「哲学」的ではなく、単純で純粋な物語~実写「サクラダリセット」とアニメ「サクラダリセット」を見て~

サクラダリセット」の実写映画の前編と、TVアニメの第2話までを見ました。
今回はそれらを踏まえた上で、原作ファンの立場として感じた事を綴っていきたいと思います。

なお、私は基本的に映画もアニメもあまり詳しくないので、「映画」としてどうとか「アニメ」としてどうだとかを評価するつもりはありません。そういった素養や知識もありませんし、その資格もないと思っていますので。
あくまで「サクラダリセット」という作品としてどうなのかということのみを語っていきます。

あ、あと一つ、おわびを。
前に『「サクラダリセット」を楽しむための5つのこと』という記事を書きましたが、
ごめんなさい、映画やアニメを見る限り、あの5つを押さえれば大丈夫とはさすがに言えない感じですね。初見の人にはやはり原作の世界をまず知っていないとハードルが高いかなというのが率直な感想です。

さて、どちらもまだ完結はしていないので、あくまで暫定的な評価ということをまずはことわっておきます。

その上であえて言いますが、実写とアニメどちらに軍配をあげるかとすれば、私は迷わず「実写」のほうを選びます。もちろん、どちらも問題点はあるのですが、現時点では「実写」のほうが「サクラダリセット」の世界を表現できていたと判断しますね。

原作への「忠実度」としては、アニメのほうが圧倒的に高いです。それは間違いありません。
それに対して「実写」は、キャラクター設定も含めてかなりアレンジしていると言えるでしょう。
しかしそれでも、「サクラダリセット」度は実写のほうが上です。

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tag : 河野裕

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「サクラダリセット」を楽しむための5つのこと~「ご都合主義」であるべき物語~

先日、実写映画の前編が公開になり、4月5日からはいよいよTVアニメも始まる「サクラダリセット」。
メディアミックスが発表になった際には記事にもしましたし、個人的にもスニーカー文庫時から愛読していた作品ですので、やはりいろいろと気になります。

イベントレポや試写会の模様もネットでいくつかチェックしてみたのですが、キャストやスタッフのみなさんがけっこう「哲学的な話」とか「わかりづらいところもあるでしょうけど」と話されているのが少し気になりました。
これだとかえって、初見の人にとっては逆にハードルが上がってしまうのではと、ちょっと心配になってしまったんですね。
実際、映画の感想やアニメの前評判を見ると、「見ていて混乱した」「なんか難しそう」という声もけっこう目についたんですよ。原作ファンとしては、それはあまりよろしくない状況なわけです。

まあ確かに、わかりやすい話ではないです。
シリーズ刊行中にも何度か映像化の動きがあったそうなのですが、「ルールの複雑さ」などで断念したという話があるくらい、映像化が困難な世界観なんですね。

でも、だからといって、こんな面白い話を知らないままでいるのはもったいないと思うんですよ。
そりゃあ、設定はややこしいですけど、言いたいことはすごくシンプルな話でもあるんです。
ファンとしては是非多くの人に知ってもらいたいわけなんです。

というわけで、今回は「サクラダリセット」の世界を楽しむための予備知識というか、いくつか押さえておきたいポイントを個人的な見解から整理していきたいと思います。
実写にせよアニメにせよ、もちろん原作小説にせよ、これから「サクラダリセット」を知る人にとって、何かしらの道しるべになればうれしいです。

※基本的な舞台設定や登場人物、あらすじ等は、各公式サイトでご確認ください。
大きなネタバレはしないつもりですが、まったくの予備知識なしで作品を楽しみたい方には、
↓以下以降は見ないことをお勧めします。



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「サクラダリセット」再起動~新たなる「サクラダリセット」の世界~

「サクラダリセット」実写2部作が2017年公開
>ライトノベル「サクラダリセット」シリーズが前後編の2部作として実写映画化され、野村周平と黒島結菜が出演することがわかった。

>さらに原作のテレビアニメ化企画も進行中。


えー、今更なのは重々承知ですが、やはりこの話題には触れないわけにはまいりません。
なんと、「サクラダリセット」がなんと実写映画化&テレビアニメ化されるというのです。
(※「サクラダリセット」とは、ちょうど2年前に当ブログでも紹介したいなくなれ、群青」の作者、河野裕氏のデビュー作になる作品です。)

すでに9月22日には情報が公開されていたらしいのですが、
私が知ったのはちょうど一週間前。

三連休最後の10月10日、いつものように都内大型書店をブラブラしていて、
ふと目にした平積み台の中に、
sakurada_obi01.jpg 
こんな販促帯を見つけたんですね。
一瞬え?と我が目を疑ってしまいましたよ。

だって、「サクラダリセット」というシリーズは、2012年の春にすでに完結していた作品だったのですから。

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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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