも、私もアニメが始まる前は、「ウンコmp3」なんか絶対に再現できるわけがないと思い込んでいましたからね。
彼の不安は至極当然と言えるでしょう。

しかし、ここで、そんな彼に異議を唱える男がいました。

prison_seiyu01_08.png 
もちろん、この人しかいませんよね。
そう「どうかしている男」水島努監督です。

しかし、アニメの世界って、監督自らキャスティングも全部やるんですね。知りませんでした。
あの素晴らしいキャラたちの躍動感も全部この男のなくしては為しえなかったわけで、改めて、すごい男に作ってもらえたんだなとしみじみ感じますね。

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いったい、Mウラはどういうキャラを狙っているんだw

なんだか意味ありげな「どうかな…」ですけど、まったくそんなことはなかったですからねww
さて、噂をすれば、そんな“彼”がやってきたようですが……

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wwwwwなんだこの「伏線回収」はw
「監獄学園」本編みたいなノリになってきたじゃねーかw

「その挨拶は…」といい、ド ドという擬音といい、
やたらMウラがかっこいいキャラになっているのがちょっとムカつきますねw

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というわけで、“こんにちワ○リキー”の人は「アニメ監獄学園」ガクト役の小西克幸その人だったわけです。

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これって実話なんでしょうね?

キヨシ役の神谷浩史さんは、水島さんに頼まれて初めて原作を読んでその魅力にとりつかれたわけですが(「アニメ監獄学園を創った男たち」第三回より)、なんと小西さんは原作1、2巻のころからの大ファンだというのですから、驚きです。

そんな人なら、ガクトの本質を知り尽くしているでしょうから、きっと素晴らしい演技をしてくれるに違いないと思うのですが、Mウラは引くに引けないのか、「まだわからん」などと往生際の悪いことをほざいていますね。

そんなMウラの負け惜しみに対して、意味ありげにニヤリとする水島監督。
よっぽど自信があるようですが、なんでも彼は「音響監督」も兼任することが多いそうです。
どれだけ、すごい人なんだこの人は(驚愕)

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今回のクライマックスシーン。
なんだかよくわかりませんが、微妙に感動すらしてしまいましたよw

prison_seiyu01_14.png 
脱糞も辞さない覚悟の声。

まさに、「かっこ悪いことに全力に一所懸命だからこそかっこいい」という「監獄学園」の本領だと思います。
早川義夫の逆じゃないですけど、「かっこ悪いことはなんてかっこいいんだろう」ですね。

で、最後はセリフが台本と違うと監督から指摘されて
prison_seiyu01_15.png 
……とのたまう小西さんでオチ。
うわ、めんどくせえw
担当すら気づいていないところを指摘するとか、演者があんまり大ファンなのもちょっと考え物かもしれませんねw

というわけで、「アニメ監獄学園を創った男たち【声優編】」の第一回だったわけですが、
正直むちゃくちゃ面白かったですね。ていうか、前回のシリーズよりよかったんじゃないでしょうか、これ。

Mウラやツジ子もキャラが立ってきているし、本編顔負けの伏線ありきの「シリアスギャグ」とか、なんだか普通のマンガとして読めるものになっている気がします。
前回は「ドキュメンタリー」を装った“アニメ宣伝”マンガという色が強かったですが、いい意味でフィクショナリーなギャグマンガの匂いがするんですよ。

もちろん、小西さんが昔から「監獄学園」の大ファンだったというのは本当でしょうし、ツイッターの件も実際にあったのかもしれませんが、そんなの別に「制作秘話」でもなんでもないじゃないですかw

今回で私が初めて知った情報って「小西という声優はポケモンネタの挨拶をする」「水島監督は音響監督も兼任する」ということだけでしたからね。これですら、たぶんアニメファンの中では周知の事実なんでしょうし。

さて、次回はジョー役の浪川大輔さんだそうです。
キヨシ役の神谷浩史さんは前回のシリーズでやりましたから、4週連続ということは、この後、シンゴ役、アンドレ役となるんでしょうね。
男性声優陣をまとめて描いていこうということなんでしょう。

うーん、でもできれば女性陣の話も読みたいなあ。
特に花役の花澤さんの裏話とかすごく知りたいんですけどw
まあ、ぜひ第三弾として、アニメ監獄学園を創った男たち【女性声優編】をやってほしいですね。

それにしても、私は前回のグラビア特集の時に、アニメ2期はないだろうと書きましたが、ここまでヤングマガジンが押してくると、やっぱりアニメ2期もあり得るかもしれないと思ってきましたよ。
ていうか、ヤングマガジンとしてはやりたいけれども水島監督の空き次第ってところなのかもしれませんけど。


あ、あと、TVドラマ「監獄学園 プリズンスクール」第一話を見ました。

うん、思いのほか悪くなかったです。
特にオープニングで、原作の絵を見せてきたことに、原作の世界を壊さずに実写のフィールドで表現してみせるぞという、スタッフの「自信」を感じましたね。

それと、最後の引きが「これじゃあまるで監獄学園じゃないか!」というキヨシの叫びというのも、いかにもドラマっぽい第一話でいい構成だったと思います。

ただねー。あれって原作の第三話までしか話が進んでいないんですよね。
対してアニメの第一話は花ちゃんの野ションシーンで原作の第六話まで描いているわけです。
つまり、ただでさえ、全9話とアニメより3話少ないのに、展開がアニメの1/2の遅さなんですよ。え、このあと、どうすんの?ってなもんです。

いえ、本当はあのくらいのテンポでいいんですよ、本来、実写はアニメ以上に「タメ」が重要だと思いますし。
でも、正直、2話以降が心配ですよ。(これを書いている段階ではまだ2話は未視聴)
いったい、どこで帳尻合わせをするんだろうと。
どう考えてもカットしていいエピソードなんて見当もつきませんしね。
確かに「原作には忠実」なのかもしれませんが、無理やり切り貼りされたものを見せられても、ファンとしてはちょっと困るわけです。

あと、ひとつ違和感があったのは花ちゃんですね。いえ、女優さんはすごくかわいい方ですし、キャスティングにはまったく文句はないのですが、
なんだか、彼女の演技にムズかゆいものを感じてしまったんですね。
特に、最後のほう、芽衣子に責められているガクトを指さしての「そうだぞー」というセリフにはなんか違う…と思ってしまいました。

まあ、でも花ちゃんは2話以降、特にキヨシとの絡みからが本番ですからね。今の時点でどうのこうのいうことじゃないかもしれません。

それに、原作を読み返してみたんですが1巻の最初のころって、花はほとんどセリフがないんですよね。第5話「四つ葉と!」(なんつータイトルだ)で、監視役として付くまで、まったくといっていいほど、キャラとしての佇まいがありません。
つまりは、このころの花ちゃんは花ちゃんじゃないんですね。
そこに無理やりセリフを入れ込んだせいで、ああいった不自然な感じになってしまったのでしょう。

ガクト以上に、花というキャラは「監獄学園」を象徴している重要なキャラクターです。
TVドラマ版「監獄学園が成功するか否かは彼女にかかっているといっても過言ではないかもしれません。

ガクトの「覚悟の声」はBlu-ray第二巻で聞くことができます!
  

待望のコミックス19巻は12月4日発売。

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tag : 監獄学園

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