「砕け散るところを見せてあげる」感想~竹宮ゆゆこ作品史上もっともゆゆこらしく、もっともわかりやすい物語~

読み終えた直後のエントリーで、私は
「いまだ魂を持っていかれたまま」「言語化するのに多少時間がかかりそう」
と書きました。

で、今回、この竹宮ゆゆこ最新作の感想を書くにあたって、
なにか取っ掛かりがないと、うまく感想記事が書けないなと考えました。

とりあえず、サブタイトルから決めてみるかと思ったんですが、
そのときふと降りてきたのが
「竹宮ゆゆこ作品史上もっともゆゆこらしく、もっともわかりやすい」
というフレーズだったんです。

というのも、読み終えてからAmazonレビューをはじめ、ネット上にある感想を、ざっと見て回ったのですが、
思いの外、「わかりづらい」「終盤のアレは必要なかったのでは」といった声が多かったので、びっくりしたからなんですよ。

正直、「え、マジか」と思いました。
ひょっとして、自分はすごい誤読をしているんじゃないかと不安になりました。
というのも、私が読み終えてまず最初に頭の中に浮かんだことといえば、
「『ゴールデンタイム』のラストもこのくらいわかりやすく書いて欲しかったなあ」だったからです。

うん。この際、はっきり言いましょう。
私は竹宮ゆゆこファンとして、今まで「わたしたちの田村くん」「とらドラ!」「ゴールデンタイム」「知らない映画のサントラを聴く」と読んできましたが、
いいラストだなあと思ったのは、前作の「サントラ」と、今回の「砕け散るところを見せてあげる」だけです。

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tag : 竹宮ゆゆこ

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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪98~ノーガードではきつい冬の雨~

6月16日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪98に更新されました。

前回の衝撃の余波が未だ残っている最中での今回の更新。
多くのファンが、次はどういう話になるのかと注目していたかと思います。

私はといえば、次は絶対くだらない下ネタ満載の話を持ってくるに違いないと思っていましたw
もう何度言ってきたかわかりませんが、すっごく「バランス」を大事にする作家さんですし、
何より、こちらの期待に肩透かしで応えるのが、ある種作風になっているような人ですからね。

やっぱり井口さんあたりが有力候補かなとか、
そうすると紗弥加も絡むかもとか、あれこれ予測していたりもしていたわけです。
(今のワタモテってそういう「展開」を予想する楽しみがありますよね)

……ところが、今回のタイトルは「モテないし冬の雨」なんですよ。

mo98-01.png 
しかもこの始まりからして、なんかテンション低めなわけですよ。

お?まさかの2連続「痛い」系か?とちょっと身構えてしまっても仕方ないですよね。
まあ、こちらの期待の裏の裏をついてくるのもまた、谷川さんならばなので、
こういう「外し方」もあるなとは思っていましたがw

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tag : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

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「ゲレクシス」第5話まで読んでのメモ

えー、古谷実の最新作「ゲレクシス」ですが、
第2話まで読んだとき
「ここまでストーリーというか、作品の方向性を予測させないマンガもそうそうない」
と書きました。

で、6月14日発売のイブニングNo.13で第5話まで読んだわけですが、いまだにまったくわけがわかりません。
もうこれは本気で古谷さんやばいのではないかとちょっと心配になってきましたw

正直、面白いかといわれれば、かなり微妙です。
でも、すっごく続きは気になるんですよ。
今一番続きが気になるマンガといってもいいくらいなんですw
(といっても、別に褒めているニュアンスでもないのがなんとも……w)


そんな「ゲレクシス」ですが、
第5話になってようやく、いくつか気になることが出てきたんですね。
今回はそんなまだなんとも言いようがないモヤモヤ感をここに記録しておくためのエントリーです。

いわば、後々自分の考えをまとめるための個人的なメモ書きみたいなものですね。
他の人が見てもあまり面白いものではないかもしれませんが、何かの参考になればと。

※思いっきりネタバレしていますので、コミックス派の人などはこれ以下は見ない方がいいです。

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tag : 古谷実

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竹宮ゆゆこ先生のサイン会に行ってきました

6月4日に「砕け散るところを見せてあげる」の発売記念として、
竹宮ゆゆこ先生サイン会が行われるということで、私も参加してまいりました。

yuyuko_sign-01.jpg 
いやあ、サイン会なんて久々というか、正直十何年ぶりなので(笑)
けっこう緊張しましたね。

好きな作家さんに直接お会いできる機会というのはそうはないので、やはりファンとしてはうれしいことではあります。
でもその反面、不安というかすごく緊張してしまう場でもあるんですよね。

どういう人があの作品を書いているんだろう。
こわそうな人だったらどうしよう。
見当はずれな感想を言ってあきれられたりしないだろうか。

とまあ、そんなことばかり頭に浮かんだりもするわけですよ。

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tag : 竹宮ゆゆこ

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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪97~もこっちが成長したのも、ネモが人間だったからこそ~

6月2日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪97に更新されました。

やべえ。すげえ、すげえ、もうホントにすげえよ、これ。

いやあ、思わず小並感バリバリの感想から始めてしまいましたが、
もう読んでいて、むちゃくちゃ興奮しながらそんな言葉ばかりを口にしていました。

今回はある意味、“きーちゃん回”のような「怖さ」もあるので、
ひょっとすると賛否両論になるのかもしれませんが、
私個人としては、もうここ最近でも1位2位を争う超名作だったと、ここで表明しておきます。
(マジで喪91「モテないし邂逅する」に匹敵するくらい好きです。方向性はちょっと違いますけどねw)

それにしても、やはり前回の「息抜き」がうまくいきましたね。
うまく間を空けたことで、今回見事な力作を持ってきてくれました。

なんというか、「ワタモテ-2年目冬-」の第1章といった空気を感じたんです。
ああ、ついに次の章に移ったな、と実感させられましたよ。
人間関係の機微の深いところを描きながらも、
それでいて、しっかりワタモテらしいネタで笑わせてもくれましたし、
谷川さんの「本気出せばこんなもんよ」というドヤ顔が目に浮かんできますw

というわけで、それではさっそく見てまいりましょうか!


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tag : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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